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ワリコミ! CLOCK ZERO ~終焉の一秒~

皆様こんにちは。
【CLOCK ZERO ~終焉の一秒~】担当、デザインファクトリーの島です。

気付けばPS Vita版「ExTime」が今月発売です。


今月。


今月......!? 本当に!?
待ってまだ心の準備が出来てないからもうちょっと待って。

という気分でドキドキしながら仕事してます。

発売日は4月23日(木)ですよ!!
みなさまぜひよろしくお願いします!

では今回もパーッとワリコミいってみましょー。

そういえば不定期でもブログカテゴリを
作ればよかったんじゃないかと思ったんですけど
うっかりタイミングを外してしまったので
これからもワリコミ専属でお邪魔します(笑)

▼公式ツイッター稼働中!

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アカウントはこちら→@cz_x_official

ExTimeや派生展開の情報発信、
ときどきキャラが呟いたりもします。

キャラツイートはけっこうフリーダムにやってます。
あ、そうそう先月はホワイトデーネタをお届けしたんですが
すみません情報屋さんがなかったのは、あえてです。

やろうと思ったんですが、あの人......距離ある時と
距離ない時の変化がだいぶアレで、まあつまりは発売前なのでね! 
彼からの言葉はゲームでぜひ楽しんでください!


▼公式サイト稼働中!

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http://www.otomate.jp/clock_zero/ex_time/

最近だと↑こんな壁紙やキャストコメントが公開されました!
浪川大輔さん、前野智昭さん、鳥海浩輔さん、
杉山紀彰さん、石田彰さん、須藤翔さんによる収録後コメントです。

いやあゲームの発売がワクワクするようなコメントばかりで......
なんか......胃が痛くなってきました......(緊張)

今回の収録もキャスト様方にたくさん頑張って頂きました......!
収録の思い出はたくさんあるんですが、ふと思い出したのは

浪川さん「相変わらず愛が重いな!」
島   「まあ鷹斗なので」
浪川さん「だよねー知ってる」

という会話だったりします。


そうそう、公式サイトでは来週から恒例の「アレ」
開始されますので、ぜひチェックしてくださいねー!
ちなみに、PSP版の時ほどは無茶してない。


▼B's-LOG様にて情報掲載!

4月発売号のB's-LOG様でも「ExTime」の記事を掲載して頂きます!

発売直前! ということでナガオカ氏の豪華な描きおろしも掲載予定。
序盤のプレイレポートや連載SSにも注目です。
SSのほうは壊れた世界の人たち総出演。はい、つまりカオスです。
さらに、ある新情報も......! 要チェックです!


▼4月バカ的なアレ

4/1限定で公開された恒例のオトメイトエイプリルフール企画。
みなさま、いかがでしたでしょうか。

まあ、コメントすることって言ったら

ウィンディーですよね。

アレ見たとき盛大に叫びたくなりました。


「全然ぬるくねえ!!!!!」


って。

ぬるキャラじゃないよそれガチキャラだよね!?!?!?
さすが相変わらずぶっこんでくるなと思いました。

このエイプリル企画、毎年複数タイトルが参加するため
素材の準備とかはけっこう早く始まります。
CZのページを作ったのはExTime開発中だったので
「どんなん作ったっけな......」と記憶が曖昧だったのですが。

......改めて見ると。


わりといつもの(ゆるい)ノリでしたね!


最初に「CZも参加してください」ってお話頂いた時には

「作品の内容に沿ったマスコット的なキャラクターで
 しかもご当地に関わるようなネタのある【ぬるキャラ】
 ......って難しくない!?」

と焦った島がふと思いついたのは、なぜか

「ビショップと反逆者の二人羽織」でした。もう自分の思考が謎。

マスコットと言えばウサギとカエルくらいしか......
でもそれだとぬるキャラっぽくはないし......カエルはカスパル先輩がいるし......
あ、狐のお面とか......? 京都だし! 伏見稲荷的な......
あ、奴のモフモフもマスコットみたいなもんだし(?)
いっそ一緒にしちゃえばいいんじゃないかな犬猿コンビ......。

ということで、ああなりました。

で、島がイメージしてた画像ではすごく気持ち悪い物体になってたんですが
ウタさんが超絶かわいいスタイリッシュなモフモフ仮面を作ってくれました。

え、島のイメージ画像?

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こんなんです。(ヤケ)

......ほら、なんか【ぬる】キャラっぽいじゃない......。

↓びふぉー

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↓あふたー

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ウタさんって本当にすごいと思う。


あ、キャラクターの会話は楽しく書かせて頂きました。
設定的に全員がああいう風に会話することってなかなかないので
またどっかでチャット風会話とかやりたいなーと思ったり(笑)

じつは某キングのスタンプはもう一種類あったんですが
尺の都合上カットになりました。ひとりだけスタンプ使いすぎだ。


そんなエイプリルフール企画。
皆様に少しでも楽しんで頂けたなら本望でございます。
記事を作ってくれたT.Sさんや取りまとめのスタッフ様お疲れ様でした!

<そういえば4/1と言えば個人的には悟浄というキャラの誕生日でもありまして。
 (【S.Y.K ~新説西遊記~】 絶賛発売中です。FDもあるよ!笑)
 主人公が作ったごちそうで幸せを噛みしめてるのかなあなんて思いました。
 あの夫婦はきっと相変わらずノロケ全開幸せ満開です。



▼株式会社KADOKAWA エンターブレインBC様より、
 「CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ HISTORIA」が発売中!

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詳細はこちら

ご購入くださった方、誠にありがとうございます。
まさかのゲーム発売前に書籍発売! ということで
お話を頂いた時には大変驚きました。

あれよあれよと先日発売となりましたが、
過去のビジュアルファンブックには載っていないイラスト、
B's-LOG様に掲載頂いた「ExTime」の情報や描きおろし再録、
開発スタッフのインタビューなども掲載されていますので
ご興味のある方はぜひともよろしくお願い致します。

そうそう、ドラマCDの裏話的なコメントのところで語ったんですが
「Nobody knows the world ~誰も知らない世界~ 」の没シナリオの一部。

せっかくなので、ちらっと公開しちゃいます。
ちらっとね。ちらっと。全部載せると長いから!(笑)

※全体的にゲーム本編のネタバレがあるため、潔く一括反転しています。

   SE:荒々しい足音+すぱーんとふすまを開ける音

反逆者
「しゅうやあ! てっめえ......やりやがったな!」

   BGM:【蝶紋の宴】
   台詞:終夜、↓大福をもぐもぐしながら(このセリフのみ)

哲学者
「なにを騒いでおる。新リーダーがそれでは、構成員の士気に
 関わるぞ。統率者たるもの、いかなるときも冷静でなければ」

反逆者
「大福食いながら喋んな。お言葉だがなあ、
 てめえもうちの頭脳担当なら、いい加減ボケた頭なんとかしろや」

哲学者
「私の頭脳はいつも冴えておるが?
 して、そのように慌ててどうしたというのだ」

反逆者
「オレの部屋に隠してあった秘蔵の酒、勝手に飲んだだろ」

哲学者
「む......言いがかりはいかんぞ。アレは楓と共に度胸試しの
 戦利品として使わせてもらっただけだ。大変美味であった」

反逆者
「威張って言う事じゃねえだろ! っつーか、楓もか!
 そういや昨日やけにヘラヘラしてたな......あいつ......!」

情報屋
「あのー......お取込み中、申し訳ないんだけど、いいかな」

反逆者
「あ? なんだ、英か。どうしたんだよ」

情報屋
「なんか修羅場っぽいけど、大丈夫? ケンカはよくないよ?」

哲学者
「ふ......案ずるな。これはコミュニケーションの一環である」

反逆者
「......よし。今日の夕飯はてめえの分だけおかず抜いてやる」

哲学者
「なんだと......!? 寅之助、それだけはならぬ!
 そのような鬼の所業......人として許されぬぞ!」

情報屋
「まあまあ、2人とも落ち着いて。できれば僕の話聞いてくれる?」

反逆者
「あー......悪ぃ。で、なんだ? そういや......弟に会えたんだってな」

情報屋
「あ、うん。その報告と......この前、お願いした件。どうかなって」

反逆者
「面倒な奴らの説得は終わったぜ。
 キングに会わせてやることは可能だ」

情報屋
「! じゃあ......」

反逆者
「だが、オレを納得させられたらな。......英、なに考えてる?
 ミーハー気分で取材したいとか、そんなんじゃねえだろ」

情報屋
「......そりゃね。あのさ、冷静に聞いてね。
 当面の復興にキングの協力を頼めないかなって思ってるんだ」

反逆者
「......は?」

哲学者
「つまりキングの知識や能力を頼りたい......と?
 今も解析に必要な情報は、あやつから聞き出しておるが」

情報屋
「でも、全面協力じゃない。そうだよね?」

哲学者
「......さようだ。キングは、必要最低限のことしか話そうとしない。
 文字通り、無力化している......と言ってもいいだろう」

反逆者
「っつーか、キングに協力を求めたなんて知れたら、
 国民が納得しねえ。今もほとんどが政府に反感持ってんだ」

情報屋
「それはわかってる。......ごめん、まずは現状確認をさせて。
 今、最も急務なのは治安維持。この認識は一致してるよね?」


この先もだいぶ長い。

あとこのドラマCDに出てくる、「看守」さん。
この人、じつは元政府の人間だったりします。
彼と情報屋の会話も当初あったのです......(´o`)
なぜ元政府の人間が重要施設の看守なのか、
彼は『キング』をどう思っていたのか。

......色々想像してみてください(笑)



▼オトメイト in ナンジャタウン2015~EARLY SUMMER FESTIVAL ~ 開催決定!

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公式情報はこちらから→http://www.namco.co.jp/tp/namja/news/000403.html

イベント開催期間:2015年5月15日(金)~7月5日(日)

イベントに登場するのは全部で7作品!
「AMNESIA」、 「CLOCK ZERO ~終焉の一秒~」 、「Code:Realize ~創世の姫君~」、
「DIABOLIK LOVERS」、「NORN9 ノルン+ノネット」 、「薄桜鬼」、「華ヤカ哉、我ガ一族」

......ということで!
オトメイト×ナンジャタウンのコラボイベントにCZも参戦します!
色々と監修がまわってきているのですが、今からワックワクな感じです。
今後の続報をお楽しみに!



▼ステラワース店頭が2015年5月1日リニューアルオープン!

リニューアルオープンを記念して、店頭でフェアが開催されます。
詳しくはステラワース様の公式サイトをご確認ください。
http://stellaworth.blog.fc2.com/blog-entry-2279.html

【期間】
2015年5月1日(金)~5月6日(木祝)

フェア企画の一部ではステラワース店頭にて3,000円お買い上げごとに、
「CLOCK ZERO」オリジナル缶バッチをランダムで1つプレゼントとのこと!

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お買い物の予定がある皆様、ぜひよろしくお願い致しますー。


▼えくすたいむ語り

今月発売ですねえ......。
開発始まったのが遠い昔のようにも最近のようにも感じます。

「ExTime」は新規要素など色々とありますが、
ボリュームが大変なことになりました。(主に央ルートのせい)
移植じゃない。これは移植じゃない......いや移植だけど......。

では、ちらっと語っていきましょう。


・攻略順について

昔からメールなどでお客様に「オススメ攻略順」を聞かれるのですが
島は基本的にはっきりお答えしたことはありません。
やはりゲームは手探りで自由にやって頂きたいなと思うのですが
CZはわりと攻略順で印象が変わる作品でもあるのは確かなので
ここで初! オススメ攻略順をお伝えしたいと思います。

ただあくまで島の個人的見解ですので、参考までに。
この通りやらなくてもまったく問題はありません。

一応反転しますね! 
あとこれ見ると「央の攻略」に関しても答え丸わかりなんで
何も知らないでやりたい人は反転しないようご注意ください!

<理一郎→円→寅之助→央→終夜→鷹斗>

......です。
理由とか言っちゃうとネタバレだし野暮なので割愛。


・キャラごとに思うこと

ExTime開発で再びキャラにどっしり向き合い、
改めて思うことが多々ありました。
それをちょろっと語っていこうかなと。

明確にどのシナリオというわけではなく、
この作品全体においてのキャラクターについてです。

ということで今回は「央」「終夜」「寅之助」について。
いつもとは順番逆からいってみます(笑)
 

【寅之助】

以前から心情がいちばん描きやすいキャラクターでした。
複雑なように見えて単純なんです。単純だからこそ根が深い。

彼は環境というか「出会い」によって大きく変わるキャラの1人でもありますね。
それは主人公だけでなく、「誰か」の想いによるものでもあり。

「ExTime」の後日談では、
壊れた世界とは違う状況で成長した彼だからこそ
自分と向き合い、主人公に対して見つけだせた答えがあります。

4年前の開発当初はそんな言葉が彼から出るなんて想像もしなかったのに。
それは今回の制作中、すんなり出てきた言葉でした。
彼の純粋な未来への願い。
ぜひ見届けて頂けたらと思います。


【終夜】

初代開発当時はあまり手がかからなかった記憶があります。
(それ以外に手がかかるキャラが多すぎたとも言う)

......が、改めて今回、彼も相当面倒だなと思いました(笑)

とぼけたところとか、斜め上なところではなく。
根幹にある自己犠牲や他者への慈愛ゆえに、
ものすごーーーく幸せにするのが大変なキャラです。

なかなか幸せを享受してくれない。
だからこそ愛しい部分もあるのですが......。

ExTime開発中の思い出と言えば、
終夜の後日談をデバッグしていて夜中に泣きました(笑)
シナリオ作ってるし収録もしてるし、ていうかデバッグだし
内容全部わかってるのに泣けるなんて思わなくて驚きました。
彼の抱える愛しさを、皆様に感じて頂けたら嬉しいです。

【央】

※何も知らない状態でプレイしたい方はざくっと飛ばしてください!

彼もたいがいめんどくさい人でした。
他のキャラとは違った意味で、手ごわいです。

「普通」というのは、「好き勝手生きてる」とは違います。
周囲と同調できるのは、それだけ自分を律しているということ。
自然に見えてもどこか「無理」をしているということ。
彼にとっては「無理」をしている自覚はありませんが、
親しくなればもっと本音を見せて欲しいと思うのが人間。

しかし彼は肝心なことは口に出しません。
だって誰かの願いを大事にする人だから。

......うん、とても大変でした(笑)

ということで、央ルートの「キーワード」をご紹介。
対になるキャラ「情報屋」のワードも含まれてます。

「兄として」「まっすぐ」「本物の料理」「なんとかなるよ」
「希望」「名も知らない青年」「誰かの正義と誰かの願い」
「ただいま」「縮められない距離」「ソファと寝室」「薄明り」
「信じる勇気」「言えない理由」「絶望を知らない」

「......僕はね、君をここから連れ出したい。だから来たんだ」


・ExTimeに追加される現代END後日談(の後日談)について

......あまり語りたくない!(笑)

なんだろう、初代もPSP版もこんな気持ちにならなかったのに
なんだか「もったいない」って気持ちが強いです最近(笑)

ボーナストラックに収録される、「特典」としてのシナリオです。
可能性としての未来。幸せな「もしも」が垣間見える物語。
やりすぎてしまうとテーマがブレるので、ボリュームもわりとコンパクトです。
だからこそ細かいこと抜きに楽しんで頂けるかなと思います。

公式サイトでチラ見せしていますが、グラフィック面でもお楽しみに!

また、他媒体で公開済みのものですが
各キャラのテーマと台詞を改めてご紹介。
いつものごとく名前表記はナシです(笑)

・出逢えた奇跡

「明日のことはわからないから。
俺は今、大好きな君に気持ちを全部伝えたい」

・ふたりだけの思い出

「......知ってる。
お前がオレのこと、大好きだって。ちゃんとわかってるよ」

・夢が叶った日

「10年後も、その先もずっと、
あなたにとっての特別はぼくであってほしい」

・家族の意味

「......いっそ、駆け落ちでもするか?」

・未来に繋がる絆

「......そなたと新たな記憶を紡ぐ
ことができれば、それだけで幸せだ」

・友達から恋人に、恋人から――

「......これからは、ずっと傍にいるよ。
もう、寂しい思いはさせないから」



▼おみやげ

最後におみやげです!
これホント早く出したくてうずうずしてたの!(笑)
以前CZで定期ブログをやっていたときにシステムパーツのT.Sさんが
作ってくださっていた各キャラの「連載壁紙シリーズ」

終夜まであったんですが......今回欠かせない人物がいますね......?
ということで、T.Sさんに拝み倒して作ってもらいました!ワーイワーイ

【PCサイズ】

nakabapc.jpg

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【PS Vitaサイズ】

nakabavita.jpg


jouvita.jpg

超可愛くないですか......!
対になる二人のキャラ性が表れていて、島もすっごくお気に入りです。
PC版とPS Vita版のサイズがありますので、ぜひお持ち帰りくださいね。

過去のブログを見たことない方のために、
これまでの壁紙シリーズも置いておきます。

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さて、今回はこんなところで!
次は発売直前に来れるか来れないかといったところです(笑)
発売当日はもちろん更新しますのでお楽しみに!

開発は終わったんですが、色々とバタバタしています。
作品を好きでいてくださる皆様に、今後も細々と
なにかお届けしていけたらなと思っておりますので
今後ともよろしくお願い致します。

PS Vita版で初めてプレイする方にも
本作を隅々まで楽しんで頂けたら嬉しいです。
少しでも琴線に触れるなにかがあることを願って。


あ、明後日は円の誕生日ですね。先に言っておこう、おめでとう!
(ちゃんとしたお祝いはまた改めて。)

それでは、また。


▼島のぼやき

先日、あるシナリオを作っているとき

鷹斗「飲み物も来たことだし、」

という台詞が

鷹斗「撫子も来たことだし、」

と誤字(?)っていることにひとりで大笑いしました。

その場に撫子いないのに。全然関係ないのに。
鷹斗の台詞はこういうことよくあります。口癖か、口癖なのか。
もう本当に文脈関係なく「撫子」って単語が混じってたりする。
なんなんだろうこの子。

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