ワリコミ! Code:Realize ~創世の姫君~ 1周年!

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【Code:Realize ~創世の姫君~
 今日までを振り返るSS 文:一ジョー】 


(※のどかな昼下がり。サンの屋敷にて――)


インピー 「パンパカパーン!
      ということで、本日はとってもオメデタイ!
      【Code:Realize ~創世の姫君~】 発売1周年記念だよ~!
      イエーイ、イェイイェ~イ! どんどんぱふぱふ~!!」


ルパン  「............」

ヴァン  「............」ショットガン カマエ

フラン  「............」

サン   「............」

カルディア「............」

ドラちゃん「............」


インピー 「あれぇッ!? 皆、テンションひっく!?
      どうしたの!? ゲーム発売1周年だよ!?
      大切な大切な、アニバーサリーだよ!?
      もっと元気にやっていかないと......!
      そしてヴァンだけはいつも通りだね!?」

ヴァン  「お前が【遺影】を望んだからだろう......?」

インピー 「なんで俺がバカみたいな雰囲気で返すの!?」

ルパン  「いや......インピー。
      テンションが低い――とか、どうこうじゃなくてよ。
      そりゃ固まるだろ。急にそういう感じで始められたらよ」

ドラちゃん「ふむ。今回のSSでは、
      【ゲーム】......とか言ってしまっていいのか?」

フラン  「......いいみたい、だね?」

サン   「ふふ。
      インピーの言うように年に一度の特別な日ですから。
      今日くらいはそういった発言も許されるのでしょう」

ルパン  「そういうもんかねぇ」

インピー 「そう!
      今日はそういうのがOKな日なのです!
      なので、皆でこの大切な1周年を
      ババーンと盛り上げちゃおうじゃない!」

カルディア「......盛り上げる......どうやって?」

インピー 「それは――......えー......
      これから皆と考えて行きたいなーって......うん」

ドラちゃん「なんだ。
      率先して騒いでいた割に無策とは頼りない」

フラン  「あはは、インピーらしいなあ」

ヴァン  「......! 私にひとつ考えが――」

カルディア「ヴァン?
      インピーを祝砲代わりに吹き飛ばすとか、
      そういうのはしちゃダメ」

ヴァン  「..................」

インピー 「なんでしょんぼりしてるの!?
      そしてカルディアちゃんも
      なぜナチュラルにその発想が!?」

サン   「日頃の行いですかねえ」

フラン  「伯爵は悪気なく言うから怖いなあ......」




ルパン  「しっかし......1周年か」

ルパン  「早いもんだな......
      月並みな感想だが、
      ついこの前発売したように思えちまう」

カルディア「うん。
      それから、たくさんたくさん......
      本当にたくさんの人に支えられて今日まで来た」

フラン  「ホントに嬉しいよね。
      こんなに応援してもらえてさ。
      えっと......ファンブックだけでも3冊......だよね?」

ドラちゃん「ゲームはまだ1本だけだというのになあ。
      これはもしかしなくても凄いことだな!?」

カルディア「インピーがこの前、
      間違えて同じものを買ってた」

インピー 「うわあ!? 男の秘密を暴かないでカルディアちゃん!」




サン   「ふふ......そういった有難いお話としては、
      飲食店などとのコラボレーションも大変な賑わいでしたね」

ルパン  「ああ~......確かにな。
      メニューの数もたくさん用意されてたもんなあ。
      どれもこれもめちゃくちゃ美味ぇし」

ドラちゃん「はいはい!
      余も手製のジュースを考案したぞ!」

ヴァン  「お前の手製は本当に手で握りつぶしていたからな......
      ああ、そういえば私の料理は【当然だが】好評だったようだ」

インピー 「............」

カルディア「インピーが不思議な顔してる。
      優しいような、悲しいような――」

フラン  「たぶんきっと、お母さん的な心情じゃないかな......」



ルパン  「あとは......アレだな。
      オトメイト最大の祭典。
      オトメイトパーティーに揃って出場」

インピー 「あ、オトパねオトパ!
      もうほんっとーに楽しかった!
      あんなにたくさんのカワイ子ちゃんたちに
      きゃーきゃー言われてさ~......
      インピーさんの人生最大のモテ期が到来してたね!?」

ヴァン  「......ふむ。
      私に任せればおそらく10秒と経たずに、
      きゃーきゃー言われる身体にしてやれるが?」

インピー 「悲鳴はノーセンキュー!」

フラン  「ホントにすごかったなあ。5000人だもんね。
      皆でああいったお祭りごとが出来ることって、
      本当に幸せなことだよね」

サン   「ええ、非常に貴重な機会ですし......
      私も感謝以外の感情がでてきませんね」

ドラちゃん「むぅ~............」

カルディア「ドラちゃん? どうしたの?」

ドラちゃん「......べ、別になんでもないぞ。
      ヘルシングたちが呼ばれているのに、
      吸血鬼の王たる余が呼ばれないということに
      ほんのちょっとだけ拗ねているとか――そんなことは、ないッ!」

カルディア「ふふ。そうだね。
      もし次にそういうお祭りがあったら......」

ルパン  「そん時は、
      お前たちも一緒に出れたらもっと最高だよな」

カルディア「......! うん」

インピー 「カルディアちゃんと一緒のステージ......!
      ううーん、楽しくなる予感しかしないね!?」

ヴァン  「ふむ......
      では私がルパンのために
      あの探偵も呼んできてやろう」

ルパン  「はあっ!?
      や、やめろやめろ! 超いらねえよ!
      そもそもあいつはルパン一味じゃねえだろうが!」

サン   「そうは言いますが......
      貴方が嫌がれば嫌がるほど、
      きっと彼は出演したがると思いますが――」

フラン  「あはは。本当にルパンの天敵だね」

ルパン  「た、楽しそうに言うんじゃねえっての......!」



カルディア「それから、まだまだある。
      ファンディスク制作。
      アニメ化だって控えてる」

サン   「ええ。これだけ多くの作品がある中で、
      そのような大舞台に選んで頂けたこと......
      これもまた、私たちを支えてくださる皆さんのおかげですから。
      どれだけ感謝を重ねて足りませんね」

ヴァン  「ファンディスクの内容とやらは――
      ふむ、流石に今は明かせないが......
      だが期待してくれて構わないそうだ」

ドラちゃん「余も今から楽しみだぞ! ふぁんでぃすく!」

インピー 「俺とのラブラブな日々。
      楽しみにしててよね~!」

ルパン  「はは、そりゃお前だけの話しじゃねえけどな」

フラン  「......アニメ、アニメかあ。
      すごいよねえ。どんな風になるんだろう?」

カルディア「まだまだこれからって聞いた。
      でも、きっと動くシシィが見れる......だから幸せ」

ドラちゃん「おお! そうだシシィ!
      ふふふ......我が闇の軍勢として
      きっともふもふと動くに違いないぞ!!」

カルディア「もふもふ......!」

ドラちゃん「もふもふ......!」

サン   「おやおや? 期待のあまり
      謎の共通言語を生み出しましたね」



フラン  「............うーん」

ヴァン  「フラン、どうした。
      えらく険しい顔をしているが......」

フラン  「いや......
      動く【ネモ】も出てくるんだなあ。
      って思ったら、こう、なんか......」

ヴァン  「......ああ、なるほどな。
      安心しろ、いつでもショットガンを貸してやる」

フラン  「あはは。
      そんな、インピーじゃないんだから」

インピー 「フランちゃん!?」




ルパン  「ああ、そうだ。
      グッズもたくさん出してるよな。
      まあ......俺もこっそり集めてたりするんだけどよ」

フラン  「あ。僕、アクリルキーホルダーが好き」

ドラちゃん「余も余のグッズは集めておるぞ!
      王として威厳があるだろう!?」

カルディア「ふふ、そうだね。
      とっても似合ってる」

サン   「それと......最近公開されましたが、
      カレンダーやタペストリーなど大判でも楽しめますから。
      もしよろしければ是非手に取って頂きたいですね」

ドラちゃん「来年は余も映りこんで見せるぞ!
      皆、引き続きの応援を頼む......!!」



ヴァン  「最近――で言うならば、
      キャラクターCDなるものも発表されたな」

カルディア「うん。皆の歌が聴けるなんてすごく嬉しいこと」

ドラちゃん「うむ!
      あの酒場で聴いた歌はとてもよかったな!
      中でも......――」

ルパン  「おおっと、ドラちゃん?
      そいつはそこまでにしておきな。
      後できちんとした説明が予定されてるからよ。
      今はまだまだお楽しみ......ってことで」

ドラちゃん「む? そうなのか......
      よし、ではまだそれは内緒だ!」

インピー 「しっかし、
      まさかヴァンまで歌っちゃうとはね~......
      インピーさん的には超意外な出来事だったカモ」

ヴァン  「......ふん。
      あれも一味の活動として割り切ったことだ。
      なんなら童謡でも全力で歌いきって見せるぞ?」

カルディア「ヴァンの童謡......? 想像できない......」

サン   「......ふ、ふふ、ふふふふ......!」

フラン  「伯爵がツボに入ってる......」




ルパン  「――ファンディスクにアニメ化。
      キャラクターCDにたくさんのグッズやコラボ......
      何度言っても言い足りねえが、
      応援してくれる全国のレディがいてこそだ」

インピー 「そうそうその通り!
      俺たちの今があるのは、愛しい皆がいるからこそ!
      今年はもちろんだけど、来年もその先も。
      今日はず~っと嬉しい一日なんだと思う!」

ヴァン  「だからこそ私たちは全力でそれに応える。
      アニメ化やキャラクターCD......
      未知の領域であることは確かだが、
      この先もお前たちが共にいてくれることを願っている」

フラン  「君と一緒にいれたら、
      僕たちも本当に嬉しいからさ。
      Code:Realizeの世界を広げられるように頑張るね」

ドラちゃん「余も頑張るからな!
      余の応援を忘れてはならないぞ!?」

カルディア「私も......私に出来ることを一生懸命やる。
      だから、また一緒に貴女と遊びたいし、
      一緒に過ごしたい」

サン   「限りある人生の中の大切なひと時。
      そのひと時を貴女と過ごせる喜び――
      私たちの全員が、噛みしめていますよ。
      どうぞ今後とも、よろしくお願いしますね?」




インピー 「はい! それじゃあ、いい感じに盛り上がった所で!」

ルパン  「......盛り上がったか?」

ヴァン  「私に聞くな......」

インピー 「はいそこ水差さないの!
      最後はきちんと挨拶してちょーだい! せーっの......!!」





全員  「来年も、よろしくお願いします!!」







~黄昏アジトにて~


アレスター「............」ケーキ ノ ウエデ ハナビ パチパチ

フィーニス「............」

アレスター「............」

フィーニス「......なにそれ?」

アレスター「ん......?
      見てわからないかね?
      コドリア1周年、そのお祝いのケーキだよ。
      ネモくんが黄昏全員分を張り切って作っていたぞ」

フィーニス「......ネモ......?
      ああ、あの変わり者ね」

アレスター「一応毒見をしたのだが......
      至ってシンプルな苺のショートケーキだったよ。
      普段奇抜な彼からは考えられないくらい、普通だな」

フィーニス「......へえ。美味しいの?」

アレスター「不味くはないね」

フィーニス「ふうん......?」

アレスター「......いらないかね?」

フィーニス「............」

アレスター「............」

フィーニス「......いらないとは言ってないよ」

アレスター「ふふふ。君は素直ではないな」




............ということで!!!

皆様、お久しぶりです! 一(にのまえ)ジョーです!

【Code:Realize ~創世の姫君~】本日で1周年!!
本当に有難いことです! DOGEZAで地面が抉れるほどに!!
そして記念SSなども書いてみましたよ~。
ホントはオールキャラ出そうかなと思ったんですケド、
あんまりにも長くなってしまったので......申し訳ない!


けどきっと、各々祝ってくれていると思います。


レオンハルトとヴィクトリアはきっと、
警備中のレオンハルトにこっそりと
ヴィクトリアが差し入れをしつつ――。

ショルメはある人との思い出を振り返りながら――。

ギネヴィアとオムニブスはあの庭で紅茶を楽しみながら。


本当に多くのご声援を糧にこの1周年を迎えることができ、
制作担当者としては本当に感無量といった所です。

ルパンたちも言っていましたが、制作1年という
まだまだ生まれたての作品ではありながら、
ここまで多くの展開が可能になったこと。

それは支えてくださる皆様がいるからこその実現です。
いつもいつも、本当にありがとうございます。

こちらとしては、
その中で皆様に満足していただけるように
精一杯努めることでしかお返しができませんが......

代わりにそのひとつひとつに、
魂を込めるよう精進していきますので!
今後とも、よろしくお願い致します!!

ではでは、ちょっと短いですが本日はここまで!
でもまた来週ワリコミやります!
冬の市のグッズとかキャラクターCDの
ご紹介をさせていただきますので!!
冬タぺの裏側SSとかね! か、書けたら書くよ! 頑張る!


以上! 一ジョーでした!(>∀・)b

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