オトメイトスタッフブログ

忍び、恋うつつ ― 雪月花恋絵巻 ― 巻の十一

......(╹◡╹)(╹◡╹)

こんにちは。

忍恋のスクリプト担当・片乃とみかふぃです。
引き続き、私たち2人でお送りします。

早速ですが、質問コーナーにいっちゃいましょう!


♡質問コーナー♡

片)ユーザー様からこんな質問をいただきました。

「半蔵は、私には家族がいない的なことを言っていましたが
本当に誰も家族がいないんですか?
お母さんとか、兄弟とか...
ほかのメンバーも、家族構成を知りたいです!」

み)あ! それは私も気になります。
片)じゃあ、これは彼らに直接質問してみましょうか!
み)誰が聞くんですか?
片)それは彼女しかいないでしょう!


ドーン!!

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かえで「私にお任せください!」



かえで「えーと...あ、あそこに!」

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咲助「おう、どーした?」

かえで「猿飛君のご家族について聞いてもいいかな?」

咲助「な、なんだよ突然」

かえで「ごめんね、答えたくなかったら別にいいんだけど...」

咲助「べ、別に答えたくないわけじゃ...(家族のことを聞きたがるってことはまさか...)」

かえで「じゃあ、教えてもらってもいいかな」

咲助「お、おう。うちは親父とお袋と俺、あとは使用人とか親父の弟子とかかなぁ」

かえで「そうなんだぁ。なんだか賑やかそうだね」

咲助「ああ、この間もさぁ...」

かえで「あ! 霧隠君たち! 確か2人ともこの後仕事に行っちゃうはず...! 今聞かなきゃ」

かえで「ごめん、猿飛君。ありがとう! またね」

――スタスタスタッ――

咲助「え」


kuro.pngtada.png

かえで「待って!! 霧隠君、忠人君―!」

忠人「あ! 先輩!」

蔵人「片桐、どうした」

かえで「2人のご家族について教えてもらえるかな」

忠人「僕には兄ちゃんだけだよ」

かえで「!!」

忠人「親戚はいるけどね。でも兄ちゃんと一緒に山菜を採ったりご飯を作ったりして
毎日楽しいよ」

蔵人「忠人......」

かえで「そっかぁ、2人はすごく仲がいいんだね」

忠人「うん! そーだよ!」

蔵人「......! すまん片桐、仕事に遅れそうなのでここで失礼する」

忠人「じゃあね、先輩!」

かえで「うん、がんばってね!」


かえで「うーん、次は誰に聞こうかな...」

かえで「ん? 何か背後に気配が...」

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かえで「...我来也君? そこで何してるの?」

我来也「な、な、何もしてないんだぞ」

かえで「え、でも...」

我来也「お前が皆に何か質問しているから僕にも質問してほしい、
だなんて思ってないんだぞ」

かえで(きっと質問してほしいんだね)

かえで「えっとね、我来也君のご家族のことを聞きたいんだけど...」

我来也「!!」

かえで「あ、ごめんね。言いたくないならいいの」

我来也「我は竜王! 唯一無二の存在!!」

かえで「そ、そうなんだぁ...」

我来也「しかし、新たに家族としての契りを交わすことはやぶさかではない」

かえで「え? 何か言った?」

我来也「な、何でもないんだぞ!」

かえで「そ、そう...。じゃあ私、他の人にも聞かなきゃ。またね」



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大介「やあ、子猫ちゃん」

かえで「穴山先輩、どうしたんですか?」

大介「皆の家族について聞いてまわってるって噂を耳にしたんだけど」

かえで「はい、そうなんです。あ! 穴山先輩のご家族のことを伺ってもいいですか?」

大介「うちは父と...義母だよ」

かえで(ん...? 義母?)

かえで「ご兄弟はいらっしゃらないんですか?」

大介「いないよ、多分ね...(ニヤリ)」

かえで「え?」

大介「あ、そうそう。医療室に行かなきゃ。じゃあまたね、子猫ちゃん」

かえで(行っちゃった......)


かえで「中庭まで来たけど...誰かいないかなぁ」


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半蔵「何をしている」

かえで「え、うわぁ! 服部君!」

半蔵「家族について聞いてまわっていると耳にしたが、本当か」

かえで(服部君まで...。もうそんなに噂に...!?)

かえで「そうなんだ。服部君は、ご兄弟はいるの?」

半蔵「自分には親兄弟はいない」

かえで「そうなんだ...」

半蔵「聞きたいことはそれだけか。じゃあな」

――シュッ――

かえで「あ、え、あの...。ちゃんと聞く前に行っちゃった」



かえで(生徒会室に来てみたけど、由利君は...)

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鎌清「片桐さん、何をしているんですか?」

かえで「ゆ、由利君!」

鎌清「家族構成について聞いてまわっていると伺いましたが?」

かえで「由利君も何で知ってるの!?」

鎌清「咲助や我来也先輩が貴女に質問されたと騒いでいましたから」

かえで「そうだったんだ...」

かえで(だから穴山先輩も服部君も耳にしてたんだ...)

鎌清「それで次は僕ということですか」

かえで「うん」

鎌清「コホン。僕の家は父と母、兄の4人家族です」

かえで「お兄さんがいるんだね。一人っ子だから羨ましいなぁ」

かえで「今度会ってみたいな」

鎌清「えっ......!!(激照れ)」

かえで「あ! トラ柄の襟巻きが! ごめん由利君、もう行くね。ありがとう」


――スタスタスタ――



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かえで「秀虎君」

秀虎「おう、お主か。何用じゃ」

かえで(えっと、お父様は将軍様で、お母様は...。だったら...)

かえで「秀虎君にはご兄妹っているの?」

秀虎「弟や妹はいるが、あまり会うことはない」

かえで「そうなんだ...」

秀虎「それよりかえで、これから儂の鬼切丸に乗って一緒に大福屋まで行かぬか」

かえで「お誘いは嬉しいんだけど、まだ質問しなきゃいけない人がいるから...
また誘ってね」

かえで「じゃあね」



かえで「あとは誰に聞こうかなー」

――たったったったったったっ――

――ドンッ――
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幸影「危ないよ。廊下は走らないで」

かえで「真田先生、すみません」

幸影「次からは気をつけてね」

かえで「はい! ...あ、真田先生!」

幸影「何?」

かえで「先生のご家族について伺ってもいいですか?」

幸影「俺の家族? そんなの聞いてどうするの?」

かえで「皆に聞いているんですけれど...」

幸影「俺は先生だからね、家族については極秘事項だよ」

かえで「そうなんですか!?」

幸影「そういうわけなんだ。じゃ。遅くならないうちに帰るんだよ」

かえで「はい、先生さようなら」

――スタスタスタ――

幸影「...本当は極秘事項じゃないけどね」



かえで「真田先生に、遅くならないよう言われたし、もうそろそろ帰ろうかなー...」

――ゴンッ――

かえで「あいたたた...」

???「ん......」

かえで「何かに躓いたみたいだけど...」

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宇喜多「だる......」

かえで「宇喜多先輩」

宇喜多「Zzzzz...」

かえで「宇喜多先輩、こんな所で寝てたらダメですよ」

宇喜多「ぐー......」

かえで「宇喜多先輩ってば!」

宇喜多「ぐー......」

かえで「これじゃ、家族のことを聞くなんて無理。っていうか、私帰れない!」

かえで「宇喜多先輩、起きて――――――


宇喜多「ぐう」




安定の宇喜多でしたね! 
どうですか皆さん、彼らのことがなんとなくお分かりいただけたでしょうか?

それでは、今回はこの辺で......。

ニンニン(╹◡╹)ノ☆⌒(╹◡╹)

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