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どうも、毎週お馴染み
デザインファクトリーの中村Ｄです。

先日からちょいちょいお話が来ていたんですが、
↑や↓で言っている「忙しい理由」とは別件でなんと――、

"あの"グッズの制作が決定！

......したかも？しれません。

発売はスムーズにいって来年かな？
現状出来もいい感じなので、どうぞお楽しみに。
ヒント：プラモではないです（涙）

あ、それと今回の記事からネタバレ部分には
最初と最後に警告を入れてあるので、
ＮＧな方はそこだけ読み飛ばすようお願いします。

○「忙しい」の件

１ヵ月近く引っ張りましたが、ついに発表します。

悠久のティアブレイド -Lost Chronicle-
公式アートワークス発売大々々決定！！！！

しました！

表紙はもちろん原画２人による描き下ろしとなっていて、
さらに中村Ｄ＆いけ＆きなみ由希３名へのインタビューや
Ｂｏｕさんのロボデザラフ画、本編未使用の各種素材なども
バッチリ収録してもらいました！

気になる発売日の方は１１月２５日予定なので、
みなさんどうか財布には余裕を残しておいてくださいね！

......で、【３つの内もう１つ】も多分、
今週中に発表される......のではないかと思います。

ネタバレ注意ここから！！

○キャラクター紹介・３週目！
今週も言ってみましょうキャラ紹介３週目。
今回は予告通りヤジュルのターンとなります。

まず、例の２つの問いに対してのヤジュルルートの答えですが......、

Ｑ１→過去
Ｑ２→未来

となっています。

Ｑ１については彼自身が丁寧に説明していたので簡単ですね。
ヤジュルはあの価値観の中で達観し過ぎた結果、
「自分の将来なんてどうなろうと知ったこっちゃない」と、
ある種の自暴自棄からあんな凶行に及んだわけです。

（あ、ちなみに彼の場合のＱ２の解釈は......、
　ちょい苦しいのですが、代償としてではなく、
　【自ら放棄した結果、皮肉なことに限界を超えてしまった】
　という意味で受け取っていただければ......！）

で、そんな彼のルートなのですが、
他との大きな違いはあれが「答えを出すまでの物語」ではなく、
「答えを撤回（妥協）させるまでの物語」だったという点ですね。
「過去をほとんど意味のない物にする代わりに、
　代償に放棄していた未来を少し取り戻した」
ざっくばらんに言えば、これがヤジュルルートです。

......ただしかし、ここで問題になってくるのが
彼があまりにもやらかし過ぎていたという点（滝汗）

この点に関してはもうプレイヤーの考え方次第だと思います。
物語の視点が現代イヴ側で、さらに彼女には
【ヤジュルを許さざるを得ない理由】があったために
本編は彼を許すことでハッピーエンドとなりましたが、
過去イヴ側の事情へより感情移入してしまった方には
あのルートはさぞモヤッとする物だったと思います。
（そういう人のための「ヤジュルを殺す」でした）

そのあたりについては正直なところ、

「ハードＳＦだし、倫理的に危うい話やりたい！」

と、賛否が分かれることを前提に入れた要素で、
「ヤジュル良かった。わたしは許した！」という人達と、
「ヤジュル許さん。お前は私が殺す！」という人達による、

絶対に折り合いのつかない不毛な争いを引き起こしてやろう、

というのが中村Ｄ（黒）の密かな狙いでした。

......まぁ、その代償にプロットが過去最高に難航し、
作業終盤は「ヤジュルはオレが殺す！」状態だったんですが（血涙）
いやぁ、何とかまとめ切れて本当に良かったです......。

などと、長々書きましたがヤジュル３週目は以上となります。
......書いてたら予想外に難解になってしまったんですが、
逆にネタバレ防止になってちょうどいいかしら......。

それで次回はシュドかロウか悩んでいてですね......。
多分ロウにすると思いますが、もしかすると変わるかもなので、
ここはもう諦めてどうか一週間ドキドキしながらお待ちください。

ではでは。

ネタバレ注意ここまで！！

感想メールが続々到着中なので
抜粋モードでお送りしています。

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（ネタバレ防止のため、こちら側で要略しています）

友人と意見が食い違ったところですが、
治療ポットから生き返ったヤジュルには〇があるのでしょうか？
それとも〇のない〇〇〇〇なのでしょうか？
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メールありがとうございます！

投稿者さん自身は、
「ネオスフィアが作られた理由を考えると、
　そこにある治療ポッドも前者用のはず」
という点から前者ではないかとのことですが、
この件の正解は......、後者の方です！

これについては本編中にクレイドルも、

クレイドル
「正確には【生前の状態をコピーする】
　と言ったところでしょうか」

と言っていますし、ヤジュルの個別ルートでは
アルカディアも後者を匂わせることを言っていたかと思います。

また、あの治療ポッドについては......、
本編で説明を一切していないので完全な後出しですが（汗）
あれはネオスフィア用に作られたものではなく、
元からあった既製品をアイナが自分のラボに置いていただけで、
【前者も後者も両方治療が可能である】という設定でした。

そんなわけで、良い質問をありがとうございました！
感想とは別にこういう質問もお待ちしてますので
気になることがあった方はドシドシお送りください！

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ネオスフィアがもともと宇宙船として～の描写があったので、
次は宇宙を航海したり、アウトローしたり、トラブルをコントラクトしたり、
悪の帝国と戦ったり、ドンパチやったり...
スペースオペラ的なものとかも中村Dテイストで拝見したいと思いました。
中村Dならどんな題材でも楽しく！熱く！少々黒く！
味付けしてくださりそうだなと思っております。
ロボット×乙女ゲームがこんなにも素晴らしくはまった
『悠久のティアブレイド』を生み出してくださりありがとうございます！
これからも応援しております！

ｂｙさとうあずきさん
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さとうあずきさん、メールありがとうございました！

スペースオペラいいですね......！
実は悠久には超初期Ｖｅｒとして【流星のディアブライド】という、
宇宙で婚活しながらエイリアンと巨大ロボで戦う案もあったのですが、
例によって誰にも見られることなくセルフボツになりました（涙）

ただ、悠久のエピソード０にあたるナノマシン事変編は多分、
ある人物がロウのご先祖様と共に太陽系をまたにかけて
アルカディアの生みの親と戦う話になるのですが、
そこでは思う存分スペースなオペラもできそうですね。

......あ、はい。
まずその前にＦＤが出せるよう頑張ります（汗）

ただ、本編のトゥルーエンドを超える超画期的な、
間違いなく乙女ゲーム初であろうラストを思いついたので、
何とかそれだけでもやりたいですし......。

みなさんも応援よろしくお願いしますね！

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最近、数年ぶりにジョーＤとＤＦ小隊を結成し、
榴弾降り注ぐ塹壕へ繰り出す日々を送ってるんですが、
第一次世界大戦でドイツに中立を侵犯された際に、
ベルギー国王が「私はわが国の運命に自信がある！」という
超絶イケメン演説をしているのでぜひ検索してみてください。

......で、それを知った時にはもちろん
さっそく当時が舞台の企画をと思ったんですが（職業病）

あの頃の欧州は結末が幸せなほど悲劇性が増すという、
史上最凶クラスのハッピーエンド至上主義者殺しなので、
やるにしてもどうしたら良いかと頭を悩ませてます。

ヒント：約２０年後