忍び、恋うつつ ― 雪月花恋絵巻 ― 巻の十六
.....(╹◡╹)(╹◡╹)
皆さん、こんにちは。
片乃とみかふぃです。
明日はひなまつりですね。
数週間前からコンビニやスーパーなどで
ひなあられをよく見かけるようになりましたね!
片)みかふぃさんは明日ひなあられ食べるんですか?
み)ええもちろん。3袋は確実に食べますね!
片)え、主食ですか!?
み)ふふふ......。
まあ、わたしのことはどーでもいいんですよ。
片乃さんはひな人形飾ったんですか!?
片)小さいのをデスクに......。
み)あらあら、かわいいですね♡
片)まぁ、女子ですから(キリッ)
み)かえでちゃんの隣りの男雛は誰でしょうね......(ニヤニヤ)
片)それはもちろん......
◇猿飛 咲助の場合
お、おい。足しびれないか?
......だ、大丈夫? そっか。
......あ、あのさ、えっと............。
かわいいな、その格好......。
あ、いや、お前がかわいくないっていうんじゃなくて!
......いつもよりかわいい(ぼそっ)
つーか......なぁ、もう少し今のお前を見ててもいいか?
◇霧隠 蔵人の場合
片桐、今日はいつもと違うな。
いや、とてもよく似合っている。
......あまりこっちを見るな。
胸の高鳴りがお前にまで聞こえてしまいそうだ。
◇由利 鎌清の場合
かかかかかかかかかか片桐さん。
あ、その、えっと、その......。
え、あ、足? 大丈夫です。痺れていませんよ。
いえ、貴女があまりにき、き......!!れいだから。
なんでもありません! なんでもありませんが......。
もう少し、このまま隣りにいてくれませんか?
◇ 我来也の場合
今まで西洋の衣装を纏うことにこだわっていたが......。
たまにはこのような日本古来の衣装に身を包むのも悪くはないな。
......ふふ、お前こそかわいいんだぞ?
さぁ、かえで。削り氷は無いが、ひなあられがある。
"あーん"って......したくないか?
◇ 穴山 大介の場合
........................。
え? ああ、ごめん。ちょっと見とれちゃって......。
別に疲れてはいないよ。
君こそ疲れていないかい?
そう。大丈夫なら......。
愛らしい子猫ちゃんの姿を見つめていてもいいかな?
◇ 真田 幸影の場合
うんうん、思った通りだね。
綺麗だよ。
遠慮なんてしなくていい。
そんな必要ないでしょ。
俺が君に着せたかったんだから、さ。
ああ、前に贈った紅もつけてくれたんだね。
ありがとう、嬉しいよ。
ねぇ............触れても、いい?
◇ 豊臣 秀虎の場合
そなたのそのような姿を見ることができるとはな。よく似合っている。
ん? 儂も似合っているだと。
......まあ、宮中の行事で同じ様な服装はするのだが、
そなたは見たことが無かったか。
では、互いの姿を愛でつつ、甘酒でも酌み交わそう。
◇ 服部 半蔵の場合
......貴様、平気なのか?
このような華やかな場や甘ったるい匂い。
衣装も普段と違いすぎて落ち着かん。だが......。
貴様のその姿は......悪くない。
◇ 宇喜多 義家の場合
......だる。横になりたい。
大丈夫。そこ、借りるから。
そう、膝。寝心地いい。
見上げれば、あんたのかわいい顔も近い。
快適。
◇ 霧隠 忠人の場合
先輩! なんだか甘い匂いがするね!
あの三色のお餅は食べていいのかな?
うーん、そっかぁ。先輩にあーんてしてもらいたかったなぁ。
でも、先輩の今の格好をずっと見ているだけでも
幸せでお腹がいっぱいだよ。
ではでは、今回はこの辺で......。
素敵なひなまつりをお過ごしください。
(ひなあられの食べ過ぎにはご注意をw)
それでは――ニンニン(╹◡╹)ノ☆⌒(╹◡╹)