レンドフルール 第12幕
真っ先に疑われる系男子。
皆様こんにちは! レンドフルール担当、デザインファクトリーのいわたです。
今週2度目の更新になります(笑) やっぱり金曜更新じゃないと落ち着かない!
そろそろフルコンプ・トロフィーコンプに至る方々も増えてきたようですね。
フルコンプはともかく、トロフィーはコンプまでかなり苦戦するかと思います。
余裕のあるときに、気長に遊んでみてください!
そうだ。これ言っとかなきゃと思ってたんだ!
レンド公式サイトのラヴィール紹介のところや、雑誌で取り扱っていただいた
「レオンがハンカチ盗んだ疑惑」のラヴィールですが、
あれはゲームには実装されていません!
というか、元々ラヴィールを簡単に説明するために書き下ろしたものなんです。
レオンにはそのために犠牲になってもらいました。(笑)
日頃の行いのせいか、ヴィオレット絡みで何かあると真っ先に疑われるレオン。
まあ基本的に嘘がつけない人なので、問い詰めればすぐに白状するんですが、
何もしてないときでもなかなか信じてもらえないのが可哀想なところです。
やっぱり最初のアレが悪かったんだ......。
さて、それでは今週もレンドブログ、いってみましょー!
レンドフルール公式サイトです。現在PV、サンプルボイス、プレイ動画公開中!
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▼「淑女のささやかな秘密~レンドフルールより」
youtube love solfegeチャンネルに、レンドのBGMから一曲、
楽譜付きの動画がアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=XloTDd8wKeo&feature=youtu.be
▼オリジナルサウンドトラック発売中!
トラックリストなど詳細はこちらのページをご覧ください。
▼B's-LOG11月号の"アニメイト限定セット"にレンドフルールが登場!
9/19発売「B's-LOG」11月号のアニメイト限定セットで、
レンドのクリアファイルセットがつくことに決まりました!!
こちらについての詳細は、下記アドレスにてご覧ください。
http://www.bs-log.com/2015/08/anigen-premium0919.html
▼背景からみるレンドフルールの世界
今回は「背景」をピックアップします。
皆さんの感想を見ていても、背景の美しさに触れてくださる方がとても多い!
もちろんvita画質の恩恵もありますが、やはり背景担当M.Iさんの功績が大きいのです。
M.Iさんとも本当に長い付き合いですね......(笑)
ウィル・オ・ウィスプも、ワンドも、薄桜鬼も、全部彼女が手掛けた背景です。
毎度無茶な注文をつけては奮闘してくれて、足を向けて寝られない人です。
それではM.Iさん、よろしくお願いします!!
* * *
皆様こんにちは、背景担当M.Iです
いわたDから
なんか語って!と呼ばれて縁の下から這い出てきました。
よろしければしばらくお付き合いくださいませ。
まず最初に。
レオンの髪の毛もしゃもしゃさせろー(/・ω・)/''
レンドの背景を作成するに当たっていわたDから
和洋折衷、お伽話、絵物語などのキーワードをいただきました。
今回のような自分の裁量で世界まるまる構築してね!
と言うのは滅多にないことなので本当にありがたいことであります。
......ただぬか床愛でる自分に縁のない世界をどうひねり出すか...。
隅々まで華やかで麗しいキャラの見た目、世界観設定にあう背景を
どうすればいいか、とDと打ち合わせを重ねました。
和洋折衷を調べていて、ジャポニズムを派生して印象派にたどり着いた時、
これだと思いました
光を多用する。色彩が華やかで軽やか。一目見ただけで分かる虚構の世界。
こうして生まれたのがキラめく天上の聖域パルテダームです。
背景の壁紙用に一枚用意してほしいと
いわたDから要請がありましたので以下に。
水車小屋(※画像をクリックで大きなサイズになります)
今回背景を動かさないことが早いうちに決まっておりましたので
一枚絵ならではの水の透明感を頑張りました。
梅花藻は実在します。とても奇麗ですよ!
今年はスイートバジルを育てたよ!
* * *
ぬか床愛でてるのか......(笑) マメだよねM.Iさん。うらやましい。
ハーブは私、ワンドのときで懲りたよ。買った方が早いって。(笑)
それはともかく。
オリジナルファンタジーの背景はとっても大変です。
何せ想像の中にしかないものを具現化しなきゃならないですし、
それでいてキャラ絵とのマッチングも考えなきゃいけない。
M.Iさんはたくさんのタイトルの背景を担当していますが、
レンドの背景とほぼ同時期にコドリアの背景もやってたんですよね。
終盤は薄桜鬼真改の背景とも時期が被ってましたしね。(笑)
どれも風合いが違うので、さそ大変だったと思います。
特にレンドについては、キャラデザ同様に「和洋折衷」という要素で
苦しんだ部分もあったと思います。混ぜ加減が難しいんですよね......。
いろいろ試行錯誤してもらいましたが、最終的にはいい落としどころが
見つかったんじゃないかと思います。
全体的な風合いや光源の使い方、色彩についてもそうなんですが、
個人的には小物の使われ方がとても好きです。
これはヴィオレットの寝室なんですが、天蓋つきのベッドという指定以外は
ほぼお任せで作ってもらったものです。
ランプの形や窓の御簾、衝立の溶け込み具合が素晴らしい!
メールでも背景のみでスクショを何枚も撮った!というお言葉が多くて、
とても嬉しかったですね。
他にも壁紙化をリクエストされている背景はありましたので、
また折を見て載せていこうと思っています。お楽しみに!
感想と共にご質問を書いてくださる方も増えています。
お答えしたいのは山々なのですが、ネタバレせずに語るのが難しいです(笑)
ただ、作中に書いてあるはず......?というものも結構ありましたので、
しばらくは答えを探しにあちこち彷徨ってみるのも一興かと!
一番多いのは花紋(と国)についてなんですが、
「壊したのは何か」を考えていただければ答えは明白かと思います。
今週もたくさんの感想メールをありがとうございます!!
まだまだ感想は求めておりますので、ぜひぜひ送ってやってください。
ゲームの感想ももちろんですが、今一番何が欲しいか......なんてことも
書いていただけると嬉しかったりします。(笑)
迷い中のものがいくつかあるので、ぜひ参考にさせていただければ......。
ゲーム中のどんなイベントが好きか、どのCGが気に入ったか......
などもお聞かせいただければ幸いです!
※上の画像のリンクから飛ぶか、
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レンドフルールをプレイしてくださった方の多くが、
私と薄葉カゲローの前作ワンド オブ フォーチュンをプレイされている方のようです。
ただ、前作とあまりにテイストが違いすぎて、戸惑っておられる方も多く......。
まあ夢と希望に溢れた世界と、ゴシックロマンスの世界では
キャラやお話が違ってくるのは当たり前のことなんですが、
多分何より違うのは、そもそもの作り方です。
ワンドの場合は、何もない平原に町や学校などの舞台を配置して、
そこにキャラクターを投げ込んで「さあ好きなように遊んでおいで!」という
作り方をしています。なので、ストーリー的にも自由度が非常に高いです。
レンドの場合は、まず平原に壁を作り、天井を作り、釘を滅多打ちにして
どうあっても逃げられない状況を作った上で、そこにキャラを投げ込み、
「さあどうやって足掻くのかを見せてくれ」という作り方をしました。
なので、奇跡は起こりません。
箱から脱出できたように見えても、そこにはもうひとつ大きな箱があるだけで、
完全に逃げ出すことはできない作りになっています。
そしてその箱さえ、遠からぬ未来には崩壊することを運命づけられているのです。
突きつけられる数々の障害の中で、何をしても救われない・報われないとしたら、
彼らは最後に何を選ぼうとするのか。その選択は正しいのか否か。
そして、その選択の正否を決めるのは誰なのか。
そういうコンセプト自体は、最初からブレずに作っています。
初報のインタビューでもそんなような話をしていますしね。
もし気が向いたら、角度を変えてもう一度物語を楽しんでみてください。
違った見え方も出てくるかもしれません。
次回は多分キャラネタが書けると思います!(予定)
それでは、今週のレンドブログはこれにて。また来週お会いしましょう!!