オトメイトスタッフブログ

レンドフルール 第17幕


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似合うと思ったんだもん



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皆様こんにちは! レンドフルール担当、デザインファクトリーのいわたです。
ヒィフゥハァ、という感じで、なんとか修羅場を乗り越えてきました。

だがしかし。

やっと落ち着きます!!......なんて、そんなことはなかったのだ。
気が付けば私は今、4つの世界を股にかける女と化しています。
やっぱり「いわた志信」はユニット名で実は4人いるって本当なんじゃないかな。
(嘘です。正真正銘ひとりです)

そんなわけで忙しいのは変わらないのですが、ちゃっかり合間を縫って
オトメイトカフェに行ったりなんかもしちゃってたわけで......。

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他タイトルのメニューで恐縮ですが、さよならメニューになるものもあったので。
というか私、実際にオトカフェの中に入るの初めてだったんですよ!
あんなふうになってるんですねえ。店内に流れてるPVとかBGMとか、
コスプレ店員さんや等身大ポップなんかも、思わずじっくり眺めてしまいました。

......と言っても、もちろん娯楽のためだけに秋葉原まで足を運んだわけではなく。
試食もしてきたのです。つまり、お仕事!(どーん)
そのうちご報告できると思います。楽しみにしていてくださいね!


さて、今週のトップ画像ですが、ずっとやろうと思っていたものです。
そろそろそんなシーズンだよね......と思いつつ。
迫力ありそうだよなあ。元ネタのCMのレトロ感が大好きな私です。

というわけで、今週も行って参りましょうレンドブログ!




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レンドフルール公式サイトです。


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レンドフルール公式ツイッターです。各種更新情報の告知や、キャラクターの呟きなど。
よろしければ、ぜひフォローお願いいたします!


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オトメイト×B's-LOGの企画「乙女meetsオトメイト」という企画サイト。
コラムを2回、あとツイッターアイコンの配布があります。ぜひご覧ください。


▼「淑女のささやかな秘密~レンドフルールより」

youtube love solfegeチャンネルに、レンドのBGMから一曲、
楽譜付きの動画がアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=XloTDd8wKeo&feature=youtu.be



▼オリジナルサウンドトラック発売中!
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トラックリストなど詳細はこちらのページをご覧ください。


▼「レンドフルール」2016年卓上カレンダー発売決定!

去年も出していただきましたが、今年も卓上カレンダーが発売されます。
詳しくはこちら→ http://www.hifumi.co.jp/books/lineup/calendar.html
10月30日発売で、価格は1600円(税抜)です。

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表紙は薄葉カゲローの描きおろし! できるだけ和やかな雰囲気を目指しました。
来年の日々を、ぜひレンドメンバーとお過ごしください!


▼「レンドフルール 公式ビジュアルファンブック」10月31日発売決定!

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特典周りなどの情報は、関連企業様のツイッターが早いと思います。
もしよろしければチェックしてみてください!





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▼「レンドフルール 公式ワールドガイドブック」発売決定!
先日ツイッターの方では一足先に情報が流れておりましたが、
公式ワールドガイドブックを11月に発売することになりました。
こちらはこれまで雑誌などに掲載したSSや、スタッフインタビュー、
背景画集など、より世界観に肉薄した内容になっています。
表紙画像はまだお見せできませんが、ビジュアルファンブックに
いなかったメンバーがいる、とだけはお報せしておきますね!


▼「ナムコ キャラポップストア」にレンド参戦!
「オトメイト」キャラポップストア~組曲「百花繚乱」
詳しくはこちら→ http://www.namco.co.jp/chara_shop/otomate/2016/
こちらのイベント、第一番「桜花爛漫(おうからんまん)」にて、
「薄桜鬼 真改 風ノ章」と共に「レンドフルール」も参戦いたします!
うろ覚えですが、結構な数のグッズ監修をした気がする......。
各地方でも開催されるようですので、よろしければぜひお運びください!


▼「オトメイトストア」オープン1周年記念フェア開催!
もう一年になるんですねえ。私まだ行ったことないや......。
さて、こちらでは一周年記念のノベルティにレンドがあります。
メッセージ入りポストカードの台詞は書き下ろしましたよー。
機会があればぜひ、ちょっとしたオマケを楽しんでくださいまし!
詳しい情報はこちら→ http://blog.otomate.jp/otomate_store/article/2015/1022-3405.php





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▼花紋と蝶と騎士たちと。

※ここからは超ネタバレ全開ですので、くれぐれもご注意ください※

ゲームをクリアしていることが前提での記事になりますので、
まだフルコンプしていない方は読まない方が良いかと思います。

 * * *

さて。以前の記事で予告してましたように、今回は花紋絡みの設定について
書いてみようと思います。メールでも質問が多かった点なので。

まずはこの図をご覧ください。

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......私なりに頑張って作ってみた図です(笑)
ものすごーくシンプルに説明するなら、花紋・騎士・パルテダームの関係は
こんな感じになります。ほんとすごくシンプルですけど。
細かく言い出すとキリがないので、ざっくりこれを頭に置いといてください。

国のところに花紋・蝶とありますね。
これについてはミレーヌが幕間で説明しています。


「だから私は、ソルヴィエルを構成する
 4つの国に花紋を与えた」

「花紋は私の力を円滑に送り届けるための媒介。
 そして――」

「その花紋が選ぶ4人の騎士たち。
 彼らはいわば力を注ぐための指標」

「これは、4つの国が平等であることを示し、
 それ以上を与える気はないという意思表示だった」


で、花紋の蝶(四蝶)は、「花紋の守護者」です。
守護霊みたいなもんだと思ってもらえたら一番わかりやすいかな。
花人とは違います。あくまで「花紋=花人」の守護霊が蝶。

この場合、女神が地上に与えた花紋については、
「花人」に当たるのは「国」そのものと解釈してください。
そして、その守護が四蝶です。


ここまではOKでしょうか?
では、次にこのメールをご覧ください。


 * * *


いずれネタバレ解禁になりましたら教えてほしいのですが、
騎士と花紋と国は三位一体ということでしたが、騎士が死ぬだけでは、
次の騎士が選ばれるだけで国は滅ばないはずです。

ですが、レオンのルートでは、褄紅とギスランが相討ちで2人とも死んで
国が滅びたようですが、蝶と騎士が同時に死ぬと国も滅ぶのでしょうか?

ルイのバッドEDでもルイと裏波が国を滅ぼす為に2人で死んでいます。
こちらの説明がおそらく無かったと思うので、その解釈でいいのか悩んでいます。

それというのも、ギスランのバッドEDで
ユベールを一人で殺しに行った場合も国が滅んでいるからです。
ユベールが女神の蝶ということで、
ギスランの花紋を滅ぼしたということであれば納得なのですが、
あの時にどうなってギスランが死んで国も滅んだのか
よく分からなかったので教えてください。

またオルフェのルートでヴィオレットが花人ではなくなりましたが、
レーヌと騎士の契約は解除されたのでしょうか?
指輪が外れたシーンがなかったので、やはり契約はそのままなんでしょうか?


 * * *


これについて、回答していきますね。


>いずれネタバレ解禁になりましたら教えてほしいのですが、
>騎士と花紋と国は三位一体ということでしたが、騎士が死ぬだけでは、
>次の騎士が選ばれるだけで国は滅ばないはずです。

その通りです。騎士が死ぬだけでは国は滅びません。


>ですが、レオンのルートでは、褄紅とギスランが相討ちで2人とも死んで
>国が滅びたようですが、蝶と騎士が同時に死ぬと国も滅ぶのでしょうか?

正確に言うと違います。国が滅ぶのはグラースが尽きたときです。


>ルイのバッドEDでもルイと裏波が国を滅ぼす為に2人で死んでいます。
>こちらの説明がおそらく無かったと思うので、その解釈でいいのか悩んでいます。

上にあった褄紅とギスランの場合は、クリザンテームの花紋自体が
あと一押しあれば壊れる状況にあったので、相討ちでパリーンです。
詳しくは後述していますが、ほぼ同時にグラースも尽きたので国も滅びました。

で、ルイのところ。

忠誠ED→
ヴィオレットが完全にカンパニュールのグラースを搾取したため国が滅んだ

バッドED→
裏波の自殺=桔梗の花紋の破壊。すぐには国は滅ばないが、花紋がなければ
グラースの供給が受けられないため、やがて自然と滅んでいく。
(このバッドEDでは国が滅んだシーンは入れていません)

こんな感じです。


>それというのも、ギスランのバッドEDで
>ユベールを一人で殺しに行った場合も国が滅んでいるからです。
>ユベールが女神の蝶ということで、
>ギスランの花紋を滅ぼしたということであれば納得なのですが、
>あの時にどうなってギスランが死んで国も滅んだのか
>よく分からなかったので教えてください。

これは特殊例で、もしユベールに挑んだのがギスラン以外だったら国は滅びません。
ご存知の通り、クリザンテームの花紋は限界状況になりました。
そのため、中継役である騎士が死んだことによるショックに耐えることができず、
花紋が壊れました。また、クリザンテームのグラース自体が尽きかけていたため、
ほぼ同時に国が滅んだ、ということになります。


地上の国は、女神に与えられた花紋がなければ、グラースを受け取れません。
これは大前提です。
ただし、たとえば花紋が壊れたとしても、その時点で国に残留グラースがあれば、
それが尽きるまでは国は滅びません。


ついでに、これも質問がいくつか来ていたので回答。

>レオン愛情ルートと、ユベール愛情ルートの違い。

どちらも同じ演出画面を使っているので、混乱した方も多かったようですね。
ただ、よく読んでいただけると、多分違いはわかるはず......!

レオン愛情ルートでゼロが壊したのは花紋だけではなく「国」そのものです。
もちろんそこには騎士たちも含まれます。ソルヴィエル全体を壊しました。

ユベール愛情ルートでゼロが壊したのは「花紋」のみです。
なので、その国にグラースが残っている間は、国は滅びません。
※備考ですが、このルートでは何度か儀式を行っているため、
 他のルートよりクリザンテームのグラースは目減りしていません。


いかがでしょうか。とりあえず矛盾はしていないと思うのですが、
皆さんの疑問は解決されましたか?

今回はあくまで人物主体で物語を描いているため、
設定部分の説明は本当に必要最低限しかしないようにしていました。
なので、わりと重要な設定でも、サラッと書いています。
読み飛ばしてしまうと少し混乱してしまうかもしれませんね......。


......で、花紋とは直接関係ありませんが、最後の質問。

>またオルフェのルートでヴィオレットが花人ではなくなりましたが、
>レーヌと騎士の契約は解除されたのでしょうか?
>指輪が外れたシーンがなかったので、やはり契約はそのままなんでしょうか?

解除されています。あのシーンに指輪が外れる場面を入れようとすると
流れが美しくないので、敢えて描写は避けています。


というわけで、こんな感じで説明を終えたいと思います。





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ずっと「賛否両論」と言っていた皆さんのご感想。
そして、同じ部分について、喜んでくれる方と受けいれられなかった方。
ちょうどまさしくそれに該当するメールが来ていましたので、紹介します。


 * * *


はじめに、私はワンドオブフォーチュンが大好きです、
それこそ私の中で殿堂入りするくらいに。
PS2時代から追いかけ続けて、そしてRとどこまでもお供する所存です。

ルルさんが、無印のとき、無属性というどうしようもない現実に
真っ向から勝負を挑んで行くすがたとその明るさに、よし私もがんばろう!と
ルルさん程ではありませんが平穏でもない現実に私も立ち向かう気持ちになれました。
誰かと共に、あるいはみんなと一緒に試練を乗り越えた先で、
ルルさんが幸運の杖で指した未来は雲が多少あるけれども、光が差した明るい未来でした。
そして、私はレンドにも無意識にワンドを重ねていたのだと思います。

レンドは愛情エンドでも、悲愴感がありました。グラースのことも、種人のことも、
花人のことも、パルテダームのことも、ユベールのことも、そうあるべくしてなった。
それはとってもわかります。頭では納得しています。でも、気持ちが心が納得してくれない。
自分たちの幸せは、誰かの幸せの上に成り立っている、だからこそ。
それが私にとってレンドというゲームを端的に現した言葉です。

おそらく、ワンドでも2であったように(文章で記されていないところでも)
犠牲の上の幸せって私たちが生きている現実でもあります。
私は今自分の夢だった職業につけていますが、
それだって一緒に面接を受けた彼女達を蹴落としているから就けています。
わかっているけれど、だからこそゲームの中では、
何の曇りもなく笑って未来が光に満ち満ちている、それを感じたかった。
私の場合、それにワンドがめちゃくちゃフィットしたんだと思います。
そして、同じものをレンドに求めてしまいました。

おそらく単純に言うならば、私の求めるものとレンドの世界が「合わなかった」。
これにつきると思います。
ただ、私はレンドの世界も好きですし、これはこれで一つの愛であり、
乙女ゲームのあり方だと思っています。サントラ大好き、ファンブック買います。
乙女ゲームはこういうものと決めつけて偏見を持っているわけではないんです。
ただ、ワンドと同じような世界を私が無意識にレンドに期待していただけでした。
ワンドの存在が私の中ででかすぎたんだと思います。


 * * *


いわたさんと薄葉さんの作品はワンドからプレイしています。
そしてワンド2は私にとって乙女ゲームデビューの記念すべき作品でもあります。
それまでは主にRPGをやっていて、
なんとなく最近話題の恋愛ゲームでもやってみようと思ったのがきっかけでした。
仕事仕事で疲れていたのかもしれません。
イケメンに癒されたいな、と。笑
それでいろいろネットで探して、公式サイトなどを見て回って、
絵が好みだったのでワンド2をやってみる事にしました。
最初は、所詮恋愛ゲーム、と、暇つぶし程度にしか考えていなかったのですが、
ものすごく!ハマってしまいました。
ワンドシリーズの感想にまで踏み込むと膨大な文章になってしまうので割愛しますが、
乙女ゲームって面白いんだな、と新たな発見をし、
その後もいろいろプレイしてはみたものの、やっぱり好みも人それぞれですし、
コレと思える作品に巡り会う機会はそんなに多くはありませんでした。
でもきっと、ワンド2を生み出したお二人の作品ならば絶対に好きになるはず!と
待ち望んだレンドは、期待通り心に深く残る作品でした。

という私からすると、ワンドファンならレンドも好きになるのが当然のように思うのですが、
この作品は本当に評価が極端なようですね。
確かに、仕事に疲れたOLさんが一日の最後にほんのひと時癒されて、
明日の元気をチャージしたいと考えてプレイしたら、なんと世界を滅ぼした!みたいな
シチュエーションを思い浮かべると、その先に進めないのも分かるような気がしますが......笑
ただ私個人としては、重いテーマも壮大な世界観もシリアスなシナリオも大好きですし、
大団円なラストはあまり望まない方なので、ワンド2と同じくらい大好きな作品です。


同じ「ワンドファン」からのご感想です。狙いすましたタイミングで来たので

私もちょっとびっくりしました(笑)
どちらの気持ちもすごくよくわかりますし、有り難い感想でした。
単純に自分には合わなかった、というご意見も、何故合わないのかをここまで
細かく書いてくださっていると本当に参考になります。

レンドの感想は皆さんかなり長文のものが多く、好きなところ、嫌だったところ、
どれについてもかなり細かく理由を書いてくださる方が多いです。
助かります! ありがとうございます!

感想メールは今の時点でもたくさんいただいているのですが、
いくらあっても困りませんしとっても嬉しいものですので、
よかったらまだプレイ中の皆さん、送ってやってください!

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※上の画像のリンクから飛ぶか、
 ブログ上部の「ご意見・ご感想はこちら」からどうぞ。

※もし掲載される場合、お名前の掲載の可否を明記してください。
 書かれていなかった場合は、すべて「匿名希望」とさせていただきます。

※すべてのメールへの返信はできません。ご了承くださいませ。





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今週はお休みです。






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来週は......何しようかな。リクエストあったらください(笑)

それでは、今週のレンドブログはこれにて。また来週お会いしましょう!!




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