皆様こんにちは。
【Collar×Malice（カラー×マリス）】担当、
プロデューサーの島です。

今回のブログで毎週更新が一旦終了し、
以降は不定期更新となります。

......と前回告知したところ、
大変多くのメールを頂きまして（涙）
うわーん私も寂しいですよー！！
でもグッズや派生のお話を色々頂いてますし、
これからも頻繁に現れると思いますので、
さよならは言いません（｀・ω・）

小話とか設定語りも、やはりネタバレが気になって
思いきりやれないことが多かったので......
少し期間を空けたらまた種類の違うお話ができるかなと！
絶賛プレイ中の方も、引き続き楽しんでくださいませ。

そして！昨日は【灰鷹のサイケデリカ】発売日でしたね！
おめでとうございますー！
怒涛の発売ラッシュですが、様々なオトメイトタイトルを
日々の癒しにしてもらえればと思います。

それではカラマリブログ、いってみましょー。

▼公式サイト　　　　　　　　　　



世界観・用語解説やＢＧＭ試聴、ＰＶ・ＯＰムービーなど
様々なコンテンツを公開中。未プレイの方はぜひアクセスしてみてください。


▼公式ツイッター　　　　　　　　



公式ツイッターも稼働しております。（画像をクリック！）
よろしければフォローよろしくお願い致します。

▼オトメイトマガジンvol.25 　　　

明日、１０月１日発売のオトメイトマガジン、
表紙イラストが公開されました。



こ の 破 壊 力。

表紙の依頼を頂いて、
「テーマがハロウィン......お菓子......これしかない！
　ゲーム発売後だし、ファンサービスに特化したい！
　花邑さん、あざとくおなしゃーす！」

花邑「全力でやらせていただきまーす＾＾」

と快い返答をもらって破壊力のあるイラストになりました。
人数は２名で決まってたのでキャラ同士もアリなんですが
今回はテーマ的にもこの構図に。萌えて頂けたら幸いです。
このイラストはポスター付録にもなりますよ！

ちなみにイラストはハロウィンにちなんで
尊→吸血鬼、主人公→狼女、というコンセプトです。

島「尊は魔女......魔法使いが似合いそう（ドラマＣＤネタ）」
花邑「髪のボリューム的に......帽子が厳しい......」
島「クッ......ふわふわキューティクルめ......」

しかしトリックオアトリートなんて言いつつも、
尊はお菓子も主人公も頂いちゃうでしょうね。

他のキャラでハロウィンだと......
......って想像してみたんですけど、

愛時→狼男
契→狼男
峰雄→狼男

まで書いて、諦めました（笑）
いや、それぞれ方向性は違えど似合うと思いませんか。

無口だけど鋭い牙持ってたり、
羊の皮を被った狼だったり、大型犬（？）だったり......
白石だけはやはり黒猫とかコウモリとかですかね。

記事のほうでは改めてカラマリの世界観やキャラ紹介が
掲載されますので、未プレイの方も要チェックです。
また、本書だけのキャラクターコメントも掲載されます。
詳細はこちら↓
http://www.bs-log.com/2016/09/20161001_otomaga25/

さらにさらに......このオトメイトマガジンでは、
カラマリの【ある新情報】が解禁となります。
そちらについては、また日を改めて告知しにきますね～。


▼オトメイトカフェ＆カラオケパセラとのコラボ開催中！　

オトメイトカフェとカラオケパセラで、
カラマリのコラボが開催されております。

第1弾:9月16日(金)～10月16日(日)
第2弾:10月17日(月)～11月20日(日)

第二弾のメニュー監修なども来ていて
今から皆様に告知できる日が楽しみです♪
島もどうにか１０月中には行きたい......！

詳細は公式ＨＰ：http://www.paselabo.tv/collabotown/otomate/
または公式ツイッター：@otomatecafe　をご確認くださいね。


▼2017年カレンダーが発売決定！　　



一二三書房様より、2017年カレンダーが発売されます。
カラマリの表紙は花邑まい描きおろし！
さらに中身もスタイリッシュで素敵なデザインです。

詳細はこちら↓
http://www.hifumi.co.jp/books/lineup/calendar.html

先日更新されたワリコミブログはこちら↓
http://blog.otomate.jp/info/article/2016/0921-3676.php

▼オトメイトモバイル　　　　　



オトモバにて花邑まい描きおろしの発売記念イラストを配信中！
花邑まいのクリエイターインタビューも要チェックです。

▼主題歌ＣＤ　　　　　　　



主題歌をご担当頂いた「Plastic Tree」様のＣＤが発売中！

ＯＰ曲『サイレントノイズ』、ＥＤ曲『静かの海』、『シンクロ』が
収録される他、花邑まい描きおろしジャケットイラストと、
メンバーイラストトレカ封入の『Collar×Malice盤』も！
http://www.jrock.jp/plastictree/

▼サウンドトラック　　　　　　　



ティームエンターテインメント様より、カラマリのサントラが発売中！
http://www.team-e.co.jp/products/kdsd-00934.html

ＭＡＮＹＯ氏の手掛ける全ＢＧＭが収録されています。





前回の【バッドエンド裏話】、
楽しんで頂けたようで嬉しいです。

ボツになったバッドエンドは他にもありまして、
よーし蔵出ししちゃうぞ～......とか思ってたんですが。

最近のブログでのはっちゃけぶりに、
「そろそろネタの出し惜しみを覚えろ（＾ω＾#）」
と怒られたので控えます......。

島の辞書に出し惜しみなんてないんだ......！
（そして自分の首を絞めていくスタイル）

やりたいネタはストックしまくっているので
今後ちゃんとした形で皆様にお届けできるよう、
なによりその機会を作れるよう頑張りますね！

愛時のやんちゃしてた時代や森丘との過去とか、
契が吉成とコンビ組むことになった話とか、
峰雄と妹の話とか、尊と桜川の飲み会とか
白石と御國の話とか、ていうか御國の話とか、
主人公と冴木の同期話とか、主人公＆香月＆瀬良の話とか、
望田先輩の家族の話とか、とかとか......。

.........ここには書き切れません。
とりあえず開発中も発売後も何度も思いましたが、
キャラ多いわ！！（笑）

そのぶん、どのキャラにもスポット当てたくて
やりたいことが増えるのも幸せなんですけどね。

そんなわけで、今回の開発ネタはメールコーナーに集約します。
皆様の質問にできるだけたくさん答える形でお届けしますね。

その前に、こちらのコーナーへ。




なんだかんだと小話をやれてなかったので
今回は毎週更新終了スペシャル（？）ということで
ちょっとしたものをお届けします。

メールでいちばん多かったこのネタでいこうかと！

では、どうぞ～。

※恋愛関係になっている状態です。
　本編の時系列設定とは多少異なります。
　というかテーマ的にパラレルです。

※恋愛状態なので、全体的にネタバレとなります。
　全キャラクリアしてない人はご注意ください！

※主人公の名前はデフォルト設定とさせて頂いております。



＞＞彼女にネコミミが生えました＜＜




柳愛時
「......似合っている、が。
　そういう格好をするのは意外だな」

星野市香
「ち、違うんです！　コスプレとかじゃなくて、
　朝起きたらこうなっていて......！」

柳愛時
「............は？」

星野市香
「信じられません......よね」

柳愛時
「だが、お前が嘘を言うとも思えない。
　病院......いや、白石なら何か知って――
　......ダメだ、あいつは面白がるな」

星野市香
「自分でも、何がなんだか......」

柳愛時
「......少し、触ってみてもいいか？」

星野市香
「あ、はい」

柳愛時
「確かに本物だな......。ん？　悪い。
　くすぐったかったか？」

星野市香
「......す、少し」

柳愛時
「......変な気分になるな、これは」

星野市香
「......柳さん」

柳愛時
「大丈夫だ。元に戻す方法を探して――」

星野市香
「いえ、あの......嫌いにならないでください」

柳愛時
「............」

星野市香
「こんな変なことになって、
　困らせてしまってるのはわかるんです。でも、」

柳愛時
「嫌いになるわけないだろ。
　驚きはしたが......正直、すごく可愛い」

星野市香
「............！」

柳愛時
「そんなにわかりやすく喜ぶな。まったく......。
　呑気な状況じゃないのに、浮かれそうになるだろ」




岡崎契
「それで、ここまでどうやって来たの？」

星野市香
「ちゃんと帽子被ってきました。
　こんなの見られたら、変に思われますし」

岡崎契
「よかった。他の人に見られたら、
　攫われちゃうかもしれないもんね」

星野市香
「確かに怪しいお金持ちに売られ......って、
　せいぜいコスプレとしか思われませんよ」

岡崎契
「そうじゃなくって。
　こんなに可愛かったら、攫いたくなっちゃうでしょ？」

星野市香
「普通の人は攫おうとか思わないですよ......」

岡崎契
「ね、触ってみてもいい？」

星野市香
「あ、はい」

岡崎契
「わあ......ふわふわだ。
　ふふ、本物の猫さんだね」

星野市香
「あの、岡崎さん、そろそろ......」

岡崎契
「ってことは、尻尾もあるの？」

星野市香
「ノーコメントです」

岡崎契
「えー......。触りたい」

星野市香
「だ、ダメです。って、岡崎さん......！？」

岡崎契
「こんなに可愛い市香ちゃん、
　他の人には見せたくないなあ......」

星野市香
「触りすぎですってば......！」





星野市香
「なので、元に戻す方法を探したいんですけど......。
　......あの？　峰雄さん？」

榎本峰雄
「こ、これは夢だ......！！
　彼女がネコミミ生やして目の前に現れて
　【ご主人様、お世話するにゃん】とか言い出すなんて
　どっかの漫画じゃねえんだからそんなん......」

星野市香
「夢じゃないですし、そんなこと言いません！
　......真面目に困ってるんです」

榎本峰雄
「お、おう、そうだよな......悪い。
　お前だって急にこんなことになったら不安だよな」

星野市香
「はい......。でも、峰雄さんの顔を見たら安心しました。
　なんとかなるかなって思えるんです。不思議ですね」

榎本峰雄
「天使か！！」

星野市香
「えっ、はいっ！？」

榎本峰雄
「いや、ちょい待て、マジで混乱してる......。
　お前には悪いけど可愛すぎて刺激が強いっつーか」

星野市香
「可愛い......ですか？」

榎本峰雄
「うん、めっちゃ可愛い。神様ありがとう」

星野市香
「あ、ありがとうございます......？」

榎本峰雄
「とりあえず柳先輩に相談すっか......。
　いやでも、お前のこんな姿見たら
　いかに柳先輩であろうと......ぐぬぬ......」

星野市香
「......可愛いのは峰雄さんのほうですよ」




笹塚尊
「............」

星野市香
「............」

笹塚尊
「..................」

星野市香
「............あの、せめて何かコメントください......」

笹塚尊
「信じたくねえけど、現実なのはわかった。
　お前、なんか変なモン食ったんじゃねえの」

星野市香
「えっと、お昼は唐揚げと卵焼きとサラダ、
　夜はサバの味噌煮とほうれん草のおひたしと――」

笹塚尊
「献立は聞いてねえよ、バカ」

星野市香
「す、すみません。
　変わったものは食べてないと思います」

笹塚尊
「一応ネット漁ってみたが、まあ引っかかんねえな。
　オカルトじゃなきゃそんなバカみてえな症例はない」

星野市香
「そうですよね......」

笹塚尊
「体調の変化は？」

星野市香
「特には......」

笹塚尊
「じゃ、問題ねえな」

星野市香
「えっ！？　問題大アリじゃないですか......！？」

笹塚尊
「キワモノ案件が得意な奴には調査依頼済み。
　今すぐ解消しなけりゃどうなるってもんでもないだろ。
　......さすがに俺も、まだ飲みこめてねえし」

星野市香
「じゃあ、このままってことですか......？」

笹塚尊
「今は騒いでも意味ねえってことだ。
　どうせなら調査ついでに有効活用するぞ」

星野市香
「え」

笹塚尊
「ポチ......じゃねえな、バカ猫。
　可愛がってやるからこっち来い」




白石景之
「......君も猫グッズに目覚めたんだね」

星野市香
「ですから、人の話を聞いてください。
　これは白石さんのとは違って本物で――」

白石景之
「うん。どう見ても皮膚と繋がってるし、
　君の感情に同調して動いてるみたいだし、
　本物だってことはわかるよ」

星野市香
「そ、そうですか。
　元に戻る方法を一緒に考えてくれませんか......？」

白石景之
「え、べつにそのままでもいいんじゃない？」

星野市香
「！？　ダメですよ！
　このままじゃ仕事にも行けません！」

白石景之
「俺はこのままで仕事に行ってるけど」

星野市香
「それは白石さんが特殊だからで......」

白石景之
「残念だなあ。お揃い、嬉しかったのに」

星野市香
「え......、私とお揃いだと嬉しいんですか？」

白石景之
「......自分でも驚いたけど、すごく嬉しいみたい。
　それに俺は猫が好きだし、君のことも好きだから。
　なんだか贅沢な気分だなあって」

星野市香
「そ、そうですか......」

白石景之
「......君は？　俺とお揃いは嬉しくない？」

星野市香
「............ネコミミは困ります」

白石景之
「......そっか」

星野市香
「......でも、白石さんと同じなのは嬉しいです」

白石景之
「！　......そ、そう」

星野市香
「それとこれとは、話がべつです。
　......ちゃんと元に戻ったら、
　今度、お揃いの猫グッズ買いに行きましょう」

白石景之
「......うん。
　一緒に選んだお揃いのほうがきっと特別だよね。
　じゃ、そのためにも君を早く治さなきゃ」

星野市香
「......ふふ、現金ですね」




ということで！　以前ブログの小ネタにあった
【もしも彼女がネコミミになったら】でした！
メールで「このネタをもっと見たい！」という声が
すごーく多かったです。

ただの仮装だと反応が似ちゃうので、
それぞれの対処法と一緒にお届けしました（笑）

普通にやろうとすると長くなるお題だと気付いた......。
少しでも楽しんで頂けたら幸いです～。




さて！　今回はたくさん頂いたメールの中から
ご質問やご要望に答えるＱ＆Ａ方式でいきたいと思います。

毎度のことながらネタバレを多大に含みます。
反転祭りになると思いますので、ご了承ください。
最近、反転が多くて読みにくいブログですみません......。

では、いってみましょー。

Ｑ．サブキャラを含めた【お酒の強さランキング】が知りたい！

すみません、未成年は除外します......！

契≧吉成＞＞森丘≧山条＞（ザルの壁）＞愛時＞桜川＞御國＞一色＞HANA＞（かなり強い壁）＞峰岸＞望田＞佐竹＞（それなりに強い壁）＞白石＞緒方＞菅原＞相田＞尊＝主人公＞（飲みすぎ注意）＞向井＞冴木＞峰雄

......戦闘力といい、契はスペックだけ見るとすごいですね。
最下位の峰雄でも量は飲むので、まったく飲めない人はいません。


Ｑ．お酒に酔ったらどうなるのか知りたい！

みんな酒好きだな！（笑）私もだけど！

愛時→どんどん積極的になります。狼です。
契→そんなに普段と変わりません。だいぶ意地悪になります。
峰雄→ゲーム中にある通りですが、とても可愛くなります。
尊→わりと笑い上戸です。楽しくなって優しくなります。
白石→子供みたいになります。スキンシップが増えます。


Ｑ．【猫】の意味は？

こちらは作中でも愛時ルートの７章にて、
黒幕視点で語られるモノローグで描写されています。

明確な答えをここで書いてしまうのは控えますが、
カラマリの世界における猫は、【＝人間の本来の姿】として、
【悪意に抗う意思を持つ者】の暗喩として用いています。


Ｑ．アネモネの意味は？

これは様々な意味を内包させているのですが、
モチーフに起用する大きな理由となったのは
花言葉の【はかない夢】です。

アネモネの別称と言われる【アドニス】は
ギリシャ神話にもありますが、
「流れた血から花を生み出す」
「風が吹くと花が咲き、二度目の風で花弁が落ちる」
というところから組織名の元となっています。
＜ここから反転＞
それには黒幕の思考が影響しています。
黒幕が最終的にアドニスをどうしようと思っていたか
これも愛時ルートにて抽象的に描写されていますが、
「握りつぶすために生んだもの」として、
「片割れの夢への皮肉」として黒幕が選びました。

片割れ、というのは、えーと彼のことです。
（ネタバレってなんだっけもう......）
＜ここまで反転＞

Ｑ．特典のアニマルverを掘り下げて！

前のブログで書いたやつですね。
インスピレーションなので濃い理由はないです（笑）

愛時→ライオン：孤高で肉食。大らかさと鋭さ。
契→ヒツジ：白くてふわふわ。意外と凶暴。
峰雄→イヌ：だってワンコだから......！忠実と誠実。
尊→リス：常に何かかじってる。小さいけど頭がいい。
白石→キツネ：ずるさと賢さ。でも愛情深い。

そして主人公の【黒猫】。
これは前述の【猫】の暗喩も関わってきますが、
黒猫は本来【幸運】の意味合いを持つので
【選ばれた】という点からもモチーフになってます。

白猫と黒猫の違い、意味合いについては......
すみません、ここでは言及を控えますね。
出し惜しみしてみる......。


Ｑ．愛時ルートにだけ出てくる、選択肢後のモヤモヤは？

あれは、通称【首輪ゲージ】の演出です。
つまり黒幕のフラグに関わるゲージが溜まるとき、
あの紫色っぽいモヤモヤエフェクトが出てきます。

さらにあれは段階があって、最初はちょっとしたモヤですが
ゲージが溜まるとモヤモヤが増えていきます。
一定数以上溜まっていると、強制的に黒幕エンドにいきます。

その選択肢でなぜゲージが溜まるのか？
を考えてみるのも楽しいかもしれません。


Ｑ．白石のその後が気になる......

一言だけ。

彼にはちゃんと未来があります。


Ｑ．峰雄ルートのモノローグについて知りたい

峰雄ルートの章ごと最後に出てくる例のモノローグは、
すべて「緒方智樹」によるものです。

彼について熱く語ってくださってありがとうございます！
人間の「弱さ」や「普通」を表現したかったキャラなので
深く考えて頂けて嬉しかったです。


Ｑ．収録で特にこだわった箇所を教えてください！

前回ブログで尊のオススメシーンを語りましたが、
それに付随して他のキャラも知りたい！というお便りでした。

収録では役者さんもディレクションの島も、
すべてのシーン、すべての台詞をこだわって録ってます。
中でも「ここは特に大変だった......」なシーンをご紹介。

あ、尊は前回のブログで書いたので割愛しますね。
前回書かなかったところだと「バカ」のニュアンスは
ものすごく気を遣いました（笑）たった２文字だけど
シチュエーションや心情でまったく違ってきますからね。
色んな種類の「バカ」を演じて頂きました......！

【愛時】

「都庁展望台に呼び出されて、首輪と対話する」シーン
「主人公がさらわれて、白石に詰め寄る」シーン

が印象深いです。
前者はそれまで常に冷静だった彼が、
自分の過去と重ねて首輪に対し主観的に感情を出す場面。
怒りを見せるのか、挑発的なのか、諭すのか、
ここで激昂してしまうと彼が利己的になりすぎてしまうので
そのさじ加減が難しく、役者さんと細かく擦り合わせました。

後者は逆に、台詞だけ見るとそこまで怒りがないのですが
実際は自分への情けなさと白石が自身を大事にしないことへの
怒りに溢れているため、感情的な表現を模索しました。

愛時は全体的に抑える演技なので、
ディレクションの際もすごく神経を尖らせましたね......
細かいリテイクにも応えてくださった役者さんに脱帽です。

【契】

これはもう、【悲恋エンド】ですね。
メールでも多数頂いたのですが本当に熱演してくださっていて
チェックする側のこちらまで飲まれてしまいそうでした。

普段飄々としている彼の素の感情が最大限に出るシーンなので、
「渇望」と「諦め」を同時に表現するため、
１つ１つの台詞に細かいニュアンスをつけて頂きました。

契に関しては他にも、通常時と冷たい時の高低さについても
どこまでやればいいか？を擦り合わせつつ進めたのが印象深いです。

【峰雄】

峰雄は基本的に【自然体】がテーマで感情表現が多彩なので
１つ１つの台詞というよりは、流れを重視して
役者さんのポテンシャルにお任せした部分が多いです。

その中でも気を遣ったのは、
「藤井先輩の殺害現場に赴いて、亡き藤井先輩に報告する」シーンでしょうか。
事件を解決して、一皮向けて成長したあとの峰雄なので
それまでとは少し違った「大人」な雰囲気を出して頂きました。
同じように「告白シーン」もですね。彼が自分のこれまでを顧みて、
大事なものを自覚する場面なので、それまでにない透明感を表現して頂いてます。

どのシーンもキャラに命が吹き込まれたように生き生きしていて
ギャグシーンは収録中なのに笑ってしまうことも多々。
メールでも多数頂いた「契ルートの実況シーン」は、
台本チェックする手が止まるほど笑いました（笑）

【白石】

白石は特定のシーンよりもまず、台詞ひとつひとつ
役者さんの完璧な解釈に驚かされました......。

キャラの性質上、難しい単語やテキストウィンドウに
びっしり埋まる長台詞が多いキャラだったのですが、
まったく止まることなく流れるようにスピーディーに
収録が進んだことが印象深いです......。

中でも特に役者さんと擦り合わせたのは
「黒幕との会話」ですね。あ、表verとのです。
理性で留めているけど少しだけ動揺が現れる場面。
その「少しだけ」のさじ加減を絶妙に表現して頂きました。

あと恋愛シーンでどのくらい感情を出すか、についても
やはり難しいところなので個人的に気合を入れました。


複数頂いたものから選ばせて頂きましたが、
全部は答えきれずすみません......！

教祖様へのメールがものすごく多く、
中にはかなり鋭い考察をしてらっしゃる方もいて
それだけ深く愛してくださっているんだなあと嬉しく思います。

あ、ひとつだけ書いておきます。
「俺の人格は関係ない」と「これでやっと、泣かなくて済む」は
このキャラ性にとって、とても大事な台詞です。


今後もご感想やご意見、全力でお待ちしております！
毎週じゃなくなるだけでブログは今後もありますので
ぜひお気軽にポチッとよろしくお願いします～。



※上記画像のリンクをクリックして飛ぶか、
　ブログ上部の「ご意見・ご感想はこちら」からお願い致します。

※メールはブログに掲載させて頂くことがございます。
　そのためお名前の掲載の可否を明記いただけますようお願い申し上げます。
　書かれていなかった場合は、すべて「匿名希望」とさせていただきます。

※すべてのメールへの返信やブログへの掲載はできません。ご了承くださいませ。




次回更新は未定です！
でも、近々解禁される情報もあるしで
わりとすぐ現れるんじゃないかなあと（笑）

花邑さんも【戦刻ナイトブラッド】やなんやらで
大忙しですが、色々頑張ってくれてます......！
そして島は自分探しの旅に出て......嘘です。
監修とか別件とか、せっせと頑張っております。

改めて、カラマリをプレイしてくださっている皆様、
そしてキャラたちを愛してくださっている皆様、
本当にありがとうございます。

開発中は不安でいっぱいでしたが、
無事に発売して、たくさんのご感想やご意見を頂いて、
やっと「作れてよかった」と思えるようになりました。
やはり開発中は嬉しいことのほうが少ないもので......。

創ることの喜びを教えてくれるのは、
いつもプレイしてくださるユーザーの皆様です。

制作側としては反省点も多いですし満足はしていません。
今後も、ひとつでも多くの「楽しい」をお届けできるよう
スタッフ一同、鋭意努力してまいります！
応援して頂けたら嬉しいです。


▼島のぼやき　　　　　　　

すっごくどうでもいいネタをぼやきます。
どうでもいいネタなのにネタバレなので反転です。
（最後まで自重できない）

ちなみに、決して某キャラを
バカにしているわけではありません......。
愛ゆえの、そして開発中の疲れた頭での話です。


・教祖様の裏話１　～あの服について～

「黒のタートルネックでお願いしたい」
「こんな感じでどうですか？」
「......ユ○クロっぽい」
「ユ○クロですね」

......しばらく【ユ○クロ】と呼ばれていました。


・教祖様の裏話２　～初期の呼び名～

企画初期、教祖様の設定打ち合わせにて

「他者の感情に同調しやすい性質」
「この時期の教祖様の精神状態は？」
「初めて事件を起こしたとき」
「涙を流す。つまり彼はマリア様のような人で......」
「マリア様！？」
「マリア様」
「......マリア様」

......しばらく【マリア様】と呼ばれていました。

夜中にスタッフから【浜○あ○み】さんの
某曲の歌詞がメールで送られてきたときには
笹塚尊さんばりに「寝ろ（´▽｀）b」と
返信したくなったものです。


......今日くらいまともな記事にしたかったのに！（笑）
呆れずに今後もカラマリをよろしくお願いします！！


それでは、またお会いできることを願って。