ピオフィオーレの晩鐘 Episodio21
grazie di cuore!
オトメイトスタッフブログをご覧の皆様、こんばんは。
【ピオフィオーレの晩鐘】のディレクター、
デザインファクトリーの高村旭と申します。
↑のRiRiさんの描き下ろしイラストの下に書いてるコメントですが
「最終回だよ、全員集合!」って一回書いてみたものの、
あまりにも出落ち感がすごくて台無しにしてしまう......!
と思いとどまったことをこっそりと報告しておきます......。笑
※ちなみに画像クリックで大きくなります。
さてさて、5ヶ月間に渡ってお送りしてきました
『ピオフィオーレの晩鐘』スタッフブログ、
本日定期更新最終回です!
毎週頭を抱えて試行錯誤しながら続けてきましたが、
『ピオフィオーレの晩鐘』を楽しむ上で、
このブログが皆様の一助になっていれば幸いなのですが......
どうでしたでしょうか。笑
楽しんで頂けているといいなーと思いつつ
本日Episodio21、張り切って参りましょー!
公式ツイッター、稼働中です。
◆公式サイト
人気投票の結果を発表しました!
ちなみにダンテと楊は接戦でございました。
3位以下メインキャラは順位こそああなりましたが、
そこまで大差はなかったので思いの外バラけたなーというのと、
サブへの投票よりもメインキャラ+主人公に票が集中していた印象です(´∀`)
人気投票をやるたびに考えてしまうのですが
こういうのは「結婚したい人」とか「恋人にしたい人」とかで
意外と順位が変わったりするんじゃないかなあと思ったり。笑
そういう投票なんかも機会があったらやってみたいですね(´∀`)
ご投票ありがとうございました!
↓画像をクリックで公式サイトへ飛びます↓
◆Cool-B Sweet Princess vol.25
先週10/25(木)発売の12月号にインタビューを掲載頂きました。
色々答えました!
興味のある方がいらっしゃいましたら、
ぜひお手にとって頂けるとうれしいです(*´∀`*)
◆オリジナルサウンドトラック発売中!
ティームエンタテインメント様より本作のサウンドトラックが発売中です。
和田俊輔氏の手がけたBGM&主題歌、ED1~3が収録されています。
ぜひゲットしてくださいね。
詳細はこちらをクリック!
◆オトメイトカフェ シーズナルセレクション
東京
開催期間:10月1日(日)~11月11日(日)
開催場所:パセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメント 1F HoneyToastCafe
大阪
開催期間:10月22日(月)~11月25日(日)
開催場所:ホテルバリタワー大阪 天王寺1F HoneyToastCafe
詳細をご確認の上、ご来店どうぞよろしくお願いします!
詳細はこちらから!
ちなみに以前のブログで簡単にご紹介などもさせていただいております。
そちらもぜひ見てみてくださいね。
記事はこちらから!
皆様のご来店お待ちしております(*´∀`*)
せっかくの最終回ということで!
本日は皆様お待ちかねのビジュアルファンブックについての続報を
お届けしたいと思います!
◆『ピオフィオーレの晩鐘』公式ビジュアルファンブック
もちろん表紙はRiRi描き下ろし!
メインキャラ5人勢揃いで、かっこいいビジュアルに仕上がっていますよー!
また発売前にB's-LOG様にて掲載していただいた連載SS、
公式サイトに掲載していた期間限定SSを再録。
そしてそして......。
各キャラクターのBESTエンドの"その後"を描いた
完全書き下ろしのSSを6本掲載!
(6本ということで、あのキャラのSSも用意していたり......)
さらに開発インタビューもボリュームたっぷりでお届け予定です!
グッズ付きの限定セットもありますので、
ぜひぜひ皆様ゲットしてくださいませね!
いやー発売が今からとっても楽しみです(*´∀`*)
皆様にご満足いただける必見の一冊になるように色々頑張りました!
発売日なども含め詳細は
明後日11/1(木)18時にB's-LOG.comにて公開となりますので、
皆様チェックをお忘れなく&どうぞお楽しみに!
https://www.bs-log.com/
さてさて。
お次は最終回にゲストコメントがないのも寂しいもんだな、と思い
本作のシナリオを担当していただきましたかずら林檎さんに
『なにか制作の裏話してよ』という雑なざっくりな依頼をして
コメントを頂いてきました!
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かずら林檎です。
ブログ定期更新も本日最終回。寂しくなりますね......。
最後だから無礼講だと、コメントは好きに書いて構わないと
高村Dがバーンと背を押してくれたのですが
何を書きましょうね。
ゲーム制作の現場はいつも過酷な戦場です。
しかし今作『ピオフィオーレの晩鐘』制作現場は
いつも笑いが絶えない、あたたかい現場でした!
気が狂っていたのかもしれませんが。(笑)
苦しくても頑張れたのは、
少しでも良い物語にしたかったからです。
この作品が誰かにとって特別な作品になるように。
何度となく読み返して、何度となく微調整を入れました。
愛していただけて本当に良かった。
みなさま、ありがとうございます。
じゃあ、今回は私が覚えている
『制作現場の気が狂っていた瞬間』でも発表しますかね。
......NGかな......。
オトメイトブログさんにコメントを寄せて10年くらい経ちますが、
コメントリテイクをもらったことはありませんでした。
今日その記録は途切れるかもです......。
・高村Dが定期的に私のはしごを外す事件
よく展開のネタ出しなどで盛り上がるんですが、
私が高村Dの意見に「いいね!」と賛同しているうちに
何故か急に手のひらを返されることがあります。(笑)
例えば某ルートでの主人公のドレスの色についてとか。
高村D「意外と白とか着せたがりそうじゃない?」
かずら「白いいね......」
高村D「白ってえろいよね」
かずら「えろいえろい。俺が染めてやるぜってことですよね」
高村D「そこまでは言ってない。落ち着いて」
かずら「うそwww屋根にのぼってからはしごを外される感ある」
高村D「(´・∀・`)」
たぶん私は悪くないんじゃないかと思うんですよ......。
・セクシュアルとは何か(哲学)
特に楊6章のあのシーンですね。
中途半端はいけない、特に楊さんはそういう男なのだから
全力を尽くすのだとありがたいご指示をいただきまして。
全力を尽くしたのです。
高村D「これは......アウトなのでは......?」
かずら「でも具体的には何も言ってないんです!」
高村D「確かに......いや、でも......どうなの......?」
かずら「私にはもうわからない......」
高村D「これは......セーフ......??」
アウトでした。
こんな感じに修羅場はアウトラインをよく見失うので、
ギリギリまで必死に世間様の常識について考えました。
・ディレットーレの〇〇〇の死に様語って問題
詳しく語るとNG案件ですか? 大丈夫ですか?
私の中ではこれが印象深いですね......。
ディレットーレがとあるキャラの死に様について
「詳しく語って差し上げましょうか」と
煽ってくるシーンがあるんですが。
高村D「このテンションで詳しく語ってほしい!!」
かずら「そう?」
高村D「『ディレットーレ』『死に様語って』ってうちわを作りたいレベルですね」
かずら「そう......?? うん......??」
あの人、見ていないので実は詳しく知らないんですが。
きっと臨場感たっぷりに嘘を吐いてくれると思います。
こうして思い返すと作業の後半になるほど
おかしくなっている感じがしますね。
こんなところでご挨拶に代えさせていただきます。
みなさまが『ピオフィオーレの晩鐘』を愛してくれる限り、
彼らもみなさまを忘れることはありません。
またお会いできることを心待ちにしています。
ありがとうございました!
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......コメントリテイクを出したほうがよかったんじゃないか......?
と思わず考えてしまうコメントありがとうございました!笑
ほぼ毎日やり取りをしていたので、シナリオが一段落した後は
なんだか寂しい気持ちになったものです(´∀`)
あと制作の後半になるほどおかしくなっている感じが~とありますが、
制作中は大体いつもおかしかったような......気が......?
と、やや首を傾げましたが多分これは突っ込まない方がいいやつだな、と
思ったので触れないことにしておきます。笑
ブログ開設時より、たくさんのメールをお送りいただき、
ありがとうございました!
皆様のメールから本当にたくさんの元気をもらいました。
すべてのメールを紹介することが出来なくて本当に残念なのですが、
一通一通すべてのメールに目を通しておりますし、
皆様の愛は届いていますので、ご安心くださいませ!
ということで本日もご紹介いってみましょう!
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名前:匿名希望 さん
タイトル:今後の展開にも期待大です
本文:
ピオフィオーレの晩鐘製作スタッフの皆様はじめまして。
ブログの定期更新がラストという事で、非常に寂しくなりますが
是非感謝と感想をお伝えしたくお便りいたしました。
先日やっと大団円まで終わらせたのですが、
最後まで噛みごたえのある本当に面白いゲームでした!
画面のデザインや音楽、シナリオとイラストが調和しており、
フルコンプした今でもあの世界観に魅了されております。
攻略対象は元よりサブキャラに至るまで一面的な人間がおらず、
立場や状況によって激変するその関係性や感情に
こちらの情緒もジェットコースターの如く乱されて
読み進める手が止まりませんでした。
そんな魅力的な登場人物達の中で、ひときわ興味を惹かれたのが楊です。
どのルートでも安定した天災ぶりで、楊の面白スイッチを押してしまったが最後、
屍を積み上げて相手が死ぬか自分が死ぬまで終わらない生死の挟間を全力エンジョイ勢な彼に
最初は「うわー出た!」とほぼ恐怖しか感じなかったのですが、
個別ルートを攻略し大団円まで駆け抜けたあと気が付いたら一番好きになっていました。
自分でも不思議です。
楊自身の個別ルートでもラスボス兼攻略対象といった風情で全くぶれず、
リリィが思考を止めようものなら速攻で行き着く
「乙女ゲームでこのゲームオーバーって冒険しすぎでは!?」な驚愕の中途バッドの数々。
主人公が相対しているのはガチで危険な存在なんだなと一周回って逆に燃えました。
敢えてどぎついエンドも盛り込んだスタッフ様方の英断に拍手をおくります。
プレイヤーとしても楊というキャラの見極めが難しいルート序盤は双子の存在が救いでした。
冷静に考えれば結構物騒な言動の子達なんですけども、
楊と比べればまー可愛いこと!
とにかく二人が出てきて元気よくお話しているだけで癒されました。
ノーマルエンド扱いでいいから双子エンドが欲しいと思った位です。
そして章が進むと徐々に見えてくる楊なりの生きるルールやリリィに対して見せた渇望、
掴み辛い感情の揺れや抗いがたい艶やかさ、
バッドエンドとグッドエンドの虚しくも意義深い対比。
ベストエンドへ至るまでの道中で既に楊という男には十分惹きつけられていましたが、
ベストの最終章が本当に、悔しいほどに良くてですね。
散歩をソデにされる姿、リリィに泣かれ小さく動揺している姿、
教会から帰ってくるか分からないリリィを(多分)待っていた姿...
どの楊もルート初期では想像すら出来ませんでした。
本能のままに生きて死ぬ筈の男が、リリィから人間性の欠片を受け取り
少しだけ人間くさくなっている所がたまらなく好きです。
ベストエンディング後の楊も決して善人になった訳ではなく、
育ってきた環境や倫理観が根本から違うリリィの気苦労は
並大抵の物ではないと思いますが、泣くことがあったとしても
離れずに人生を共にして欲しいなと願わずにいられません。
最後に、この作品を作って下さったスタッフの皆様に心からの感謝を捧げます。
非常に楽しい時間が過ごせました。
ピオフィですぐに大きな展開は難しいと思いますが、
ブルローネに関わった人々が今後どんな人生を歩むのか、
ファンディスクなり続編なりで見ることが出来るならこの上なく幸せです。
これからも引き続き応援しております!
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匿名希望さん、はじめまして!
メールありがとうございましたー!
「うわー出た!」に思わず笑ってしまいました、すみません......(笑)
高村も他ルートプレイ中に楊が出てくると「うわー出た!」と
思ってしまうんですよね......(´∀`)
楊はそのキャラクター性もルートも、なにかと挑戦の多かった人なので、
思っていた以上に多くの方に好きと言って頂けて少しほっとしています。
双子も好きと言って頂けることが多くてありがたいです!
めいっぱい趣味を詰め込んだ二人なので、
癒やしとなれたようで良かったです!
余談ですが楊のBESTエンドについて高村未だにあの一週間後くらいに
楊に殺される未来とかあるんじゃない?とやや疑ってたり。
飽きた、の一言ですべてが済む男なので怖いですね。
制作側の意図をまるっと無視して勝手に動いていく男なので、
この先の彼らがどうなっていくのか、
楽しみなような、そして少し怖いような気持ちです。
今後の展開についてはまだまだわかりませんが、
ぜひ今後とも応援して頂けたらうれしいです!
匿名希望さんありがとうございましたー!
大変嬉しいことにブログ終了後もメールを送ってもいいですか?という
ご質問を頂きまして!
不定期ブログの際などにご紹介させて頂くこともあるかと思いますので
ぜひぜひ思いの丈をお送り頂ければと思います!
ということで引き続き作品、キャラクターへの質問はもちろんのこと、
スタッフへの励ましのメールから皆様のイタリア旅行紀行まで
1行でも2行でも大歓迎!皆様からのメールをお待ちしております~!
叫びたいことはあるけどメールを紹介されたくない!という方は
勿論、その旨記載して頂ければスタッフの胸のうちに秘めますので、ぜひお気軽に!笑
推しキャラを書いておくと返事があるやも......。
その際はぜひお名前の掲載の可否を記載頂けますと幸いです。
(記載がない場合は全て匿名とさせて頂きます)
ぜひぜひお気軽にメールいただけると嬉しいです(・∀・)
※上の画像のリンクをクリックして飛ぶか、
ブログ上部の「ご意見・ご感想はこちら」からお願い致します。
※お名前の掲載の可否を明記いただけますようお願い申し上げます。
書かれていなかった場合は、すべて「匿名希望」とさせていただきます。
※すべてのメールへの返信はできません。ご了承くださいませ。
ここで簡単に高村からもご挨拶を。
『ピオフィオーレの晩鐘』楽しんで頂けましたでしょうか。
企画の立ち上げから約2年。
制作において大変じゃない作品というのはないと思うのですが、
それでも「大変だった」と声を大にして言えるくらいには
修羅場続きの現場だったように思います。
改めて見返すと、もっと良く出来ただろうな、と思う部分や
心残り、至らぬ点はたくさんあるのですが。笑
少しでも良い作品を、皆様に楽しんで頂ける作品を
届けたいという気持ちだけで走ってきました。
今後もブルローネで生きる彼らのために、そして皆様が楽しめるように。
少しでも出来ることを探していきたいと思っていますので、
引き続き応援して頂けますと幸いです。
グラフィックチームをはじめ、
それぞれの仕事を常に120%で全うしてくれたスタッフに最大の敬意を。
本作を手に取り、そしてプレイしてくださった皆様に最上の感謝を。
そしていつかまた、皆様と――
1926年の南イタリアにてお会いすることができたなら、
こんなに幸せなことはありません。
って色々しんみり書いてみたけど
来週とか再来週にまた改めてVFBのご紹介のブログとか
書いてたらどうしよう......!?
と、高村はふと我に返ったのでした......(´∀`)
そんなわけで定期更新は一旦終わりとなりますが、
皆様が心配しているであろう例の誕生日のアレとか、
あとTwitterとかも色々まだまだ考えてますので
どうぞお楽しみに!
それでは、またお会いいたしましょう。
高村でした。