ワンド オブ フォーチュン その8

皆様こんにちは! 【ワンド オブ フォーチュン】担当のいわたです。
ようやく収録がすべて終わりまして、会社を出払っていた間に溜めに溜めた仕事を
必死になって片付けている今日この頃でございます。

ワンドの開発状況ですが、今は細かい詰めの作業が多いです。
むしろ私よりもスクリプトやプログラム関係が相当忙しそうです。鬼気迫ってます。
私はそれを横目で見ながら、頑張ってねーと応援しつつ雑用を片付けております。

ところで先週、限定版特典と予約特典の内容が公開されておりました。
予約特典はポストカード7枚セットなのですが、薄葉カゲローの描き下ろしもあります。
既に線画は上がっておりまして、後は彩色だけなのですが、これがすごく良いのです!
そのうち画像も公開されると思いますが、ぜひぜひ楽しみにしておいてください。

そして、限定版特典。設定資料集はおなじみですが、今回は中身がちょっと楽しいです。
詳細はまた後日になると思いますが、普段はあんまり見られないようなものを入れようと
現在も画策しているところです。こちらも楽しみにしておいてくださいませ。

もうひとつの同梱物、ドラマCDは……タイトルからして推して知るべしですよね……(笑)

『ユリウス少年の事件簿〜ノエル殺人事件〜』

絶対やろうと思ってました。このネタは開発初期からずっとやろうと決めてました。
誰が殺されるかを真っ先に決めました。何かこう、自然の流れで。だって他にいないですし。
タイトルが決まった時点で何もかも終わったような気が致しました。
収録はこれからですが、台本中に死体限定でかなりの無茶振りをしておきましたので、
きっと鈴木さんがものすごく頑張ってくださるんじゃないかなあ、と思っております。

さっき改めて台本を読み返してみたのですが、「うん、ひどい。」と素で呟きました。
漏れなく全員ひどいです。みんなそろって何もそこまでしなくてもと思います。
でも、これくらい可哀想なことになってたら、少しは憐憫の情とかでノエルに対して
やさしい気持ちになれるんじゃないかな、と……。

ある意味すごくおいしいですよね。ノエル。

…………。

だめだあれをいじりだすと止まらない。もうやめようって決めたのに!決めたのに!


……気を取り直して。

最近ビラール殿下が非常に熱いです。
彼はメインキャラの中で最も年上のお兄さんなのですが、
会話がカタコトのせいか妙な愛嬌があって、場を和ませてくれる貴重な人です。
……他の6人が和みとは程遠い性格をしているせいだとも思うのですが。

それではちょっとだけ、そんな彼の愛らしい部分をお見せしようかと思います。
出典は前述のドラマCDより。……ちょっとだけです。ちょっとだけ。


 * * *

ビラール 
「ラギ。何か踏んでマスよ」

ラギ   
「あ? (自分が踏んでいるノエルに気付き)うぎゃああああっ!?
な、なんだコレ、死体か? ……って、ノエルじゃねーか!」

ノエル  
「うう……」

ビラール 
「(楽しそうに声を弾ませて)死体。死体デスか。わかりまシタ」

ラギ   
「おいビラール。なんでノエルの周囲にチョークで線を書いてんだ?」

ビラール 
「フフ。現場を保管しマス」

ラギ   
「てめー、その知識はどっから手に入れたんだ……?」

 * * *


なんだただの自由人か。

……と思ったあなた、多分それで正解です。
ルームメイトのラギはツッコミに忙しそうです。
殿下楽しいですよ殿下。まあ自由なのは殿下だけじゃないんですが。


そんなわけで、今週はこの辺で。
お土産にはツンドラ闇少年を置いておきます。
セリフの9割がイヤミと皮肉でできている、とどこかの誰かに言われていた彼も、
コントの中でまでそのキャラを維持できるかどうか。
結果はご自分の耳で確かめていただければと思います。(笑)←宣伝!

「僕はあくまで事実を述べただけですが、それが気に障るということは……ああ、失礼。
事実を言われて傷つくほどあなたがナイーブだとは知りませんでしたので」

わりとサクッとむかつく子です。でもかわいいです。ものすごくかわいいです。

ほんとですよ!

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