ワンド オブ フォーチュン その10

皆様こんにちは。金曜日になりまして今週も【ワンド オブ フォーチュン】のターンです。
朝一番に公式サイトの「フォーチュンクッキー」を割ってみましたら、ハイテンションな
ユリウスにはしゃがれて、妙に疲れた気持ちになった担当のいわたです。
皆様「フォーチュンクッキー」楽しんでいただけてますか? 
たまにひどいこと言ってる子もいるんですが、広い心で流してあげてください(笑)

さて今日の話題はやはりコレです。
昨日発売の「B's-LOG」!(7周年おめでとうございます!)
今回はもう、ぜひぜひ誌面をご覧になっていただきたいです。なんと大量12P特集!
オープニングストーリーの公開や、ミニゲームの紹介、デートイベントの紹介に加えて
なんと収録を終えた声優さんのインタビュー(櫻井様、鈴木様)まであるのですよ。
もちろん毎号恒例の連載企画も健在です。今月の担当はラギになります。
描き下ろしの絵が普通にかっこよかったので、どうやってオチをつけようか悩みました。

新たに発表した【S.Y.K 〜新説西遊記〜】【緋色の欠片4(仮)】には負けられません(笑)
ワンドもまだまだこれからです。どんどん攻めていこうと思います!

.

そんなわけで、今日はインタビューに合わせて私なりの収録レポのようなものを。
櫻井様と鈴木様、それぞれの収録について書いてみたいと思います。


ユリウス役・櫻井様の収録で印象に残った点としては、やはり例の早口口調でしょうか(笑)
櫻井様もインタビューで仰っておられましたが、ユリウスのアレは場の空気も一切読まずに
唐突に始まるので、かなり戸惑わせてしまったと思います。
ゲーム中でも要所要所で出てくるもので、そのセリフが来る度に「来たか…」と一呼吸置き
気合をみなぎらせて演じていただいておりました。
櫻井様はものすごく真剣なのですが、セリフがセリフなものですから聞いているこっちは
どうしても笑ってしまって(笑) 非常に楽しい収録でした。

実は最初にこの口調が出たときに、そこまでのローテンションぶりと声のトーンが
どうしても合わなくなってしまい、若干調節していただいたのです。
本当に「若干」程度なのですが、それでもその微細な感覚がユリウスにはとても大事で。

その時点で既に録っていた部分については、それはそれで「アリ」でしたし、
このまま進行してしまおう……とこちらでは判断していたのですが、
そのときに迷わず「録り直しましょう」と言ってくださったことが本当に嬉しかったです。
プロだなあ……と感動してしまったというか。

ストーリーの重要部分は終盤に収録させていただいたのですが、序盤から通して聴くと
少しずつユリウスが近づいてきてくれているような気がします。気を許しているというか。
どんどん遠慮がなくなっていくんですよ。その度に声がより素直になっていって。

これはもちろん、意識的に声に親しみを込めて演じてくださっているからなのですが、
恋愛シーンで甘くなるのは普通としても、特にそういうシーンでもないごく普通の会話でも
距離が縮まっている感覚を味わえるというのは、本当にすごいことだと思います。
櫻井様、本当にありがとうございました!


そしてノエル役の鈴木様。ブログでも相当いじっているアレの収録現場は、恐ろしいほどに
自由かつ笑いに溢れた現場になっておりました。(笑)
収録はもちろん初登場シーンから開始したのですが、ノエルの初登場といえばアレです。

鳥とケンカするノエル。

第一声からとんでもないテンションでのスタートですよ。テストで音声をいただいた瞬間に
ブース内ではこらえきれない笑いがだだ漏れでした。はい、私も大笑いしましたが。(笑)
テンションの高いときはひたすら可笑しく、そして普段は非常にウザく(笑)、
たまにシリアスな空気になっているときは耳が錯覚したかと思うほどかっこよく(……)
演じていただきまして、なんというか、「ノエルごときにもったいない……!」と
思うことしきりでした。

インタビューでは「近年まれに見る自由度」だったと仰っておられましたが、
繰り出す演技のすべてがクリーンヒットだっただけで、
別にチェックを甘くしたわけではないのです。(笑)
ノエルのシナリオは、キャラがキャラですから、ある程度お笑い要素を詰め込みましたが
そこに鈴木様の絶妙な演技が加わることによって、凄まじい破壊力が生まれたと思います。
真面目に仕事しろ!と怒られそうなほど素で楽しみ、そして笑い倒しました。

何がすごいって、まああんなノエルでも一応シリアスなシーンはあったりするんですが、
収録の都合でシーンが飛び、超シリアスなシーンの直後に超お笑いシーンが来たりしても、
鈴木様はそのまま突進していかれるんですよ(笑) 気を取り直して、的なものが一切ない!
どれだけすっとんきょうなセリフを言った後でも、次の瞬間は「誰ですか!」と言うほどに
ナイーブでシリアスな声がスピーカーから聞こえてくるわけです。
聞いている私の方が「すいません心の準備をさせてください!」と言いたくなりました(笑)

鈴木様ご自身は非常に飄々とした方で、
何故この方からあんなキレた演技が出てくるのだろうと
こっちが不思議に思うほど飽きない収録でした。まさに腹筋崩壊的な時間でしたよ……!
鈴木様、本当にありがとうございました!


以上、本当にザッとではありますが、収録レポートでした。


ユリウスとノエルにつきましては、
同じ年で(一方的ながらも)ライバルということもありまして、
一部のストーリー進行やCGの演出などを意図的にダブらせています。

今回、個別ルートは完全に別の話になっているのですが、
多分ユリウスとノエルを両方クリアすると
どこをダブらせているのかはすぐに気づいていただけると思います。

彼ら二人は、このゲーム中で「魔法学院の生徒」「魔法を学ぶ子」との恋、を担います。
どこが同じで、どこが違うのか。そういう部分にも注目していただけたらと思っています。


それでは今週はこの辺で。

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