皆様こんにちは。今週もやって参りました【薄桜鬼 随想録】。
担当のいわたです。私は何も悪くない。今週はこの言葉を先に言っておきたいと思います。
実は先週の記事内容がちょっと斜め上の方向に反響を呼んでしまったようで……。
千鶴のバストサイズだけで何故あんなにもメールが届くのか普通に疑問でした(笑)
「千鶴が可哀想」という観点で、きっと育つはず・千鶴はこれからだ!と語られる、
「男性陣が可哀想」という観点で、もっと増やしてやってほしいと切々と訴えられる、
「まな板はぺったんこすぎて可哀想だからせめて洗濯板(凹凸がある)にしてやって」と
望まれるメールには、もはや何が正しくて何が間違ってるのかわからなくなりそうでした。
(いただいたメールはすべて有り難く拝見しております! とても楽しいです!)
ちなみに「まな板」と「甘食」はやっぱりひどいよと軽くヨネさんをいじっていたら、
通りかかった社長がぼそりと「俺も千鶴のまな板は軽くショックだったんですけど……」と
呟いて去っていきました。…………。
もうそれぞれ好きに想像したらいいんじゃないでしょうか。(笑)
ちなみにヨネさんが言うに、まな板はあくまで初期値だそうですので、育つか育たないかは
彼女の生き方とパートナーと成長ホルモン次第だそうです。
ちなみに私はつい先日コンビニで甘食を見かけてつい買ってしまいました。
普通においしかったです。素朴な味で。……とても素朴な味、で……
.
さて、ワンドが爽やかな話題だったので、負けずにこちらも爽やかな話題いきましょうか!
冒頭から大失敗じゃないか、なんて言葉は聞こえません。爽やかに、爽やかにいきます。
というわけで、本日はやはり昨日公式サイトで発表されました特典関係に触れなければ!
まずは、【薄桜鬼 ポータブル】の方から参りましょうか。
こちらですが、まず予約特典がミニクロスとなっております。
ミニクロス。つまり、こまめに拭いて綺麗にピッカピカ!という魔法の布です。
例えばこちらに取り出しましたとある携帯ゲーム機。(※心の目で見てください)
ご覧くださいませ、この液晶部分、ゲームに夢中になりすぎるあまりに気づけば指紋の跡が
べっとべと……なんて事態を嘆いた経験はございませんか?(※心の目で見てください)
もちろん携帯ゲーム機のみならず、多種多様な品物にお使いいただけます。ほら、ここにも
そこにもあそこにも、気づいてみれば汚れがたくさん! そんなとき、この10センチ四方の
魔法の布――そしてそこに描かれたSD隊士たちが「その画面の曇り…俺たちが斬る!」と
大活躍してくれるというわけです。なんて素敵な特典なんでしょう!(※心の目で以下略)
必須アイテムの曇りは心の曇り!いつでも綺麗にピカピカに!は乙女の合言葉です。
次に限定版特典。ひとつめは携帯クリーナー5個セット。1個で十分、なんて悲しいことは
言わないでくださいませ!(笑) 携帯なんて毎日持ち歩くものじゃないですか。乙女ならば
毎日何度も拭いてくださいよ液晶を。そしてその度にキャラを思い出してくださいよ。
いっそのこと日替わりでどうですか。月曜は土方さんで拭いて、火曜は沖田で拭いてみる。
これですよこれ。そのためのクリーナーです! だから5個セットなんです!
いつでもどこでも選り取りみどり。そんなハーレム気分を丸ごと携帯しちゃってください!
そしてもうひとつの特典なんですが、こちらは薄桜鬼出演声優様の座談会CDです!
これなんですが、実は既に収録は済んでおりまして、私は一足先に音源を聞いております。
収録に立ち会った藤澤プロデューサーに話を聞いたところ、「すごかった」の一言だけで
何がなんだかわからなかったんですが、実際に音源を聞いてみたら本当に「すごかった」(笑)
土方役の三木様に司会進行をお願いしたのですが、これがもう水を得た魚と申しますか、
参加者の皆様も「すみませんぶっちゃけすぎです!」とツッコミたくなるほどのトークを
展開され、聞いていて素で笑ってしまうほどにカオスな内容となっております。
なんというか、出演声優様方のトークの引き出しの多さに脱帽といいますか、どんなネタも
綺麗に拾っていかれる三木様の手腕のおかげというか、とにかくすごい座談会でした。
ぜひぜひ聞いてみていただきたいです。とりあえず私は聞きながら大笑いしてました(笑)
ポータブルの方は以上です。ミニクロスに携帯クリーナーと、キレイキレイ繋がりですね。
トドメに抱腹絶倒座談会とは、やはり牛乳を口に含んで聞くしかありませんね。
合言葉は「牛乳噴いても大丈夫!何故ならクロスとクリーナーがあるからさ!」です。
皆様よろしくお願いいたします。
というわけで次は【薄桜鬼 随想録】の特典ですね。
こちらの予約特典は「すごろく」です。……ああ聞こえます、聞こえますよどこからか。
「今の時代にすごろく?」「子供じゃないんだし」「こんなのもらってどうしろと」の声。
ですがこの「すごろく」を侮ってもらっては困ります。社内でも「えーすごろく?」なんて
言ってる者がおりましたが、実物が出来上がってからは手のひらを返しましたからね!(笑)
「やばい超やりたい」なんて言いながら、本当に四人集めて遊びましたからね!
とりあえず盤面に使用しているSDはすべて描き下ろしです。公式サイトでは画像サイズの
関係上、詳細なところまでは見えなかったと思いますが、めちゃくちゃかわいいです。
マスに書かれた指示書もカオス。キャラがいるマスに止まった瞬間、阿鼻叫喚の地獄です。
そんなすごろくのストーリー、そして代表的なマスの指示書は以下の通りになります。
* * *
ある日のこと。
千鶴は源さんに頼みごとをされました。
「すまないが、夕餉の支度を手伝ってくれ。炊事当番が稽古で怪我をしてしまってね」
他ならぬ源さんの頼みです。千鶴はすぐうなずきました。
「ありがとう。……だが、気をつけなさい。今日は何故か皆が退屈しているようなんだ。
厨房に来る前に邪魔をされるかもしれない」
源さんは妙に疲れた顔をしています。
千鶴は首を傾げながらも、素直に忠告を胸に刻み、厨房へ向かうのでした。
* * *
■19 沖田
「ねえ千鶴ちゃん。
ヒマだから僕と遊ぼう?」
「遠慮します……」
「ふうん。……斬るよ?」
「なんでですか!」
奇数:逃げ切れる
偶数:捕まって動けない
■39 平助
「イテッ、イテテテ!」
「どうしたの、平助君?」
「腹が痛ぇ!オレもうダメかも」
「え……!?」
斎藤の目を出して仮病だと見抜かれるまで
平助を構ってあげてください。
■43 風間
「よくぞ参った、我が妻よ。
祝言をあげようではないか」
「……は!?」
風間の目:スタートまで戻る
それ以外:逃げ切れる
* * *
こ れ は ひ ど い
……と、誰もが絶句する指示書のオンパレード。実際にやってみると本気で「ぎゃー!」と
叫べることは実証済。特に沖田のマスに止まると地獄です。逃げるのに時間がかかります。
これは実際に遊んでナンボの特典だと思います。
お友達・ご家族お誘い合わせの上、ぜひ遊んでみてください。最初はバカにしていても、
そのうち「頼むからもう解放して!」と祈りながらサイコロを振るハメになります。
勝利のためにはトラップに引っ掛からない方が有り難いのですが、一度も止まらないと
なんとなく損をしたような気分になる、そんな不思議なすごろくです。
ちなみにヨネさんはキャラに愛されすぎてほぼすべてのトラップに引っ掛かり、全員から
「よっ、さすが生みの母!」「空気読みすぎですね!おいしい!」と絶賛されてました。
本人は途中からあまりのサイコロ運のなさに悟りを開いてましたね。いやー笑った。
……まあラストは私とヨネさんの悪運対決だったんですけどね。ギリギリのところで勝てて
本当によかったです……。
さて、どう見ても「すごろく」について熱く語りすぎたと冷静になったところで(笑)、
次は限定版特典です。まずは週めくりカレンダー!
こちらも見たままですけども(笑)、机の片隅に置いておくのにちょうどいいサイズです。
そして、1枚ごとにピックアップされているキャラクターの一言コメントが入ってます。
愛の言葉だったり、信念を伺える言葉だったりとバリエーションも豊かですので、その辺も
楽しみにしていただけるといいなあ、と思います。
カレンダーって実用的ですよね。気づけば今年のカレンダーがどこにもなかった私ですが、
これが届いたらささっと抜き出して自分の机に置きたいと思っています。(笑)
そして最後。……あれですか。あれですね。いつものあれがやってきましたね。
限定版特典ドラマCD
「海亀はつらいよ〜決戦・乙姫VS風間、海産物の逆襲〜」
申 し 訳 あ り ま せ ん で し た !
……いや、何か先に謝っておかなければならないような気がして……(笑)
とりあえず、タイトルがすべてです。タイトルに内容が全部書いてあります。本当です。
正直自分でもこのタイトルはねえよと思ってます。決めたとき本当に時間がなくて……
つい最近までどんなタイトルつけたかも忘れてたくらいだったんですが、改めて見てみて
あまりのアホさ加減に自分が笑ってしまいました。
ちなみにヨネさんは今日このタイトルを知って、開口一番「バッカじゃないの!?」と
爆笑してました。そしてその後で配役を聞いて目を輝かせてもいました。
しなくてもいいことをしそうな気配でしたので、とりあえず自重を促しておきました。(笑)
恒例のシナリオ一部抜粋ですが、どこを出してもなんというか……な感じだったもので、
とりあえず冒頭の当たり障りのない部分を出してみました。以下がそれです。
* * *
沖田総司
「……あれ、何その、手に持ってる女物のクシ。
まさか、千鶴ちゃんにあげるつもり?」
藤堂平助
「あっ、い、いや別にこれは、あの……!
あ、あいつ、年頃の娘なのに、ずっと男装させられっ放しだろ?
だから、そのうち……女物の着物を着る機会があったら、
使ってくれねえかなって思って……」
原田左之助
「それは別にいいと思うけどよ……何で、よりにもよってクシなんだよ?」
藤堂平助
「えっ? まさかクシって、女に贈っちゃ駄目なのか?」
原田左之助
「クシを女に贈るってのは、『苦しい時も、死ぬ時も一緒にいてくれ』
つまり、『結婚してくれ』って意味だろうが」
藤堂平助
「えっ!? そうなのか? オレ、そんなの全然知らなくて――!
(照れながら)そ、そうか……オレと千鶴が、結婚……」
SE・クシを踏み潰し、割ってしまう音
藤堂平助
「うわああああああああ!?」
原田左之助
「今の音、まさか……」
沖田総司
「ごめんごめん、平助。
君が千鶴ちゃんの為に買ってきたクシ、間違って踏んづけちゃった」
藤堂平助
「ちょ――何すんだよ、総司! 真っ二つに割れてんじゃねえか!」
沖田総司
「しょうがないじゃない、わざとじゃないんだから」
藤堂平助
「しょうがないで済むかよ!
これ、ベッコウのクシだから、結構高かったんだぞ……」
沖田総司
「へえ、ベッコウなんだ。
……ねえ左之さん、ベッコウって何でできてるんだっけ?」
原田左之助
「亀の甲羅だよ」
沖田総司
「そうなんだ? じゃあ、クシを作る為に亀を捕まえて
甲羅を取っちゃうってこと? 人間って、残酷なことをするなぁ」
原田左之助
「おとぎ話なら、亀がいじめられてたら誰かが助けに来てくれるんだろうがな。
現実は、無情ってことだろ」
沖田総司
「浦島太郎か、懐かしいな。
子供の頃、眠れない夜に近藤さんが話して聞かせてくれたのを思い出すよ」
* * *
沖田さんは本当にやりたい放題ですね……。これだけ見ると一番可哀想なのは平助だと
思われそうなんですが、多分一番の被害者はあの人です。間違いない。
配役は秘密にしておきますが、とりあえずこんな役があります。
浦島太郎
亀
乙姫
タイ
ヒラメ
イカ
タコ
ナレーター
どうぞ実物を手にするまで、皆様楽しく配役を予想してみてくださいませ……(笑)
そして聞いた後、できれば怒らないでいただければと思います。そう切に願います。
さて、以上ですべての特典の紹介を終えました。なんだかどこかの通販番組でオーバーな
リアクションをしている外人さんになった気分です。(笑)
今回の特典はなかなかバリエーションに富んでいて楽しいような気がいたします。
とにかく「すごろく」やってみてください。地味に今回の特典で一番手がかかってます(笑)
【薄桜鬼 ポータブル】【薄桜鬼 随想録】共に8月27日発売でございます。
ぜひぜひ、ご予約の上、お買い求めくださいませ!!
そんなわけで今週は以上! 実に爽やかな記事でした。来週も頑張ります。頑張り、ます。
……って、また忘れるところでした!! 先週は衝撃の馬上画像で腹いっぱいになって
ついつい失念していたのですが、お土産のバナーを貼っておきます(笑)
えーと、今週は山崎くんですね。よろしかったら、ぜひお持ち帰りください!
それではまた来週! さようならー!
P.S.
様々な衝撃の走った4月頭にありました例のアレに対し、「もう一度見たい!」などと
多くのメールをいただいておりました。そんな方は、今月の「B's-LOG」様に向かって
まっしぐらに駆けていくと、すごく良いことがあるかもしれません。内緒ですよ!(笑)