ワンド オブ フォーチュン その19

皆様こんにちは! 【ワンド オブ フォーチュン】宴会部長のいわたです。
……あながち間違いじゃないところが怖い。

そんなわけで、とにかく今週はアレですよ、祭りですよ。とりあえずワンドに少しでも
期待してくださってる方は今すぐ書店へGO!な感じですよ。B's-LOG様万歳です。
何しろどどーんと表紙を飾らせていただいてますからね。どどーんと!
一番後ろにいるくせに少しでも前に出ようとしている約1名と、不満そうにルルの腕に
抱かれた約1匹に注目してください。ユリウスとルルはきっと何も考えてません。

表紙のキャラは編集部様からいくつかご指定をいただいたものから選ばせていただき、
こんな形になりましたが、薄葉カゲローも非常に楽しんで描けたようです。
しっかし、派手ですね……(笑) 何かこう、ピンクー!って感じですよね。すごい。

そして悲願の「期待するゲーム部門」第1位獲得……!
涙で前が見えません。皆様本当にありがとうございました。頑張ります。頑張りますとも!

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さて、表紙はさておき、中身の記事にも注目ポイントがいっぱいです。
詳しくは実際に記事を見ていただくしかないんですが(笑)、ついに「最終試験」に関する
内容が出ております。CGも公開しておりますが、いかがでしょうか?
今回のワンド、コンセプトは「明るく楽しい魔法学院生活!」なわけですが、

「明るく楽しい」だけだなんて私は一言も言ってませんでした。(笑)

最後に待ち受けるこの最終試験は、本当にシビアです。そこに至るまでに築き上げてきた
主人公のパラメーターやパートナーになるキャラとの好感度が非常に大きく影響します。
場合によっては最悪の結末を迎える場合もあります。
キャラクターそれぞれの、心の一番奥の部分に触れられる大イベントになりますので、
ぜひぜひ頑張ってこの試験をクリアしていただきたいと思います。頑張ってください!
……いやここのシナリオほんと頑張ったのでぜひよろしくお願いします……

EDの数もインタビューでサラッと言っちゃってましたね。(笑) まあそういうことなので
いろんなEDを見て楽しんでいただけたらと思います。友情EDも結構いいもんですよ。

というわけで、中身についてはB's-LOGをご購入していただくとして……(笑)
私は毎度恒例の簡易収録レポを書きたいと思います。最後はアルバロとエストでしたね。


ではまず、アルバロ役の鈴村健一様。
アルバロについては、何故かキャラクターデザインが完成したときから私の頭の中には
鈴村様の声が聞こえておりまして、是非にとお願いさせていただきました!
そして実際に収録になり、第一声をお聞きした瞬間に、「これだー!」と確信しました。
本当にぴったりだったんですよ、なんというか、求めたイメージそのまんまというか。

アルバロというキャラは、まあ見た目も奇抜ですし、主人公に対しても気安いというか
かなりベタベタしてくる軽いキャラクターなんですけども(笑)、その奥にいろんなものを
含んでいるキャラでもありまして、ごく普通の日常会話でも絶対に維持していただきたい
ポイントというのがあるんです。
鈴村様は非常にキャラクター理解の深い方で、あれほど忙しい方ですのに台本の読み込みも
きっちりして来られるものですから、わざわざこちらが説明する必要もないほどでした。
1を言えば10理解されると申しますか……収録でも逆にこちらが勉強になることが多く、
本当にお引き受けいただけてよかったなあと思っています。

ただ、アルバロについては正直「こういう部分を頑張っていただいた」とか細かいことに
触れるとすべてネタバレになってしまう危険性があり、鈴村様もインタビューではずいぶん
苦戦していらっしゃいました。本当、面倒くさいキャラクターで申し訳ないです……。
私も今収録レポートを書いていて、書きたいことはたくさんあるんですが、この部分が!
と書いては(ダメじゃんネタバレじゃん!)と慌てて消している始末です。

そうですね……。うーん、軽く触れるとしたら、鈴村様もインタビューでアルバロの口癖が
「まあ○○〜」が多いと仰ってましたよね。その後の心理的な解説もよく読んでおかれると
いいんじゃないかなあと思います。あれ、本当に真理なんですよ。
実はシナリオ上で「まあ○○〜」という喋り方を口癖として指定したわけではないのです。
ただし「基本的に物事を断定しない」という指定はしてます。そういう人ですアルバロは。

まあ細かいことは抜きにして(笑)、普通に聞いていてもアルバロの喋りは面白いですよ。
調子がいいんで、最初は「うんうんなるほど」と聞けるんですが、サラッと「……ん?」と
首を傾げたくなる言葉が混じっていたりするので……(笑)

クセのあるキャラクターでしたが、ボイスが入ったことで更に魅力が増したとも思います。
鈴村様、本当にありがとうございました!


そして次は、エスト役の入野自由様。
エストという子は、アルバロとはまた違った意味ですごく面倒くさい子だったりします。
年齢的にもデザイン的にも、いわゆる「ショタ枠」のキャラクターになるんでしょうが、
だからといって「可愛い」をポイントにはできないんですよね。
なので、収録のときには入野様の「どの部分の声」をいただくか、摺り合わせに少し時間を
かけて慎重に作っていきました。実際いくつかの声で演じていただいたのですが、最終的に
「これだ!」という声が固まったときは、本当にうれしかったです(笑) もうブースの中で
ガッツポーズが出ましたからね。エスト来たー!みたいな。テンション高かったです。

入野様もインタビューで触れられてたように、エストの台詞は8割方イヤミと皮肉と罵倒で
できているようなものなので、乙女ゲーとしてどうなの?と思われそうです。(笑)
でも基本的にクールで冷静なエストが、ほんの一瞬たじろいだり、あわてたり、照れたりと
感情をちらりと覗かせてくれる部分が来ると、冷たく耐え抜いた冬の時代が報われるようで
大興奮すること請け合いです(笑) 春が来たー!!と叫んでいただけると思います。
思えばエストの収録では本当にガッツポーズがよく出ました(笑) その度に他のスタッフが
笑ってましたけど。大半は憎たらしいのに、たまにデレが来ると破壊力大きくてつい……。

そうそう、個人的にものすごく気に入っているのは、実はエストの魔法呪文詠唱なんです。
もちろん魔法学院の生徒ですから、折々に魔法を使うシーンがあるんですけども、エストが
呪文を唱えるときの声のトーンとか喋り方が大好きなんですよ。こう、そっと囁くような、
静かに耳を傾けていたくなるような、あのトーンが本当に好きなんです。
収録のときにも、呪文のシーンが来る度に、「ほう……」とため息が漏れていました(笑)
ゲームをプレイする際には、ぜひぜひ注目していただきたいです。

ワンドのキャラクターの中でエストは一番年下ですが、入野様も本当にお若いんですよね!
収録の際は諸々忙しくて300回くらい使い倒した廃棄寸前のボロ雑巾のようになっていた
私にとってはもうその若さが眩しくて眩しくて(笑) ちょっとお茶目なところもありつつ、
それでいて演技は超がつくほど真面目な方で、今回お仕事できてとてもうれしかったです。

単純に高めの可愛い声にしなかったことで、エストのキャラには深みが出たと思います。
入野様、本当にありがとうございました!


さて、これでメインキャラクターの収録レポは一通り終わりました。
毎回収録レポの後に、「このキャラはこんな物語がコンセプト」というのをサラッと書いて
いたんですけども……。うーん……。

ま、まずは復習しときましょうか。(笑)

ユリウスとノエルは「魔法学園の生徒との恋」
ビラールとラギは「ファンタジー枠」

…………。

アルバロとエストは……ぶっちゃけここに何を書いてもネタバレになるというか……。
最初「色モノ枠」って呼んでたんですけど、なんかコントのように思われそうですし(笑)、
かといって「飛び道具枠」とか「変な枠」とか「予想外枠」とかもどうかと思うし……。

んー、なら、彼らの属性に合わせて「光と闇」ということにしておきましょう。(笑)
もうほんとすいません後は皆さんで察してください……!!


さてさて記事はまだ続きます。今週は書くことが多すぎて大変です!唸れ私のキーボード!

ワンドも発売まで約一ヶ月というところに来まして、いろんなことがラストスパートです。
もちろんこのブログでも、来週辺りから祭りが始まります。私の脳内祭りですけども。
先週薄葉さんに無茶なリクエストをしてみたら、見事に空気を読んだ、決してパイではない
素敵なものが返ってきましたので(笑)、皆様ぜひご期待くださいね!

そしてオトメイトモバイル。こちらのオトモバ通信に登録しておくと、まあ毎週いろいろな
情報がメールで届くんですけども、たまに変なメールが届くらしいです。(笑)
ぶっちゃけて言うと、発売1ヶ月前くらいに「おいこら発売1ヶ月前だぞ忘れんな」と、
キャラクターからメールが届くらしいんです。【アルコバレーノ!】では要から、
その前にも【ウィル・オ・ウィスプ】のウィルからメールが届いたようですね。
……ようですね、ってウィルは私が書いたんですけども。(笑) アルコは別ですが。
そんなわけで、もう後ほんの数日後には、ワンドのキャラからメールがいくはずです。
順当にいくとユリウスからになりそうなんですが……実際はどうなんでしょうね?(笑)
はやく出せ!と担当にせっつかれて慌てて書いたんですが、少し調子に乗りすぎました。
それもこれも全部あれのせいです。あれが出張るからあんなことに。
ちなみに薄葉さんのところにテストでメールを送ってみたら「なにこのうざいメール」って
爆笑されてしまいました。仕方ない。あれが悪いんだ全部。

あ、そういえば先日オトモバ担当の中嶋さんに言われたような気がしていたのをたった今
思い出しました(笑) 例のB's-LOG表紙画像ですが、もうモバイルで配信されてるようです。
なんと表示そのままの3人仲良しな画像だけでなく、キャラ別の画像もあるとか。
もしよろしかったら、チェックしてみてください。私も後で見に行かねば!

というわけで、オトメイトモバイル、登録するなら今だと思います。大急ぎですよー!
発売日が6/25ですから、1ヶ月前というと……本当にもう直前! 急いでくださいませー!

そして……後なんだっけ(笑) ああ、そうだ! あれですよ、オトメイトパーティ!
今回はまたすごい人数になってましたね。最初に聞いたときは冗談だと思ってました。
もちろんワンドのコーナーもあります。鈴木様、高橋様、柿原様……キャラクターでいうと
ノエル、ビラール、ラギ。正直な話、ワンドがこの出演者の方々で決定したと聞いた瞬間、
「なんて私にやさしいキャストなんだ!絡ませやすい!」と大感激でした。(笑)
イベントではいろんな企画があるようですが、どんなことになるか今から本当に楽しみです。
オトメイトブランドを上げてのお祭りですからね。スタッフには「全力で協力すべし」と
指令も出ていることですし。担当の島にはまるで借金取りのような取立てを食らいました。
怖い怖いよ島さん目が笑ってないよS.Y.Kのデバッグではあんなにニヤニヤしてるくせに!(笑)

まあ彼女がデバッグでニヤニヤしてるのは嘘偽りのない真実なわけですが(超楽しそう!)、
オトメイトパーティに関しても相当頑張ってあれこれ計画しているようです。本気すぎる。
そんなわけでワンドメンバーも楽しく祭りに乗っかります。ノエル、ビラール、ラギですし、
こういうお祭りにはもってこいの人選ですよね。(笑) ぜひ期待していてくださいませ!


ふう、やっと一通り書けましたかね。(笑) 毎回だらだら書いてるんですが、アップすると
「しまったあれも書いておけばよかったー!」となるもんなんです。今週は大丈夫のはず!

最後にダメ押しのように置いておくのは、先週問題作を披露してくれたSさんの4コマです。
これもう「Sさんの逆襲」とかってタイトルつけた方がいいんじゃないかな(笑)
今回はこんなネタで攻めてきました。どーん。

 

二股とか言ってるのはあれですね、私がブログ記事に「二股可能!」とか書いたせいです(笑)
それにしてもひどい。ヴァローナさんも絶句しますよそりゃ。ルル自重。

というわけで、今度こそ本当に終わります! これから薄桜鬼の記事も書かなくちゃ!(笑)
身体と脳みそがいくつあっても足りない今日この頃ですが、皆様も健康にはお気をつけて!
くれぐれも薄葉カゲローのように「体力作りのためにサイドステッパーを買ってちょっと
試しに踏んでみたら翌日から筋肉痛がひどすぎてヨボヨボのおじいさんみたいな歩き方しか
できません……」なんて情けないことにならないように!(笑)

それでは、また来週お会いしましょう。来週からは普通のディレクターに戻ります……(笑)

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