薄桜鬼 随想録 その10

皆様こんにちは! 【薄桜鬼 随想録】担当、デザインファクトリーのいわたです。
開発は大詰めも大詰め、まさに最終段階を迎えている状態ですので、とても気忙しいです。
そんな中、上がってきた完成CGやオマケを見ていると、妙にワクワクしたりもします。
先週の記事に書きましたオマケコンテンツにつきましても、大変なものができあがりまして......
いろいろな意味で発売後の皆様の反応が楽しみです。楽しみ、です......(笑)

さて、今週は17日にドラマCDが発売されております。皆様もう聴いていただけましたか?

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今回はようやく風間千景様ご出演でございます。私もつい最近やっと音源を聞いたのですが、
冒頭のやり取りからして相変わらずというかなんというか......。近頃の沖田さんはどんどん
フリーダム化していき、それに対して土方さんがキレるのが鉄板になりつつありますね。
一番の聴きどころは、やはり夜の宿でのやり取りかと思うのですが(笑) 実はあのシーン、
あまりにも広がりすぎて尺に収めるためにかなり削ったんです。元の原稿ではすさまじく
三馬鹿が暴走しきっておりました。書き出すと止まらなくなってしまう人たちのようで......。
若様もかなり良いキャラになっておりますので、ぜひぜひ楽しんでいただければと思います。

ご感想などありましたら、こそっと送っていただけると幸いです。また、今後ドラマCDで
こんな内容があったらいいな、などのリクエストもお待ちしておりますね!
皆様からのご意見・ご要望などは常にスタッフで拝見しておりますし、取り入れられそうな
内容についてはぜひ反映させていければと思っておりますので!

後は、明日発売の「B's-LOG」も要チェックですね。今回ご紹介させていただいたイベントは
来週じっくりと語りたいと思います(笑) すっごくオススメのイベントです。

というわけで、今週は何を書きましょうかね、と思っていたのですが......。

実は先週、ワンドの方の記事で質問大募集!というのを呼びかけていたんですが、そうしたら
何故か薄桜鬼の方にも質問が届いてしまうという珍現象がありました(笑)
薄桜鬼は薄桜鬼でいずれ機会を設けて、と思っていたのですが、回答が遅れるのも何ですし、
今週は急遽その質問に回答してしまおうと思います!
......ただし、次は呼びかけがあるまで待っていてくださるとうれしいです......(笑)

では、さっそく回答いってみましょう!


■今作では(随想録と移植版両作)、千鶴(ちゃん)と名前声付きで呼んでくれるのでしょうか?
 折角の素敵お声のフルボイス。本編プレイ時には呼んでくれなくて凄く残念でした...。
 ので今作に期待しているのですが、どうでしょうか?


まず、【薄桜鬼 ポータブル】につきましては、プレイステーション2で発売されたものとまったく
同内容の移植となっております。そのため、デフォルトネーム呼びはありません。

そして【薄桜鬼 随想録】ですが、こちらも基本的にはデフォルトネーム呼びはありません。
ただ、名前を呼んで欲しいというお客様の声もちらほらと寄せられておりましたので、悩んだ結果、
「ある場面」でのみ、デフォルトネームを呼ぶ仕様とさせていただいております。
本当にわずかな場面のみで大変恐縮ですが、メイン攻略キャラクターそれぞれが呼んでくれます。
ただし、それがどこかは発売まで秘密です! 少しでも喜んでいただければと思います。


■薄桜鬼をプレイして、随想録を予約したのですが、薄桜鬼を誤って踏んで割ってしまいました。
 随想録をプレイするためには、薄桜鬼を買い直ししないといけないでしょうか?


他社様の製品のように本編を持っていないとプレイできない仕様なのかどうか、というご質問でした。
こちらですが、本編のディスクがなくても【薄桜鬼 随想録】のプレイは可能です。
本編のディスクを使うと随想録に新たなイベントが......!というような仕様は考えておりませんので、
どうぞご安心くださいませ!

......というか、踏んでしまったのはショックが大きいですね。私もCDでやったことがあります。
踏んだ瞬間に一瞬時間が止まるんですよね。まさか、と冷や汗が。心中お察し申し上げます......。


■そういえば、前から気になってたんですけど
 山南さんって薄桜鬼では「さんなん」ですけど実際は「やまなみ」じゃないんですか?


こちらの質問は少し前にいただいたものです。
えーと、こちらについては薄桜鬼の産みの親である藤澤Pに回答してもらいました!

 読みについては「やまなみ」「さんなん」という説があります。
 しかし本人の署名に「三南」「三男」などがあり(死の直前頃は三南三郎を称していた)、
 当時は他の方も「さんなん」と呼んでいたようです。

 愛称で呼んでいたという伝え聞きもありますが、
 他の方が書いた文書に「三南」という記述で残されてもいます。

 正式名称が「やまなみ」「さんなん」のどちらかは不明ですが、
 本人の署名や当時一般的に「さんなん」と呼ばれていたこと等を考慮し、
 「山南(さんなん)」と読ませることにしました。


以上です。私も開発当初は「やまなみさん」とつい呼んでしまっては藤澤Pに「さんなん、だからね」と
すかさず訂正されてました。(笑) 今ではちゃんと「さんなん」と呼んでます。


■沖田総司の帯刀なんですが、左にさしているのに左手で刀を持っていますよね。
 これってミスですか? それともなにかあるんでしょうか?
 CG以外のイラストでも右手で刀を抜いていたり左手で刀を持っていたりしてますが、
 両利き?なんでしょうか?


こちらの質問は、実はかなり前にいただいたものです。お返事させていただいたのですが、返事が
戻ってきてしまっていたため、せっかくですのでこの場で回答させていただきますね。
もちろんこういった専門分野の回答は藤澤Pの仕事でございます!(別名:丸投げ)

 右利きの人は腰の左に刀を差しています。
 抜くときは右手で柄の鍔元を持って抜き、抜いた後に左手で柄頭を持ちます。
 これが普通の剣道などで竹刀を持っているのと同じ状態になります。

 通常の突き技は、上記の両手で持っている状態から前に突き出します。
 勢いをつけるため一度手前に引いてから突き出しますが、そのとき身体の横側で引いたとしても、
 両手で持った状態で引くと右手の分だけぶつかりますよね。
 左手だけの方が後ろの引くことができて、その分、勢いをつけて突きを出すことができます。
 そのような理由から沖田の構えは左手で柄頭だけを持った構えをしています。

 また、構えだけでなく実際のCGなどでも左手だけで柄頭を持っていることがあると思います。
 これは、突きの場合、最後に延びきった後に右手を放し、左手だけで突きこむと、
 右手を放した分だけ前に延びます。
 沖田には、間合いのできるだけ遠くを突くために、最後は左手だけで突くことにしました。
 このため、柄頭部分を左手で持っていることが多いかもしれません。
 ただし、右手だけで持つ場合は鍔元になります。


少々難しい説明になりまして申しわけございません。カズキも上記のような説明を受けておりまして、
沖田の構えに関しては、「突き」を意識した絵を心がけていると言っておりました。
つまり結論から申しますと、ミスではないとのことです!


ひとまず質問についてはこんなところでしょうか。
またこういう機会を設けますので、そのときにでも何かありましたらお気軽にご質問ください。
さすがにゲーム内容のネタバレになるような質問や、攻略についてなどはお答えできないのですが、
答えられそうなものについては随時回答していければと思っております!

それでは今週のお土産です。まずはお約束しておりましたサブキャラバナー第一弾!
天霧・不知火・南雲の3人分でございますー。

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「鬼」という立場柄、随想録では彼らの出番があまりたくさん用意できなかったのですが、
それぞれに愛されているようでとてもうれしく思っております。
社内でも鬼たちはとても人気があります(笑) 風間様とはまた別の意味で愛すべきキャラです。
ぜひ、こちらのバナーもご利用くださいね。

そしてもうひとつ、壁紙も置いておきます。

saitou.jpg


toudou.jpg


壁紙について、サイズの問題で困っておられるユーザー様からお問い合わせをいただいております。
現在このブログで配信している壁紙のサイズは画面解像度1280×1024の画面を想定したものです。
昨今では多用な環境でインターネットを楽しまれているようで、ユーザー様のご利用画面サイズも
一種類や二種類ではなくなってきていますね。
こちらで確認した限りでも、もっと大きい、逆に小さいなど、ずいぶんいろいろなサイズがありました。

しかしながら、それらすべてのサイズに対応する壁紙をご用意するのは少々難しい状況です。
ブログに貼り付けるにも重くなりすぎてしまいますし......。
大変申し訳ないのですが、今のところは現状のサイズのみでお許しいただけませんでしょうか。
何卒ご理解いただけますよう、お願いいたします。

それでは今週はこれにて! また来週お会いいたしましょうー。








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