皆様こんにちは。【薄桜鬼 随想録】担当、デザインファクトリーのいわたです。
いよいよ発売が迫ってきて、そろそろスタッフ一同の胃の調子が悪くなる頃ですね!(笑)
大丈夫。胃薬はばっちり常備してます。ドンと来いです。
今週は【薄桜鬼 随想録】【薄桜鬼 ポータブル】共にオープニングムービーが公開されました。
皆様もう見ていただけたでしょうか。既にPVは露出しておりましたので、そこまでインパクトは
なかったと思うのですが(笑)、改めてオープニングだけを見てみるとやっぱり少し感慨深いです。
さて、巷で草の根ナントカが流行りだす今日この頃(やってるのは私のような気もしますが)、
ラスボス薄桜鬼としては、発売を前にしてそろそろ本気モードにならねばと思っております。(笑)
……なんだこの一人芝居と思わなくもないですが、面白くなればそれで良いのです!
とはいえ、別に今の段階で何か考えてるわけではないのですが。うーん、そうですね……とりあえず
千景様辺りに「ネズミの糞以下、ゴミ虫以下」とか懐かしいセリフで罵っていただきましょうか(笑)
……すごくどうでもいい話ですが、「オトメイトパーティー♪2009」昼の部の朗読劇での告白対決、
あれが最初は「紅白大人気ない悪口合戦」だったことは私だけの心の秘密です。
<今日のメニュー>
・オトメイトモバイルあれこれ
・8/10発売「電撃Girl's Style」にて薄桜鬼大特集!
……あれ珍しく今週はお知らせ少ないんじゃ。だったら薄桜鬼も質問コーナーやっちゃおうかな(笑)
多分来週はまた忙しそうなんで、今のうちに。
●オトメイトモバイルあれこれ
先週もお伝えしましたが、現在キャラメールの準備中です。今月下旬くらいに開始予定らしいですね。
「キャラメールって何ですか?」という方のために解説しますと、要するに登録しておくと薄桜鬼の
キャラクターたちからメールが届くというものです。
かずら林檎に書き下ろしてもらったメールの内容は、なかなかバリエーションに富んでましたよ(笑)
時代が時代ですから「メール」という言葉は使えませんので、違和感のないような設定を作ってあります。
文面もわりと長めなので、きっとお楽しみいただけると思いますよ! 楽しみにしていてくださいね。
また、今月の目玉はやはりカズキヨネ描き下ろし待ち受け画像の配信です! 多分発売日の前後には
配信されるんじゃないかと思います。まだ描きあがっていないのでどんなものになるかわかりませんが、
こちらもどうぞお楽しみに!(※確認しました!発売日に配信だそうです)
●8/10発売「電撃Girl's Style」にて薄桜鬼大特集!
まず、表紙は「猫と戯れる沖田&斎藤」です。今回もいくつか指定をいただいていた中から相談をして
決めさせていただきました。どんなふうになるかなーと思っていたんですが、思いのほか可愛らしくて
良い意味でびっくりした覚えが(笑) たまにはいいんじゃないでしょうか、こんなユルい姿も。
猫はですね……猫は……随想録の中にもチラッと出てくるんですが(笑)、一時期スタッフの間でこの猫が
大ブームを巻き起こしたりしてたんですが……うん。実物はゲームでご覧下さい。すごいから。顔が。
後は付録ですね。斎藤さんのストラップがつくようです。付録でストラップって結構珍しいんでしょうか。
せっかくですからぜひご利用下さい(笑) 思いのほかサイズが大きくてちょっとびっくりしたんですが、
愛を示すにはむしろちょうどいい大きさなのかもしれません。
中身に関しては雑誌を見ていただくとして(笑)、期待はやはり薄桜鬼第二期連載に!
まさかの第二期です。私もびっくりです。第一期ではメインキャラクターのひとりひとりに焦点を当て、
彼らの内面をじっくりと描いていったわけですが、第二期ではどうなるのか。
せっかくですから、書いた本人に解説してもらいましょう(笑) かずらさん、どうぞー。
* * *
かずら林檎です。
第1期連載ではお世話になりました。8/10(月)発売号より第2期連載が始まりますので、
そちらもどうぞよろしくお願い致します。
第1期連載では攻略対象ひとりひとりを中心に、彼らが抱えている信念・不安・好意・思想・希望、
そして矜持が、ちらっと覗くような構成を心掛けて執筆させていただきました。
第2期連載での大きなテーマは「関係性」です。
立場は違えど攻略対象をよく観察していた人物たちの視点から、新選組に生きる男たちを
どう思っていたのか、そして彼らと千鶴の関わりはどう見えていたのかを書いています。
千鶴視点からでは見えにくかった、嫉妬・感嘆・共感・敬意……その他、
新選組の面々に向けた感情についても触れていくつもりです。
この、本編中で見れなかった部分、を凝縮したのがまさに『薄桜鬼随想録』なのです。
「物語・歴史上で重要な点とは言えないから尺を取れず、さらっとモノローグで流したけど
実はこの部分ではこういうやりとりがあってですね……!」という薄桜鬼制作サイドの人間が
血の涙を流しつつ本編での描写を諦めた場面を、随想録ではがつがつ描写してあります。
ささやかなエピソードひとつひとつに「物語」でも「歴史」でもなく、
薄桜鬼に登場する彼ら全員の「心」にとって重要な意味を潜ませました。
彼らを愛する皆様にこそ、ご満足いただけるものになったと思います。
どうか『薄桜鬼随想録』を、第2期連載共々、よろしくお願い致します。
* * *
……相変わらずものすごく真面目な文面で、すごく薄桜鬼記事っぽくなりました。(笑)
ゲームは常に大真面目に作っていると何度も書いているんですが、どうも私の記事が不安にさせるらしく
「斎藤さんは大丈夫ですか」とか「斎藤さんは大丈夫ですか」とか「千景様はもっとやれ」とかメールが
届くハメになるんですよね! すいません! でも大丈夫ですよほら!(笑)
第二期の大きなテーマは、かずらが書いた通り「関係性」になるのでしょうかね。ただ、コンセプトは
もっとわかりやすく「好敵手」となります。これはキャラクターの組み合わせを見ればわかるかと。
また、特に要望の高かった「鬼」たちの姿を垣間見るという意味でも、お楽しみいただけると思います。
初回は沖田と薫です。薫プッシュを熱望しておられた方、よかったですね(笑) ちょうどこの連載企画を
進めていた最中のメールでしたので、タイミングの良さにびっくりしたりもしていたんですが、少しでも
ご期待にお応えできるものであれば良いなと思っています。
また、第二期連載でももちろんカズキヨネの描き下ろしイラストは絶好調です。第一期はひとりひとりを
ピックアップした形でしたが、第二期は連載の内容の通り、「好敵手」同士の2ショットになってます。
雰囲気的には第一期のイラストのテイストを受け継ぎながら、更に躍動感あるものに仕上がっているので
どうぞご期待くださいね!
というわけで、お知らせ関係はこの辺で。後はワンドと同様にメールいじりのコーナーにいきましょうか。
……とはいえ、ちょっと真面目な返答もあるかと思います。
▼キャラクターの取り扱いについて
初っ端からちょっと堅苦しいお話になってしまいますが、最近多くなってきたので説明させていただきます。
キャラクターの取り扱いにつきまして、露出の多さや描き下ろしの有無などは、スタッフの私情が反映された
結果ではありません。ブログなどにお遊び的に出しているラフ画などはともかくとして、それ以外のものは
基本的にご要望をいただいたり、指名をいただいたりして描いているものです。
【薄桜鬼】という作品が大変多くの方に愛していただけていることに伴い、露出が増えてもおりますが、
開発スタッフはこの作品を、そしてキャラクターたちを等しく愛しておりますし、また愛していなければ
こだわって作ることもできません。そこを疑われてしまうのは、本当に辛いです……。
もちろん、露出の少ないキャラクターを愛しておられる方のお気持ちはわかります。それだけそのキャラに
思い入れてくださっているということですし、とても嬉しく思います。お届けいただいたご意見や気持ちは
私たちの方にちゃんと届いておりますし、機会があればなんとか反映できるよう努力もするつもりです。
以前、やはり描き下ろしのないキャラクターについてのご意見をいただいたことがあります。
それをフィードバックする形で、たまたま指定のないイラスト依頼があったときに滑りこませてみたりと、
ヨネさんも頑張ってくれています。どうか、そういった機会をお待ちいただければと思います。
▼ワンドオブフォーチュンのルルの水着姿がとても眩しくて、可愛くて素敵でした。
私は薄桜鬼の主人公の千鶴ちゃんが大好きなのですが、ゲームでとは言わないけれど
ブログ内などで千鶴ちゃんのサービスイラストなどは見れないでしょうか?
千鶴の、水着、ですか……!? そんな、残酷な!(笑)
いやいや、さすがに世界観がありますし、難しいんじゃないでしょうか。私の予想では多分スク水ですね。
そうですね……正直を申しますと、薄桜鬼の場合はなかなかヒロインにスポットを当てるのが難しいです。
とても好きだと仰ってくださる方が多いのも事実ですが、できれば男性キャラをもっと!という方が多いため、
どうしても優先順位が低くなりがちなんです。千鶴も控えめな女の子なので(笑)、あまり前へでしゃばることも
ありませんし、そういう時代の女の子ということで、今はご容赦いただければと思います。
ただ、朗報があります。随想録は千鶴祭りです。むしろ2ショット祭りです。どうかそちらにご期待を!
▼原画集PREMIUM BOOKの「西瓜うめぇ」の発案者は?
あれはSD担当・佐倉たくとの独断です(笑) 気づいたら描いてました。見たときは私も笑いましたよ!
イチゴなど他の果物と迷っていたようですが、最終的に西瓜に落ち着いたようです。秀逸でしたよねあれ(笑)
▼随想録で、平助が寝ているシーンがありますよね。
ふと思ったのですが、彼は寝ているときも髪を縛ったままなのでしょうか?
あー、これはですね、実はあのシーンのCGを描いているときにも若干モメたんです(笑)
正直なところ、絵面のインパクトに限って言えば「髪を下ろしている」姿の方が絶対希少性があるだろうと
思ったんですが、縛ったままになっているのは、実は時代性の問題です。
「この時代の人は寝るときにいちいち髪を解かないよ」と藤澤Pからストップがかかってしまいまして(笑)、
縛ったまま寝ちゃってる絵になったというわけです。
そんな細かいこといいじゃないですか!と思う方もいらっしゃるとは思うんですが(笑)、そういった時代性を
大切にすることも薄桜鬼という作品には大事なことです。髪を下ろした平助君が見たかった方も多そうですが、
それはまたいつかの機会を待っていてください!
▼薄桜鬼のOPにも出てくる、背景が赤く、目がうつろで、右手を刀にかけている斎藤さんの画像ですが、
かけている方の手(右手)の指が1本多く見えるのですが、私の気のせいでしょうか?
これも何度かご指摘をいただいているようなのですが、大丈夫、斎藤さんの指の数は正常です。(笑)
多分いつもの塗りで見れば明確に違いがわかると思うのですが、おそらく「指」に見えてしまっているのは
刀の頂上部分です。自然色で塗ると金色っぽく見える部分ですね。あの塗り方だと指も装飾部も同じ白で
統一されてしまっているため、混乱を招いたようです(笑)
▼「薄桜鬼」の人気投票を、オトメイトスタッフでやったらどういう結果になるのか非常に気になります…!
これはそんなに面白くならないと思いますよ(笑) みんな浮気者なので、その日ごとに人気者が変わります。
もっと言うなら、その日作業しているキャラが最愛です。つまり、全員大好きです。全員大好きです!(笑)
他にもたくさんのご質問やご意見をいただいているのですが、この場でお答えできることには限りがあり、
私たちももどかしい限りなのですが、どれもいずれ何らかの形で公開されていく情報だと思いますので、
待っていていただければと思います。すみません。
あ、そうそう、来週はWEBラジオの第2回目がありますね。果たして「お叱りCD」のメールは何通くらい
集まったんでしょうか(笑) まだ出していないという方は、ぜひぜひ思いのたけを副長に届けてください!
来週のラジオも楽しみですね。今度はどんなメールが来てるんでしょうか(笑)
さて、それでは今週はこんなところでお別れです。今日のお土産は、これだー!
そのためだけに作ったCGがあまりにもクオリティが高かったのでもらってまいりました(笑)
これ、普通に立ち絵をちょっと加工しただけのものなんですが、本当にCGっぽく見えませんか!
一体どういう状況なのか、果たしてこの後平助は生きて帰れるのかなどいろいろ思うところはありますが、
お楽しみいただければ幸いです。(笑)
では、また来週!!