皆様こんにちは。【薄桜鬼 随想録】担当、デザインファクトリーのいわたです。
今週も順調に随想録ったりポータブルったりしておられますでしょうか。ぜひしてください。
発売翌週ということで、有難くも続々と感想などをいただいているのですが、
メールフォームの場所がわかりにくいようで申し訳ないです……。
画面向かって左側にあるサイドバーの下の方に「メールフォーム」というテキストリンクがあります。
こちらのフォームはブログへのご意見・ご感想をいただくためのものなので
安心して萌えを叫んでいただいてOKです。いつも有難く読ませていただいております!
ちなみに、一番下にある「お問い合わせフォーム」はブログ以外のお問い合わせ用で
ユーザーサポート宛てとなっています。
本編を移植したポータブル版の方はさすがにプレイに時間がかかっているようですが、随想録は
皆様かなりの高速プレイで怒涛の萌えを叫んでおられるのが目立ちますね(笑)
そんな中、しっとりと想いを綴るメールが混じっているのも薄桜鬼ファンらしいなあと思います。
なんだかこちらまで読んでいて涙腺が潤むようなメールがあったりするんですよ。
そこまで思い入れていただけて、本当に光栄です。ありがとうございます。
さて、それでは今週のニュースです。
■吉岡亜衣加さんのアルバム「はらり」発売!
薄桜鬼シリーズの主題歌でお馴染み、吉岡亜衣加さんのファーストアルバム「はらり」が
9月2日に発売となりました! おめでとうございますー!!
薄桜鬼関連の主題歌・ED曲はもちろんのこと、同じオトメイト作品の主題歌・挿入歌に起用された楽曲も
たっぷり入った聴き応え満点のアルバムです。ボーナストラックまで入ってますますお得ですね!
今回はなんと、その吉岡さんからメッセージをいただけましたので、早速ご紹介しちゃいますね!
* * *
9月2日、デビューアルバム「はらり」が発売されました!!
薄桜鬼という素敵な作品に関わらせていただいて、
みんなの元気いっぱいもらったから、
こうやってアルバムも出せたんだと思います☆
そのアルバムは、オリコンのデイリーアルバムチャートで26位にランクインしました!
本当にみなさんに感謝です。
これからも応援よろしくお願いします!ありがとうございます!!
吉岡亜衣加
* * *
吉岡さん、わざわざありがとうございました! ものすごく急なお願いでしたのに、コメントいただけて
とってもうれしいです。※ちなみにそんな吉岡さんの公式ブログはこちらです。
私も今回のアルバムをじっくり聴かせていただいたのですが、どの曲も歌声に「力」があって、それでいて
どこか懐かしさを感じさせるような空気があって、聴いているとしみじみ「ああ、いいなー」と思います。
さらっと流しているつもりだったのに気づいたら聴き入っていたり、なんだか無性に元気が出たり(笑)、
贔屓目でなくとっても素敵なアルバムだなあと思いました!
特に、薄桜鬼で吉岡さんを知った方には最高の一枚になっているんじゃないかと思います。
皆様もぜひ、この機会に吉岡亜衣加さんというアーティストに触れてみてください! オススメですよー!
■「オトメイトモバイル」情報!
毎週何かしら更新されているオトモバ! 薄桜鬼のキャラメールも始まり、早い方はもうキャラクターから届く
メールを受け取っておられると思うんですが、いかがでしょうか。楽しんでいただけていますか?
そんなオトモバでは、来週も薄桜鬼でばっちり素敵なコンテンツが更新されていきますよー!
まず、9月7日……来週の月曜には、先日docomoで先行配信されました「きせかえツール」のSoftBank版が
配信決定です! SoftBank版では「きせかえアレンジ」という名称らしいですね。
auの方にはもう少しお待ちいただきますが、今月中には対応できるようですので、お楽しみに!!
そしてもうひとつ。9月に入りましてそろそろ秋の足音も聞こえ始めているこの頃ではありますが(笑)、
どうやら来週から「薄桜鬼SD@ふんどしバージョン」の待ち受けが順次配信されるそうです……。
どこまで続くのかふんどし祭り。むしろ真冬になっても祭っていればいいんじゃないでしょうか!
とはいえ、見てみるとやっぱりかわいいから困ります……(笑) 現在私の携帯の待ち受けは先日更新された
カズキヨネ渾身の描き下ろし画像、萌えで乙女を殺す気満々の原田さんが陣取っているのですが、来週から
裸族仕様にしてみようかと思います。ふんどし万歳です。
■「薄桜鬼」シリーズ累計出荷数10万本突破!
公式サイトでもこのニュースがサラッと、実にサラッと(笑)載っておりましたが、そうらしいです。
正直どうリアクションしたらいいのかわからない感じなんですけども、皆様の応援のおかげで
こういうことになりました。本当にありがとうございます。
このニュースを最初に聞かされたときも、よくわからないまま微妙なリアクションをした気がするんですけども。
何本売れたというのも重要ですが、感想をいっぱいもらえることも、個人的には一段とうれしいです!
作って売れたということは、もちろん誰かがプレイしてくれているということなんでしょうけど、実際にプレイして
どう思ったかがわからない、という状態より、皆様からの直接の声を聞けるのは本当にありがたいですし、
いただいた言葉は大事にしていきたいなあと思います。
何はともあれ、ここまで来れたのも皆様のおかげです。どうもありがとうございました!!
さてと。お知らせもひと段落ついたところで……。
今週の記事に何を書くか実は結構迷った私です。(笑) ワンドのときもそうでしたけど、発売の翌週って、
何をどこまで書いていいのかよくわからなくなってしまうんですよね。
ご意見・ご感想、そして早くもご要望のメールにはいろんなことが書いてあって、中には質問なんかも多々
混じっていたりするんですが、なんとも答えにくいものも中にはありまして……。
普通にネタバレになるからというものもあれば、答えはあるにはあるけどそれ言っちゃうとつまんないかも?と
悩んでしまうものも。(笑) ある程度想像の余地を残しておくことも大事だと思うんですよね……。
まあこのブログもいきなり来週終わるというわけでもないですし、追々答えていくことにして。
とりあえず、今週これだけは答えておかなければ!というご質問にだけ回答させていただきますね!
■君菊さんの真実とは!?
先月発売の「電撃Girl's Style」に掲載されていた君菊の立ち絵が、ゲーム中にあるものと違う気が……。
ずいぶんと露出が増してセクシーに見えるのですが、これはサービスでしょうか?
以上、お客様よりいただいたご質問です。
混乱させてしまって大変申し訳ございませんでした! 決してサービスではございません!(笑)
実はですね、今回掲載された立ち絵は修正前のもので、最初はあれが正式版でした。
では、何故修正されたのか。
……皆様の中には、もしかしたらこの薄桜鬼記事の他に、私が担当していたワンドの記事も読んでくださってた
方がいらっしゃるかもしれません。そんな方々には、なんとなく察していただけるのではないでしょうか(笑)
そうです。パイ検です。
まさか薄桜鬼でも!?と思われそうですが(笑)、本当です。ただワンドのときと少し違うのは、このパイ検が
カズキヨネの自主規制によるもの、というところだったりします。
とりあえずまあ、修正前の君菊さんを改めてご覧いただきましょうか。
……いかがでしょうか。もうばっちり露出しちゃってますね。チラリズムもほどほどにしろって感じですよね。あちこち盛大にはみ出しています。こんな姿で人前に現れたら、一部キャラは大騒ぎしそうです。
もちろん修正後はこの辺の過剰なセクシーさは綺麗に覆い隠されているわけですが(笑)、なんだってここまで露出過多なデザインになってしまったのか。やはりカズキヨネも女体を描かないと死ぬ病なのか!?
違います。(笑)
これは本当に単純なお話で、実は君菊さんの設定が開発初期から変更になったためなのですよ。
私がまだ薄桜鬼のスタッフに加わる前のことですので、詳しいことはよくわからないのですが、どうやら最初に
藤澤Pからデザインの発注があった際、君菊さんは現在の設定より出番が多めになる予定で、なおかつ姿通り
「くのいち」的な活躍をする予定だったらしいです。
中にはちょっときわどい出番もあったようで、元々「くのいち」には誘惑スキルも必要ということもあり、
このようなセクシーデザインになっていた、と。
ところが実際にストーリープロットを作っていく段になると、それがどんどん変わっていってしまい、
気づいてみれば君菊さんの出番は大幅にカットになっていたわけです。(笑)
ストーリーは当然ヒロインである千鶴視点で進みますし、何よりも攻略キャラクターたちの魅力を描くことに
主眼を置いていきますと、脇の設定を排除することも必要になってきますから、ある意味当然の結果ですが、
そうなってみて初めてヨネさんは気づいたわけです。君菊さんの出番と、そのシチュエーションに。
皆様覚えていらっしゃいますか。君菊さんが忍び装束で現れたのがどんなシチュエーションだったか。
「真っ昼間の屯所に訪ねてきてこれはねーーーーーよ!!!」
ヨネさんは絶叫し、どんなKYだよと嘆き(笑)、時間に追われているというのに、これだけはどうしても!と
泣く泣く修正を入れた……と。この自主規制はそういうことだったのです。
出せばいいってものじゃないですしね!(笑) この修正は正解だったと思いますよ。うんうん。
そんなわけで、こちらで回答になりましたでしょうか。サービスにも何にもならない理由でしたが、
開発中にそんなできごとがあったんだよ、という裏ネタ紹介として読んでいただけば幸いです……。
ではでは、今週はこの辺で失礼いたします! また来週もよろしくです。