皆様おひさしぶりでございます。
皆様に【真・翡翠の雫 緋色の欠片2】の魅力をお届けするべく、再び世間に浮上してまいりました、
真・翡翠の雫シナリオ担当西村です。
最近は急に涼しくなったり暑くなったりで、どうにも体調を崩しやすい季節ですね。
「体調管理は完璧だ！ 病気になどなるはずがない！」
と思っていた矢先、僕は風邪をひきました。
皆様も体調には充分お気をつけください。
さて、どうでもいいような話から始まった第２回真・翡翠の雫情報公開。
１０月１日の発売日もいよいよ迫ってまいりました。
今回と次回の２回に分けて、登場人物の魅力を
シナリオライターとしての視点から語っていきたいと思います。
今回ご紹介させていただくのは、
ひねくれ幼なじみ 重森晶
心優しい毒舌家 壬生克彦
ほんとは結構大人 壬生小太郎
趣味はおもてなし 天野亮司
の４人です。
それではさっそく参りましょう！
▼と言っておきながら、いきなり全体のまとめ的な話
もったいぶって申し訳ありません。
まずはほとんどのキャラクタに共通している特徴について、
ひいてはこの作品の本質的な部分についてのご紹介をした方が
全体像を掴みやすいかなと思ったもので、つい。
【真・翡翠の雫】公式ホームページの方にも少し書かせていただきましたが、
このお話は神話の時代から続く【宿命】を大きな主軸としています。
生まれながらに宿命を負う者、自ら進んで宿命に関わる者、宿命を利用する者。
各キャラクタの行動理念の違いが、【玉依姫】と名付けられた宿命への関わり方の違いになり、
物語をより複雑に魅力的にしています。
物語初期に持っていたキャラクタの特性や魅力も、皆様が辿る物語の中で少しずつ変わっていきます。
ときに緩やかな、ときに劇的な変化を楽しんでもらえるはずです！ 多分！
ではでは、面倒くさい話はここまでにいたします。
お待たせしました、今度こそ各キャラ紹介にＧＯです！
▼重森晶（しげもりあきら）
ひねくれ幼なじみこと重森晶。
あまり素直ではなく、少し冷めた態度を取りがちな彼ですが、
心の底では主人公のことをとても大切に思っています。
ふとした瞬間に見せる思いやりや、愛情の深さは触れてみる価値があります。
【小さな頃からお互いを知っている】からこその表現を試みたつもりです。
コミカルな場面では少々けんか腰な、テンポのいい掛け合いを見せてくれます。
大人な一面と子供な一面を併せ持つ彼は書いていてとても楽しかったです。
趣味は手品です。ただし下手です。悲しいほど才能がありません。
彼が主人公に手品をしてみせるときは、
笑ってもらいたい、励ましてあげたいときなので、
どんなに下手でもきちんと驚いてあげましょう。
▼壬生克彦（みぶかつひこ）
人をバカにすることが生き甲斐。毒舌家、壬生克彦をご紹介。
日々、人を小馬鹿にする方法を考えることが趣味の、性格がひん曲がった男でございます。
コミカルな場面では、ひたすら周囲をバカにし続けます。
それでも憎み切れないのは、きっと彼の本来の性質がとても優しいからでしょう。
一風変わった方法でののしられたい方、ぜひ彼の攻略をオススメします。
もちろんののしられたくない人も、怒らないで付き合ってあげてください。
普段は皮肉な言葉に隠れているその優しさを知れば、きっと彼を見直すと思います。
▼壬生小太郎（みぶこたろう）
克彦の弟にして兄貴大好きな元気な男の子。小太郎のご紹介です。
克彦に賛同し克彦に従い克彦に憧れる彼ですが、
兄の唯一の理解者としての少し大人な側面もあります。
元気いっぱいの彼はコミカルな場面でも大活躍します。
ボケもツッコミもそつなくこなす、ムードメーカーな彼の存在は
ライターとしても大助かりでした。
けれど、彼の本当の魅力は【成長】という一言に尽きます。
兄貴の後をついていくことを日常としていた彼が、主人公のために戦う中で
自立していくその姿は、書いていてとても頼もしいものがありました。
▼天野亮司（あまのりょうじ）
一歩引いたところで主人公たちを見守っている。つかみどころのない司書さんです。
司書室に来た人は初対面であろうとも、おいしいお茶を用意する大らかさを持ち合わせています。
基本は優しく、時にお茶目なところを見せる彼ですが、どこかミステリアスな雰囲気もあり、
なかなか奥深いキャラクターとなっております。
コミカルな場面については、彼は一歩引いて見守っている――
と見せかけて、さりげなくツッこんでいたり、ボケてみたりと
意外に多彩な動きをしてくれるキャラです。
彼のルートは中々スリリングな展開になっておりますので、ご期待ください。
個人的には、色々損な役回りを引き受けてしまった人だよなあ、という印象ですが、
そのあたりのご感想については、ユーザーの皆様にゆだねたいと思います。
以上、４名ご紹介させていただきました。
次回は陸、賀茂、御子柴の紹介をさせていただこうと思います。
ではまた、近いうちに。
※次回予告のキャラ名を間違えてしまい、大変失礼いたしました。
ご連絡のメールをくださった方、本当にありがとうございます。（オトメイトスタッフ）