薄桜鬼 随想録 その25

皆様こんにちは。【薄桜鬼 随想録】担当、デザインファクトリーのいわたです。
気がつけばもう10月ですか。これは何の罠ですか、と聞きたくなるほど時間の過ぎるのが早いですね。
ちょっと今日は忙しくて、ブログの更新がかなり遅れてしまって申し訳ないです。

さて、今週は特にお知らせがないのですが、ある意味どんなお知らせよりすごいイベントがあったので(笑)、
そのレポートをお届けしたいと思います! とっても贅沢な思いをさせていただきましたー。
それというのも……

「薄桜鬼WEBラジオ 討ち入り」

簡単に言えば、いわゆるひとつの飲み会です。ムービック様主催で、副長の号令の下に開催された飲み会!
弊社からは藤澤P、私、そしてカズキヨネが参加させていただきました。
鶏肉のおいしい居酒屋さんで、これは一体何の集まりだ!?と他人に思われても仕方ないカオスな飲み会。
三木さん曰く「新選組大好き集団のちょっとしたオフ会」の幕開けです!(笑)

 

聞くところによると、この討ち入りはラジオの収録の際に三木さんが提案されたものだということです。
ゲーム、ラジオ、そして今後アニメ化とますます活気付いていく薄桜鬼という作品に関わるスタッフ同士、
互いの顔を見て交流し、より作品への愛と理解を深めることは大切である、というお考えから、このような席を
提案されたと聞き、「リアル副長がそこにいる……!」と素で思ってしまいました。

そして招待状が届いたわけですが、それを見てまず一言

ムービックさんパネェっす

正直吹きました。psdファイルで届いた招待状は、新選組カラーに筆文字フォントの縦書き仕様。
これは本気だ、本気すぎる!とおかしなテンションになってしまいました。ここまでするんだ、すごすぎる。

当日はラジオの収録後のキャスト様&スタッフ様に私たち開発陣が合流するという形で会が始まったのですが、
とりあえず会場に着いて個室に入った瞬間冷や汗が出たのはここだけの話です。(笑)

だってさ。座席がさ。


 坪井さん@永倉   吉野さん@平助   三木さん@土方

 ~超えられないようでとっても近い壁のようなテーブル~

 いわた         藤澤          カズキヨネ


え、ちょ、ま、心の準備がさすがに!……と思いながらもそそくさと席についてみたら、こんなものがテーブルに。
 

091002_213741.JPG


ムービックさんパネェっす

全員分ありましたネームプレート。なんだこの異様に準備の良すぎる飲み会は! わあーもうすごい……(笑)
乾杯の前の雑談でも、きっとお店の人たちは「これは一体何の飲み会なんだろう」と思っているに違いない、と
笑っていました。まさかラジオの討ち入りだなんて思うわけないから、本気で新選組好きの人たちのオフ会だと
思われていたかもしれません……。

副長の音頭で乾杯をした後は、フリートークタイムでございました。
だけどひとつ言っていいですか。坪井さんも吉野さんも素のしゃべり声がキャラすぎて若干誰としゃべってるのか
混乱しつつ自分の脳内が心配になりました(笑) 吉野さんは坪井さんに話しかけるとき「新八っつぁんはさー」と
言うのやめてくださいほんと普通に混乱します! 坪井さんもテンションが上がってくるとノリツッコミの度合いが
永倉さんすぎて泣けてきました。それを少し離れたところでどっしりと構え、ぐさりとトドメの一言を放つ副長様……。

もうこれ何の薄桜鬼宴会ですか豪華すぎてどうしよう!

……だがしかしその会話の内容は真面目なんだかそうじゃないんだかよくわからないものが多く、そしてここでも
土方プロデュースの才覚が発揮されて「え、ちょ、ま、それ本気ですか!?」といろんな意味でうろたえながら(笑)、
着々と水面下で進行しつつあるらしいアレやらコレやらにびびっていた私でした。
いやー……これ実現したら大変だろうなあ……(笑)

ゲーム開発中の裏話、オトメイトパーティー♪2009での話、その他表立っては言えないあんなことやそんなことなど
たっぷりとお話させていただきました。意外と硬派な話も多かったです。「あの時代の武士っていうのは~」なんて
男子(敢えて男子。時代物とかに夢中になってるときの男の人はみんな男子だ。ノリというかキラキラ目具合が)が
盛り上がっている中、私はずっと頭の中で(この飲み会について私はどこまでリアル実況を許されるんだろ)などと
今週のブログ記事について考えていました(笑)

…………だって副長、ブログ見てるとか言うんだもん怖い!!(爆笑)

実は薄桜鬼関係の収録はすべて藤澤Pが行ってまして、私とヨネさんはオトメイトパーティの楽屋でちょこっとだけ
挨拶をさせてもらったこと以外、薄桜鬼のキャスト様と実際にお会いしたことってなかったんですよ。
私は普段別のタイトルで収録現場に行ったりもするんですが、なんというか、薄桜鬼の現場って私の頭の中では
すごく壮絶そうな印象があって(笑)、一瞬たりとも気が抜けないぜ!背を向けたら斬られるぜ!みたいな……。
でも実際にお会いしてみると、もう本当に愛に満ち溢れたトークが花盛りというか(笑) ものすごく作品愛を語って
くださるのでびっくりしてしまいました。ラジオを聞いておられる方々は、あのテンションと作品語りが本当に本物の
愛なんだと信じていいですよマジで。だってそのまんまだったもの!

そして宴もたけなわの中、すっくと立ち上がったのは主催・ムービックのスタッフ様です。
ここからはずっとムービックのターンでした。そして私は何度目かのこの言葉をまたつぶやく羽目になるのです。

ムービックさんパネェっす

突如始まったのは薄桜鬼クイズ大会。しかもこのためにパネルやら賞品やらをがっつり用意された本格仕様。
まさか居酒屋の一室でこんなガチなイベントがあるなんて思いませんでした。それわざわざ作ったんですか!(笑)
しかも賞品も、わざわざ新選組に引っ掛けた名前をつけてあって、もう本当に脱帽でした……。

そしてね、このクイズがまたすごかったんです。わざわざ調べて作ったらしいですよこの問題。


第一問:限定版ジャケのキャラの立ち位置
(顔の部分にシールが貼ってあり、ここにいるのは誰でしょうーという設問)

第二問:本編土方最終CGでの千鶴のリボンの色
(CGを数分見た後に伏せられた)

第三問:副長のお給料は当時のいくらか
(三両、十五両、四十両、五十両……あれ、違うかもしれない。忘れちゃった……!)

第四問:新選組の羽織は現代の金額にするといくらか
(自分で好きな金額を書きました)


正直、上のふたつは開発スタッフとして絶対間違えちゃいけない問題ですよね。特にヨネさん!(笑)
私も藤澤Pも最初の限定版ジャケの問題はかなり自信満々だったんですけど……次の問題でさっそく間違えて
軽く凹みましたよね。でもヨネさんもちょっと自信なさそうにしてたんだから仕方ない!

しかしこのクイズ、問題を読み上げられた後は各自正解を紙に書くわけですが、とりあえずその場を乗り切ることに
精一杯だった開発陣がストレートに解答を書くだけだったにも関わらず、キャストの皆様ときたらもう。

これは素晴らしいバラエティ番組ですね

と言いたくなるほどの珍解答を連発されていて(もちろんわざとです/笑)、やっぱプロは違うなと変なところで感動。
次にああいった機会があったときには、絶対に面白い解答を考えようと妙な決意を固めてしまいました。

ところで皆様、第四問の答えってわかりますか?
私は全然知らなかったので適当に答えたものの、正解を聞いたとき結構びっくりしちゃいました。
「そりゃ土方さんも隊服汚すなってあんなにキレるわけだよね……」とヨネさんとしみじみ頷き合ったほどです。
それにしてもアレですよ皆様。羽織の値段聞いたら、先日ご紹介したACOSさんのコスプレ衣装がいかに
良心価格かわかると思います。答えは来週のブログにでも書いておきますね。(笑) ちょっと考えてみてください。


そんなこんなで大層盛り上がったクイズ。ほんとムービックさんパネェっすと思いつつ、私ときたら空気読まずに
まさかの一位通過してしまい、賞品をいただき……。いや、全員に賞品は当たるようになってたんですけど、
やっべまた空気読み忘れた……と心なしか凹んでしまったのはここだけの話です。(笑)


その後も宴は続き、話に花が咲き、薄桜鬼パネェとか思っているうちに閉会となりました。
こういった機会はそうそうあるものではないので、ひたすら貴重な時間を過ごさせていただいたと
感謝したい気持ちでいっぱいでした! いい意味で身が引き締まりつつ、素直に楽しかったです。

私たち開発陣を含め、みんな本当に真剣です。真顔で薄桜鬼を愛しつつ育てていこうとしています。
いろいろ、ご期待していただければと思います。うまく言えないのですが、私もとっても楽しみです!


そんなわけで、今週はちょっと毛色の違う薄桜鬼ブログでした。
お土産はPSP用の壁紙です。ご利用方法はこちらで「壁紙」→「PSP用壁紙設置方法」をご覧くださいね!

それではまた来週! どうもありがとうございましたー!!
 

h_psp_pake.jpg

 

h_psp_SD.jpg

 

h_psp_deza.jpg

 

■カテゴリ■

■お問い合わせ■

このブログへのご意見・ご感想はこちら。

[ご意見・ご感想]

※お返事は差し上げておりません。ご了承ください。

※頂戴しましたご意見・ご感想はブログ内で発表させていただく場合がございます。


お問い合わせはこちらにお願いします。

[オンラインサポート]

※ご意見・ご感想へのお返事は差し上げておりません。ご了承ください。