「…………」「あれ、どうしたの？ ため息なんかついちゃって」
「なんでもありません……」
「その割におかしな顔してる気がするけど。どっかの誰かさんみたいに眉間にシワ寄せちゃってさ」
「この顔は元からです！ それに沖田さん、どうしてここにいるんですか」
「どうしてって、いちゃだめだった？ そんなに嫌われてるとは思わなかったなあ」
「違います！ 昨夜熱があったから今日は１日安静にって言われてたじゃないですか」
「……そうだったっけ？」
「もうっ、新年早々！ どうして沖田さんはそうなんですかーっ！！」
沖田さんは年中無休でそういう人だと思います。
フリーダムってそういうことのような気がします。困ったものですね。
皆様こんにちは。【薄桜鬼総合】担当、デザインファクトリーのいわたです。
実は今週は大変な事態が起こってしまいました！ まさに事件は現場で起きています！！
……ネタがない……
お知らせも特にない。本当に何も書くことがない。
正直薄桜鬼記事でこんなことになるのは実に久しぶりで、ものすごく動揺しております今現在！
いっそ今週はお休みです！ また来週に乞うご期待！で逃げようかとも思ったんですが(笑)、
なんとなくそれは悔しくてあれこれと何かネタはないかとあれこれ漁っていたところ……
出てきました。
ものすごく、極めて、しょうもないものが。
というわけで、今週は「ネタもなければオチもない、つまりしょうもない画像特集」です。
本当にしょうもないので、がっかりしたい人だけご覧くださいませ。(笑)
さて皆様。ゲームを作る過程で、重要な工程として「ＣＧ指定」というものがございます。
プロジェクトをスタートする際に、今回のゲームはシナリオこれくらい、ＣＧ枚数これくらい、と
大体の概要を固めることから始めるのですが、ＣＧの指定についてはシナリオライターやディレクター、
主にプロットを書く人が決定することが多いです。
ちなみに私の関わるプロジェクトの場合、ほぼ９割で私がこのＣＧ指定をしています。
ただ、薄桜鬼の場合は、最初の本編は藤澤Ｐと半分ずつ、戦闘指定と恋愛指定で担当を分けてました。
随想録のときは、私とかずらさんで分担してました。結構珍しいやり方なのです、私的には。
ＣＧ指定は、シナリオやプロットにダイレクトで書き込んでいることが多いです。いわゆる字コンテ。
原画さんにはこの字コンテを拾い出したものをリスト化して渡し、シナリオやプロットとあわせて
書き出してもらうという手順で作成しています。
それでもいまいち状況がつかめなかったり、お互いの意思疎通がかみ合わなかったりすることもあり、
そういうときは身振り手振りで説明したり、もしくはメモなどに書きなぐって伝えたりもします。
今日ここにお披露目するのは、そんな私とヨネさんの愛の交換日記です。……ただし、絵の。(笑)
正直本当にひどい。ネタを漁っていたときにこれを発見した瞬間は「これだ！」と思ったのですが、
冷静になって記事を書いている今、こんなもの出して何がしたいんだろう私、と反省しています。
でも出す。だって本当に今日はネタがないから！！(笑)
そんなわけでまずトップバッター参ります。敢えてどのＣＧの説明画かは申しません。
気合で汲み取ってみてください。
それでは第一のカオス。
…………。ある意味ものすごくわかりやすいでしょ？ これで一発で伝わったもの。
「何がしたいのかがわかりすぎるくらいわかるけど、ひどい」とヨネさんには散々笑われました。
私だってわかってるから普段は絶対描かないんだよ！！(笑)
じゃあそんなヨネさんはどうなのさ、というのが第二のカオスです。
「原型すらねえだろふざけんな！！」と大爆笑だったこの一枚。これ、わかりますか？(笑)
元ネタのＣＧわかりますか？ ねえ、ひどくないですかこれ！！(笑)
あんた仮にも原画だろ、とツッコまずにはいられませんでした。あーほんと今見てもおかしい……。
そしてこれもヨネさんです。これはまあ、マイルドですよ。
キスシーンの構図どうしよう！？とあれこれ悩んでいたときに、「これ！こういうの描きたい！」と
喜び勇んでもってきたものがこれでした。（ちなみに画像は残っていませんがもっとひどいのあった）
まだシチュエーションがはっきり決まっていないころだったので、髪型が違うんですけどね。
なんでもグラフィッカーたちの間では、この微笑ましすぎる画像にアフレコして楽しんでたらしいです。
「ちづたんちゅっちゅしよー」
「うん、ちづちゅっちゅするー」
……頭大丈夫か、と言ってくださっても……良いですよ……(笑)
ＣＧ指定については、本当に思わぬところに落とし穴があるものです。特にヨネさんの場合ですが、
構図切ったよーと持ってくる絵がことごとくひどいです。(笑) 見るたびに笑ってしまうんですが、
本人は「だってこうじゃん！わかりやすいじゃん！」と言い張ります。でも何度一緒に仕事してても
構図出しのときの絵だけは噴く。ほんと、あれはひどいと思うんだ。うん。
そんなわけで、ひどい絵のコーナーでした。ネタがないって本当に恐ろしいことですね。
なんだか捨て身すぎますよね私たち。ヨネさんも久々に出てきたこれらの画像見て笑ってました。
あんたが描いたんだよ！(笑)
まったくもう、と自分を棚に上げてしめたところで、最後にオマケ。
確かブログ用の壁紙を作ったとき、ボツになってしまったものです。あまりにもオカンに見えるからと
お蔵入りにしたような気がしたんですが、面白かったので載せてしまいます。(笑)
では、また来週！ 来週こそはまともな記事にするぞー！ おー！！(笑)
