「平助くん……、寒くないの……?」
「ん? まあ今日はちょっと冷えるかなーとは思うけど、別に平気だって!」
「そ、そうなんだ……」
「寒いといえば新八っつぁんだよな。あの格好、見てるだけで寒いだろ?」
「う……、うん……?」
「鍛えてるから平気だって筋肉見せられても迷惑なだけだよな。新八っつぁんにも困っちまうよ」
「……そうだね……」
どっちもどっちだろ、と思っても口に出さないのはやさしさだと思います。
平助も永倉も平熱からして高そうですよね。(笑) よく動くから余計に寒くないのかもしれません。
そんなわけで皆様こんにちは。【薄桜鬼総合】担当、デザインファクトリーのいわたです。
冬真っ盛りな感じですね! 寒くないですか。私は寒いです!(笑) 結構寒さには強いんですが、
特に朝晩の冷え込みがきついですね。とはいえ、今の時期は特に風邪をひくわけにいかないので、
しっかり暖かくして寝ないとなー、なんて思ってます。受験生の皆様もお気をつけて!
それと、先週の絵馬にご反応いただいた方々。喜んでいただけて何よりです。まだまだ落ち着かない
日々をお過ごしかと思いますが、最後まで頑張ってくださいね!
<今週のお知らせ>
・「薄桜鬼DS」公式サイトにて追加要素動画公開!
・「シルフ」vol.11にて、薄桜鬼コミカライズ作品掲載中!
・「オトメイトCDBOOK 薄桜鬼 ─新選組奇譚─」発売!
▼「薄桜鬼DS」公式サイトにて追加要素動画公開!
先週に引き続き、今週も「薄桜鬼DS」について。公式サイトにて、追加要素となる「新選組質疑試合」の
プレイ動画が上がっております。もうご覧いただけましたでしょうか。
こうして動画で見るとすごくわかりやすいですね!(笑) 私も実際動いているのを見るのは初めてで、
おおー!と思ってしまいました。皆様いかがですか、クイズは簡単にわかりそうでしょうか。
質問は意外とガチですよ……! 正直ある程度復習しておかないと私も厳しかったです。(笑)
DS版を待っておられた方には、本編だけでなく、ぜひこの追加要素もお楽しみいただきたいです。
全勝すると絶対気持ちいいですから! 薄桜鬼マニアとしてかなり自慢できると思います!
▼「シルフ」vol.11にて、薄桜鬼コミカライズ作品掲載中!
本日発売の「シルフ」では、薄桜鬼コミカライズの短編シリーズ、土方前編と藤堂後編が二本立てで
掲載されております。土方編はRURU先生、藤堂編は原田編も担当されていた暁先生によるものです。
どちらもキャラクターのイメージをよく反映された作品に仕上がっていると思います。
表紙も土方さんなので、本屋さんでもわかりやすいですね。(笑) ぜひぜひ、読んでみて下さい!
そして、とうとうアニメについての新情報もこちらで公開されていますね。詳細は誌面にてご確認を。
やはり一番大きいのは、主人公・雪村千鶴の声優さんが発表されたことでしょうか。
ブログ宛にも「主人公は出るのか」「声優は誰なのか」とかなりたくさんのお問い合わせをいただき、
こちらでもお答えできないのを心苦しく思っていたのですが、ようやく発表できます。
雪村千鶴:桑島法子さん
上記の通り、桑島さんに演じていただくことになりました。皆様のイメージはどうでしたでしょうか。
何せ薄桜鬼のメインキャスト陣が本当に錚々たる顔ぶれでしたので、その中に割って入るとなると、
かなり大変だと思うのですが、桑島さんなら大丈夫。安心してお任せしたく思っております。
ぜひ、桑島さんによって命を吹き込まれる雪村千鶴にご期待いただきたいと思います!
▼「オトメイトCDBOOK 薄桜鬼 ─新選組奇譚─」発売!
既にオトメイト公式サイトでも情報ページができておりますが、
「オトメイトCDBOOK 薄桜鬼 ─新選組奇譚─」の発売が決定いたしました!
以前、【蒼黒の楔 ~緋色の欠片3~】でも同様のCDBOOKを出しましたので、そちらをご購入くださった方には
大体の内容がおわかりかと思います。画集とは違い、よりキャスト様に焦点を当てた内容なんですよね。
キャラクターたちに命を吹き込む声優さんたちが、どのような思いを抱いて演じてくださっているのかなど、
インタビューが非常に充実しております。意外なお話も飛び出していると思いますので(笑)、おそらくきっと
皆様にも興味深い内容かと思いますよ!
また、付属しておりますドラマも注目です。「士魂盲進の影」と、タイトルからしていかにもシリアスな
雰囲気が漂っておりますが……はい、その通りガチのシリアスとなっております。
こちらはちょっと珍しく、風間視点のドラマになってます。鬼の側から見た新選組隊士たちの姿ですね。
かなり聞き応えのあるドラマになっていると思いますので、ぜひご期待いただきたいです。
それでは、恒例の台本一部抜粋を。
* * *
沖田総司
「来い、風間千景!」
土方歳三
「(玄関に現れて)――やめろ、総司!」
沖田総司
「! 土方さん……」
土方歳三
「そいつは見逃してやれ。
ここで派手に立ち回って、他の奴らを逃がすわけにゃいかねえ」
沖田総司
「でも、風間は僕たちの敵ですよね?
屯所に襲撃しかけてくるし、千鶴ちゃんのことも狙ってるし、
今ここで倒しておいたほうが――」
土方歳三
「(沖田の言葉をさえぎり、たしなめるように)……総司」
風間千景
「(そんな2人を眺めながら、皮肉げに)捕り物に、病人まで駆り出すとは、な。
やはり新選組は、よほど人手が不足していると見える」
土方歳三
「おい、侮辱すんじゃねえ。捕り物だから、こいつを選んで駆り出したんだよ。
命懸けの戦いがあるかもしれねえから、
一番組の組長、沖田総司を連れて来たんだ」
沖田総司
「(言葉に詰まって)…………」
原田左之助
「(遠くから)おーい、総司! こっち手伝っちゃくれねえか。
ちょっと浪士どもが多すぎてよ、手一杯なんだ」
沖田総司
「(苦笑気味に)……まったく、仕方ないなあ、左之さんは。
相変わらず、気を回しすぎ」
SE:ぱちん、と刀を納めなおす音
沖田総司
「……じゃあ、僕、向こうに行ってきます」
土方歳三
「おう」
沖田総司
「けど、風間千景。次は、必ず殺すからね」
風間千景
「口だけなら、なんとでも言える」
沖田総司
「いくらでも証明してあげるから、楽しみにしてれば? じゃあね」
SE:ぎしぎしと廊下を歩く音(沖田退場)
土方歳三
「(ぼそっと)……礼は言わねえぞ」
風間千景
「それもよかろう。あれは、なかなかの見ものだったしな」
土方歳三
「総司がか?」
風間千景
「あの男、既にああして動き回れることが奇跡のような病状だろう。
どれだけ自分を削り、精神の強さだけを支えに戦場へ来たのか、
うかがい知れるというものだ」
土方歳三
「(ため息混じりに)……まあな。新選組は、そんな奴らばかりだ」
風間千景
「……だろうな」
* * *
ほんのワンシーンでしたが、緊迫した空気は感じていただけるのではないかと思います。
各隊士たちがそれぞれ抱える思い、信念や迷いなどが丁寧に語られているドラマです。
どうぞお楽しみに!
最近、新たに薄桜鬼にハマりました!という感想をいただくことが増えてきました。
やはりPSPなどで初めて薄桜鬼に出会う方も多いからなのだと思いますが、本当にうれしいです。
いつも丁寧で、そして温かいお言葉をありがとうございます。
それ以外にも、折々に楽しいメールをくださる方々。いつもとっても楽しく読ませていただいてます。
なかなか個々に反応することができなくて歯がゆいのですが、ちゃんと全部読んでいます。
愉快なネタメールはもちろんのこと、自分の悩みや夢について語ってくださるものも、各種関連商品の
感想なども、すべて私たちスタッフの宝物です。
薄桜鬼を愛してくださって本当にありがとうございます。そしてこれからも、よろしくお願いします。
それでは今週はこの辺で。また来週お会いしましょう!