「おや、こんなところで休憩かい、原田君」
「休憩するほど働いちゃいねえよ。
非番はいいが、相手してくれる奴がいねえとヒマでかなわねえな」
「ははは……、贅沢な悩みというやつだね。
できればトシさんからもそんな言葉を聞いてみたいもんだ」
「ああ、相変わらず忙しそうだなあの人は。また部屋にこもってんのか」
「気分転換に誘っても、頑として出てきてくれなくてね……。困ったもんだ」
「てめえ総司この野郎! また人の部屋に勝手に入りやがったな!?」
「あはははは。やだなあ濡れ衣ですよ濡れ衣。僕じゃないですってー」
「……今、頑として出てこねえはずの人が、すげえ勢いで走ってったが……」
「トシさんを連れ出すには、総司が一番効くようだね。いい運動になりそうだ……」
この二人の追いかけっこで土方さんが勝利する姿が何故か想像できません。
絶対逃げ切られて終わってるようなイメージが……。
皆様こんにちは。【薄桜鬼総合】担当、デザインファクトリーのいわたです。
世の中はゴールデンウィークで長い人は11連休だと聞いた気がしますが、社内には普通に出勤して
修羅場ってる子たちがいっぱいです! 泣いてない! 涙は心の汗でございます!
そんなわけで今週も駆け足で参ります、まずはトピックスです。
▼「薄桜鬼 ~桜の宴~」無事終了いたしました!
薄桜鬼初の単独イベント「薄桜鬼 ~桜の宴~」、無事に終了いたしました。
どうでしたか、お楽しみいただけたでしょうか。すごく充実したイベントでしたよね!
私は黎明録の作業が立て込んでおりましたので、昼の部だけ見て帰ろうと思っていたのですが、
結局夜の部終了まで居座っておりました。いろいろと……離れがたくて……。
当日イベントに関わったスタッフの皆様、
そして素晴らしい盛り上げっぷりと素敵な演技で酔わせてくださいましたキャストの皆様、
ご来場くださいましたファンの皆様に、心よりお礼申し上げます。
どうもありがとうございました!!
▼「薄桜鬼 遊戯録」仕様など更新!
「薄桜鬼 遊戯録」公式サイトにて、画廊と仕様が更新されております。
ミニゲームはメインキャラ1人のルートにつき3つあるのですが、このミニゲームのタイトルが
非常にカオスな感じです。わかりやすく、わかりやすく……と心がけていたのですが、気づけば
「そのまんま」なものになってしまいました。
多分一番は千景様のですね。もう、わかりやすささえ捨てきった清々しいタイトルです。
先日製品版と同じUMDディスクが届いたので、一通り遊んでみたんですけども。
あのミニゲーム……思いのほかハマります……。どれも簡単な操作で遊べるものばかりですが、
油断してるとたまに痛い目にあうのです。私は平助のとあるミニゲームでドツボにハマりました。
あの人怖い。振り返るタイミングが怖すぎる。何度やり直したことか!
その他、ゲームとはいえハリセンで頭をはたかれてる千景様とか、見ていて泣けてくるものも……。
難易度の調整もできるようになっていますので、ストーリーモードをクリアしたあとも、ぜひぜひ
レベルアップを目指して遊んでみてくださいね!
▼「薄桜鬼 巡想録」PV公開!
「薄桜鬼 巡想録」公式サイトでは、先日のOPムービーに引き続き、PVが配信されています。
瞬きや口パク、そして呼吸するような微細な動き、実際に見てみると実に面白いですね。
今週は、この巡想録の開発に携わるアイディアファクトリーの内田さんに、オススメポイントを
あれこれ解説していただこうと思います。では、内田さん、よろしくお願いいたします!
▽「薄桜鬼 巡想録」開発担当者よりオススメポイント解説!
お初にお目にかかります。
アイディアファクトリー開発部の内田です。
【薄桜鬼 巡想録】の
ご紹介をさせていただきたいと思います。
今作はオトメイトブランド初!
"PlayStation(R)3"
タイトルとなります。
いよいよ、オトメイトタイトルも
高解像度時代の幕開けです。
そんな移り変わりのタイミングで
時代と時代の狭間で命を燃やした新選組を扱った
【薄桜鬼】が登場するのは、
まさに切ることのできない縁と言わずしてなんと言いましょう。
内容としましては、
【薄桜鬼 新選組奇譚】
と
【薄桜鬼 随想録】
の2タイトルを1本に収めたお得仕様。
また、気になるポイント【随想録】は
本編をクリアしていなくても一度ゲームを開始すれば、
いつでもお楽しみいただけます。
本編を楽しみつつ、ちょっと息抜きで随想録を楽しむ…
なんてことも可能です。
おっと、忘れちゃいけません。
冒頭でご紹介したとおり、
対応ハードは高解像度出力が基本です。
勿論、巡想録もその例に洩れることはありません。
ばっちり高解像度に対応しております。
通常画面は言うに及ばず、
特定のイベントシーンでは、
ぐっと拡大してお気に入りのあんなところを、
穴があくほど見つめることができますし、
逆に縮小することで、
美麗画像の全体を鑑賞していただくこともできます。
目玉は高解像度だけではありません。
今作は
「AAS(アクティブ・アニメーション・システム)」
を採用することにより主要人物達が、
吸って―。
吐いて―。
吸って―。
吐いて―。
と動いちゃいます。
瞬きだってしちゃいます。
さりげなく鼓動する様は、
画面の中にありながら、
あたかもそこに居るかのような、
そんな存在感が、
きっとあなたの心を鷲掴み!
・・・できたらいいなぁ・・・
丹精込めて。
魂込めて。
愛も込めて。
皆さまにお届けいたします。
ここで魂を込める制作過程をご紹介!
のつもりだったのですが、
制作過程には皆さまにはとてもお見せできない
危険な画像があったりするので、
控えさせていただきたいと思います。
また、このシステムは、
皆さんのお好みでオフにしたりできますので、
お好みのスタイルでお楽しみいただけます。
最後に目下絶賛悩み中なダウンロードコンテンツのお話を…
どんなモノをご提供すれば、
皆さんに素敵なプレイ体験をしてもらえるのか、
考えあぐねいている段階ですが、
ちょっとだけご紹介。
閲覧モードを解放する便利なコンテンツ。
楽しみたいけど時間が無い!けど画像を堪能したいの!
とか
ストーリーをダイジェストで楽しみたいの!
って方にお薦めのコンテンツ。
本編ではお目見えすることのなかった画像コンテンツ。
本編には出てこないけど、まだ画像ってあるんでしょー?
なんて方だけじゃなく、
今までタイトルに収められることのなかった画像がお楽しみいただけるので、
幅広い方にお薦めのコンテンツ。
カズキヨネ氏のファンなら見逃す手は無いです!
長文にお付き合いいただきありがとうございます。
【薄桜鬼 巡想録】は大変お得なものとなっております。
"PlayStation(R)3"本体を買いたいけどプレイしたいソフト無いし…
と思っている方は是非本体とともに本作をゲットしていただきたい。
今まで【薄桜鬼】ってなんぞ?
と思っていた方や
【随想録】とかってのもあるんでしょ?どっちやればいいの?
と悩んでいた方には、
この【巡想録】は大変お薦めです。
勿論、既にご存じでプレイしたことあるって方にも、
一味違った【薄桜鬼】を堪能していただけること間違いなし!
と、全ての方に楽しんでいただきたいと思っています。
【薄桜鬼 巡想録】
満を持して"PlayStaion(R)3"に登場です。
オトメイトとしてだけでなく、
"PlayStaion(R)3"というハードにとっての
女性向けゲームのパイオニアとなるであろう今作、
多くの方にプレイしていただけることを願って開発を続けております。
発売までにはもう少し間がありますが、
是非是非、お手に取ってプレイしていただきたいと思います。
では・・・
【薄桜鬼 巡想録】…
いざ!推して参るっ!
* * *
内田さん、どうもありがとうございました!
危険な画像って一体どんなものだったんだろうと、つい気になってしまいますが(笑)、
世の中には見せていいものと悪いものがあるんでしょうねきっと。
動く隊士たちに動揺を隠せない方のために、「AAS(アクティブ・アニメーション・システム)」の
ON/OFFも可能ということですので、お好みで遊んでいただけそうですし。
やはり"PlayStaion(R)3"の画質は素晴らしいものがありますし、私も早く実機で触ってみたいです。
皆様もぜひ、楽しみにしていてくださいね。
それでは、今週はこれで。また来週!