「おい、風間ァ。なんか機嫌良さそうじゃねえか。どこ行くんだ?」
「……ふん、いちいち貴様に教えてやる義理はない」
「……行っちまいやがった。何だったんだ?」
「不知火。うちの頭領を見ませんでしたか?」
「あ? 風間なら、今さっき上機嫌でここ通り過ぎてったぜ?」
「ここを通ったと言うことは……やはり、またあの方は新選組に顔を出すつもりで……」
「あー……それで機嫌良さそうだったのか、あいつ」
「頭領としての仕事を放ってまで行かれてはこちらが困ると言うのに……」
「おまえ本当、主君に恵まれてねえなァ。ま、同情くらいはしてやってもいいぜ」
「…………」
千景様フリーダムはいつものことですが、そんな彼を尻目に実は最近人気急上昇なのが鬼二人。
特に天霧さんへの同情票が目立ちます。遊戯録での「嫁にかまけるな」発言は私も笑いました(笑)
皆様こんにちは。【薄桜鬼総合】担当、デザインファクトリーのいわたです。
いよいよ来週にはオトメイト初のPlayStation3タイトル「薄桜鬼 巡想録」が発売されますね。
もうご予約はお済みでしょうか。まだの方はどうぞお早めに。
▼各公式サイト更新
○「薄桜鬼 巡想録」
製品情報の項目にて、店舗特典情報が追加されています。
いろんな店舗様で特典がつくようですので、ご予約の際にはぜひ参考になさってください。
現在、PlayStation Storeでは、本作のPVが無料配信中です。PlayStation3はもちろんのこと、
PVはPSPでも見ることができます。私もさっきダウンロードして見てみました!
また本日深夜には、どこでもいっしょ.com「週刊トロ・ステーション」にて本作が紹介されます。
私も事前に見せていただきましたが、あのお馴染みのキャラクターが薄桜鬼のキャラクターたちと
普通に会話しているのがとても新鮮でした(笑) イケメンと連呼される隊士たちがシュールです。
もしよろしければ、こちらもチェックしてみてくださいね。※視聴は無料です
○「薄桜鬼 随想録 ポータブル」
仕様と限定版の内容、そして予約特典情報が更新されております。
限定版につくドラマCDは、凝りもせずまた例の昔話シリーズを貫かせていただきました!
今度は「幸運のわらしべ長者」です。主役は何故か永倉さんです。もう少ししましたら、いつものように
台本一部抜粋をやらせていただきますので、どうぞお楽しみに。
○「薄桜鬼 黎明録」
仕様が更新されております。
既に雑誌などでも公開されている情報ですが、今回の新規システムとして「編成録」という項目が
追加されることになりました。要はシナリオチャートですね。一度でも通ったシーンはすべてこの
編成録から開始することができるので、よっぽどピンポイントでない限り、セーブデータがほとんど
いらなくなるんじゃないかと思います。二周目以降は友好度の設定も可能になりますし、友好度の
判定で分岐しているシナリオ部分なども後で楽々見ることができるようになります。
シーンごとにあらすじもつけておりますので、自分が見たいシーンを探すのにも便利だと思います。
また、ティザーサイトのときから掲載させていただいておりましたトレーラームービーですが、
本日いっぱいで視聴期間終了とさせていただきます。見てくださってありがとうございました。
▼「電撃Girl’s Style」にて薄桜鬼情報満載!
昨日発売されました「電撃Girl’s Style」には、付録で薄桜鬼のポスターブックがついています。
また、黎明録の最新情報や、龍之介の過去編SS、チビキャラの新連載企画などが掲載中です。
これでひととおり、隊士たちとの出会いシーンが露出されました。実は斎藤さんだけは後から浪士組に
合流する形になりますので、ひとりだけ会うのが遅れてしまうのですが……。
とはいえ、かなり序盤で全員出揃う形にはしておりますので、斎藤さんファンの皆様もご安心を。
なんだかんだいって、あの登場シーンは結構おいしいと思いますので。
龍之介のSSは、彼の生い立ちがわかるものです。何故彼が「武士なんてクソ食らえだ」と思うのか、
その理由がなんとなくおわかりいただけたのではないかと。
チビキャラの連載企画は、お話をいただいて何の題材にするか少し迷ったのですが、佐倉さんが
EDエピローグの和服姿のチビキャラも描いてみたい、と言ったものですから、だったら新婚で!と
リクエストしまして、シリーズで各キャラ描いてもらうことになりました。
今回は土方さんです。ここの夫婦の安定感は異常。だがしかし、俳句の出来だけは……(笑)
そういえば、土方さんでひとつ……。
先日会社に届いたアニメ薄桜鬼を見ていたんですが、第九話に出てくる千景様の嫁さらいシーンで
ゲーム本編製作中のちょっとした裏話を思い出したんですよ。
問題のシーンは、CGにもなっていたシーンです。土方さんが千景様から嫁(千景談)を奪い返し、
刀を振り下ろしているシーン。ちょうどこのシーンのシナリオを作っていたときって、当時の私は
まだ薄桜鬼チームに入ったばかりで、キャラ認識を頭に叩き込むのに必死だったんですが……。
かなり昔のことなので、ちょっと細かいところは忘れてしまったんですが(笑)、ここのCG指定と
土方さんの行動がどうも腑に落ちなくて、土方さんこんなことするかなあ?と悩んでしまったんです。
それで、藤澤Pを問い詰めに行ったんですけど(笑)
そのときに言われたことが、今思えば私の中の土方像を作る基準になったんだっけ……と。
このシーンの時点で、土方さんはまだそんなにデレていないはずなんですが、それにしてはずいぶん
執着してるっぽい絵を指定しますよね、って感じのモヤモヤがあった私に藤澤Pは言いました。
「土方は自分のものをとられるのが大嫌いな男です」
……と。(笑) 恋愛感情がどうとか、そんなものじゃなかった。もっと子供っぽい感情だった。(笑)
でもそう考えるとものすごくしっくりきたんですよね。負けず嫌いで、プライドが高くて。
多分土方さんは、千景様相手の場合、屯所の隅にある石ころさえ取られるのが嫌なんだと思います。
ケチとかそういうことじゃなくて(笑)、それだけ自分の身内を大事に思っているってことなんですが、
同じくらい子供っぽいところもあるんだと思ったんですよね、その話を聞いて。
薄桜鬼のメインキャラの中で、実は当初一番つかみにくいのが土方さんだったんですが、この件以来
私の中では「実はとっても大人気ない人」という認識がきっちり固まりました。(笑)
アニメを見ていると、いろんなことを思います。すごい体験をしているなあと常々思うんですが、
見ているユーザーの皆様はどうなんでしょう?
やっぱりゲームとは違って、動くからこそできることっていうのは確かにあるんですよね。
この前ヨネさんがアニメ薄桜鬼の「とある斬り合いシーン」を見た後に、「ずるい!アニメずるい!!」と
相当悔しがったりもしてましたよ。(笑)
1枚絵じゃできないことがアニメにはできる、それが悔しい、と。
……まあその後、逆に1枚絵でしかできない表現もあるはず!とすぐに復活していましたけども(笑)
でも、その気持ちは私にもちょっとわかります。
今は黎明録の製作に必死ですが、アニメのように頑張らなければと思っています。
それでは今週はこの辺で。今回のお土産は、黎明録で龍之介専用ヒロインとなる女の子、小鈴ちゃん。
舞妓の女の子ですが、なかなか肝が据わっていて面白い子です。では、また来週!