▼薄桜鬼総合プロデューサー・藤澤経清コメント

薄桜鬼の新作を期待し待ってくださった皆様、お待たせいたしました。
「薄桜鬼 黎明録」が本日発売されました。
今回のゲームは、悩んだ結果、恋愛ゲームではなく「薄桜鬼」を楽しんでもらうゲームとして制作しました。
そのため、新選組の彼らと関わる主人公として「井吹龍之介」を生み出しました。
彼らの黎明の期間を、是非、龍之介と共に歩んでもらえればと思います。
「黎明録」は本編の始まる一年前のお話です。本編に出てくる人物達の性格と言いますか、
人間形成に大きく関わった期間であり、それはその後の幕末における彼らの生き方の根幹となるものです。
その他、変若水や羅刹など本編では説明しきれなかった謎が解き明かされます。
是非、楽しんでください。

　*　*　*

藤澤Ｐ、どうもありがとうございました。
過去を描くという企画当初、やはりいろいろな懸念も出てきましたが、無事発売にまでこぎつけられて、
お互いホッと一安心、というところかもしれませんね(笑)　まだまだ薄桜鬼の父として働いてもらいますが、
今回も監修、お疲れ様でした。今後はもうちょっとブログにも顔を出してください。(笑)


▼原画・カズキヨネのイラストとコメント
 

薄桜鬼 黎明録、発売です！
いつもの如く、開発側的には忘れた頃にやってくる発売日（笑）
え、まだ発売してなかったっけ…？という心境で迎えておりますが、
今回の場合、前例のない男主人公の乙女ゲームですので、
皆さんに楽しんでもらえるのか改めてドキドキしています。
隊士達の過去の物語、いかにして『薄桜鬼』の新選組は生まれ、
成長していったのかを龍之介と共に辿っていく黎明録、どうぞお楽しみください。

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ヨネさんどうもありがとうございました。
薄桜鬼は様々な展開が重なったこともあり、原画であるヨネさんのスケジュールは相当に忙しく、
黎明録の制作時間がどんどん減ってしまうのでは、という不安もありましたが、
「予定しているＣＧの枚数は１枚たりとも削らない」という結果を残してくれたのは、彼女の薄桜鬼という
作品に対するこだわりと、ゲーム原画家としての意地・プライドの賜物であったと思います。
たくさん無茶も言いましたし、逆にこちらを気を遣って「やらなくていいよ」と言ったことに対して
「いやこれはやるべきだ！」と自分から作業を増やしたりと、【奮闘】という言葉に相応しい戦いっぷりを
見せてくれたこと、改めて感謝しています。どうもありがとう。
こんなところで書くのも何ですが、本当に、彼女とゲームが作れてよかったと思っています。


▼薄桜鬼スタッフ陣からのお祝いイラスト

▽佐倉たくと　（薄桜鬼チビキャラ担当）
 

佐倉さん、どうもありがとうございました。
なんて素敵な販促イラストかと(笑)　限定盤の和柄パスケースは私も絶賛名刺入れとして活用中です。
決して山南さんの押しに負けたわけではありません。結構使い勝手が良いので気に入ってるのです。
ちなみに限定版にはドラマＣＤ「龍之介の肝試し」もついています。こちらもどうぞよろしく！


▽nana　（薄桜鬼シリーズ チーフグラフィッカー）
 

nanaさん、どうもありがとうございました。
薄桜鬼の美しいグラフィックの要である彼女には、今回も本当に頑張ってもらいました。
最後の最後までヨネさんの良き片腕として尽力してもらい、クオリティアップに努めてくれたこと、
とっても感謝しています。……ところで斎藤さんはどんだけごはんを守りたいんですか。(笑)


▼メインライター・長野和泉様コメント

『薄桜鬼 黎明録』発売おめでとうございます！
いやはや、とうとうこの日が来てしまったのですね……。

ひょんなきっかけで『薄桜鬼』本編にライターとして参加させていただいてから
２年と半年になりますが、当時はまさか、こんなに長いお付き合いになるとは思いませんでした。

奇遇というべきでしょうか、２年前はちょうど
ライターとして「書けるもの」「書きたいもの」「書くべきもの」との違いに悩み、
立ち止まっていた時期でもありました。

そんな時、大好きな幕末を舞台にした『薄桜鬼』という作品に出会い、
プロットを読ませていただいた時のことは、今でもはっきり覚えています。

そのプロットは、今まで自分の中で
「こういう作品があればいいのにな……」
「こういう作品を書きたいな……」
と、もやもやしていたものに非常によく似ていて、「こんな偶然もあるんだ」と嬉しくなりました。
スケジュールはとてもきつかったのですが、
「この作品だけは、いただいたプロットそのままの形で世に出さなければ！」と強く思いました。

そして昨年、ひょんなことから、ディレクターのいわたさまにお声をかけていただき、
黎明録に関わらせていただくことになりました。

「乙女ゲームのアペンドディスクで、主人公が男の子って……何たるパンキッシュな」と驚きましたが、
いわたさまから提示されたテーマやイメージが非常に興味深かった為、
ユーザーさんに受け入れていただけるのか不安を抱きながらも、「是非！」とお受けしました。

時には頭を抱えつつ、壁にぶつかりつつ、
それでも、２年半前私が迷っていた時に道を指し示してくれた
『薄桜鬼』という作品への恩返しをしたいという思いで、全力で取り組ませていただきました。

その成果がどうなったのかは……
ゲームを遊んでくださるプレイヤーさんの評価に委ねたいと思います。

この『黎明録』という作品が、『薄桜鬼』という作品を好きになってくださったプレイヤーさんの
心に残る１本になってくれたら、それに勝る幸せはありません。

『薄桜鬼 黎明録』、よろしくお願いします。

　*　*　*

長野さん、どうもありがとうございました。
黎明録を企画したとき、絶対にメインライターは長野さんでなければ、と思っておりました。
なので、すごい勢いで口説かせていただいた覚えがあります。半ば脅しのようでした、我ながら……。
長野さんは本編からのお付き合いなのですが、実は本編でも、かなり重要なパートを多々受け持って
いただいておりました。元々幕末辺りの知識が豊富で、殺伐とした世界観が非常にお得意でしたので、
黎明録をやるなら長野さんの協力なくしては成立しない、と考えていたのです。
様々な制約、制限がある中、二人三脚でシナリオ基盤を作りながら、「どこまでやるべきなのか」と
ふたりで頭を悩ませたのも、今となっては良き思い出ですね……。
最後まで駆け抜けることができたのは、まさしく長野さんの助力あってこそだと思っています。
本当に感謝しています。どうもありがとうございました！


▼弊社原画陣からのお祝いイラスト大集合

▽ナガオカ　（「CLOCK ZERO ～終焉の一秒～」原画）
 

ナガオカさん、どうもありがとうございました。
まさかの山崎くんです(笑)　黎明録ではこっそり大活躍の山崎くん。アニメでも第一期ラストで大きな
存在感を見せてくれました山崎くん。心なしか最近ファンも増えてきたような気がしますが、そんな彼を
透明感あふれるイラストで描いてくれましたね！　ナガオカさんの和装キャラって新鮮でした(笑)


▽いけ　（「アーメン・ノワール」原画）
 

いけさん、どうもありがとうございました。
コメントにも書かれているように、本当に平助には元気が一番よく似合うなあと思います！
躍動感あふれるポニテがとっても平助らしくていいですよね。いけさんが今回は平助！と言ったのが
実はちょっと意外だった私です。こっそり羅刹とか後ろに仕込んでくるのかと思ってました(笑)


▽花邑まい　（「デザート・キングダム」原画）
 

花邑さん、どうもありがとうございました。
やってくれちゃいました。(笑)　今回は誰がやらかすのかと思ったら、あなたでしたか！
沖田さんが猫っぽいから猫、は理解できましたが、なぜメイドにしたし！　大笑いです、まったく。(笑)
何かが間違いすぎている力作をどうもありがとう。花邑さんはこれが通常営業です。大丈夫！


▽ろく丸　（「夏空のモノローグ」原画）
 

ろく丸さん、どうもありがとうございました。
とても爽やかな原田さんです。これならきっと爽やかな夏空に出ていても違和感がないかも！(笑)
背の大きい人なんで、あんまりこういう角度で描かれることのない人ですし、ちょっと新鮮です。
兄貴という言葉が似合いすぎて困る原田さんでした。(笑)


▽miko　（「猛獣使いと王子様」原画）
 

mikoさん、どうもありがとうございました。
最後の最後まで誰を描くか迷い、ネタにいくかマジにいくかでも悩んでいたmikoさん。(笑)
こっそり登場の千景様に決めてからも、どうしようどうしようと迷っていたようなので、いったい何を
どうやらかすつもりなのかと思っていましたが、すごいまともにかっこよくてびっくりしました(笑)


▽薄葉カゲロー　（「ワンド オブ フォーチュン」原画）
 

薄葉さん、どうもありがとうございました。
おっさんが描けるおっさんが描きたいおっさんがいい！……と未曽有のおっさんフィーバーでした。
何が何でも食べ物ネタに絡めるのが薄葉カゲロー恒例行事ですが、どう考えてもダジャレです。(笑)
鴨に賀茂茄子って。確かに京野菜ですけど「かも」繋がりて。(笑)　思わず笑っちゃいました。


▼ディレクターいわたの黎明録ワンポイント攻略情報

いつもでしたら、あれこれと黎明録についての雑感を書くところなのですが、それはちょっと後回しで。
今回は、ちょっとしたゲームの攻略情報を書いておこうと思います。


▽各キャラのルートに入るには？

基本的に、目当てのキャラクターを追いかけて信念の灯を灯していれば問題ないと思います。
ふらふらしていると残念な結果になってしまうのは、本編とあまり変わらないです。


▽ＥＤはいくつ？

薄桜鬼本編でもおなじみの（？）バッドエンドは複数あります。でも、いつもより控えめにしました。
とあるバッドエンドでは、意外な人が出てきたりします。ぜひ隅々までお楽しみください。

ムービーがつく正規のＥＤにつきましては、攻略ルートのある６つとなります。

……言っちゃいました。６つです。５つじゃないのです。あとひとつのルート、探してくださいね。
そのルートだけは、あるＥＤを見ないと出てきません。ある意味、真相解明ルートです。


▽あの人の出番は？

おそらく皆様が一番気にしておられる部分でもあると思います。多分、なかなか出てきません。
気長にプレイしていただければと思います。ＣＧもちゃんとありますので。

また、本編主人公につきましては、ちゃんと名前変換ができるようになっています。
デフォルト名でのプレイでは名前呼びもあります。ただ、名前変換・名前呼びができるのは、
彼女の視点で綴られる「最後の物語」だけとなっています。お楽しみに。


▽小鈴ＥＤは？

小鈴とのＥＤについては、ちょっと……いや、結構ひっかけがあります。
プレイするとわかるのですが、龍之介と小鈴に関するエピソードがよく出てくるのは「ある人」の
ルートのみです。ただ、普通にプレイしていると、当然その人のＥＤになる仕様です。

では、どうしたら小鈴ＥＤとなる分岐にたどり着けるのか。
これは「彼女との出会い」が鍵となります。「あの人」を追いかけていると見られません。
この辺りをヒントに頑張ってみてください。ここにしかないＣＧや十六夜挿話もありますので、
フルコンプのためにもぜひ見ていただければと思います。


以上です。皆様のプレイのお役に立てれば幸いです。
なお、第二章までの攻略情報は、現在発売中の「B's-LOG」にも掲載されています。こちらもどうぞ。


それでは今回はこの辺で。明日の通常更新では、ガラッとテンションを変えてハロウィンＳＳＬで
お楽しみいただければと思います！　では、また明日～！！