ワリコミ! S.Y.K ~新説西遊記~ ドラマCD第2弾!

みなさまこんにちは。
【S.Y.Kシリーズ】ディレクター、デザインファクトリーの島です。

本日はS.Y.K関連の情報をお知らせにやって参りました。
えすわいけーなみなさま、お久しぶり&ただいま! ぽけっと蓮咲伝楽しんでますか!
初めましてな方は、ぜひ当ブログの更新終了タイトルから「S.Y.K ~新説西遊記~」
をチェックしてみてくださいね。ゲームのほうもよろしくお願いします。

さて! 本日はアレのご紹介です。


▼ティームエンターテインメント様より、ドラマCD第2弾 発売決定!!


 syk_dorama02.jpg

『「S.Y.K ~新説西遊記~」ドラマCD ~曼珠沙華の夢はなびら、塵となり~』


■あらすじ

時は仁寿2年、それは後に唐と呼ばれる時代――。
天竺に向かう三蔵一行は、相も変わらず賑やかで緊張感のない旅路を進んでいた。
そんなある日、雑談の延長から「玉龍は爆笑することがあるのか否か」という
意味不明な議題で勝負を始めてしまった八戒たち。
地上に遊びに来ていた二郎真君は、彼らのやり取りを見て悟空に語った。
「君たちは500年前も、似たようなことをしていた」、と。

『――......悟空。君は、覚えていないかい?』

             混濁した記憶に溺れ、悟空は今日も夢を見る。

時は500年前。それは天冥の戦が熾烈を極めた時代――。
戦を終結に導くため、天界内で暗躍する金蝉子の元に集った仲間のひとり、玉龍。
誰とも馴染めず、力のない自身を悔やみながら内に篭る彼の心に近づいたのは、
天界一と呼ばれる大将軍、斉天大聖だった。


これは「現世」の仲間達と、「過去」の仲間達を描いた、絆の物語。


■出演キャスト
悟空(CV:諏訪部順一)、悟浄(CV:近藤孝行)、八戒(CV:羽多野渉)、玉龍(CV:宮田幸季)
二郎真君(CV:森川智之)、斉天大聖(CV:興津和幸) 独角鬼(CV:近藤隆) 他



……と、いうことで。S.Y.KのドラマCD第2弾が発売決定となりましたー!! 詳しくはこちら
発売日は6/22です。気付けば今月ですよ。カレンダーのチェックをお忘れなく!

お話を頂いたときには「まさかのゴマ団子第2弾!?」と脳内をめぐらせつつ
ありがたく出させて頂く形になりました。これも皆さまのご声援の賜物です。

で、今回のドラマCD。もちろんゴマ団子第2弾ではありません(笑)

あれ……ジャケットイラストとタイトルからして、これはもしや……と、
思ってくださった方もいらっしゃるかもしれませんが、そう、シリアスです。
今回、シリアス中心なのです……!(驚愕の事実)

というのも、ドラマCD第1弾でS.Y.Kらしいギャグをやらかしているのと、
特典関係はいっつもギャグで突っ走っていますので、今回は販売用ならでは、
S.Y.Kにおける「切なさ」や「絆」の部分をクローズアップしております。


……とはいえ、S.Y.Kらしい『ゆる~い』ところも、もちろんあります。
ギャグというか、ゆるーいところね。もう、ホントいつも通りな感じです。


では、島的オススメポイントにいってみましょう。
相変わらず参考になるような、ならないような感じですが、どうぞ。


おなじみの三蔵一行。今日も平和です。

悟空の『記憶』に関わる、500年前の出来事

・捲簾大将と天蓬元帥の命をかけたバトル(漫才)

大聖が男前すぎてつらい

500年前の『仲間』の『絆』

爽やかな二郎真君(違和感)

・玉龍の懸命さ。ぶわ……っ。

大聖が男前すぎて以下略

・閻魔王の秘めたる想い

やっぱりゆるーい、でも仲良しな三蔵一行。


……となっております。
じつはこれ、台本が上がった時点で超大ボリューム☆になっていて
ディスクにおさめるために色々試行錯誤をした経緯があります……。
それでも尺ギリギリなくらいにぎゅっと詰まった内容になっています。


では恒例の台本抜粋にいってみましょう。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シーン抜粋①】


@悟浄      
「相手を知るのに、賭けである必要はないんじゃないのか?」

@八戒      
「そこはやっぱほら、好奇心もあるしなー」

@悟浄      
「お前な……まあ、玉龍を怒らせない程度なら、
 なにを楽しいと感じるのか知るくらいはいいんじゃないのか」

@八戒      
「よっし、んじゃ決まりな。姫さん戻ってくるまでヒマだし、
 これもコミュニケーションの一環ってコトで」

@悟空      
「ま、せいぜい頑張れ。で、なに賭けんだよ?」

@八戒      
「んー、オレらが勝ったら、悟空はしばらく禁酒、だな」

@悟空      
「はあ!?」

@悟浄      
「ああ、それはいいな。
 悟空が勝ったなら、しばらく酒は俺と八戒がおごってやろう」

@悟空      
「おいおい、マジかよ……」

   セリフ:このあたりから、少しずつフェードアウト

@悟浄      
「で、八戒。どうやって笑わせるつもりなんだ?」

@八戒      
「まま、見てなって。おーい、玉龍」

@玉龍      
「なに」

@八戒      
「面白い話聞かせてやるからさー、ちょっと耳貸してみ?」

@玉龍      
「……面白い、話?」

   セリフ:フェードアウト、ここまで(場面転換)
   BGM:フェードアウト(無音)

@悟空      
「はぁ……くだらねえ。元気だな……あいつら」

@二郎真君    
「うんうん。元気なのはイイコトだよねえ」

@悟空      
「そうか? 騒がしいだけだがな……っておおおおい!!!」

   BGM:二郎真君のテーマ

@二郎真君    
「おや。顔色が悪いかなと思ったけど、元気じゃないか。
 今のは普段なかなか見せない、いいツッコミだね」
         
@悟空      
「おま……楊漸。どっから沸いてきやがった。
 いきなり出てくんじゃねえって何度言やーわかるんだ」
         
@二郎真君    
「うん? ちゃんと空から来たよ。
 にしてもひどい挨拶だねえ。せっかく遊びに来てあげたのに」
         
@悟空      
「ありがた迷惑どころか、ただの嫌がらせだろ、それ」

@二郎真君    
「あはは。私はね、悟空。嫌がらせがけっこう好きなんだよ」

@悟空      
「自覚してんじゃねえ。厄介だな本気で」

@二郎真君    
「ふふ。本当にただ様子を見に来ただけなんだけどね。
 君たちが楽しそうなことをしてるなと思って。
 なにを盛り上がっているんだい?」
         
@悟空      
「べつに、楽しくもなんともねえ。
 普段笑わねえ玉龍を、どうにかして笑わせてみようとかって
 八戒が言い出したんだよ」

@二郎真君    
「……へえ。それは、また」

@悟空      
「……なんだよ。お前まで加担するとか言うんじゃねえぞ」

@二郎真君    
「言わないよ。私は玉龍に嫌われていそうだし。
 ただ……そうか。何年経っても変わらないものはあるんだね」
         
@悟空      
「……楊漸?」

@二郎真君    
「昔、まったく同じようなことをしていたなと思ってね。
 ……悟空。君は、覚えていないかい?」
         
@悟空      
「はぁ? 昔って……いつの話だよ」

@二郎真君    
「そうだねえ……あれは、もう500年も前のことになるかな。
 君は覚えていないだろう。ささいな出来事だったからね。
 でも私は覚えているよ。……どうしてか、忘れられないんだ」
         


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【シーン抜粋②】


@斉天大聖    
「玉龍! 今日、演習出なかっただろ。どーしたんだ?」

@玉龍      
「べつに、気がのらなかったから」

@斉天大聖    
「つってもさあ、お前、強くなりたいんだろ?
 なら修行あるのみ、だぜ? 教えてやっからさ」

@玉龍      
「……いい。どうせ、僕の力は不安定だから。
 この前みたいに、他の人達を傷つけるだけだ」

@斉天大聖    
「……玉龍。お前――」

@天蓬元帥    
「まだ諦めていなかったのか、大聖」

@斉天大聖    
「おっと、天蓬」

@天蓬元帥    
「そういえば、顕聖二郎真君と結託した悪巧みはどうしたんだい。
 あなた方なら、何かしら成果は見いだせそうだが」

@斉天大聖    
「あー、それがな。なっかなかうまくいかなくてさ」

@天蓬元帥    
「ほう、それは珍しい」

@斉天大聖    
「楊漸は今、忙しいっちゃ忙しいし。
 それに玉龍とも相性よくねえみてえでなー」

@天蓬元帥    
「ああ、それはたしかに……。
 玉龍のように受け流すタイプはやりにくそうだ」

@斉天大聖    
「でもさ、天蓬。
 オレは玉龍をからかいたくてやってんじゃねえんだよ」

@天蓬元帥    
「……わかっていますよ。我らが将は、無駄なことはなさらない。
 これからの戦いに、必要なことなのだろう?」

@斉天大聖    
「ああ。あいつは戦力になる。きっと、金蝉子の助けになる。
 けど、今のまんまじゃダメなんだ」

@天蓬元帥    
「やれやれ。
 ……まあ、私たちにとっても、玉龍はこれから共闘する仲間だ。
 大聖が望むのであれば、協力は惜しまないよ」

@斉天大聖    
「……ありがとな、天蓬」

   場面転換
   SE:てくてくと歩く音

@玉龍      
「……なんでついてくるの」

@斉天大聖    
「んー? オレもこっちに用事があるんだよ」

@玉龍      
「お前、毎日暇なんだね。天界に叛意を持つ将軍っていうけど、やる気がないの? 
 戦の話ならわかるけど、意味のない会話で僕につきまとわないで」

@斉天大聖    
「おー、厳しいな。んじゃ、戦の話ならいいのか?」

@玉龍      
「……本当にちゃんとした話ならね」

@斉天大聖    
「んじゃ、真面目な話。
 お前、金蝉子の思想に共感したって言ってたな」

@玉龍      
「そうだけど。だからなに?」

@斉天大聖    
「金蝉子に協力する気なら、生半可な覚悟は捨てろ」

@玉龍      
「……っ、なにそれ」

@斉天大聖    
「悪いが、オレも必死なんでな。
 あいつの手助けになることはまだしも、
 障害になるようなモンは排除しなきゃなんねえ」

@玉龍      
「それは、僕が足手まといだから関わるなって言いたいの」

@斉天大聖    
「はぁ……違ぇよ。よく聞け、玉龍。
 俺らとあいつじゃ、賭ける覚悟が違うんだよ。
 それこそ、お前みたいに自分に力がないから、迷惑かけたくないからって
 逃げてるような奴とは、比較できない重い覚悟背負ってんだ」

@玉龍      
「……僕は、自分の命を賭けるのは惜しくない。
 金蝉子は僕の志を支えだと言ってくれた。僕にとって、戦う理由はれでじゅうぶんだ。
 役に立たなくても、あの人が必要だと言ってくれるから、戦える。
 それで命をなくしても、惜しくない」

@斉天大聖    
「……それだよ」

@玉龍      
「え?」

@斉天大聖    
「お前と金蝉子じゃ、そこが違うんだ」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

おお……シリアスっぽい。
ちなみにジャケットイラストは「500年前」を象徴するイメージでして、
彼にも相変わらず美味しいセリフがありますが、物語のメインは玉龍と大聖です。

では、せっかくなので各キャラオススメセリフを抜粋して締めたいと思います。



――――――――曼珠沙華の夢はなびら、塵となり――――――――



なんでもいいから俺は今すぐ寝たいねむいだるい死ぬ……。


                とにかく、姫さんこっち来なさい! 心が汚れるから!!


八戒……お前という奴は、相変わらず最低だな……。


      ……それなら、僕と一緒だ。
                僕もお前と一緒で、ひとりじゃどこにも行けない




――それでも私はね。大聖、金蝉子。
     ……待っているよ。きっと、君たちが帰って来てくれるのを。




      誰よりも、強く。ただ強くあれ。
         ……オレは何度だって誓うぜ、金蝉子。



         大聖。お気持ちはわかりますが……く……っ、止めないでください!
         俺は、この戦いを乗り越えなければならないのです。
         たとえ、輪廻の輪に戻ることになろうとも……っ!


ああ、美しくない。だから妖怪の断末魔は嫌いなんだ。


         ただ、魂が望むのだ。あの金色の神気をまとった仙を。
       己の欲や理想とは別のところで、私はただ、渇望していた。
                  あやつに、また、会えるだろうか、と――

……はい。
私の信念は、いかなる時も我が主の願いを叶えることにございますゆえ。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――


500年前のシリアスっぷりと現世のゆるさのギャップがひどい……!(笑)
ちなみにひとり、シリアスなセリフに見せかけたギャグセリフが混ざってます。


500年前の彼らの、金蝉子への想い。
現世の三蔵一行の、仲間としての絆。

そのあたりをフィーチャーした物語となっていますので、
えすわいけーまにあな方はぜひぜひお手にとってみてくださいね! 

もちろん蓮咲伝未プレイでも楽しめる内容になっていますので、
CDを聴いて気になった方は本編のほうもよろしくお願いします。
 

▼おまけ ~S.Y.Kグッズ発売中!~

 
アニメイト様にて、S.Y.Kグッズが好評発売中です!
 
・湯のみ2個セット
 
ミニキャラがプリントされた可愛い湯のみ。
実物を監修させて頂いたのですが、か、かわいい……!!!
縁側でお茶が飲みたくなる、ちょうどいいサイズです。
 
・イヤホンアクセサリー
 
自前のイヤホンをちょっとオシャレにカスタマイズできるアクセサリー。
蓮のモチーフと赤い珠で、こっそりS.Y.Kをアピールできます(笑)
 

ぜひグッズ関係もチェックしてみてくださいね。

それでは、またお会いできることを願って。島でしたー。


 

 

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