AMNESIA その13

みなさまこんにちは。
【AMNESIA(アムネシア)】スタッフブログ、第13回目です。

今週はデザインファクトリーグラフィックチームがお送り致します。

夏真っ盛りで毎日暑いですね…皆様熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい。
本編の制作が一段落したとはいえ、発売までお届けしたい情報は盛り沢山ですので、
今週のブログも張り切っていきましょう!

 

▼公式サイト更新情報

・ギャラリー公開

先日のB's-LOG様でも掲載された新規イベントCG3枚が公開されました。
公開されましたCGはシン、イッキの恋愛シーン、トーマの日常シーンのCGです。
今回ももちろんシナリオ抜粋つきですので、まだご覧になっていない方は、
是非公式サイトの方をチェックしてみて下さい!

・公式サイト連載企画スタート!

今週からアムネシア公式サイトにて連載企画が始まりました。
「冥土の羊」でキャラクターたちがどのように働いているか、
第1回目はシンとケントの料理バトルのお話になっております。
本編とは一味違った彼らをお楽しみ下さい。
本企画では果村なずなによる書きおろしSSと連動して、
4コマも掲載予定ですので、こちらもお見逃しなく!

 

 ▼キャラクター紹介

2回目の登場はアムネシア随一のプレイボーイ、イッキです。
飄々とした性格でつかみ所のないイッキですが、
今回のSSでもその曲者感は健在です。

それでは、どうぞ。


※キャラ紹介の企画なので、キャラのプロフィールについて初公開のものもあります。
  まったく事前情報を知らずにプレイしたい方はご注意ください。

※自己紹介する本人については、本人ルートの関係性で紹介します。
※ただし乱入するキャラはパラレル的な部分もあります。

 

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イッキ:ちょっとケン、見た? 前回の若者組の会話。

ケント:ああ、見た。
    あの3人は仲がよいのか悪いのかわからないな。

イッキ:まったくだよね。
    好きな相手に意地張っちゃったり、
    わざわざ言葉に出して好きかどうか確かめちゃったり、
    ああいうのってやっぱり若さなのかな。
    僕らはあんな甘酸っぱい会話しないよねえ。

ケント:まあな。
    とはいえ、君とトーマくんの年はさほど違わないだろう。
    なぜこうも差が出るのだろうな。

イッキ:年齢がいくつでも、青春中なんだよ彼らは。

ケント:青春か。いい響きだな。

イッキ:だよね。
    いいなあ、憧れるな青春。
    男友達と殴り合ってわかり合ったり
    女の子と自転車に乗って坂を駆け下りたりしたかったなあ。

ケント:私にはそのような経験がないが、君にもないのか?
    どちらも経験していておかしくないように思えるが。

イッキ:男と殴り合ったことはいっぱいあるよ。
    でもその後にわかり合えたことはないね、残念ながら。
    女の子と遊んだこともいっぱいあるけど、
    遊び方といえばたいてい2人きりで部屋に……
    え? 何このフリップ? 『それ以上は言うな』?
    ええ? 困ったなあ……
    んー……じゃあね、自転車の相乗りはしたことない、
    とだけ言っておくよ。

ケント:……なるほどな、よくわかった。
    それで思い出したのだが、君は1人でこの作品の年齢制限に
    挑戦し続けているともっぱらの噂だ。
    せっかくの機会だし、ここで一言釈明しておいたらどうだ。

イッキ:え、釈明って言われても……
    残念だな、釈明のしようがないよ。
    僕は見たまんま、そういうことだけ考えて生きている。

ケント:だ、そうだ読者諸君。
    これにて彼の自己紹介は終わりだ。
    今のを伝えれば十分だろう。

イッキ:うん、今の一言で僕っていう人間を説明できたと思うな。
    いやあ、僕って底の浅い人間だよね。
    じゃあケン、用事も終わったし飲みにでも行く?

ケント:いいな。今日はちょうど読みかけの本もない。

 

 

 

シン :ってちょっと待ってください2人とも!!

イッキ:あれ? シンにトーマ。どうしたの?
    っていうか、君たちなんでここにいるの?
    僕の世界では君たちとそんなに親しくなかったはずだけど……。

トーマ:見てられないので手伝いに来ました。
    設定については無礼講ってことでひとつお願いします。

イッキ:そりゃあ構わないけど……そんなに問題あった?

シン :ありましたよ!!
    さっきから見てればあなたたちなんなんですか。
    一言も自己紹介らしいこと言ってないじゃないですか。
    何が『今のを伝えれば十分』ですか。
    名乗ってもいないってわかってますか。
    勝手に2人でべらべらしゃべって何なんですか。
    みんなついていけてないですよ。
    前回普通にやったオレたちがバカみたいじゃないですか。
    頼みますよホント。

イッキ:シン……君って真面目だよね……。

シン :あなたが不真面目すぎるんです。

ケント:私から見てもシンくんは大変真面目に思える。

シン :あなた『たち』がふざけすぎなんです。

イッキ:うーんしょうがないな。
    じゃあ改めて自己紹介しようか。
    えっと、何を言ったらいいのかな?

トーマ:俺から聞きますよ。まず、お名前は?

イッキ:イッキ。そう呼んで。

トーマ:女性にすごい人気ですよね。

イッキ:ま、この目があるからね。

トーマ:イッキさんと目が合うと、
    女の子ならみんな恋してる気分になるとか。

イッキ:うん。超能力みたいなものだと思ってもらえば
    いいと思うんだけど。
    でも今は彼女一筋だよ? 二股はかけない主義だから。

トーマ:あ、そこは意外と真面目なんですね。

イッキ:真面目って言うか……
    余計な争い事は面倒だし。
    女の子って浮気な男嫌いだよね。

トーマ:本気で彼女と付き合ってる、と。

イッキ:本気、本気。
    だって真面目な女の子のガードを崩すには
    本気なとこ見せないと始まらないから。
    浮気な男に色々許そうって思わないでしょ?
    僕はつまみ食いするより骨まで食べたいタイプなんだよね。
    真面目な態度もその先に繋げる投資みたいなものじゃない?

トーマ:ああ、なるほど。
    ……つか、そんなこと言っちゃっていいんですか。
    彼女怒りませんか。

イッキ:何か問題ある?
    『下心もあるけど真面目に付き合ってる』って言っただけだよ。
    まさか君たち、女の子と付き合う時
    下心持たないなんて言わないよね?

トーマ:そりゃまあ、人並みには。

イッキ:ね? 問題ない。

シン :いや……っていうか
    オレとしてはイッキさんの交際が誠実かどーかっつーことよりも
    この自己紹介が検閲削除されて
    半分も残らないんじゃないかってことが
    さっきから心配でならないんですけど。

イッキ:あはは。
    まあいいじゃない、検閲が入って内容が半分に減ってたら
    それはそれで『僕の話題ってそういうことしかないんだよね』
    って言うまでだよ。

シン :あなたはそれでいいかもしれませんけど……!
    いや、とにかく時間も押し迫ってますし。
    もっと年齢とか趣味とか差し障りなさそうな話しませんか。

イッキ:はいはい。
    えーとね、年齢は22歳。最近の趣味は彼女を口説くこと。
    これ以上のパーソナルデータが知りたいなら、
    今度2人きりでゆっくり話そうか。いつでも時間空けるから。

シン :誰に言ってんですか。

イッキ:モニターの前にいる可愛い子に。
    これ、彼女が読むんでしょ?

トーマ:ああ、そうなんだ。
    それわかってても言いたい放題のイッキさんって
    ある意味すごいですよね。

シン :つける薬がない。

イッキ:今頃気づいたの?

ケント:さて諸君、気が済んだかな。
    終わったならばそろそろ飲みに行かないか。

イッキ:うん、行く行く。
    あ、トーマ一緒に来る?
    興味あるなら女性との付き合いのノウハウについて教えるよ。

トーマ:え、どうしようかな。

シン :釣られるな!

イッキ:シンは未成年だからちょっとね……。

シン :別にうらやんでません!
    ああもう、なんなんですかこのフリーダムなメンツは!
    ツッコミ役を切実に募集したいですよオレは!

イッキ:それは君にしかできない役目だよね。

トーマ:というわけで、次回もがんばろうな、シン。

シン :イヤだっつーの!


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本当にフリーダムですね。
さらに収拾がつかない展開になりそうですが、来週はどうなるんでしょうか…。

 


▼オススメセリフ紹介

不定期でお贈りしております一言セリフ紹介。今回はトーマです。

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幼い頃から主人公をとてもとても大切にしてきたトーマ。
普段はやさしい兄のように主人公を見守る彼ですが、
時にはこんな言葉を投げかけることも。

トーマには時折こうした危うさが垣間見えることがありますが、
それもすべては主人公を誰よりも思っているが故、彼なりの愛情なのです。
普段は見せないこの危うさもトーマの魅力のひとつではないでしょうか。

本編ではこうしたトーマの発言にどきりとすることもあると思いますが、
その裏に隠された彼の気持ちを想像しながら、彼の言葉に耳を傾けて頂ければと思います。
トーマの思いの深さを是非本編でお楽しみ下さいませ。

 

▼お土産

T.S氏による連載壁紙第4弾は、トーマの登場です!宜しければお持ち帰りください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、来週もアムネシアブログをお楽しみに!

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