AMNESIA その14

みなさまこんにちは。
【AMNESIA(アムネシア)】スタッフブログ、第14回目です。

デザインファクトリーグラフィックチームがお送り致します。

先週は七夕でしたね!オトメイトスタッフブログでも毎年恒例の七夕企画が
開催されましたが、チェックして頂けたでしょうか。

今週はその七夕企画のおまけからスタートです。
 

  ▼七夕企画「願いの理由」

  am_0707.jpg

 

【シン】
『家内安全、世界平和』だな。つーか、別に神頼みしなきゃいけないような
願い事なんてオレにはない。成績は自力で上げられる自信があるし、
おまえはとっくにオレのものだろ? 他に何を望めばいいわけ?


【イッキ】
『君が僕に、おはようとおやすみのキスを許してくれますように』言葉のままだよ。
君はもう少し艶っぽい付き合いをさせてくれてもいいと思うんだよね。
おやすみの後にもキスがあると、なお嬉しいんだけど。


【ケント】
『真理究明、不思議発見』雑多な事象から新しい法則を導き出すこと、
そして解を求めるべき新たな謎を見つけること、そのどちらもが私にとって
重要かつ必要な願いだ。……追及すべき不思議の1番は当面君のことだがな


【トーマ】
俺の短冊? あーそれは……『あいつらがいつまでも元気でいられますように』
この20年、短冊に書く願い事はいつも同じ。
いい年して願い事が幼なじみのことかって自分でもちょっと恥ずかしいんだよね。
あんまり見るなよ。


【ウキョウ】
『君が幸せでいますように』俺にはこれ以外願う事なんてないよ。
この願いを叶えてくれるなら、神にでも悪魔にでも祈る。
こんなことを言っても、君には信じてもらえないかもしれないけどね。

 

 

※7/8発売の雑誌「オトメディア」にも同様のキャラコメントが掲載されています。
 アムネシアの記事を掲載して頂いていますので、そちらも要チェックです!

 

 

▼公式サイト更新情報

・店舗特典更新

アニメイト・2連メタルチャームが追加になりました!

夏目ウタのちびキャラが可愛らしい一品。
キャラクターはイッキとケントになります。

・連載企画幕間四コマ更新!

こちらはグラフィッカーのK.SとT.Kの2人で担当しています。
第1回目はK.S作の四コマです!シンとケントの(無駄に)熱い奮闘ぶりと、
ちびキャラの可愛らしさは必見です。個人的には3コマ目のウキョウの
愛らしさに釘付けでした(笑)まだの方は是非公式サイトへ!

 


▼キャラクター紹介

3回目となる今回は、「クールで合理的なクローバー」ケントの登場です。
堅物で研究一筋なケント。
折角たくさん喋ってくれているようですが…?

それでは、どうぞ。

※キャラ紹介の企画なので、キャラのプロフィールについて初公開のものもあります。
  まったく事前情報を知らずにプレイしたい方はご注意ください。

 

※自己紹介する本人については、本人ルートの関係性で紹介します。
※ただし乱入するキャラはパラレル的な部分もあります。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

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ケント:ケントだ。
    大学院のドクターコースに在籍し、数学を研究している。
    年齢はもうじき25になる。
    今日は自己紹介と言うことなので、
    簡単ではあるが私の行っている研究について話そうと思う。

    まずは私の専攻分野に関して一般的な説明をさせてもらう。
    そもそも数学という学問には大きくふたつの分類があり……

 

トーマ:うわあ、これは女の子ドン引きですね……。

イッキ:うーん、わかる?
    人前に出るといつもこうなんだよね彼。
    僕なんかと話してると、けっこうユーモアがあって
    面白い男だと思うんだけど。

トーマ:先週は普通にわいわいしゃべってましたよね。
    むしろ悪ノリしてたくらいで。

イッキ:そう、僕といる時はそうなんだけどね。
    もったいないよねえ。

シン :それはいいんですけど、オレたち今回も参加なんですね。
    ケントさんの世界でもオレたちはそんな親しくないはずなんですけど。

イッキ:まあそう言わずに付き合ってよ。
    ケンの自己紹介なんてほっとくと数学トークになるんだから
    僕1人じゃ突っ込みきれないし。

シン :突っ込む気なんかないでしょ、あなたは。

イッキ:いや、ケンが女の子の前で面白おかしい話題を選んじゃうのは
    正直見てて楽しいって言うか……
    どんどんやっちゃえっていう気持ちではあるんだけどね。

シン :鬼ですね。

イッキ:友達の言動をありのまま受け入れてるって言ってほしいな。

シン :そういう言い方するとオレもトーマもイッキさんも
    友達思いみたいに聞こえるところがなんかすげえイヤです。

トーマ:俺はいつもシンのためを思って行動してるけどなあ。

シン :一方的にな。

イッキ:僕だっていつもケンの意志を尊重してるよ。

シン :でも裏で笑ってますよね。

イッキ:失礼な。裏でなんか笑わないよ。
    堂々と本人の前で笑う。

シン :威張らないでください。

イッキ:ま、何にしろ不器用なところもケンの一面じゃない?
    今も向こうで続いてる数学トークは
    それなりに自己紹介になってると思うな。

トーマ:ケントさん……
    俺らのことガン無視で研究について語ってますね。
    あれ先週のノリノリだった人と同一人物なのかな……。

イッキ:うーん、ほんとにね。
    常々もっとくだけた面を表に出して
    恋人の1人も作ったらいいじゃないって思ってるんだけど。
    この調子じゃ当分無理かなあ。

トーマ:え、恋人はいるんじゃないですか?

イッキ:え、いるの?

トーマ:そういう前提で始まる物語ですよね、これ。

イッキ:あ、そうなの?
    え……いるの……?
    僕、彼とはかなり親しいけど、そんな様子なかったよ。

トーマ:え?

イッキ:えー?

シン :そこ2人。前提揺るがさないでください。

イッキ:うーん。まあいいや、本人に聞いてみよう。
    ケン? 数学の話はもういいよ、こっち来なよ。

ケント:まだ序論が終わったところなんだが。何の用だ。

イッキ:ちょっと聞きたいことがあって。
    ねえ、ケンって彼女いるの?

ケント:……突然なんだ。
    それは今やるべきことより重要な問題か?

イッキ:いや、むしろもう話の中心は僕らに移ってるから。
    で、彼女はいるの?

ケント:……いると言えばいる。
    いや、どうなのだろうか。
    まぁ、いるということでいいのではないだろうか。
    それがどうかしたのか。

イッキ:へえ、いるんだ。

トーマ:ちょっと意外な感じですよね。
    ケントさんって色恋沙汰に興味なさそうなイメージですけど。

ケント:そんなことはない。むしろ強い興味を持っている。

トーマ:そうなんですか!? 意外だなあ。

イッキ:ま、研究対象としてだけどね。

ケント:そうだ、研究対象としてな。

シン :……研究対象って……。

イッキ:数学の話よりは面白いかな。
    ケン、話してあげたら?

ケント:ああ。

    つまりこういうことだ。
    数学の世界において矛盾した式というものは存在しない。
    一見矛盾していると見える問題にも必ず解はあるものだ。
    その答えを探すのが、我々数学者の使命であり楽しみでもある。

    こと人間関係において、人はしばしば公式通りとは言えない
    行動を取ることがある。
    だが、情緒的に少々複雑な部分があるにしても、人間とて所詮動物。
    その行動を単純化すれば『生存本能』という公式が
    浮かび上がってくるはずである。
    人間の行動から公式を導き出すことがなかなか難しいが、
    難しい問題こそ解き甲斐がある。

    中でも最も複雑な行動が、恋愛感情に係わる行動である。
    恋愛感情に係わる人間の行動を観察、分析し、
    公式に当てはめてみることは
    私の楽しみであり趣味であると言える。


トーマ:えーと。
    要約すると、趣味は人間観察です、と。

シン :……ヤな趣味……。

ケント:現在私がもっとも興味を持っているのは1人の女性である。
    よって私は今後とも彼女との交際を維持したいと考えている。

トーマ:ああ、彼女のことも研究対象なんだ。

ケント:最優先の研究対象だ。

トーマ:そんなに面白い子なんですか?

ケント:一般的な意味で面白いかと言われれば、そういうわけではない。
    真面目で心優しい婦女であると思う。

トーマ:なのに研究しちゃうんですか?

ケント:彼女に対する私の心情変化が興味深い。

トーマ:ああ、なるほど。
    あくまで感情が研究対象なんだ。

シン :イッキさんもケントさんもなんなの。
    もう少し素直に彼女大事にできないの。
    オレげんなりしてきた。

トーマ:おまえの口から『素直に彼女大事にする』なんて言葉が出るとはね。

シン :オレは普通に大事にしてる。
    歪んでんのは他の奴らだ。
    オレ自分の世界帰るわ……あいつに会いたい。

トーマ:おーい、来週は俺の自己紹介だよ。
    おまえにも来てもらわなきゃ困るよ。

シン :またか!? オレ皆勤賞かよ!

イッキ:まあ、唯一のツッコミ体質だから……そこはしょうがないよね。

シン :あなたも手伝いに来てくださいよ。傍観者気取ってないで。

イッキ:ん? 場をひっかき回してもいいなら、喜んで。

シン :やっぱ来なくていいです。

ケント:ならば私が行こう。
    レポートを期待していてくれ。

シン :来なくていい! あんたら2人は来ないでくれ!

トーマ:そっか、じゃあ来週はまた2人きりか。
    がんばろうな、シン。

シン :……はあ……。

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この4人、年齢が上がるほど自由度が増しているような…
律儀な性格のシンは苦労しますね。
来週はシンとトーマの2人で平和に(?)終わるのか…!?次回をお楽しみに!

 

▼お土産

T.S氏による連載壁紙第5弾は、ウキョウの登場です!
宜しければお持ち帰りください。

  ukyo1.jpg

 

それでは、来週もアムネシアブログをお楽しみに!
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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