皆様こんにちは。
【AMNESIA(アムネシア)】ディレクター、デザインファクトリーの東中ルミエです。
発売まであと1カ月を切りましたね。
無事に皆様のお手元に届いて、少しでもお楽しみ頂けることを願うばかりです。
公式サイトでは近々また新たな企画を予定していますし、
発売日に向けて様々な情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願い致します。
▼公式サイト更新情報
・連載企画4コマ更新
連載SS、2話の幕間4コマになります。
今回描いてくれたのはグラフィッカーT.K。柔らかい絵柄に癒されます。
アムネシアでは常識人ツッコミポジションに思われたシンも、やはり我が道をいっていますね。
厨房担当とはいえ、性格以前にちゃんと接客しましょうね……。
・キャストコメント
雑誌で掲載して頂きましたが、公式サイトでも確認できますので、ぜひどうぞ。
メインキャラ4名+ウキョウ+オリオンのキャスト様からコメントを頂いています。
▼メッセサンオーのガチャガチャコーナー
アムネシアの缶バッジも登場です。詳しくはこちらをご覧ください。
とても可愛らしいデザインなので、
メッセサンオー様にお立ち寄りの際は、ぜひ回してみてくださいね。
また、アムネシアはマスケティアとの合同ガチャとなっております。
▼サウンドトラック発売決定
ティームエンターテインメント様より、
アムネシアのサウンドトラックを出して頂けることになりました。
発売は今夏となっております。
詳細は随時ティームエンターテインメント様のHPをご確認ください。
http://www.team-e.co.jp/products/kdsd-00489.html
砂月-SATSUKI-様による主題歌のOP、EDをはじめ、
MANYO様に手がけて頂いたアムネシアの全BGMが収録されています。
聴き応えじゅうぶんの一枚なので、ぜひよろしくお願い致します。
▼ゲーム総合情報サイトGirls-Style掲載、連載インタビュー
女性向けゲーム総合情報サイトGirls-Style内の「Style of the PRINCE Special」にて、
アムネシアのインタビュー記事が掲載されています。
先週2回目が掲載されました。
シンとイッキについて掘り下げてお話させて頂いております。
他では語られていないキャラクターデザインについてや、設定ができるまでの経緯など
様々な項目にお答えしていますので、興味のある方はご覧になってみてください。
今週は連載3回目です。木曜更新ですので、お見逃しなく。
インタビュー記事はこちら。
▼7/20発売のBs'-LOG様にて情報掲載
先週のB's-LOG様でもアムネシアの記事を掲載して頂いております。
原画・花邑まいによる描きおろし第3弾は、
ウキョウと主人公のミステリアスなイメージイラスト。
見開きで見ごたえがありますので、ぜひ誌面にて見て頂けると嬉しいです。
また、イベントCGも発売直前ということで
物語の奥深いところに迫ったものを公開しています。
気になるシチュエーションが多いと思いますので、
本編がどうなるのか、ぜひ想像してみてください。
連載企画はトーマ。果村なずなによる書きおろしのSSでは、
ゲーム本編開始前の、トーマの主人公に対する想いが垣間見えます。
花邑の描きおろしイラストカットも、トーマの無邪気な笑顔が必見です。
▼キャラクター紹介
恒例のキャラクター紹介。
メイン4名は先日で全て終えましたが、あれで終わりではありません。
今月雑誌でも見開きで華々しく登場した「彼」の謎についても、
もう少し迫ってみようと思います。
それでは今週は、「謎めくジョーカー」こと、「ウキョウ」の紹介です。
※キャラ紹介の企画なので、キャラのプロフィールについて初公開のものもあります。
まったく事前情報を知らずにプレイしたい方はご注意ください。
※自己紹介する本人については、本人ルートの関係性で紹介します。
※ただし乱入するキャラはパラレル的な部分もあります。
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トーマ:あれ? この企画って先週で終了じゃなかったの?
シン :今日の自己紹介は『ウキョウ』……?
ウキョウって誰?
トーマ:聞いたことないなあ。
ウキョウ:こんにちはー。
あ、もう始まっちゃってた?
シン :誰ですかあなた。
ウキョウ:俺ウキョウって言うんだけど……
今日ここで自己紹介することになってて。
聞いてない?
トーマ:あ、この人がウキョウさんか。
シン :知らないな。誰だ?
トーマ:俺も知らない。
シン :ふーん、じゃあ普通に自己紹介聞けばいいか。
ウキョウ:そっか、この世界の君たちは俺と会ってないんだよね。
えっと、初めましてでいいのかな?
君たちに初めましてってあいさつすると、
なんだかいつもくすぐったい気分になるよ。
シン :……なんかすげえ電波な人なんだけど。
トーマ:これは困ったね。
イッキさんたちに手伝ってもらう?
シン :んなことしたらますますカオスになるだろ。
ウキョウ:はは、君たちに不審者扱いされるのも慣れてきたな。
あっ、でもしばらく刺したり殴ったりはパスね。
自己紹介できなくなっちゃうから。
シン :『しばらく』って……。
後でなら刺してもいいんですか……?
ウキョウ:まあ、場合によってはそれも仕方ないかなって……。
いや、今のところマズいことはしてないけどね。
シン :……オレ、他人との付き合い方に本気で困ったの
人生初かもしんない。
トーマ:俺はいつもおまえたちとの付き合い方に困ってるけど。
シン :そういうのと次元が違うだろ。
トーマ:えーと、どうしたらいいのかな。
とにかくウキョウさん、今日は自己紹介をしに来たんですよね。
ウキョウ:うん。何でも聞いて。答えられる範囲で答えるから。
トーマ:じゃ、僭越ながら俺から……
見たところそれほど年は違わないようですけど、おいくつですか?
ウキョウ:うーん、難しい質問だなあ。
シン :どこが難しいんですか!
ウキョウ:俺の自覚と周りの認識が違うんだよね……
ええっと、24くらいと思ってくれれば
大きく間違ってはいないと思うよ。
トーマ:……えー。っていうと学校は卒業してるわけですね。
ウキョウ:ん? あーうん、卒業はしてないけど、
学生じゃないっていう意味ならその通りだね。
トーマ:ちなみに、職業は。
ウキョウ:職業かあ……何て言えばいいんだろ。
一応自分では写真撮って生きてるつもりだよ。
トーマ:……カメラマン、と。
なあシン、ほんと俺無理だわ。何話していいかわからない。
イッキさんたち呼んでいいよな? つーか、呼ぶ。
シン :いや、だからそんなことしたら余計カオスになるって……
トーマ:イッキさん?
すみません、今週の自己紹介なんですけど難しい事態になってて。
よかったら手伝ってもらえませんか? あ、OK?
シン :やめとけって……うわっ、来た!
イッキ:こんにちはー。遊びに来ちゃった。
難しい事態って何? 自己紹介してるのはこの人?
トーマ:ウキョウさんっていうそうです。
ウキョウ:あ、イッキにケント。2人とも来てくれたんだ。
ケント:……誰だ? 私たちを知っているのか?
イッキ:んー……知らないよね? ケン。
ケント:知らないな。
イッキ:でもどっかで聞き覚えがあるような気も……。
ウキョウ:そっか……イッキやケントとも会ってないんだよね。
じゃあ初めまして。
イッキ:うん……? 初めまして。
ケント:怪しいな。
イッキ:怪しいね。
ウキョウ:うん、俺も自分ですごく怪しいと思う。
こんなやりとりをするのも何回目かな。
イッキ:えーと。前世で知り合いだったとか?
ウキョウ:ああそうだね、そんな感じ。
イッキ:へえ、そうですか。
……で、ここで自己紹介を始めるってことは
彼女の恋人だっていう認識でいいんですか?
トーマ:えっ、そういうことなんですか?
ケント:……それは……。
シン :冗談じゃない。
ウキョウ:いや、俺は……君たちとはちょっと違う立場だよ。
なんて言ったらいいのかわからないけど……
はは、下手なこと言ったらこの場で刺されそうだね。
シン :……まあ、最終的にはあいつの自由だから。
トーマ:シン、心広いな。
俺はあいつの恋人が俺の認められる男じゃないと許さないけど。
シン :父親かよ。
トーマ:似たようなものだろ。
ウキョウ:俺は彼女に近づいたりしないよ。それは安心して。
イッキ:でも彼女のことは知ってるんですね?
ウキョウ:知ってる。とてもよく知ってるよ。
ケント:謎かけのようなことばかり言う男だな。通報すべきか?
ウキョウ:それもいいね。
だけど少しだけ待って。
もう俺にとって残されたチャンスはこれしかないんだ。
8月25日を過ぎたら、俺に何をしても構わないから。
それまでは、待ってほしい。
イッキ:8月25日……? その日何があるんですか?
ウキョウ:俺以外にとっては意味のないことだよ。
4人 :…………。
ウキョウ:あまり語りすぎても君たちを混乱させるだけだね。
今日はこのぐらいにしておくよ。
次はあの世界で会おう。
俺たちと彼女の運命を握る、あの世界で――。
イッキ:……いや、ちょっと待ってください!
ウキョウ:え?
イッキ:どこで名前聞いたのか思い出しました。
あれですよ、AMNESIA予約特典CDのタイトル!
トーマ:予約特典CDって……あ。
『銀河刑事ウキョウ第一話「これって夢オチ!?」』!?
イッキ:そう!
なんだかかっこよさげなことを言って締めようとしましたけど、
あなた特典CDで銀河刑事役をやった人ですよね!?
ウキョウ:えっ……! それは……!
むしろノリノリだったのは君たちの方で
俺は被害者って言うか……!
イッキ:いやあ、思い出せてスッキリした。
ウキョウさんの人となりを知るためにも
みんなでCD聞いてみようか。
ウキョウ:ちょっ! やめてーーー!! 俺の黒歴史ーーー!!!
イッキ:じゃ、僕らはCD鑑賞会を始めるからこの辺で。
次は本編で会おうね。
シン :あの……この人本気で嫌がってますけど。
トーマ:でもあいつの恋人候補なら、どういう人間か知っておかないとなあ。
ケント:彼の言動は研究するに値する。
ウキョウ:やめて! やめてってば!!
さっきのところで締めにして! ねえ!!
イッキ:それじゃあそういうことで。
またねー。
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せっかく謎めいたキャラクターで締まるはずが、
最後に思いっきり落とされてしまいましたね、ウキョウさん。
本編でもミステリアスな存在という印象が強いですが、
素の彼はとてもユニークで人間的です。
そのギャップがなぜ起こるのか……そのあたりも、本編でお楽しみください。
▼お土産
それでは、今週のお土産です。
メールで「サブキャラクターのツイッターアイコンも欲しい」
といったご要望を頂きましたので、作ってもらいました。
ぜひお持ち帰りください。
それでは、来週もアムネシアブログをよろしくお願い致します。