AMNESIA その21

皆様こんにちは。
【AMNESIA(アムネシア)】ディレクター、デザインファクトリーの東中ルミエです。

アムネシアが発売されて約10日あまり経ちました。
メールなどでご意見・ご感想くださる皆様、誠にありがとうございます。
全て真摯に受け止め、今後の制作に反映していきたいと思っております。

派生商品などの予定も色々とありますので、今後もどうぞよろしくお願い致します。
 

▼公式サイト更新情報

・キャラクター人気投票企画

公式サイトにて、キャラクター人気投票が始まりました。
前回のバナーキャンペーンで1位を獲得したシンの牙城を崩すのは誰か?
あなたの1票で、あなたのお気に入りキャラを1位にしてあげてください。


▼アムネシア関連の情報まとめ


・公式ビジュアルファンブック

エンターブレイン様よりアムネシアの公式ビジュアルファンブックが発売されます。
花邑まいの描き下ろしイラストや書きおろしSS、声優インタビューなど盛りだくさんの内容です。
詳細は追ってお知らせしますので、お楽しみに。
許可を頂いたので、表紙の雰囲気を少しお見せします。
 

am_vfbcover.jpg


・SYMPATHY


アムネシアのOP・EDの楽曲を提供してくれた、砂月さんのマキシシングルが発売中です。
DVD映像特典もついてお得です。
詳細はこちら→http://satsuki-official.com/main.html

・オリジナルサウンドトラック

絶賛発売中です。
ゲームの主題歌(OP・ED)と本編のBGMが全て収録されている素敵な1枚です。
詳細はこちら→http://www.team-e.co.jp/products/kdsd-00489.html

・ドラマCD『冥土の国のアムネシア』

ドラマCDのためだけのオリジナルストーリーです。9/28発売予定。
キャラクターの個性がよく表れた、賑やかなお話になっています。
詳細はこちら→http://www.team-e.co.jp/products/kdsd-00499.html

・スキンシール for PSP

アムネシアのスキンシールが発売中です。
お持ちのPSP本体や携帯をアムネシアスタイルにできます。
詳細はこちら→http://dezaegg.com/products/detail.php?product_id=119


・ガチャガチャ(缶バッヂ)

メッセサンオー様のオトメイトガチャガチャコーナーにて、
アムネシアの缶バッチが発売中です。可愛いデザインなのでオススメです。
詳細はこちら→http://www.messe.gr.jp/girls/view_introduce.php?int=2011/otomate/o_gacha



▼ドラマCD『冥土の国のアムネシア』のご紹介

ティームエンターテインメント様より
来月発売されるドラマCD『冥土の国のアムネシア』。
今日は、その内容の一部をご紹介致します。

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【アムネシアドラマCD ~冥土の国のアムネシア~】

 am_dramacd.jpg 

【出演】

シン(CV:柿原徹也)、イッキ(CV:谷山紀章)、ケント(CV:石田彰)
トーマ(CV:日野聡)、ウキョウ(CV:宮田幸季)、サワ(CV:森谷里美)
ミネ(CV:阿久津加菜)、リカ(CV:吉田聖子)、ワカ(CV:高橋英則)
オリオン(CV:五十嵐裕美)

【トラックリスト】

□1:開演前
□2:ワンダーランド
□3:スリーピングビューティ
□4:陸の孤島殺人事件
□5:シンデレラ
□6:ときめき☆冥土学園
□7:ASSASSIN
□8:君の名前



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【シーン①】

ウキョウ「ちょっとした理由で、君が見た夢にお店にいたみんなが
     巻き込まれちゃったんだよ」

シン    「なにそれ。ばかばかしい。信じられるかっつの」

ウキョウ「そう言われてもさ、ほら、あっち見て。
     さっきまでの君のように、皆、元の自分を忘れてパーティの真っ最中だろ」

シン    「え……(ケント達を振り向いて)
     うわっ、何だよあれ。あんなアホな格好して恥ずかしくないのかあいつら」

ウキョウ「いやウサミミよりマシでしょ」

シン    「ウサミミで悪かったな!」

ウキョウ「とにかく、ここは君が望んだ『こんなふうだったらいいなー』っていう想像が
     形になった世界なんだよ。身に覚えない?」

ウキョウ「(小声で)で、いいんだよね、オリオン」

オリオン「多分ね。この世界が必ずしもシンの妄想とは限らないけど」

シン    「身に覚え……あっ」

ウキョウ「何?」

シン    「(赤面しつつ)……そういえば……ちょっとだけ……
     あいつのエプロン姿が、アリスの挿絵に似てんなって思ったことが……」

ウキョウ「あ、じゃあやっぱりこの世界にジャンプしたのはシンの妄想が原因だったんだ」

シン    「は? やっぱりって、オレ確定じゃなかったんですか」

ウキョウ「え? あ、あはは、まあいいじゃないか、そんなことは。
     とにかく、全員こっちの世界に溶け込んじゃってるから、君みたいに正気に戻して
     元の世界へ……じゃなくて、夢から覚まさないといけないんだよ」

シン    「説明が胡散臭すぎなんですけど」

ウキョウ「ははははは。……ダヨネー。うん、そうなんだけどさ、
     目がさめれば忘れちゃうレベルのことだから、この説明で納得してよ。
     それに、彼女を探しに行かないと」

シン    「あっ、そうだ。それどういうことですか。あいつを探すって」

ウキョウ「彼女、この世界のどこかに紛れ込んじゃってるんだ。
     だから君と同じように探し出さないといけない」

シン    「はあ!?」

ウキョウ「君、彼女の行方知らない? 
     さっきまでこの世界の登場人物だった君なら多少記憶にないかな」

シン    「あいつは…うーん……多分、アリスになってるとは思うんですけど
     居場所まではちょっと」

ウキョウ「あ、そうか……本当の不思議の国のアリスでも、別に白ウサギは
     アリスの居場所を知ってるわけじゃなかったな」

ウキョウ「じゃあ、トーマとかイッキたちは?」

シン    「トーマ……は……えーと、確か」

    SE:ガサッ
   
ウキョウ「待った! 今、なんか物音がした」

シン    「ん? (耳を澄まして)あ、本当だ。これは……2人分の足音だな。女と男だ。
     でもって、女のほうはアイツじゃないですね。歩き方が違います」

ウキョウ「うわーさすがウサ耳付けてるだけのことはあるね。耳がいいんだなあ」

シン    「ウサミミから離れろ!」

ウキョウ「でも女って……俺、この世界で絶対会いたくない人がいるんだけど」

シン    「あー、奇遇ですね。オレもです」

ウキョウ「ははははははは。よし逃げよう」

    SE:ガサッ。
   
リカ  「会いたくないとは誰のことです!
     生意気な、その2人の首をお切り!!」

ウキョウ&シン「うわ、出た!!!」

リカ    「出た、とは無礼な!!
     これだから首がついている奴はうっとうしいんですわ!
     ええい、とっととこやつらの首を切りなさい!」

シン    「……ケントさんたち以上に違和感ねーなリカさん」

ウキョウ「いやそんなのんきなこと言ってる場合じゃないでしょ!?」

リカ    「出でよ、トランプ兵!!」

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【シーン②】


ワカ    「えー、そういうわけで、明日から期末テストだ。
     全員、遅刻などしないようにな。   
       特にシン。お前は遅刻癖があるから気をつけるように。トーマ、シンを頼んだぞ」

ワカ    「では、本日の授業はここまで。今日は早く帰れよー」

    SE:教室のドアのしまる音

サワ    「あはは、やっぱりシン君、先生に言われちゃったね~」

ミネ    「もー、遅刻の上バイク通学とかするからだよ。似合ってるけど」

リカ    「いまどき不良なんてはやりませんわよ。
     図書院長のトーマくんに迷惑をかけないように。
       さっ、私は保健委員として保健室に寄ってから帰りますわ。皆さまごきげんよう」

サワ    「あーじゃあ私も行く!」

ミネ    「私もー!」
   
    SE:立ち去る足音

シン    「ってなんで俺がクラスの不良少年ポジションなんだよ!」

トーマ    「この世界は学園モノなんだなぁ……こう来るとは思ってなかったよ」

ウキョウ「まったくね。俺もまさかこの年で学生服を着ることになるなんて……」

    SE:ガラッ。ドアを開ける音

ケント    「その点については私も言いたい。なぜ私が学生服を着る! しかも学ランを!」

トーマ    「あの、ケントさん普段とあんま変わんないビジュアルですよ」

シン    「ほんとだ。普通っぽい」

ウキョウ「あの黒コート、学ランに似てたもんなぁ」

ケント    「私のコートは学ランではない! 
     だいたい、教員ならともかく私が生徒だと!? しかもこの『生徒会』の腕章!」

トーマ    「ってことはケントさんは生徒会長?」

ウキョウ「ワカさんが担任で、生徒会長がケントで、トーマが図書委員長で、
     シンが不良少年……これ、女の子たちの妄想かなぁ」

シン    「あれ、じゃあイッキさんは?」


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以上、基本は本編の設定を踏襲していますが、
様々なパラレルワールドの詰まった賑やかなストーリーになっています。
本編をプレイしてくださった方に楽しんで頂ければ幸いです。


それでは本日はここまでです。
次回もアムネシアブログをよろしくお願い致します。

 

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