ワリコミ/ミュージカル『薄桜鬼』~斎藤一編~

皆様こんにちは。薄桜鬼の方では大変ご無沙汰しております。
デザインファクトリーのいわたです。

突然出てきてなんですが、まずは一言叫ばせてくださいませ!


薄桜鬼ミュージカル、最高!!!



そう、今回わざわざワリコミを入れさせていただいたのは、28日よりサンシャイン劇場にて
興行開始している「ミュージカル『薄桜鬼』~斎藤一編~」の猛烈PRがしたかったからです!

実は私、島さんと一緒に初日の昼公演を観劇させていただいたのですが、もう、もう、本当に、
これがものすごく良い出来でして、あまりの感動に「お願いですから宣伝させてください……!」と
直訴して、この記事を書かせていただいているのです!(笑)

どうしよう、とりあえず何から伝えたらいいんだろう……!
まずは、基本情報からですかね。



●ミュージカル『薄桜鬼』~斎藤一編~ 公式サイト
 http://www.maql.co.jp/special/m-hakuoki/index.html

●公式ツイッター
 https://twitter.com/#!/m_hakuoki

●脚本・演出・作詞: 毛利亘宏

●音楽: 佐橋俊彦

●制作協力: ジェイズプロデュース

●公演日程: 2012年4月27日(金)~5月8日(火)

●劇場: サンシャイン劇場(池袋)

●チケット価格・特典:
 指定席:7.500円
 プレビュー公演チケット:5.000円 SOLD OUT

●出演:
 斎藤一:松田 凌 沖田総司:廣瀬大介 雪村千鶴:吉田仁美 /
 藤堂平助:池田純矢 原田左之助:小野健斗 永倉新八:宮崎秋人
 山崎烝:天野博一 井上源三郎:森 大 不知火匡:柏木佑介 雪村綱道:江戸川卍丸
 天霧九寿:清水順二(30-DELUX) / 風間千景:鈴木勝吾 / 土方歳三:矢崎 広

●製作協力: トライストーン・エンタテイメント

●主催: ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会(マーベラスAQL、マーブルフィルム、イープラス)

※当日券には数に限りがございます。必ずご用意できるわけではございません。
※ミュージカル『薄桜鬼』に関するお問い合わせは、オトメイトでは受け付けておりません。ご注意ください。




今回は斎藤一編ということで、薄桜鬼本編の斎藤ルートをイメージした内容になっています。
ただ、だからって斎藤さんのファン以外楽しめないかといったら大間違い! 大間違いです!

メインキャラの隊士5人、そしてヒロインの千鶴、鬼トリオ。もちろんその他、脇を固める皆様方も!
みんなそれぞれに、すごくかっこいいし、おいしい見せ場もあるしで、すごく面白かった……!

もちろん中身のネタバレをするわけにはいきませんので、ちょっとざっくりというか、
雑感という形で私の個人的な感想を書かせてください。


 

まず何がすごいって、メインキャストの皆様、びっくりするほど薄桜鬼のキャラクターでした。
多分、声を聞いた瞬間だけでも驚かれる方が多いんじゃないでしょうか。
とにかく口調や喋り方、トーンがぴったりなんですよ。

あとはね、仕草、立ち振る舞い。あれを見ていると、どれだけ薄桜鬼という作品を、キャラを
真剣に研究してくださったのかがわかります。ちょっとかじった程度じゃ絶対無理です!
聞くところによると、キャストの皆様は、ゲームはもちろん、アニメなどもよく見たりして、
自分の担当キャラをずいぶん研究なさったそうです。そうでなきゃあの再現度は無理ですよね。

舞台ですから、当然大人数でわいわい演じてる場面も多いんですが、よーく見てみてください。
たとえその場でメインの語り手になっていなくても、隅っこにいるときでも、皆さんちゃんと
キャラクターとしてそこに生きています。
ちょっとした反応、仕草、立ち姿のシルエットを見ただけでも、誰かちゃんとわかるんです。
これから観に行かれる方は、そういうところにも注目してみるといいんじゃないかと思います。

また、ミュージカルですから、当然歌やダンスシーンもあります。
そして薄桜鬼ですから、斬り合い(殺陣)もあるわけですね。
それが見事に融合していて、最初は薄桜鬼とミュージカルってどうやったら馴染むの?と
若干心配していた私ですが、スタッフの方に土下座したいくらいの素晴らしさ!

舞台のセットと、ライティング、そして音楽。
殺陣のスピード感や役者さんたちの動きが相俟って、とにかく全然飽きないんです!
刀がライトに照らされてギラッとするのもすごく綺麗。斬り合いのシーンになると、
がっつり大興奮している私がいました(笑)


ストーリーについては、原作ゲームをすべて忠実に、というものではありません。
だって、舞台ですから。ゲームのようにそう簡単に背景チェンジできるわけでもないし、
時間的な制約だってあります。
だけど、原作ゲームに深く関わってきた私が見ていても、決して違和感のある展開ではなく、
「このシーンをここにもってくるんだ!?」とか「あ、このセリフこうやって出すんだ?」と
むしろドキドキワクワクしながら見ていることができました。

それにですね、展開がすごく早くて、ぎゅううううっといろんな要素が詰め込まれていて、
全部終わった後は、見たいところは全部見られた!という満足感でいっぱいになります。
最初は2時間半と聞いていたので、結構長いなあと思っていたんですが、あっという間でした。
(前半が1時間半、間に15分の休憩を挟んで、後半が50分でした)

前半は結構笑いもあって(誰か土方さんの薬買ってあげて!!/笑)、
ここでこんな笑いを取りに行くのか!と思いながら、きゃっきゃ笑って見ていたんですが、
やっぱり演出や役者さんの力なんでしょうか、笑わせてもすぐにシリアスなムードへと転換が
できているんですね。見ている側もぐいぐい引き込まれていくので、客席の反応を見ていても、
笑い声が聞こえた後、すぐに静まったり、楽しい曲のところでは手拍子が鳴ったり、と
舞台の内容に私たち観客が引っ張られていくような気がしました。

後半になると、さすがにシリアスシーンが増えていくんですが、今度は笑いの代わりに熱狂が!
もう熱い熱い! 斎藤ルートをプレイした方ならおわかりですよね!? あれですよあれ!
出てくる度に心の中で「きたあああああ!!!」と大興奮でした。


見終わった後、「関係者」のひとりではなく、完全に「観客」、そして「ファン」と化しました。
変な話ですけど、ゲームなどを作っているときは、もちろんいかにして皆様に届けるかを最優先に
考えているわけですから、とてもキャラクターに萌えている余裕なんてないんですが、今回初めて
素直に「薄桜鬼のキャラクターってなんてかっこいいんだろう!!」って萌えられた気がします。

ゲームと舞台は違います。アニメでもそうですが、その媒体にはその媒体にしかできない表現や、
作りこみ方があるのだと思います。まったく同じものを求めていくのではなく、この媒体ではどんな
「薄桜鬼」が見られるのだろうか、と新鮮な気持ちで観られるのが一番の楽しみ方かもしれません。

舞台というのは、まさに生ものです。もちろんDVDの発売も決定されておりますので、
どうしても観られない方はそちらでもぜひご覧いただきたいのですが、もし観に行けるのなら、
ぜひぜひぜひ、生で観ていただきたいですね。絶対にそのほうが面白いんじゃないかと思います。
スタッフの方に伺いましたところ、今のところ、当日券の販売もあるそうです。

会場となっているサンシャインシティには、ナムコナンジャタウンも入ってまして、現在ちょうど
薄桜鬼のコラボイベントも開催されています。ご一緒にいかがですか!
池袋ですと、ちょうど居酒屋「はなの舞」さんでのコラボもありますね。薄桜鬼祭りですね!(笑)


これまでにも、薄桜鬼はゲーム以外にたくさんの展開をしていただいてます。
アニメのときも、すごいなあと思いながら見ていました。あの絵コンテは私今でも忘れられない。
舞台についても、今回のミュージカルより前に、早乙女さんが演じてくださったのもありましたね。
だけど、そのどれについても、本当に恵まれているなあと思えたんです。
薄桜鬼という作品は、とても幸せな作品だなあ、と。


今年は、夏に黎明録のアニメも待っています。その後には劇場版も控えています。
どうやら薄桜鬼というタイトルには、まだお休みはないようです。(笑)

最初のゲームが出てから、もう何年にもなります。
それでも未だなお、薄桜鬼を愛してくださる皆様、そして薄桜鬼に関わる関係者の皆様に、
心からお礼を言いたいです。どうもありがとうございます!!


とりあえず薄ミュ超面白いから観に行ってください。まとめるとこの一言で終わりですね(笑)
8日の千秋楽まで、キャスト・スタッフの皆様も本当に頑張ってください……!!
陰ながら、エールを送らせていただきます。


※そうそう、皆様もし観劇に行かれる際には、ぜひボールペンをバッグに忍ばせて行ってください。
 そしてアンケートを書いて出していってください!
 一言でも、あの素敵な空間を作った方々に、感想を伝えてあげてほしいです。
 ぜひぜひよろしくお願いいたします!


※また、開演前には前説があります。舞台の雰囲気を伝えてくれる大事なポイントでもあるので、
 会場には少し早目に入場されておくと良いですよ! これも楽しかったので!



それでは、今回はこれにて。何か騒いでばかりですいません……(笑)
担当のいわたがお送りいたしました! 以上です!


 

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