【triAngle PROJECT】ブログ第21回目
皆様、こんにちは!
アイディアファクトリーの立松です。
少し遅くなってしまいましたが......
明けましておめでとう御座います!
昨年中は《triAngle PROJECT》諸共、大変お世話になりました!
9本中7本を皆様にお届けできた充実した1年となりました。
今年も、引き続きよろしくお願い致します...!
今回は【蛇香のライラ ~Allure of MUSK~ 第二夜 アジアン・ナイト】発売一週間前ということで、第二夜のオススメポイントと、第三夜のキャラクター紹介をお届けします~!
▼お知らせ
まずはお知らせです~!
【△雑誌情報▽】
明日発売のB's-LOG 3月号(1/19発行・発売)に、
・『蛇香のライラ ~Allure of MUSK~』
└第三夜発売前、ということで、ライザール・シャナーサ役:森川智之さん&ジェミル役:村瀬 歩さんのキャストインタビューを掲載しています。本作の「ライラ(一夜)」に因んだ質問などもありますよ!
└新規CGにゲーム画面も掲載されていますので、ぜひお手にとって見てくださいね!
『SweetPrincess vol.26』(1/25発行・発売)にて、
・『蛇香のライラ ~Allure of MUSK~』
└表紙&巻頭特集!!
└第一夜の攻略情報ページや、第二夜のプレイレポートに加え、吉村りりか氏書き下ろしのSS、スタッフ陣のコメント等、全18ページにてお届け!
ユウヤ氏描き下ろしの表紙は、同日発売の《第二夜 アジアン・ナイト》の二人となっています!
テーマは、白蛇伝~シャナーサ王国の服ver.~ のようなイメージにしてみました!
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鱗兄弟と主人公・シリーンとの水遊び遊戯をご堪能いただければと思います。
吉村りりか氏描き下ろしのSSでは、第二夜の二人を中心にしつつ......全キャラ登場しますのでお見逃しなく!
その他、プロジェクト統括の黒田達夫プロデューサーと対談しましたので、
制作秘話等、お楽しみ頂けるかと思います!ざっくばらんに色々お話しました!
・『Tlicolity Eyes』
└振り返り企画!各ルートの見どころを徹底解説しています!
・『片恋いコントラスト』
└各ルートの見どころと、第二巻・第三巻の攻略チャートをご紹介しています!
また、《triAngle PROJECT》として合同企画も行っています。
【●●なのは誰?】という形で、全3タイトル攻略キャラ+サブ2人の20キャラをごちゃ混ぜにし、
お題に合うキャラを選抜しています。
其々のキャラへのキャラコメントも掲載されていますので、まさかの一面などが垣間見えるかもしれません!
【△web情報▽】
1/18(金)本日!
・蛇香のライラ ~Allure of MUSK~
└発売一週間前ボイス公開!
※プロジェクトのポータルサイトが稼働中です!
【△Twitter情報▽】
プロジェクトの公式ツイッターでは新着情報をお届け!
以下よりFollow me★
▼ご紹介
◆第二夜体験版
現在、公式サイトにて第二夜 アジアン・ナイトの体験版が公開されています!
冒頭の出会い&依頼のシーンがお試しでプレイできるようになっていますので、第二夜のラブコメディ的雰囲気や鱗兄弟の奇異さや軽薄さを、一足先にご体験頂けるかと思います♪
今回は、そんな体験版の中から2つほどオススメポイント&制作秘話をお届けできればと思います!
★異種婚姻譚『白蛇伝』
第二夜は、『白蛇伝』の物語からスタートします。
皇驪がここまで夢中になる"白娘子"と、小説上「どのように出会って恋に落ちたのか」というのが、明らかになります。
ポイントとして、白蛇伝の内容はもちろんの事、《許仙の様相》にも注目してみて頂きたいのです!
このイラストを見て、「あれ? 皇驪?」と疑問が湧く方もいらっしゃるかと思いますが、こちらは皇驪ではなく"許仙"ですので、ご注意ください。
許仙≒皇驪 になっている理由としては――皇驪の思考を想像してみるしかないのですが、恐らく
《"白娘子"の愛する"許仙"に近づく事で、より彼女に愛される》と考えているのではないでしょうか。そのため二人の様相が似ているようです。
※このエピソードと連動しているのが、実は【ハロウィン企画】の皇驪の仮装ネタだったりするのです!
また、イラストは、《剪紙(せんし)》という中国の伝統的な切り絵細工をイメージして制作しています。
実物を見たことがあるのですが、すごく繊細で綺麗な工芸品でした。『白蛇伝』という異種間の恋愛を表現するのにピッタリな美しさがあると思い、チョイスしてみました。紙で作られているため、気をつけて扱わないと破けてしまうという"危うさ"みたいなのも"白娘子"という存在しない女性を求める皇驪のイメージと重なるかなと。
私事ですが、結構工作が好きでして......(図工の時間、急に元気になる小学生でした)
いつか剪紙を作ってみたいな、と思っているのですが、中々手が出せていません。と言うのも、切ったりするのは得意な方だとは思うのですが、問題が一つあって......絵が破滅的に下手なのです;
『剪紙~白蛇伝~制作キット』のような、既に下絵が印刷されているものなどがあれば、いいなと他力本願な事を考えています(笑)。
★シャナーサ王国の陽射し表現
主人公が、二人と出会った時のシーンですが、熱砂の国シャナーサ王国の暑い陽射しを表現するために、実はエフェクトを入れています!
この市場や街で、ご覧頂けると思いますが、キャラクター達の上に逆光のような光のラインが入っていて、砂漠の暑さを"よりリアルに"感じて頂けるようにしてみました。
(右下ウィンドウ部分に光が当たって、曼荼羅がキラキラしているのも、オススメポイントだったりします......!)
この光のエフェクト以外にも、本編では色々出てきますので、シーンを盛り上げる一要素としてお楽しみくださいませ~!
※"アイラーン"とは本作のオリジナルの飲み物で、塩とヨーグルトと水を混ぜて作るシャナーサ王国では良く飲まれている物です。材料から推測するに、少しドロッとしていて、喉に張り付く感覚があると思いますが、汗をかいた時は、塩気のあるアイラーンが活躍しそうですよね!
体験版では、希驪が《ショーサロン・カマル》に出向き、店主様の口車に乗せられ、依頼をするシーンまでとなっていますが、実際に『世界次世代指導者会議』へ潜入し、完璧な"白娘子"として皇驪の前に現れ、どう誘惑していくのかは、ぜひ製品版でお楽しみください~!
さて、続きまして......特典ドラマCDについてのオススメポイントをお届けできればと思います!
◆特典ドラマCDのオススメポイント~第二夜の場合~
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【限定版特典】→《千夜一夜物語》に登場しそうな説話をテーマに、各国のイメージを入れ込んでみました。
ドラマCD『千夜一夜物語(アジアン・ナイト) ~驪鱗の涙~』は、
皇驪自作の腕飾りに使う〈真珠〉入手のため鱗帝国に古くから伝わる"涙が真珠になる伝承"を兄弟で試してみるという、鱗兄弟の仲良さ?が堪能できる一枚となっています。
聴きどころとしては、《涙を流す方法》です!
「はい、泣いてみてください」と言われて、すぐに泣ける人は少ないと思いますが、まさに希驪も泣くことができず。そこで、皇驪が希驪を泣かすために試した事が、中々に刺激的で、いい具合に仕上がっているかと思います。
音声をチェックしている時に、気がついたら涙(と笑い声)が出てしまい、左右の席のtriAngle PROJECTメンバーを驚かせてしまいました。ぜひ、周りに人がいない時に聴くのを推奨致します!(笑)
子供の頃にあったエピソードも、少し出てきますので、本編と併せてお楽しみいただければと思います。
しかし、腕飾りまで自分で創ってしまうとは皇驪のクリエイティブ能力の高さに脱帽ですね。
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【予約特典】→"●●●"にまつわるエトセトラをテーマにしています。
ドラマCD『深遠な脳内着替え in 混浴風呂』は、
会議中にライザール王から聞いた『優秀な王になるには、他国の●●●を知ることが大切』について、皇驪と希驪、其々の解釈の下、話が進んでいきます。二人の解釈が異なっているのに、何となく話が噛み合っているような、噛み合っていないような、そんな不思議なバスタイムになっています。
第18回目のブログでも少し触れさせていただきましたが、中国語読みした場合の名前の話や、"白娘子(はくじょうし)"の別の読み方の話など、話がどんどんライザール王の●●●から外れていってしまい、最後には――?
という、ギャグテイスト強めの内容になっています~!
こちらも、一人の時に聴いて頂くのがオススメかもしれません!
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2枚とも、本編プレイ前でも後でも、お楽しみ頂ける内容となっていますので、お好きなタイミングでご堪能いただければと思います。
さて、ここからは第三夜のお二人をご紹介できればと思います!
第三夜は、ついに本作の舞台となる"シャナーサ王国"の王様と暗殺者が攻略対象となります。
今までは王子たちでしたが、今回は王様。格の違いを見せられる場面が多々あります。
全三夜のラスト、ということもあり、全ての毒が解されていくイメージです。
第一夜・第二夜とはまた違った、妖しさ・魅惑さを楽しんでいただければと思います!
◆第三夜 アラビアン・ナイト
【ライザール・シャナーサ(CV:森川智之)】ターゲット
一言でまとめると......『雄(オス)』ではないでしょうか。
野性的で、不敵で、ヒエラルキーの頂点に君臨する砂漠の王。まさに王になるべくして生まれた男。――いや、雄。
なぜ『雄』なのかと言いますと、嗅覚が鋭そうな印象があるからです。直感で全てを把握してしまうと言いますか......きっと、ライザールの前では、嘘をつけない、といいますか、嘘が意味を成さない気がします。こちらの表情や動作から瞬時に偽りの匂いを嗅ぎつけてしまう。
創られた出会い・誘惑・愛・欲で、男に近づくシリーンにとっては、皇驪とはまた違った【相性の悪いターゲット】だと思います。隙が一ミリもない。
そして、過去がミステリアスなのもライザール王の特色だと思います。
7年前――23歳まで宮殿に引き篭もっていた時に、一体何があったのかなど、ブラックボックスな部分が多く、ライザールを攻略するために情報を調べるにも、中々有益な情報が手に入らなかったりするのも、今回のミッションを難しくする要因になっていそうです。
そんな、ライザール王が唯一心を許していそうなのが、相棒の【カルゥー】です。
どうやらライザールにはカルゥーの言葉が通じているようで、例えば......
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カルゥー 「グルグルルルル......」
ライザール 「......そうか。カルゥー、よく覚えているな」
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のような会話が本編中にちょこちょこ出てきますので、カルゥーが何を言っているか予想しながらお楽しみ頂くのも一興かと思います。
(「白蛇伝の主人公は"白娘子"って名前だったよ」って言ってたのかもしれない。皇驪がいつの間にかカルゥーにまで布教していたのかも!などと予想してみると面白いかも?(笑))
カルゥーとの出会いや、歴史についても本編で描かれていますので、二人の絆を感じてみて頂けると嬉しいです。
そう言えば、第二夜と同時発売で表紙&巻頭特集展開となる『SweetPrincess vol.26』に掲載されるユウヤ氏のコメントに、ライザールを【●●●●の雄】と表現していただいた箇所があります。個人的にこの表現との出会いはすごく衝撃的でした。
スタッフ間では、上記のように『雄』単体で使用していたのですが、この文字が視覚に入ってきた瞬間に「あー、もうこれがライザールの本質を物語っている」と、納得しました。 この時の感覚を表現する上手い言葉が中々見つからないのですが、少しチープになってしまうのを恐れずに形容してみるとすると......"どストライク"という事なのでしょう。
身体中の全細胞が歓喜する感じです。運命的出会いだと。もう、ずっと頭から離れないのです。ずっと頭の片隅に文字が居続ける。もはや恋......と言っても過言ではありません(笑)。
それぐらい、この【●●●●の雄】という言葉にライザールというキャラクターの全てが詰まっているように感じました。
ぜひ、皆様もユウヤ氏のコメントを読んで"どストライク"体験を味わってみて頂けますと嬉しいです!
【ジェミル(CV:村瀬 歩)】クライアント?
『絶賛反抗期★チッブラザー』という感じでしょうか。
(今つけました(笑))
と、明るく命名してみましたが、結構ジェミルは、恋愛対象としては大変だと思います。ジェミルは、口癖が舌打ちの「チッ」で、シリーンからは反抗期の弟、と見られています。
心理学用語で"ラベリング"というものがありますが、一度ジェミルに対して"弟"というラベルを張ってしまったシリーンに、"一人の男性"というラベルを貼り直してもらうには、かなりの労力が必要かなと思います。ジェミルは、シリーンを"姉"ではなく"一人の女性"という目で見ていたわけですから、お互い"ミスラベリング"だったわけです......
また、シリーンはジェミルが暗殺の仕事をしているのを知らないため、ライザール王を殺そうとしている場面に出くわしてしまい、より《"姉"として"弟"を守らなければ》という想いが強くなってしまったと思います。
共に《ショーサロン・カマル》で暮らしているという、物理的には一番近くにいるはずのジェミルが、心理的には一番遠く(と言いますか、恋愛対象外のような......)なってしまっている、悲劇性が、重要な要素になっていると思います。
小ネタですが、ジェミルのキャラクターカラー【白】に関しては、一番最初に決まりました。暗殺者ですと暗い色のイメージの方が強いかと思いますが、ここは敢えて【白】に設定し、身体は血塗られているが、心は純白...のような雰囲気が出せればなと。厳密に言うと【ゴーストホワイト】という少し紫系の色が混ざっていたりします。ゴーストは暗殺者に通づるところがありそうですよね。親和性もあって、気に入っています!
以上、今回は第二夜~第三夜までたっぷりご紹介させて頂きました!
▼おたより
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※お名前の掲載の可否を明記いただけますようお願い申し上げます。
書かれていなかった場合は、すべて「匿名希望」とさせて頂きます。
※すべてのメールをご紹介させて頂くことはできません。
ご了承くださいませ。
▼最後に
そう言えば、皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は"寝て→お笑い観て→寝て→食べて→お笑い観て→寝て"という大変充実したサイクルを楽しみました。
この時期は、趣向を凝らしたお笑い番組の特番などが多いので、ついテレビっ子と化してしまいます。
帰省、寝正月、友人と会う、お仕事......など、様々な過ごし方があるかと思いますが、もし《第一夜 ヨーロピアン・ナイト》が、皆様の年末年始のお供として活躍出来ていましたら、嬉しい限りです!
《第二夜 アジアン・ナイト》も来週発売となりますので、この寒い冬を乗り越えるアイテムの一つにぜひ追加してくださいね♪
それでは、また来週発売記念ブログでお会いしましょう~!!