おはようございます。ディレクターの鈴木です。
ブログ３回目です。
ゲーム制作の方は……
気合があればどんな事も乗り切れる！！ という感じで進めています。
さて、今日発売のB's-LOGでなんとついに、今作のキャストとタイトルが発表されます。
他にも、制作スタッフの想いや妄想をまとめた連載企画もスタート。
見かけた方は是非手にとって確認してみてください。
具体的な内容についてはあえてこの場では言いませんので。
では前回、作業が忙しく先陣を切れなかったいけに今回は語って頂きましょう。
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どうも、いけです。
【蒼黒の楔 〜緋色の欠片3〜】に続き【緋色の欠片4（仮）】の原画を担当させていただくことになりました。
今回の【緋色の欠片4（仮）】はどんなものなのか…その説明は鈴木Dにお任せするとして、
私はグラフィッカーらしくイラスト関係のお話でも。
先月発売されたB's-LOG5月号にて大きく掲載された【緋色の欠片4（仮）】ですが、
皆様ご覧になられたでしょうか？私も発売当日にわくわくしながらB'sLOGを開きましたが、
記事を見た時の衝撃といったらありませんでした。
1ページにドカンと掲載されたメインキャラクターの集合イラストを見た時の感想が
「新作ゲーム登場！」っていうか、「新作アニメスタート！」っぽくないか！？
でした。イラストの作成段階ではハッキリめの線画と塗りの影響もあり
少し「今回アニメっぽい」と思ったくらいだったのですが、
印刷所によって印刷されたものは自社のプリンターで出力したものよりも
全体がシャープに仕上がっていて、想像以上に格好良くなっていました。
今回は線画や塗りが前作と全く違う方向ですので、
実際印刷されないと分からないことが多いです。
前作と違うといえば、今回イラストに黒ベタ（黒く塗りつぶした部分）が入っている
ことに皆さんお気づきになられたでしょうか？
黒ベタが多用されるアメコミ系のイラストが好きな自分としては
この黒ベタ使用はとても喜ばしいことなんですが、何せ線画作業の他に
黒ベタ指示の作業が入るため、全体的に作業時間が多くなってしまうこともしばしば。
これの形は塗りのカゲ同様に個性が出てしまうものでして、
立ち絵やイベントCGの黒ベタは他の担当者でも作業できるよう癖を抑え、
ある程度形を整えている（はず）のですが、その加減がまた難しいところです。
そして私がアメコミ調に慣れているせいか、放っておくと黒ベタを入れすぎて
真っ黒にしてしまうのでそこもまた難しく…（女の子向けゲームなのに！）
そのたび塗り担当に「それ以上やったら黒いですから」「我慢して」と
よく止めてもらってました。ありがたや。
ある程度のグラフィック数をこなした現在は塗り担当にベタの殆どを
任せていますが、版権ものは大体私の方で指示しています。
では、黒ベタ指示からイラスト完成までを画像でご紹介いたします。
はい、ものすごく簡単な紹介でした。
アニメーターさんがやるようなカゲ指定に似た作業ですね。
版権ものでは自分の手癖を開放して好き勝手に指示を入れていきます。
ここは多少黒ベタが多くても許されるのではりきっています（笑）
いやはやコントラストの高いイラストはかっこよくて良いです。
そんなわけでグラフィック一新となりました【緋色の欠片4（仮）】、
これからどうぞよろしくお願いしますね。
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あの集合イラストは、確かに新作アニメというかまさに劇場版アニメですね。
完成しているタイトルと組み合わせるとまさにです。
緋色のアニメ化、劇場版。夢ですね……
では、妄想が膨らんだところで、また次回。