▼「薄桜鬼WEBラジオ　新選組通信」　第9回配信中！

今週も相変わらず笑いが絶えない番組で何よりです。(笑)　先週から募集が始まった「慰められ隊士」署名も、
噂によるとものすごい勢いで集まっているとか……。このままいくと、またひょっとするんでしょうかね……？
薄桜鬼ほんとパネェっす。(笑)　何より皆様の愛と情熱の力がすごい気がします。
そういえば、「怒られ隊士」が大好評すぎるDJCD「薄桜鬼WEBラジオ　新選組通信録　第一集・第二集」ですが
追加生産していた分もそろそろアニメイト店頭には並び始めているころでしょうか。もし買えなかったという方は、
ぜひ今のうちにお買い求めくださいね！　ただし、使用上のご注意は守り正しい用法でお聞きください……(笑)

でも、相変わらずうちのブログには、「慰めなどいらぬ。もっと罵声を、蔑みの言葉を！！」というドＭ丸出しの
メールが届いていたりするんですが……。（特に沖田さんのファンの方に多い気がする）
三木さんも仰ってましたけど「これ乙女ゲームだから！！」という言葉をお贈りしたいと思います……(笑)


▼「オトメイトモバイル」で各種コンテンツ続々登場！

昨日のオトメイトモバイル記事でもあれこれ書かれていましたが、１２月もオトモバは絶好調でございます！
チビキャラきせかえツールも、土方さんに続いて沖田さんと斎藤さんが配信決定！　とてもかわいらしいので、
ぜひあなたの携帯を薄桜鬼色に染め替えてやってくださいね。

オトモバ一周年記念の描き下ろし待ち受け画像はチビキャラでご用意させていただきました。
キャラクターは……そういえば先日のハロウィンで流行に乗りすぎた方が不在だった気がしますねー。
ということは……まあそんな感じです。(笑)　キラキラしてそうですね。偉そうな感じですよね。うん。

そのほか季節ものの企画も目白押しですし、１２月もぜひオトメイトモバイルをよろしくお願いいたします！
……ちなみにここだけの話ですが、そろそろキャラメール第一シーズンが終わってしまった方々のために、
第二シーズンも準備中だったような気がしなくもないような……。というか準備してますすいません。(笑)
キャラメールはテキストが仕上がった後も何かと準備作業に手間がかかるため、すぐに！というわけには
いかないようなんですが、また皆様の携帯へ彼らからの「文」を届けられるよう頑張りたいと思います。


▼「薄桜鬼　～音声奏曲集～」12/2に発売！

来週、12/2に発売予定の「薄桜鬼　～音声奏曲集～」。
つい先日会社に実物が届きましたので、さっそく私も聴いてみちゃいました！　どっきどきです！

ボイスミックスアレンジＣＤということで、最初は一体どんなものなんだろうかと不思議に思っていましたが、
聞いてみてやっと「こういうことかー！」と理解できました。(笑)　なんて表現したらいいんでしょうねこれは。
ＢＧＭの中にキャラクターボイスが散りばめられているというか……、時には効果音的だったり、印象的な
ポイントで囁いているように響いたり、なんというか、とにかく耳が大忙しな感じです！(笑)　こっちからも、
うわあそっちからも来たー！とジタバタするというか。うーん、新しいジャンルですねえ。

合間に新規録音の土方さんの語りが入ってるんですけども、これはもうほんとにかっこいいです！！
というより、一言で言うと「忙しい人のための薄桜鬼」という感じで(笑)、語りでゲーム本編での彼らの足跡を
振り返っているんですけども、ものすごく切ないんですよ……！　語り口調の妙も相俟って、いろんなものが
胸にこみ上げてくる素敵な語りだと思いました。本当に皆様に聞いていただきたいです！

発売は来週ということですが、オトメイトモバイルでも一部着うたにて配信される予定があるようです。
ＣＤ、そして着うた、どちらでもお好きな方でお楽しみいただければと思います。


▼「薄桜鬼 ドラマCD～千鶴誘拐事件帳～」12/23に発売！

とうとう薄桜鬼のドラマＣＤも第三弾となりました！　
12/23に発売予定の「薄桜鬼 ドラマCD～千鶴誘拐事件帳～」、タイトルにヒロインの名前が入るなんて……と
若干不安な方もおられるとは思うのですが、ヒロインの出演はありませんのでご安心ください。

前作、前々作とコメディテイストが続いていたのですが、今回は意外にもちょっと硬派なお話です。
えーと、山崎くんがドラマＣＤ初登場ですね。前作では暴れていた風間さんは、今回は不参加です。
あとは全員ちゃんと出てきますが、印象としては今回は少しだけ原田さんが目立っているかもしれません。

それでは、恒例の台本抜粋いってみましょう！

　*　*　*

原田左之助　
「……なあ、土方さん。今日は、何か話があるんだろ？
あんたが何の理由もなく、俺達をこんな所に誘うはずねえもんな」

土方歳三　　
「（苦笑しながら）見抜かれちまってる、か。
あれこれ説明しなくていいってのは楽だが……やりにくい部分がねえって言えば、嘘になるな」

原田左之助
「屯所じゃ、言いにくいことなのか？　他の隊士にゃ、絶対に聞かれたくねえ内容とか」

土方歳三　　
「……その前に、訊いてもいいか？　平助が来てねえのは、どうしてだ？
今日は巡察じゃねえはずだよな」

原田左之助　
「ん？　まあ……」

土方歳三　　
「当ててやろうか。……あいつ、俺と顔を合わせたくねえんだろ」

原田左之助　
「（しばらく考えてから、息を吐いて）……ま、ぶっちゃけて言えば、その通りだな。
例の隊士が千鶴の周りをウロチョロしてるのが気に入らねえし、
俺やあんたが、あいつの正体を探る為、傍観してるのにも納得できねえらしい」

土方歳三　　
「……なるほど。まあ、平助ならそう考えるだろうな。
（間を置いてから）実はな、例の、井町って隊士の身元を、監察方に探らせてたんだが……
入隊時に提出させた書類は全部、偽物だったってことだ。
故郷にも行って確かめさせたんだが、そんな男は存在しねえんだと」

原田左之助　
「ってことは、つまり――」

土方歳三　　
「非番の日、あの男を尾行させてみたら……
柄の悪い浪士どもがわんさかいる料亭に入っていったそうだ」

原田左之助　
「尊攘派の間者、ってことか。そこまでわかってるんなら、もう面倒な手順踏む必要はねえよな。
さっさと捕まえちまった方がいいんじゃねえのか」

土方歳三　　
「……いや、それはまだ早い」

原田左之助　
「早いだと？　どういうことだよ」

土方歳三　　
「お前も知っての通り、池田屋ん時にゃ浪士どもを何人もとっ捕まえたが――
奴らを動かしてた黒幕の行方は、わからねえままなんだ。
命令されて動くだけのザコを何十人捕まえても、キリがねえ。頭を叩かねえとな」

原田左之助　
「ちょっと待てよ、土方さん。
もしかして――千鶴を攘夷志士どもにさらわせて、奴らの本拠地を暴くつもりなのか？」

土方歳三　　
「……そういうことになるな」

原田左之助　
「さすがに、その考えにゃ賛成できねえ。尊攘派の連中は、京に火をかけようとした奴らだぞ。
そんな奴らに連れ去られたら、どんな目に遭わされるか――」

土方歳三　　
「浪士どもは今、追い詰められてる。奴らを一網打尽にする絶好の機会なんだよ」

原田左之助　
「追い詰められてるってことは、何をしでかすかわからねえってことだよな？
怪我をさせられたり――殺されちまう可能性だってあるんだろ？　それなのに――」

土方歳三　　
「……他に方法がねえんだ。納得してくれ」

    ＳＥ・酒をつぐ音

原田左之助　
「（少しの間、唇を噛んだ後、酒をあおってから）
……千鶴を囮に使うって話をした時、平助に言われたんだ。
【そうするのが一番なんだろうってことはわかるが、オレは、そういうやり方は嫌だ】って。
……今の俺も、あの時の平助と同じ気持ちだ」

土方歳三　　
「……そうだろうな。俺も、お前らの立場だったら同じことを言うと思うぜ」

　*　*　*

薄桜鬼本編でいうと、結構前半部分の時系列に当たるお話ですので、沖田さんとか結構ヒロインに対して
辛らつな言葉を吐いていたりします。(笑)　ただ、厳しいばかりではなく、ヒロインの存在が少しずつ彼らに
影響を与えているんだな、ということがわかるお話になっていると思います。

12/23と、何かと騒がしい時期に発売となる今作ですが、街が浮かれ騒ぐ中、ほんの少しピリッとカッコイイ
隊士たちの姿をご堪能くださいませ。よろしくお願いいたします！


それでは今週はこの辺で。また来週！