ワンド オブ フォーチュン ~未来へのプロローグ~ その9

ハッピーミラクル・ノエル!!
【ワンド オブ フォーチュン ~未来へのプロローグ~】担当、デザインファクトリーのいわたです。

とりあえず最初にこの方からメッセージを。
 

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むしろ泣かせた方が面白いんだけどね、なんて言葉が続きそうなのは多分きっと気のせいです。(笑)
というわけで、クリスマス企画コンテンツが昨日オープンしておりますので、ぜひ見てきてください。
参加5タイトルのクリスマスSS(一部開発者コメント)や壁紙が見られます。
……まあこの件については後でじっくり。

よろしかったらこちらのメールフォームから感想などいただけるとうれしいです。
ワンドに限らず、他の参加タイトルへのメッセージもどうぞ。ちゃんと各スタッフに届きますので!

ではでは、今週も景気よく行って参りましょうか! ハッピーミラクル・ノエル!!

<今週のあれこれ>

・公式サイトにてラギSS+システム、そしてお待ちかねの店舗特典情報更新!
・ようやく「未来へのプロローグ」の全体像が明らかに!
・オトメイトモバイルでハッピーニューイヤー!

・きっとルルは来ない
 


▼公式サイトにてラギSS+システム+お待ちかねの店舗特典情報更新!

クリスマスにSS更新って果たしておいしいのかそうでないのか(笑)
なんかクリスマスに更新されるってだけで無駄にハードルが上がってる気がするんですけども、
以前予告した通り、ラギはひたすらラギらしくいってます。そんな感じです。

ラギは恋人だからって甘やかさないとても骨太な男の子です。そこら辺すごくしっかりしてる。
悪いことをしたら容赦なく怒るし、泣かれても許しません。でも負けてあげることもちゃんと知ってる。
あーこいつマジめんどくせーなんでオレこんなの好きなんだーと常に自問自答してれば良いと思います。
恋愛についてはまだまだ修行が足りませんねラギくん。がんばりましょう。

女の子に抱きつかれると変身してしまうハーフドラゴン、なんてトンデモ設定がついてるくせに実は
ワンドのメインキャラの中で一番の常識人というポジションになっているのは、やっぱり育ちのせい。
彼が言うところの「じっちゃ」「ばっちゃ」にきっちり躾けられているからこそでしょう。
すごくまともな「男の子」だと思って書いてます。だからでしょうか、ラギと一緒にいるときのルルは
多分他の子とカップルになったときより「女の子」度が高い気がします。FDでは特にそうかも。

さて、次の更新は年明けになりますね。……ついに奴のターンが来るのか……(笑)
なんだか本編でのED後を最も心配されている人なんですが、そんなに心配しなくてもいいような気が
しています。少しはこのSSで不安も和らぐといいですね。……他人事みたいな言い方ですが!(笑)

そして大変長らくお待たせいたしました! ようやく店舗特典情報をお知らせできます……!
詳しくは公式サイトをご覧ください。店舗特典は4種類、すべてドラマCDとなっております。

今回の店舗特典ドラマCDは、「コイバナ」をコンセプトにして作ってみました。
……とはいえ、いつものごとく徹底的にコメディでございますので、そこら辺はお覚悟を。(笑)
なんというか、微笑ましかったり恥ずかしかったりと相変わらず非常にどうしようもない子たちです。
特にこう、組み合わせを見ただけで誰が被害者かわかりそうな感じです……。

そんなわけで、ひとつずつ台本抜粋いってみましょう!

 * * *

●アニメイト様「かわいいあの子」

ユリウス  
「(納得して)うん。確かに、ルルならいいかも」

ラギ    
「(驚いて)なっ……!?」

ユリウス  
「ルルは魔法にも理解があるし、俺の研究の邪魔もしないし、
 何よりルルの魔法は意味がわからないし!」

ラギ    
「(呆れて)……おまえなあ。恋愛ってのはそういうもんじゃねーだろ。
 自分の都合だけで相手選んでんじゃねーよ」

アルバロ  
「まじめだね、ラギくん。ものすごく正論」

ユリウス  
「え、でもルル、かわいいよ?」

ラギ    
「……は!?」

アルバロ  
「(悪ノリして)うんうん。だよね。ルルちゃんはかわいいよね」

ラギ    
「はあ!? おまえら、そんなこと言ってて恥ずかしくねーのか!
 つーか、調子に乗るだろあいつが!」

ユリウス  
「(アルバロと顔を見合わせて)だって、かわいいよねルル」

アルバロ  
「うんうん。かわいいかわいい」

ユリウス  
「ラギはかわいいって思わないの?」

ラギ    
「お、オレに振るな!」

アルバロ  
「だってラギくんだけ言ってないし」
(面白がって)ほら、ルルちゃんってかわいい? かわいくない?」

ラギ    
「……だ、だから、それは……」


●ゲーマーズ様「ラギの思春期克服大作戦」


アルバロ  
「大丈夫だよ、ラギくん。手っ取り早く慣れそうなもの持ってきたから」

ラギ    
「はあ? そんなもんあんのかよ」

アルバロ  
「というわけで」

    SE:ゴソゴソと漁るような音

アルバロ  
「グラビア雑誌ー」

    SE:ファンファーレ

ラギ    
「(ものすごく焦って)な……っ!? て、てめー何出してんだよ!」

アルバロ  
「これを見れば、女の子にも慣れるでしょ」

ビラール  
「さすがアルバロ、用意周到デス」

    SE:パラパラとページをめくる音

アルバロ  
「さてラギくん。とりあえずどう? この中なら誰が好み?」

ラギ    
「(照れと焦り)なっ、バカ、やめろ見せんな!」

ビラール  
「みんなすごい格好してマス。ラギも見てくだサイ。この子なんてこんな」

ラギ    
「(さえぎって)だーーーっ! やめろ! 言うな!
 こんなもん見せてんじゃねー!!」

アルバロ  
「あれ、お気に召さない?」

ラギ    
「当たりめーだろ!」

アルバロ  
「うーん、ラギくんてば普通とは違う趣味してる?」

ビラール  
「(気付いたように)ああ、アルバロ、違いマス。ラギにはこっちでシタ」

    SE:ゴソゴソと漁るような音

ビラール  
「ハイ。どうぞ、ラギ」

アルバロ  
「(楽しげに)わあ、これは……! これはかなり刺激的だね、殿下」

ビラール  
「ハイ。これならラギも満足してくれると思いマス。
 ラギ、どの子が一番好みデスか?」

ラギ    
「(絶句)…………」

ビラール  
「おや? どうしまシタ? ラギにはまだ早かったデスか?」

アルバロ  
「いやあ、あまりの刺激に、ラギくんてば興奮しちゃったんじゃない?」

ラギ    
「(怒り通り越して呆れ)てめーらなあ……
 動物図鑑なんか見せてんじゃねー!!」


●ネット三宮様「無防備な君へ」

ノエル   
「だからってあんなに近くなくていいだろう!
 二人とも目が悪いわけでもなし、顔を近づける必要性が全くない!
 どうしてユリウスなんかとあんなに近づいて……!」

エスト   
「(ため息)別にいいでしょう、ユリウスは無害です。
 そんなことよりも僕は、確実に害がありそうなアルバロにも
 自分から関わっていく姿勢が信じられません」

ビラール  
「ルルは人懐っこいデスから」

エスト   
「……全部それで済ませる気ですか」

ノエル   
「いいやエストの言うとおりそれは大問題だ!
 とにかくアルバロはいろんな意味で危険すぎる男だからな。
 あああルルはいったい何を考えてるんだ!」

エスト   
「むしろ、何も考えていないんでしょうね。
 昨日の夜も、寮を抜け出そうとするアルバロを一人で追いかけていきましたし」

ノエル   
「な、なんだと!?」

ビラール  
「ナルホド。駆け落ちデスか」

エスト   
「明らかに違うと思います」

ノエル   
「やはり無防備すぎるんだ彼女は……。
 そうだ、この前なんかユリウスの隣で本を読んでいた挙句、途中で眠ってしまって……
 あろうことかユリウスの方へと寄りかかっていた!」

エスト   
「またですか……」

ノエル   
「寝顔を間近でさらすだけでなく、密着していたなんて許せるか!
 いいや許せない僕は主にユリウスが許せない!」

エスト   
「落ち着いてください、ノエル。……それなら僕も経験があります。
 あれは本が読みづらくて非常に迷惑でした」

ノエル   
「(ショックを受けた様子で)な、なにい!? ユリウスだけではなくエストにもそんなことを!?」

ビラール  
「ワタシも、ルルに寄りかかられたことありマス。
 隣に座った相手には、よくやってしまうようデスね」

ノエル   
「(ショックでふらふら)な……っ!? 
 ぼ、僕相手のときは一度もないというのに……!?」

エスト   
「……ショックを受けるところはそこですか」


●メッセサンオー様「抜け駆け禁止!」

ユリウス  
「……でも、本当にルルはどうしたんだろう」

ユリウス  
「妹がよく、恋をすると女の人は変わるって言ってたんだけど
 それと何か関係があったりするのかな?」

ノエル   
「な……っ!? こ、恋!?」

エスト   
「確かに、最近のルルの行動はいつもと違いますし、
 同じ女性の意見ですから無下にできないでしょう」

ユリウス  
「さすがにルルも、恋については報告に来ないよね」

ノエル   
「ま、待て待ってくれ! なんでそんなに冷静なんだ二人とも!
 ルルが、恋だなんて……! い、いったい誰に!?」

エスト   
「……最近誘われないということを考えると、
 少なくとも僕たちではなさそうです」

ノエル   
「(ショック)……っ!!」

ユリウス  
「ルルはどんな人が好きなんだろう。
 ルル本人も変わってるから、やっぱり変わった人が好きなのかな?」

エスト   
「さあ? 僕たちでないということは、
 僕たちと正反対な人なんじゃないですか」

ユリウス  
「うーん……ていうと……」

ユリウス  
「土属性かな?」

エスト   
「自分基準で考えないでください。
 属性で言うなら、ここにいない水か火か光属性のどれかでしょう」

ノエル   
「(まだショック)そ、その三つの属性で……ルルと親しい人間……?」

エスト   
「親しいとは限らないんじゃないですか。一目惚れの線も残っています」

ノエル   
「一目惚れ!?」

 * * *


……いかがでしょうか。(笑) もう抜粋部分だけでいろいろと察していただけると思います。
また、今回は特に声優様方のアドリブが炸裂していたりしますので、そういう意味でもかなり楽しく
聞いていただけるんじゃないかと思います。個人的に、音源を聞いて爆笑しました。(笑)
せっかくですから、特典のつく店舗様でご予約いただけるとお得かと思います。
皆様、ぜひぜひよろしくお願いいたしますね!!


▼ようやく「未来へのプロローグ」の全体像が明らかに!


先週発売された「B's-LOG」はもうチェックしていただけたでしょうか。新規CGはもちろんのこと、
今回のFD全体の概要が大分見えてきたんじゃないかなーと思っています。

インタビューページでも言ってましたが、今回のFDの隠しコンセプトは以下の通り。

劇場版ワンドオブフォーチュン~エドガーの魔法のルーペ~
同時上映・シンシアの憂鬱もよろしくね!


……です。(笑) あ、劇場版うんぬんはあくまでもコンセプトということで。
どこの夏休み映画劇場だって話ですが、私はそんなつもりで作ってました。
個別恋愛EDはともかくとして、メインストーリーとサブストーリーに関しては、劇場版の名の通り、
ヘタすると本編未プレイの人でも普通に楽しめる感じなんじゃないでしょうか。シナリオも結構親切に
書いてみたつもりですので、本編は長そうだしパラ上げ大変そうだし……と二の足を踏んでいる方でも
とりあえずこっちでキャラやゲームの雰囲気を見てみようかな、という参考にはできるかなと。

とはいえ、だからって別に内容が薄くなったりはしてませんし、あんまり自重もしていません。(笑)
エドガー編以外には選択肢や分岐を入れていないのですが、これは時間がなくてこうなったのではなく、
そこに力を入れるよりは一本のお話としてじっくり書いた方が良さそうだなという判断からです。
多分ボリュームを心配されている方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが、何を基準にするかにも
よるでしょうけど、私の中では予定通り、そして他のスタッフ的には「またかよ」という感じです。

……とりあえず今回も怒られたよ!(どんな基準だ)

ま、まあ、そんな感じです。あまり深くは追求しないように。(笑)
デバッグしながら一通りのルートは回ってみたのですが、なんというかもう、やりたい放題でしたね。
いろんな意味でものすごくワンドです。いや当たり前なんですが。でも、ワンドです。そんな感じ。


▼オトメイトモバイルでハッピーニューイヤー!

さてと。クリスマス関係ですと、このオトメイトスタッフブログで公開中のクリスマス企画コンテンツも
やはり会員の方には無料で見られます。仕様の都合上、SSの一部画像は抜いてありますが……。
ワンドで言うと、ルルさんのクッキーとかですね(笑) SSの内容自体には一切変更はありませんので、
そこはご安心を。壁紙画像は携帯待受画像で無料配信されていますよ。

そしてクリスマスが過ぎればお正月。現在オトメイトモバイルでは年賀メールの受付中でございます。
ワンドからはユリウス、ノエル、ビラール、ラギ、アルバロ、エストの6人はもちろん、エルバートや
アミィ、イヴァン&ヴァニアも含めて合計9人の参加です。
年賀メールは31日の23時までの受付となります。お正月ですし、回線が混み合うことも予想され、
もしかしたら場合によっては元旦のうちに届かないこともあるかもしれませんが、トラブルがなければ
すごい勢いでメールが届くと思いますので(笑)、楽しみにしていてください!

さて、ワンドと薄桜鬼に関しては、この年賀メールにちょっとした仕掛けがしてあります。
実はコミケで発行される冊子「Otomate Maniax Vol.1」に収録されているワンドの書き下ろしSS
「ミルス・クレア年末パーティ」(オトメイトモバイルでも来週配信される予定)、こちらですが、
これを読んでおくと、年賀メールがもっと楽しくなるんじゃないかなーと。(笑) ちょこちょこっと
キャラがそのネタについて触れてたりするんで、よかったら両方併せてお楽しみいただきたいです。
あ、もちろんSSを見ていなくても年賀メール自体は楽しんでいただけるよう作ってはあるんですが。
更に楽しみが増しますよ、ってことですね。うん。


▼きっとルルは来ない

ハッピー・ミラクル・ノエル!!(もういい)

とりあえず何はなくともこれだけは。私、クリスマスが好きなんです。ものすごく好きなんです。
12月に入るとBGMも全部クリスマスソングになりますし、まだ日々の時間に余裕があったころなど
クリスマス当日に何を仕掛け、どんなパーティをするかと何週間も前から考えて実行するくらいには
クリスマスが好きなんです。大好きなんです。ものすごく。

だからっておまえあれはやりすぎだ、と言われても、クリスマスがそうさせたとしか。

元々ワンド世界にクリスマスはないのでどうしようかと
思っていたんですが、ハロウィンのときのように「ほんとはないけど今日だけあることにしよう!」で
乗り切るか否かを考えたときに、「バッカだな!ハロウィンとクリスマスとどっちが重いんだよ!」と
自問自答してみたら、軽くクリスマスが勝利したんですよ。だってほら、クリスマス大好きだから。
となれば、ハロウィンと同レベルだなんて私じゃなくクリスマスのプライドが許さないってもんです。
「だったらワンドにクリスマスを作るんだぜ!もうクリスマスの由来から作っちゃうんだぜ!」と思い、
その通りに実行したまでですよ。やっぱりクリスマスですからね、それくらいはしないとね。

……という感じで、「だってクリスマスだし」とか「やっぱりクリスマスなら」とかが積み重なって、
気づいたらあんなことになっておりました。ほんと長々とすいませんでした……(笑)

ちなみに、クリスマスですからやっぱりノエルでした。これはもう仕方ない。せめて薄葉さんに発注する
イラストには複数人数で……とも思っていたはずなんですが、これまた残念。内容を考えていたときに
タイミングよく私のヘッドホンに流れたあの曲のせいで、「きっとルルは来ない」って出ちゃったんです。
もうね、こういうのが出てくるとダメなんです。それしか考えられなくなるから。(笑)
よって今回のストーリーは、ただひたすら、ラストのあのノエルをやりたいがためだけに作ったような
ものですね。あそこがいかに美しく、そして残念に見えるかが勝負でした。表情差分まで作ってもらって
すっごいウキウキしてたんですけどね。書きながら自分で笑っちゃってたんですけどね。

でもどう見てもあのクッキーが全部持ってった気がしなくもないんだ。

確かに作ってくれと敏腕グラフィッカーSさんにあれを発注したのは私ですけども。
画伯でよろしくって言ったけども。
とことん容赦なく、何一つ遠慮なくやっちゃってくださいとも言ったけれども。

なんかもう完成品見た瞬間に、言い知れない敗北感を味わいましたねあれは。(笑)
画伯にも程があるよ。ルルどんだけだよと。
ちなみにSさんは冒頭の「聖なる夜の奇跡」で孤独な少年の図も書いてくれてます。あれとクッキーの
描き手が同じだとは思いませんよね。グラフィッカーってすごいよね!
そしてあのクッキーのコメントね。今回ワンド編はプロットとラストのノエルパート部分だけ作って、
残りはうちの新人さんに任せてみたんですが、あのクッキーの部分はほぼ丸投げしてみたんです(笑)
それぞれ「らしい」のを適当に考えてくれ、と。新人さんは私のところにつけられてから毎日のように
こんな無茶ぶりをされているんですが、日を追うごとにどんどんたくましく成長しています。
正直あのコメントは噴きました。(笑) もう必死で考えたんだろうなと思いつつ、ほんとに噴いた。
何事も勢いって大事ですよね。火事場のクソ力的な奇跡が発生してました。あー笑った。

薄葉さんたちもFDの作業が終わった直後にアレだったので、身も心も思いっきり消耗してたんですが、
「美化200%で!とにかく全力で絵だけは美しく!」という注文に見事に応えてくれましたしね!

「わかった、きれいなノエルだね、きれいなノエル」
「うん、そうそう。きれいなノエル。黙ってればものすごくうるわしいノエル」
「つまりルエノだね」
「そうだね。色ついたルエノだね」

……なんて会話があったなんて言わないよ絶対。

まずい裏話だけでまたものすごく長くなりそうな気配が漂ってきた! ノエルいじりはこの辺にして、
他の子たちにも触れときましょう。多分皆様が一番気にしているだろうルル画伯のクッキーへの反応。

●ユリウス
クッキーに描かれた絵とコメントの意味がわからなくてしばらく悩む。見かねたマシューのフォローで
ようやく自分の似顔絵と「寝てね」という意味と理解した後、感心しながら食べる。
翌日ルルに会い、「君って本当に意味がわからない!だってどう見てもあれが俺だとは思わないよ!」と
無邪気に酷評してルルをへこませる。

●ビラールとラギ
敢えてひとまとめにしてるのは、彼らがルームメイトで、パーティの後部屋に戻って同時にクッキーを
目にするからです。ラギは呆れ果てた後、内心ではあいつらしいと思いつつも「なんだよこれひでー」と
酷評しまくるんですが、対するビラールは「ルルらしいデス」とにこにこ。そしてラギのも見に行って、
「ワタシの方が似てマス」と軽く自慢。ちょっと気に食わないラギは反論。軽く討論へ。
決着は着かないまま、ビラールが大人の余裕で軽く流し、クッキーを食す。ラギは酷評しまくったせいで
なんとなく食べにくくて躊躇。それを見たビラール、ラギがルルのクッキーをボロクソに言ったばかりか
食べもしなかったと知ったら悲しむでしょうね……とわざとらしく振って、キレたラギが味わう間もなく
バリバリ食べてしまうパターンで。……多分ラギはそんな食い方したことを軽く後悔するはずだ!

●アルバロ
部屋に戻り、クッキーを見て、爆笑。いいね、やっぱりルルちゃん最高。
でもあの男は食べませんよ多分。見たらそれでもう満足。ルルにどうだったかと聞かれたら、にっこり
笑顔で「おいしかったよ」と答えると思います。そういう人です。

●エスト
部屋に戻り、クッキーを見て、無言。とりあえず目を逸らしつつ机に放置して寝る支度。
ベッドに潜り込んで3秒後、布団が小刻みに揺れ始める。どうやらツボッてしまったらしい。
その後しばらくルルの顔を見るたびに思い出してしまい、ものすごい避け方をしてルルに不審がられる。
……エストだっておかしければ笑います。どうしようもなくツボることだってあると思います。
顔真っ赤にしてぷるぷる震えながら声もなく笑ってたまにむせてればいい。ほんとあの子はこれだから!

……敢えてノエルは書かないでおこうと思ったんですが(笑)、一応さわりだけ書いておきますか。
あのSSの後、ノエルが部屋に戻る直前、アミィが彼を呼び止めて、ちゃんとフォローしてあげるんです。
それを踏まえた上でクッキーを見るので、とりあえずショックは受けないと思います。
その後どう反応するかは皆さんへの宿題にしておきましょう。(笑) ご自由に想像してください。


はい、こんなところで今週は終わっときましょう。お土産はクリスマスSSに使用した画像の壁紙です。
(毎週置いてたシリーズの壁紙、次はエストですが、それは年明けにちゃんと置きますね)

気づけば今年ももうおしまい。来週の金曜はなんと元旦です。あらまあ。
休日もわりと関係なく更新してましたが、さすがに元旦はねー……とか思ったあなた。甘いです。
宣言しときますが、がっつり元旦も更新しますのでよろしくお願いいたします!(笑)

それでは皆様、良いお年を!!

 

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