オトメイトスタッフブログをご覧の皆様、こんにちはー。
【夏空のモノローグ】担当、デザインファクトリーの一(にのまえ)ジョーと申します。
第7回更新です。
季節はそろそろ梅雨に入りそうですねー……。
天気予報じゃ今週の中ごろだとか。
湿度が多くていやだーって人も多いですが、
無駄に雨の雰囲気を好むジョーとしては梅雨は嫌いではありません。
……まあ、ここぞとばかりに勢いを増してくる
カビ○んる○は嫌いですけどね!
洗濯物を部屋干しなんてしようものなら、
我が城であるおんぼろアパートなど一瞬で腐り落ちますよ。
一瞬です、一瞬。
というわけで、家が無くならないように
本日も乾燥機フル回転で出社してきたジョーです。
とにもかくにも梅雨を乗り越えれば清清しい夏。
暑い日差し!
蝉の鳴き声!
積み上げられる宿題!(?)
そんな夏を扱った【夏空のモノローグ】!
発売まであと一月ちょっと、皆様応援宜しくお願いします!
では本日の【夏空のモノローグ】blogスタートです~。
『夏空最新情報』
■B's-LOG様
先行して、6月発売号【夏空のモノローグ】掲載情報をちょろっとご紹介します。
当然、ろく丸描きおろしの見開きイラスト&ssをご用意しています。
また、ツリーピース部分の紹介、本編イベント・それに対応した一部シナリオの掲載
などがされています。
特に未だ謎多き綿森君のシナリオを抜粋していますので、
彼が気になる人は要チェック!
また、今回も出演キャスト様への収録直後の
インタビューが掲載されています!
是非ご覧になってくださいませ~!
■公式サイト
公式サイト 6月18日更新の先行告知です!
・『キャラクター』
・『土岐島観光案内』
・『スペシャル』
・『キャラクター』
こちら先行告知です。
サンプルボイスの3つ目が公開となります。
今回は少し意味深な台詞が多いですね……。
それが何を意味するのかは、
どうぞ作中にてお確かめください!
・『土岐島観光案内』
こちら先行告知です。
観光案内も第7回目。
今回紹介されるのは物語のキーとなるツリー広場です。
・『スペシャル』
こちら先行告知です。
先週ブログでご紹介したように、プロモーションビデオ公開となります。
既に公開されていますが、
OPムービー共々要チェックでお願いしますね!
さて、新情報紹介が終了したところで、
毎週書き下ろしssへ移りたいと思います!
体験版をまずはぜひプレイしてみてください。
このssはループする7/29、その中のワンシーンとなっています。
毎度毎度違ったテーマによって、
【夏空のモノローグ】の世界を紹介していく形となります。
ギャグもあればシリアスもあり……これらもまた、
紛れも無い【夏空のモノローグ】の一部ですので見逃すことなく、
毎回読んでいただければ幸いです!
今回のお話は『ヤローが集まればこんな会話してるんだぜ!』的、お話。
それでは早速……夏空webss第3回、スタートです!
【連載webss第3回 男子高校生+教師による日常会話の一例】
カガハル:……皆さん、今日は俺のために、よく集まってくださいました。
篠原 :前置きはいいよ。なんの用で呼び出したんだ。
木野瀬 :しかも、俺と篠原と先生の3人だけ。一体何があったんだよ。
カガハル:実は相談したいことがありまして……。
浅浪 :相談したいこと?
カガハル:先輩って俺のことが好きだと思うんですが、どう思いますか皆さん。
木野瀬 :……それが……用件?
カガハル:Oh Yes!
浅浪 :よし、そこに立ってろカガハル。俺は今からお前を殴る。
カガハル:き、教師が何言ってるんすか!
篠原 :先生、ヤツの身体を抑えておきましょうか?
カガハル:こういうときだけ協力的になってんじゃねえよ!
木野瀬 :まあまあ、みんなちょっと落ち着こう。少しは言い分も聞いてやらないと。
カガハル:さすが木野瀬先輩! 優しさが顔と反比例してますね!!
木野瀬 :カガハル……俺は今からお前を殴る。
カガハル:さっきまでの優しさはどこへ!?
篠原 :じゃあ、僕はこの辺りで。
カガハル:帰るな! いや、帰らないでください!! 俺はわりとマジで困ってんだ!
木野瀬 :だからなんなんだよ、詳しく話してみろって。
カガハル:ほら、俺ってわりとモテる方じゃないですか。
女心がわかってるっていうか……
基本イケメンですし?
浅浪 :よーしお前ら食いたいもんあるか? なんか頼もうぜ。
篠原 :そうですね。せっかくファミレスにいるわけですし。
木野瀬 :あ……ここのオムライス、オススメだぞ。
カガハル:無視しないでくださいよ!!
浅浪 :あのなあ、いくら暇っつっても、お前のアホな妄想に付き合う程の暇はねえんだよ。
木野瀬 :全くだ。
篠原 :賛成。
カガハル:アホな妄想……い、いや、じゃあこの際それでもいいですよ!
とにかく話を進めますよ!?
木野瀬 :まだ続きがあるのか。
カガハル:むしろここからが本題です。
最近ちょっとその……女の子というものがわからなくなってきて……。
篠原 :気がついてなかっただけで、最初からわかってなかったんじゃないか?
カガハル:篠原、俺にかみついてばっかだな! なに!? 俺、お前に何かした!?
篠原 :特に何もされてないけど……あえて言うなら、存在がうざいというくらいかな。
カガハル:存在ごと全否定かよ!
浅浪 :あー、もういいから。話を続けてくれよ。
カガハル:まあとにかくですね、うちの部には美の女神とも言うべき先輩がいるじゃないですか。
篠原 :いるじゃないですか、と言われても。
木野瀬 :……まあ、かわいいとは……思わないでもねーけど……。
浅浪 :あれ? 木野瀬、なんで顔が赤いんだ?
木野瀬 :な、なんでもないですよ!
カガハル:で、俺はいつも先輩を楽しませよう、幸せにしようと一生懸命じゃないですか。
木野瀬 :あれ、楽しませようとしてたのか……!
篠原 :ただのセクハラじゃなかったのか。
カガハル:セクハラじゃねえよ! とにかく! 幸せにしようとすればするほど、
先輩がちょっと……なんというか、対応に困ってる感じになってるというか……。
浅浪 :まあ、ひかれてるよな。
カガハル:俺に惹かれているんですか!?
木野瀬 :【距離を取りたいと思う】って意味のひくな。
カガハル:丁寧な解説ありがとうございます……。
篠原 :むしろ【ひかれて】きたらどうだ? ファミレス沿いの大通りなんかオススメするけど。
カガハル:お前、そこまで俺の存在を消したいの!?
篠原 :…………ふっ。
カガハル:笑った!? コイツ今鼻で笑ったよ!
篠原 :まあ、そうわめくなよカガハル。
最近はすっかりスルーされてるじゃないか、お前のセクハラ。
カガハル:お前……それは慰めのつもりなのか? あとセクハラじゃねえよ!
浅浪 :で? 本題はなんだよ。
カガハル:いや、皆に女心について聞きたいと思い――。
……。
…………。
木野瀬 :……なんだよ、この沈黙。
カガハル:い、いえ。人選を間違えたかなーって。
篠原 :ふーん……一応、どういう意味か聞いておこうか。
カガハル:いやだって、
【ダメな大人】、
【見た目チンピラ】、
【性格根暗】、
まともなアドバイスなんて期待できない……。
浅浪 :黙れバカ野郎。
木野瀬 :黙れナンパ野郎。
篠原 :黙れ通年発情野郎。
カガハル:な……なんでみんな、そんなひどいこと言うんだよ!
木野瀬 :少しは自分の言動を振り返れよ!
カガハル:むぅ……わかりました。信用しますよ。
そこまで言うならみんな、女心についてはよく知ってるんですね。
木野瀬・篠原:…………。
カガハル:なぜ黙る。
浅浪 :女心がわかる、とか言ってる時点で、なんにもわかってねーような気はするな。
カガハル:あ、意味もなく深い! さすが、無駄に歳取ってるだけありますね!
浅浪 :あれ? 俺、今ケンカ売られてる?
カガハル:それに比べて、そっちの2人と来たら。
木野瀬 :な、なんだと!!
篠原 :失礼な。
カガハル:まあとにかくですね。女心についてのアドバイスをいただきたいと思ったんです。
木野瀬・篠原・浅浪:協力する気にならねー……。
カガハル:ま、まあまあ、そんなこと言わずに、後輩を助けると思って。
木野瀬 :んー、女心ね……。質問、もう少し具体的にならないか?
篠原 :……ここまで言われて協力する気なんですか?
木野瀬 :まあ、同じ部の後輩が困ってるんだし。
浅浪 :お前、ほんとに心が広いな。顔に合わず。
木野瀬 :頼みますから、顔から離れましょうよ!!
カガハル:例えば、女の子を喜ばせる、手間のかからない方法ってなんですかね。
浅浪 :もうその発想から間違ってる気がするぞ。
木野瀬 :んー……プレゼントとか?
篠原 :手間はかからないけどお金がかかりますね。
カガハル:あんまり突然だとかえって驚かせちゃいそうっすねぇ。
それに何をあげるかも……先生なら何あげます?
浅浪 :え、俺? 普段もらう方だからわかんねえわ。
カガハル:な、なんだこの殺意を抱かせるセリフは!
篠原 :……いや、先生の場合、何かあったとしても、
プレゼントを買う金銭的余裕がないんじゃないか?
浅浪 :悔しいけどその通りだよ畜生!
カガハル:にしても、みんな結構協力してくれるもんですね。
友情っていいなあ。俺、嬉しいっす! おお! 心の友たちよ!
篠原 :カガハル、気色悪い……。
木野瀬 :ただの無駄話くらいにしか思ってないけど。
それほど感動することか?
カガハル:だってそうじゃないすか!
美の化身とも言えるあの先輩と俺が仲良くなるのを手助けしてくれてるんですよね?
つまりそれは……俺と先輩が付き合ってもいい……
自分の恋より、仲間との絆を取ったってことっすもんね!!
……。
…………。
カガハル:な、なんなんですか! この意味ありげな沈黙は!
木野瀬 :え……いや、その……。
浅浪 :あー非常に残念な話であれなんだが。
篠原 :その可能性はこれっぽっちもないだろうな。
カガハル:な、なんでですか!?
木野瀬 :脈がその……なさすぎるというか……。
浅浪 :そもそもあいつ自身が恋愛に興味を持ってないっていうか……。
篠原 :むしろ、どうしてそんな可能性があると思えるのか問いただしたい。
カガハル:み……みんな大嫌いだぁああああ!!
木野瀬 :……行っちまった。
篠原 :走り去っていきましたね。
浅浪 :ちょっと気の毒だったな。
篠原 :あれくらいでちょうどいいんじゃないですか? 普段が調子に乗りすぎなんですよ。
カガハル:お前らー!
木野瀬 :あ、戻ってきた。
カガハル:もしいつか、俺が先輩と結婚することになったら……。
お前ら全員逆立ちして市内一周してもらうからなー!
木野瀬・篠原・浅浪:どこの小学生だ。
ファミレスで友達とわいわいと時間を潰すというのは
学生時代、ジョーも散々やってきましたね~。
くだらない話しかしないんですが、それがやっぱり楽しいんですよね。
……ああ、ナツカシイ。
さて、今週のブログはここまで!
また、お土産を置いてゆきますので、
ご自由にお持ち帰り下さいませ。
それではまた次回、皆様とお会いできることを願いまして――。