ワンド オブ フォーチュン総合 その15

※7/10 追記しました

皆様こんにちは。【ワンド オブ フォーチュン総合】担当、デザインファクトリーのいわたです。
今日のブログは水曜に告知した通りの七夕裏話スペシャルのため、冒頭小話はお休みでござる!

というわけで、7/7の七夕祭り、ちゃんと見ていただけましたか?

ワンドは薄桜鬼と共に二度目の七夕でしたので、ちょっと趣向を変えて「今、彼女に願うこと」を
テーマに短冊を作ってみたんですが、みんなそれぞれすっかり恋愛ボケしちゃって。まあまあ。
FD後設定なので、超がつくほどラッブラブ状態なんでしょうから仕方ないのかもしれませんが。

キャラによっては「え?それだけ?てかどこがラブラブ?」というのがわかりにくいのは仕様です。
最初から今週のブログ記事はこのネタで引っ張ろうと思って作ったろ、なんて気のせいだよ!
一粒で二度おいしい、萌えの時間差攻撃とでも呼んでください。嘘です。(笑)

さて、それではお待たせいたしました。ワンド版・七夕裏話です。
裏話っていうかなんていうか、すごいがっかりな解説だと思いますが(笑)、意外とこれがちょっと
大事というか、それなりに真面目に書いてます。……あくまでそれなりに、ですが。

七夕記事にも書きましたように、FD後設定での話になりますので、当然ネタバレもあります。
なので、まだプレイしていない方で、先のことなんて知りたくないわっ!という方は回避推奨。
特に白文字で隠すということもしませんので、この先に進まないようお願いいたします。

……よろしいでしょうか??

ではさっそくがっかりワンド劇場、はじまるよー!


 

トップバッターはユリウスさんです。

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おまえまたやったのか。
多分そんなツッコミを多数いただいているであろう、非常に残念なメインヒーローでございます。
ユリウスルートのルルはひたすらオカン化していると専らの評判ですが(笑)、そうは言いつつ
自分も周りも無条件で恥ずかしくさせる、とても迷惑なカップルでもあると思います。

ユリウスは学習能力が高い人のはずなんですが、大いに偏っている人でもあるので、
自分の中の優先順位が学習したことを上回るインパクトだった場合、多分全部吹っ飛ぶんでしょう。
つまり、きっとものすごいルル萌え状態になっちゃったんでしょうね。(笑) ルル何をした。

ただ、やっちゃった後にきちんと反省して、なおかつ「ずるい顔」するらしいので、なんだかんだで
ルルも許しちゃうんだろうな。そりゃあね、やっぱり好きだからね、仕方ないよね。

多分今回もまたそんなバカップルの犠牲になるのはノエルだと思う。ノエル、頑張れよ……(笑)


では次、ノエル。

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景気よく言うのはいいけどまず自分の心配しろよ。
……と、どうしてもツッコまずにはいられなくなるノエルの短冊。人に分け与えるほど運ないだろう!
でも彼は本気です。本気でそう思ってます。それだけルルが大事で仕方ないのです。
一方通行的に空回りはしてますが、やっぱりノエルはやさしいんですよね。そこが彼の美徳。

ノエルはロマンチストだし、何より育ちがいいので、「世界一の恋人」と信じて疑わないルルには
他のどんな女の子にも負けない最上級の幸せをあげたいと真剣に考えています。
ただ困ったことに、ルル本人が「最高に幸せ!」と言っていても、彼の脳内設定的にまだまだと
思っているので(笑)、あげられるものは自分のなけなしの運しかないわけです。捨て身すぎる。

ルルはそんなノエルのやさしさも困ったところも全部好きでいてくれる奇特な女の子なので(笑)、
ノエルが暴走する度にやさしく諭してあげるんでしょう。ある意味ここもオカンっちゃオカン。

まあ、ノエルの場合、ルルがフォローしてくれても全力で周りがツッコミ倒すと思われるので、
彼の空回りはまだまだ続くことでしょう。頑張れよノエル。


次、ビラール。

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あれだけやってまだ求めるか。
まあ誰もがそう思いますよね。もう呆れるほどにお約束ですよね。でも別に色ボケではないのです。
ルルを愛でてる殿下はダメな大人の見本みたいに思えるかもしれませんが(笑)、そうではなく、
彼にとっては「当たり前」のことだからなんですよね。別に過剰に自分を見失ってるわけではない。

FDでも、学校では実はほったらかしにされてるルルさんです。そこの線引きは誰よりしてるのが殿下。
だからこそ、そこから開放されたプライベートな時間では、めいっぱい愛でるわけですね。
でもそれはルルにとっては「殿下の常識非常識」なわけで(笑)、そう簡単には受け入れられない。
これぞまさしく異文化コミュニケーションでございます。わー上手いこと言った私。(笑)

リアンもフォローはしてるんですけど、なんだかんだであのお姉さんは殿下に敬意を抱いています。
なので、最後の最後にはそっと目をそらして空気を読んでしまうのでしょう。

ルルにとっては日々精進の連続でしょうが、多分完全に受け入れることはないんだろうな。
だって「私はファランバルドの女の子じゃない!」わけですから。だからきっと大丈夫。(笑)


次、ラギ。

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カップラーメンかおまえは。
候補としては「ウ○ト○マン」でもよかったんですが(笑)、やっぱり食べ物の方がラギらしいので。
ラギ君はまだまだ思春期です。でも彼なりにステップアップを図ろうと一生懸命ではあるのです。
男の子ですからね! いつまでもチビになって抱っこされてる場合じゃないしね! おいしいけど!

勢いに乗らないとなかなか踏み出せない子ではありますが、真面目てもあるので、ラギ君はただいま
絶賛修行中なわけです。とりあえず、ルルが不安にならないように、多少は接触を持とうと。(笑)
せめてギュッと抱きしめて3分もてば、彼的にはOKラインみたいなんですけども。
そんな彼のハードルを下げて、質より量を求める辺り、ルルもルルだと思うんですが。(笑)

ただ、ひとつだけ言っておきたい。ラギ君、3分って実は意外に長かったりするんだぜ。
むしろ3分も抱きしめたままどうするつもりなんだ。絶対別の意味で耐えられないに決まってる。

そんな事実をやさしく教えてあげるのが、いらんことしいのアルバロさんです。きっとね。(笑)


次、アルバロ。

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ルル逃げてー全力で逃げてー!!
……というお言葉多数。(笑) ステップアップの意味は、FDをプレイした方にはおわかりですよね。
こいつ完全にやる気だな、と思うんだろうなやっぱり。でも実際は、口だけだったりするんだなこれが。
まあもちろんその気がないわけじゃないですが、あの人そんながっついてないです実は。

アルバロさんの場合、相手の嫌がることをするのがデフォなんですよね。それは単に彼の性格でも
あるんですが(笑)、常に勝ち負けの世界を引きずってるからでもあるんです、勝つか負けるかの二択。
だから相手の弱い部分を狙って言葉を吐く。FDの時点でかなり開き直ったルルですが、ここだけは
まだまだ弱いのわかってるから、ああいう言動ばっかりしてるんでしょう。

だから、変な話ですけど、ルルに耐性がついてこの手の話題で照れなくなっちゃったら、アルバロは
自分の武器をひとつ失うわけですね。ルルが子供でよかったよねほんとにね。(笑)

……まあ武器がひとつ減ったらまた別の武器を見つけてくる人ですけど。そこはもう仕方ない。


次、エスト。

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もういいかげんに諦めなよ。
私は心からエストにそう言ってあげたいです。そろそろゴールしてもいいんだよ。抵抗しても無駄!
エストはかなり美化した脳内ルルを頭に住まわせている子だと前にも書いたことがありましたが、
現実のルルに流されるのはやっぱり無理なんですよね。(笑) 育ちというより性格だなあれは。

まあ真面目に言うと、やっぱり引け目があるんですよねエストの中に。だから、ルルが自分を
選んでくれたことだけで彼的にはもう十分なんです。それ以上は求めちゃいけないと思ってるし、
求めなくても満たされている…………と思っている。(笑) たとえ事実じゃなくてもね。
だけどルルはルルで、エストのそういうところを矯正したくてたまらないわけですよ。(笑)

今のままで十分です、と謙虚に言ってるエストに「違うでしょ!」と、もっともっと要求していく。
そうすることで、彼も同じように望んでくれたらいいなと思っているんですね。

幸福の器に限度などありません。もっともっと大きい器に育てていけばいいんです。ねー。


そして最後、ひっそり追加してみましたエルバート。

tana_wand_elbert.jpg       tana_wand_elulu.jpg

いつかって一体いつなんですか。
石橋を叩いて叩いて叩きまくって結局渡らないタイプのエルバート先生は、待つだけ無駄です。
それを本能で理解しているルルさんは、エルバート先生が石橋を叩いている間に、橋を一気に
飛び越せるロケットくらい平気で持ってくると思います。(笑)

恋愛に関しては極端にヘタレなエルバート先生ですが、なんだかんだいっても大人ですからね。
慣れない色恋のことはともかく、それ以外のところではちゃんと年上らしい面も見せてくれます。
本質的な面で言えば、エルバートはとても人を見ることに長けているんです。それは長いこと彼が
「傍観者」であり続けた結果なんですけど、誰にでも持てる能力ではないです。やっぱりね。

彼は私の中で、実はもうひとりのユリウスでした。ユリウスほど過激ではないけれど。
ミルス・クレアで古代種の双子先生たちに出会っていなければ、結構やばいことになってたはず。

ものすごく「幼な妻」という言葉が頭に浮かぶんですが、それ絶対幸せだから早くつかむといいよ。


……とまあ、こんな感じでした。いかがでしたか。がっかりでしたか。すいません。(笑)
結構踏み込んで書いてしまってますが、薄桜鬼同様、これもひとつの区切りですね。
無属性ルルの恋愛は、「彼の色に染まる=彼にとって理想の女の子になる」ことでもあるんですが、
この形は全属性ルルとの恋愛ではもう作れないものです。

2で描く恋愛は、また別の形になります。なので、ここでどれだけ踏み込んで書いても、あんまり
私的には痛くないわけです。キャラクターは同じでも、形が違うと本当に別物になると思うので。

未来って数々の分岐の先にあるものなので、たとえば「運命」みたいに予め定められた筋があって
最終的に辿り着く答えは同じでも、途中経過の違いでかなり彩りの違うルートになるはずなんです。
2ではそういうことを書けたらいいなと思ってます。……これ結構ネタバレなんですけどね。(笑)
まあ、ここからストーリーがわかる人はいないだろうから、別にいいや。

そんなわけで、今週はこの辺で。
また来週もよろしくお願いいたします! ではではー。

 

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