オトメイトブログをご覧の皆さん、こんにちは。
【二世の契り】担当、アイディアファクトリーの黒須です。
ふと気付けば発売日まで残すところ、あと3週間。
思い起こせば、企画当初の立ち上がりは2年前くらいの今頃だったかな。
最初は“戦国”というキーワードなんて一言もなく仮タイトルも英語表記で
西洋の神話もの。ホント青い企画でした(笑)
ディレクターをはじめとした主メンバーが加わっていくうちに企画は生まれ変わり、
戦国になっていき、いつしか【二世の契り】という形になりました。
各スタッフが己の身を削りながらの真剣な取り組みが形となり、
それを皆さんにやっとお届する事ができる日までもう少し、
そう思うとやはり感慨深いものがあります。
何をマジに語ってるんだとスタッフから言われそうですが、
今週のゲストブロガーは先週に引き続き、感謝の言葉を送りたい主開発メンバー中村を
召喚しています。
どうぞ続きをお読みください。
みなさんはじめまして。
【二世の契り】グラフィック担当の中村です。
今回はプロデューサー黒須より
「お前もブログにゲストで寄稿せい」と指令がくだり参上しました。
どうぞよろしくおねがいします!
今年は梅雨が明けた途端にものすごい暑くなりましたね。
こちらの記事が公開されるのは8月頭頃予定との事でしたから
灼熱の夏真っ盛りかと予想します。
曇りの時や夜間でも、熱中症になるケースはあると聞きました。
みなさん、水分+塩分をしっかり摂って熱中症などで倒れたりしません様にお気をつけて!
ああああ海に行きたい!!
・・・ではでは
そろそろ本題、【二世の契り】の開発にまつわるお話を少々。
これまではどちらかといえば男性向けユーザーさんにゲームに携わる機会が多かった中村含めスタッフの面々。
【二世の契り】を制作するにあたり、
ノベルアドベンチャー形式という事で、主にシナリオとグラフィックの役割と責任は重大。
プロジェクト初期から一般女性から乙女ゲームをやってる知人まで巻き込んで
女性視点を重視した、リサーチやら時代背景歴史の再勉強をしてみたり、
その上でグラフィック面でもより良質なものとなるようにと
マスターアップ寸前まで品質にこだわり悪戦苦闘の連続でした。
男上司への報告時に熱く語るも
「んー、わかる気がするんだけど、受取り手の女性の感覚は男の視点じゃわからないじゃない?」とか
熱い激励も頂きつつも、何とか!今の自分たちに出来るベストな形に。
デバッグや通しプレイで手応えを感じられる「内容」に出来たと思います。
これに満足する事なく、以後も更に精進を重ねてゆきたいです。
今回“大人?の事情”で、見送られ(ボツ)る事になった
『軒猿衆の戦闘装束案』があったのでここでコッソリ公開してしまいます。
方向性として、上杉政虎が「毘沙門天」として先に出してありましたので
毘沙門天は夜叉と羅刹という鬼のボスという事で、鬼小島と言われた弥太郎(武将)は羅刹とし
軒猿(忍び)は夜叉をモチーフとしてそれぞれ面をつけ、陣内外での水面下での暗躍や
戦場での神出鬼没の鬼夜叉を表したいなーと思っておりました。
あ、そうそう。
各章の始めに人物名が出るんですが
こちらの毛筆っぽい文字とかも書いたりしています。
【二世の契り】は、戦国時代を題材にしているという事と
おそらく最も常に「死」が身近にあったであろう忍びがメインとなる登場人物ですので
初回プレイでは全員死亡!なんて話もあったくらいでした。
それで、意外なほどあっけない「死」、命の終わりが近いという事実を
タイムパラドクス的に主人公が運命を変えていく!とか。
あ、や、あくまで、そういうネタ話もありましたという話で
一人の人間が歴史を変える事が出来るのか?
人が運命に干渉できるのってどのくらいなんだろう?
物語では実際どうなってるかは是非プレイして確かめていただきたいトコロなんですけれども(笑)
社屋が原宿から東池袋に移転して早数ヶ月。
近所の弁当屋さんの常連となり
毎晩近所の銭湯で生き返り
社屋ビルの非常階段から眺める朝焼けをご褒美に設定した
あの日々は今となっては・・・あれ・・・、あまり記憶に残ってないです。不思議。
(作業していて気付いたら数時間経過というパターンの連続で)
休む間もない日々。
しかし!忍びの軒猿だっていつだって昼夜問わず休日などなく任務中。
ここで倒れたら職務にストイックな刀儀殿から強烈な拳骨を頂戴つかまつる事になりかねません。
(年長だからですかね、スタッフ間で自然と刀儀兼久は刀儀殿とか刀儀様とか呼ばれてました。)
中村、最後の任務を終えたのは
サムライブルー日本VSパラグアイ戦(ワールドカップ決勝トーナメント)の
運命のPK戦直前でありました。
手前勝手な物言いながら・・・、
小惑星イトカワから帰還したハヤブサの、あの最後の輝き!!!
ハヤブサ帰還翌日からの日本代表の全試合は本当に最後まで頑張る元気をいただきました!
かなり遅まきながら、ハヤブサ7年間かけた60億Kmの宇宙の旅から、お帰りなさい!!
そして、日本代表、本当にお疲れ様でした!!
―っは
脱線。
閑話休題。
といった感じで
【二世の契り】のゲストブログ、中村編。
いかがだったでしょうかー。
何はともあれ色々とありましたが、それぞれを担当したスタッフどれが欠けても
完成はありませんでした。
今も公式TOPで公開されている美麗なイメージイラストを
描いて頂きました「いのまたむつみ」先生。
忍びの悲哀で心の琴線をグワシと掴む物語を綴っていただいた「MAYU」先生。
制作に携わった全ての方、協力してくれたアドバイザーの方々、
そして、【二世の契り】に期待し、応援してくれるみなさんにおかれましては
誠に有難き幸せ。感謝しております。
お手元に届くにはもう少々お時間ございまするが
どうぞ【二世の契り】を宜しくお願い致します。
2010.07.20
<この三連休で久々に実家へ帰り、何年振りかで両親、姉弟、一家全員が揃って幸せ。>
中村龍徳
中村のゲストブログでした。
塗り方一つ一つから全てが「手探り」での制作。どれが求められている「品質」なのか、
今まで培ってきたテクニックだけでは通用しないと嘆きつつも、最後まで「前向き」に
制作に取り組んでいた姿、良く覚えています。
ただ、根詰まりきり、朝日が昇るかの頃合の朝4時に、突然“背後の椅子”にもた
れかかり
「や、殺られる!?」
っとPは思いました。
ではでは、【二世の契り】情報です。
■ 公式HP更新 公式HPはコチラから
・ スペシャル セカンドPV公開
セカンドPV公開です。
今回のPVは映画のCMをイメージし、中の尺は30秒、
吉岡さんの曲調と雰囲気にあわせ、前回のファーストPVのシリアスな風潮から
差別化しています。
情報量としては少ないですが、【二世の契り】ってこんなイメージもあるのか
程度に、少しだけでも感じて頂けたなら幸いです。
一つだけ説明させてもらいますと、セカンドPV中に秋夜が夢中になって
食べているものは、主人公が作ったクッキーです。
前回に引き続き、壁紙を4キャラ追加いたしました。
どうぞお使いください。
■ 雑誌関連
今月は発売月ということで色々と出ています。
電撃Girl's StyleB's-LOG
Cool-B
他
メイン攻略キャラ情報の紹介を「電撃Girl's Style」8月10日発売号
先行攻略情報を「B's-LOG」8月20日発売号8/20
といった感じです。
どうぞチェックしてみてください。
■「二世の契りpresents カンノユウキ×吉岡亜衣加の『戦国時代へタイムスリッパ・・・なんでやねん』
今週はお馴染み、「二世の豆岡」
今週のネタは【毘沙門天】そう、本作でも良くでるワードです。
なんとなく、知ってるという方は多いと思いますが、その由来や上杉政虎との
関係についてまではご存知ない方がいらっしゃると思います。
ゲームをやる前の予備知識として確認しておくと、世界観をより楽しめると
思いますので聞いてみてください。
そうそう、本ラジオのパーソナリティである吉岡亜衣加さんの2ndアルバム
「夢花車」
が
こちらには、人気シリーズ【薄桜鬼】の楽曲を中心に、【二世の契り】の挿入歌
「掌中の鳥」も挿入されています。
是非チェックしてみてください!
また、オトメイトモバイルでは、本楽曲の着うた配信も行っております。
こちらもどうぞ宜しくお願いします。
(オトメイトモバイルQRコード)
ということで、【二世の契り】情報はここまで。
今週のバナー配信
基本に立ち戻って主人公の「真奈」※名前変更可能
っということで、9回目の更新はいかがだったでしょうか。
来週更新は主開発メンバーの〆として、やはりディレクター!!
ということでnaoを召喚しての更新となりますのでどうぞチェックしてみてください。
申しおくれましたが、来週は会社が公休日ですが13日(金)←なんか不吉な日ですが(笑)
予定通り更新しようと思っています。
ではまた、 黒須