CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ その16

皆様こんにちは!
【CLOCK ZERO ~終焉の一秒~】担当、デザインファクトリーの島です。

更新が遅くなりまして申し訳ございません!
CZの開発現場ですが、やっとのことひと段落致しまして
まだ最終調整や関連チェックが残っていますが、どうにか一息つけた感じです。
スタッフの皆様お疲れさまでした……! 

とはいえ制作が一息ついてもまだまだ慌しいのも事実なのですが(笑)
ということでブログのほうでも10月からは各キャラにスポットを
あててさらに突っ込んだ情報を出していこうかなーと思っております。

そういえば昨日の【アーメン・ノワール】のブログで島の秘密をさらされましたが
島は変態が好きなのではありません。いけさんからクリムソンの驚きのシーンを
聞かされて「……なにそれおかしい!好き!」となってしまっただけなのです。

他キャラが今後どんな感じに変な人個性っぷりを露出してくれるか楽しみです。
……断っておきますが、ANもCZも「シリアス」です。お忘れなく(笑)
ANもキャラにスポットあてた情報を露出していくようなので、よろしくお願いしますねー。


では本日もCZブログ、いってみましょう!
 


▼B's-LOGにて情報掲載!

9/18発売のB's-LOGさんにて、今月もCZの情報を盛りだくさん掲載して頂きました!
小さな爆弾をいろいろと仕掛けましたが、いかがでしたでしょうか?(笑)

・新たなキャラクターが公開!

公式サイトにも昨日追加されましたが、新たに「情報屋」というキャラが公開されました。
情報屋は撫子の見る夢……「壊れた世界」で生きる青年です。どの組織にも所属していない
一般人のようですが、さてさて、物語にはどのあたりで絡んでくるのでしょうか。

・キャストインタビュー

今月号は鷹斗役の浪川さん、理一郎役の前野さんのコメントが掲載されています♪
浪川さんの仰る鷹斗の「非の打ちどころ」は確かに物語のキモになるところですね。
なんでも持っているように見える、完璧なはずの鷹斗が手に入れられないもの。
本編ではそのあたりにもクローズアップしています。

前野さんは理一郎の嗜好をばらしてくださっていますが(笑)
理一郎の意地っ張りなところも含めて、愛着もって演じてくださいました!

・イベントCG公開!

今回は大人キャラのイベントCG中心にご紹介しました。
現実世界の先生のはずの神賀が「あちらの世界」にいるのは何故なのか
いろいろと謎な部分が多いと思うのですが、今回は「なぜなにクロックゼロ」
で世界観のほうもちょっと語ろうと思うので、そちらでどうぞ(笑)

・連載企画、今回は英円くん。

えいえんくんではありません(笑)「はなぶさまどか」です。
連載企画のインタビューとSS、今回は円のターンでした。インタビューは
相変わらずゆるーくウサギさんと雑談しながらウサギの命が危険にさされつつ
盲目というには「不自然な」尊敬を兄に寄せる円の一面をちらりとお届け。

SSも同様に、仲の良い英兄弟の日常と、内側に塞ぎこむ円の心情が垣間見えます。
今回CZは難しいキャラが多いですが、英兄弟はすごく書きやすいです(笑)
円は最初、複雑な子に見えてしまうかもしれませんが、じつはとてもわかりやすい子です。
仲良くなっていくにつれ一番達成感があるかもしれません。
あの円が……! 心を許してくれた…!みたいな(笑)おっと、詳しくは今後のキャラ紹介で。

次号はトラくんのターンです。彼に関してはあえてちょっと情報を抑えてきましたが
そろそろ彼の魅力にも迫っていこうと思いますので、お楽しみに。


他にも夢パートのご紹介や限定版パッケージ公開などぎゅっと情報が凝縮されていますので
ぜひ雑誌チェックしてみてくださいねー! 


▼なぜなにクロックゼロ

さて、そろそろ土台の情報はそろってきましたね。
PVや店舗特典も近々公開なので、そちらは今しばらくお待ちくださいませー。
あと10月に入ってからですが公式サイトでも連載企画を予定しております♪

ここらでキャラクターたちに出張ってきてもらおうと思ってますので、お楽しみに。


では、今回のなぜなにクロックゼロは「世界観」について改めて語ってみましょう。
や、メールなどで「手が届きそうでギリギリ届かない!妄想しすぎて頭ぱーんしそうです!」
と頂いたのでちょっとここらで簡単にまとめてみようかと(笑)ちょっとうまく語れるか
謎なのですが、わかりづらかったらスミマセン。いつも通りフィーリングでお願いします(笑)

まず最初に、わたしすっかり失念してたんですけどCZのジャンル名についていじったこと
なかったですよね? いちばん最初にいじろうと思ってたのに(笑)ということで、はい。

「君と壊れた世界を生きるAVG」

これが本作のジャンル名です。なんじゃそれ!? と思った? 思いましたよね(笑)
じつはこれ、最初企画書の段階では「君と世界を壊すAVG」でした。あくまで初期です。
でも物語上、ちょっとそれだと意味違うんじゃないかな? ということで現在のものに。

本作の物語はジャンル名、そのままです。ぶっちゃけゲームのキャッチコピーに近いです(笑)
「壊れた世界」というのが「物が壊れている」という意味か「在り方そのものが壊れている」
という意味かでまた違ってきますよね。これはどちらの意味も含んでいます。

「壊れている」なんて主観なので、綺麗な世界だって壊れていると感じる人間もいます。
なのでこのジャンル名は、それぞれのキャラにとって「現実」を「どう生きるか」を
テーマ性にしたものなのですが……なんか小難しくなってきた?(笑)


まあジャンル名についてはゲームプレイ後におのおの解釈して頂いて、
肝心の世界観について語ってみるとしましょう。


まず大前提として、CZはそんなに小難しい世界観ではありません。
魔法とか出てきません。呪文やアイテムの名前も出てきません。横文字もめったにないです。

細かいところでは専門用語が出ることもありますが、専門用語を理解しなくても
お話は楽しめるようになっている……はずです(笑)じつは設定としては至って
シンプルな作り方をしています。CZで重視しているのは世界設定だったり
専門用語だったりではなく、何よりも「キャラの心情」なのです。

そのため、物語もそれぞれのキャラの目的や心情に沿って話が展開します。
そこに難しい設定はありません。ファンタジー要素はある程度含んでいますが
そこに生きているキャラたちは人間として、それぞれ「当たり前の願い」を抱いているので
派手で華やかなバトルがあったり、世界を巻き込んだり、世界を救ってやるぜ!
というお話ではないのです。……いや、悪い意味で世界は巻き込んでるんですが(笑)

なのでキャラごとの心情や背景は複雑だと思うのですが、世界観や物語全体の構成は
けっこうわかりやすいと思います。もちろんファンタジー要素を含んでいるので
非日常な出来事はありますが、重視しているのは「この世界がどうなっているのか」
ではなく「誰が」「この世界でどう生きて」「何を願っているのか」なのです。


……わかりにくいですか(笑)これ以上突っ込んでしまうと面白くなくなってしまうかなと。

わかりやすく言えば、撫子の見る夢は「ある出来事」を理由に、世界が壊れました。
「世界が壊れたこと」によりそれぞれのキャラが、それぞれの目的に沿って現在の立場にいます。

そして、物語前半では小学生同士の学校生活が中心となりますが、主人公の撫子にとっては
生きている日常が「現実」であり、時折見る「夢」はあくまでその撫子にとっては「夢」です。
物語が進んでいくにつれて、その夢がどういう意味を持つかはまだ伏せますが
撫子が過ごす課題メンバーとの交流・思い出は「幻」ではありません。必ず、そこに存在します。
そして不思議なことが周囲で起こったとして、それも現実なのです。

ひとつだけ、ヒントまでいかないですが象徴的な台詞が本編にあるので抜粋してみますね。
神賀先生が主人公に告げたアドバイス的なものです。

「つまり、人間の知識では計れないなにかが起こるとしたら、それは今の人間には解明できないだけ」

「……まだ、人間が見つけていない化学式、方程式が存在するというだけなんですよ」

「ですから、この世にありえないことなどないんです。
 たとえ理解できないようなことだったとしても、それは事実起こっている」

「起こったことが、すべてです。
 ですから、それには必ず意味があり、原因と理由が存在するんですよ」


とりあえず、そんなに小難しくないよ!といいたかった!(笑)
ただ人間関係だったり心情は複雑です。そのあたりは、物語を進めて、主人公と一緒に
少しずつ理解して、大切だと思える相手と一緒に、立ち向かっていってもらえればと思います。

……あ、でも先に言っておくと、CZはS.Y.Kのように王道な冒険活劇を目指していないので
敵を倒して幸せに暮らしました、という感じの物語展開にはならないです。ご注意を。


なんだか、むしろどんどんわからなくしてる気がしてきました(笑)
とりあえず今出ている情報から、ある程度は推測できると思うのですが
シンプルに考えてみて頂けたらな、と思います。今後もまだまだ情報が出ますので
そちらをお楽しみにーっ。ということで語ったらどっと疲れたので今日はこのあたりで。

今日短めですみませんっ。来週はなにかしらネタ引っさげてきますー(笑)


また来週、お会いしましょう~。

 

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