CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ その19

※更新が遅くなりまして申し訳ございません......!

皆さまこんにちは!
【CLOCK ZERO ~終焉の一秒~】担当、デザインファクトリーの島です。

もうね、なんかね。ドキドキするの! すみません、いきなり。心臓が痛い。
気付けば来月発売なんですよ......発売まではまだ一ヶ月半くらいあるんですが
【来月発売】ってなんかドキっとするよね。心にくるよね。心臓が痛い。

そんなわけでいつも通りにあわあわしておりますが、どうですか皆さん(唐突)
CZ楽しみにして頂けてますか(笑)けっこうじわじわと情報を出してきたの
ですが、まだまだ知りたい!ということもあるかと思います。あるといいな!

今週からはキャラ紹介に入ろうと思いますので、事前情報一切なしで楽しみたい!
という方は気をつけてくださいね。もちろん大きなネタバレとかは避けますが(笑)
キャラ紹介ともなると、けっこう突っ込んだところまでお話したりするので、
よろしくお願いしますです。


............まあ、いつも通り焦らしプレイはするけどね。


それでは今週もCZのターン! いってみましょうー。


▼公式サイト更新!

・サンプルボイス第2弾が公開されました。

今回の更新は、神賀旭・終夜・央の3名です。如何でしたでしょうかーっ。
サンプルボイス選出の際は、最低ひとつは必ず意味深なものをチョイスするのですが
さてはてどんな状況で出てくる台詞なのか......これだけ聞くとホント気になりますね。

本編をプレイしているときに「ここか!」と判明するのも楽しいかもしれません(笑)

・システム3回目が更新されました。

ある程度のシステムはあらかたご紹介したのですが、やはりココが気になるところ!
ということで本編以外でも楽しめる特典系のコンテンツをちらっとご紹介です。
この時点で「また詰め込んだな......」と自分でも思うのですが(笑)
まだ他にも......あるかもよ......(ぼそり)

BGM鑑賞やエンディングリスト、クリア後のおまけなども色々ご用意しています♪
ぜひ気合いれてフルコンプ頑張ってください(笑)


さて、公式サイトでも来週から企画が始まりますよー!
小学生組の可愛いさと大人組をフィーチャーした企画が一度に楽しめちゃいます。

ちなみに大人組を中心とした連載企画は、別名:羞恥プレイです。セキララです。
せっかくなのでここらで恥ずかしい思いをして頂こうかと。大人だしね!
一回目はまだ優しいほうですが、今後どんどんカオスになりそうで怖いです......(笑)

もちろんサンプルボイスも引き続き公開していきますので、お楽しみに!


▼キャラ紹介開始! ~海棠鷹斗の日常~

来てしまったのですね、この日が......。
ということで今週から改めてCZのキャラ紹介をさせて頂きます! ぱちぱち。

ちなみにこのコーナーでのキャラ紹介は小学生組ですが、公式サイトでは大人組の
連載企画が始まりますので、あわせて来週からはブログで大人組についても
触れていきますね。どちらもよろしくお願いしますー。

それではキャラ紹介第一回目、まっとうにメインヒーローからご紹介しましょう。


n_takato.jpg

名前:海棠鷹斗
年齢:12歳

性格:明るく温和で、誰とでも打ち解ける。一方、困ったことがあっても笑顔でスルー。
    頭が抜群によく知識も豊富、運動神経もそこそこ良い、と三拍子揃った優等生。
環境:大手の製薬会社、海棠グループの1人息子。本人も研究者として身を置いている。



ng_takato.jpg


休日の過ごし方:料理の特訓



@理一郎
「これが海棠鷹斗のステータスだ。
 ......で? どうしてオレが駆り出されなきゃならないんだよ」


@鷹斗
「自己紹介ってちょっと緊張するけど、理一郎がいてくれるなら安心だね」


@理一郎
「人の話を聞け。
 なんでオレがお前のキャラ紹介をしなきゃならないわけ」


@鷹斗
「だって、学校生活のこととか話すんだよね? 
 学校でいちばん一緒にいるのが多いのは、撫子と理一郎だし」


@理一郎
「嘘つけ。色んなところで引っ張りだこじゃないか、お前」


@鷹斗
「あはは、そんなことないよ」


@理一郎
「......お前その【あはは】、禁止にしろ」


@鷹斗
「えっ、なんで?」

@理一郎
「なんか、苛つくから。......もういい、始めるぞ。
 まずは......【簡単に自己紹介をどうぞ】って書いてあるな」


@鷹斗
「えーっと、名前は海棠鷹斗。12歳。
 秋霖学園には転校してきたばかりなんだ。
 まだ不慣れなところもあると思うけど、よろしく!」

 
@理一郎
「無駄に爽やかな笑顔だな......」


@鷹斗
「理一郎はもっと笑ったほうがいいよ」


@理一郎
「だから、なんでオレが笑わなきゃいけないんだ。
 次。【平日の一日を教えてください】だって」

 
@鷹斗
「平日? うーんと、朝起きて......あ、調べものとかに
 没頭してると徹夜しちゃうこともあるんだけど、
 朝ごはんを食べて、学校に行くかな」
 

@理一郎
「思ったより普通だな。でも徹夜とか、親に怒られないのか?」

@鷹斗
「うん。一緒に住んでないからね」


@理一郎
「......ふーん」


@鷹斗
「学校に行ってからは、普通に授業を受けて、休み時間は
 撫子や理一郎と話してることが多いかな。毎日楽しいよ!」

 
@理一郎
「お前、休み時間のたびにオレを巻き込もうとするなよ。
 あいつとだけ話してればいいだろ」
 

@鷹斗
「え、席近いんだし、いいじゃない。
 それに撫子も、理一郎がいたほうが楽しいと思うし」


@理一郎
「......べつに、そんなことないだろ。
 じゃあ、次。【休日の一日を教えてください】だって」


@鷹斗
「うーん、大抵は研究してるかな」


@理一郎
「それ、仕事だろ。他に趣味とかないのかよ」

@鷹斗
「仕事って言っても、趣味みたいなものだからなあ。
 ......あ、暇なときは料理に挑戦してる。
 なかなか上達しないんだけど、面白いよ」

@理一郎
「意外だな。お前ならなんでもソツなくこなせそうだけど。
 じゃあ最後に、【撫子にメッセージをどうぞ】......って
 もしかしてこれ、オレの番のときもあるんじゃないだろうな。
 オレはあいつに言うことなんてないぞ」


@鷹斗
「あはは、たまにはいいじゃない。
 ......でも、たしかにちょっと恥ずかしいね。
 えーっと......【いつも、俺と話してくれてありがとう】」

@理一郎
「なんでいきなり礼なんだ」


@鷹斗
「君と話してるとね、なんだかわくわくするんだ。
 俺のことすごいって言ってくれて嬉しいけど......
 俺にとっては、君のほうがすごいって思う。
 だって、俺が知らなかった気持ちをたくさん教えてくれる」

@理一郎
「............」


@鷹斗
「毎日君に会えて、君の笑った顔を見てると......
 なんでもないことがすごく楽しく思える。
 ......だから、本当にありがとう。これからもよろしく」

@理一郎
「........................」


@鷹斗
「こんな感じでいいのかな。あれ、理一郎どうしたの?
 ......すごく、眉間にしわが寄ってるけど」
 

@理一郎
「べつに。それで自覚がないのかって驚いてただけだ。
 ......いや、お前の場合、自覚はあるのか」

 
@鷹斗
「? 
 よくわからないけど、俺は理一郎とももっと仲良くなりたいな」

 
@理一郎
「......全力で遠慮させてもらう」


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まあ手始めに、こんな感じの子です(笑)友情出演お疲れ、理一郎。
原画ナガオカと夏目ウタのラフイラストつきでご紹介しました! 二人ともありがとー。

鷹斗は真っ直ぐで前向きで優しくて、本当に「毒のない子」です。
いやその「あはは」笑顔にイラっとすることも、なきにしもあらずなんですけど......(笑)(理一郎談)
曇りないからこそ、憎めないというのもありますね。そのあたりもこれから触れていきます。

それでは鷹斗について、がっつり語ってみましょう......の前に、ひとつ注意事項があります。

1人2役ということで皆さま既に色々と想定してくださっていると思いますが、
同じく浪川さんが演じている、鷹斗と対になるキャラクターがいます。そう、「神賀旭」。
彼なくしては鷹斗を語ることができないため、神賀についても少し触れていきますね。
ただ公式サイトでも企画があるので、神賀のキャラ紹介と呼べるものはまたそのときに。


▼はじめに

mini_takato.jpg鷹斗の恋愛テーマは......もう、一言で言ってしまいますね。
「羨望と執着」です。

「物語前半」での鷹斗との交流は、とにかく甘酸っぱいです。
小学生ということで学校生活を中心としたやり取りは「恋愛」と呼ぶには
まだ早い、「友達」感覚ですが、その中で淡い恋心を抱いていく鷹斗は......
いやもう、ホント恥ずかしいです(笑)

本編からひとつ、オススメの台詞を抜粋してみるとしましょう。

鷹斗「あー......ごめん。俺、恥ずかしい奴かも」



ホントだよ!!(笑)抜粋するためにイベント見返して赤面しちゃったよ!
ここは浪川さんの演技もホントにかわいいので、ぜひ見てもらいたいイベントです。
素直に好意を向けてくれる鷹斗との、甘酸っぱいやり取りをお楽しみ頂けると思います。


そして、「物語後半」。鷹斗と対になる存在の「神賀旭」という人物との交流は、
前半での柔らかいやり取りから一変します。それは物語前半の「鷹斗」との会話や
触れ合いが深く関わってくるのですが、彼が撫子に「執着」する理由や原因、そして
撫子に「求めること」は、彼の強い想いからくるものです。

愛するより愛されたい。そんなお嬢さんにオススメです(笑)



人当たりがよく、なんでも持っているように思える彼にも相応の悩みがあります。
その悩みが普通の人とはちょっと違っても、鷹斗なりに「欲しいもの」があります。

どのキャラにも言えることですよね。小学生のときに「ああなりたい」「こうなりたい」と
思うのは現実でも当然のことです。ただ、鷹斗はやはり人とは違う観点からそれを考え、
そして自己解決してしまう子です。その鷹斗が撫子に出会って、学校生活を送っていくうちに
何を得るのか、が物語の中心になるかと思います。



▼開発当初は......


mini_takato.jpg鷹斗は制作初期から比較的ブレがありませんでした。
設定もやはりイチ早く決まっていたキャラです。

ただ超初期はもうちょっと熱血でした(笑)わかりやすい熱血ヒーローで
汗を光らせながらサッカーボールを追いかけているような少年で
「~だぜ!(キラリ☆)」みたいな口調で喋る鷹斗でした。


鷹斗
「な、理一郎。
お前はもうちょっと愛想よくしたほうがいいと思うぜ!(キラリ☆)」



......みたいな。こんな鷹斗はいやだ。


いまだに開発初期フォルダにはその名残が残っていて、恐ろしくて直視できません......(笑)
(限定版の小冊子「CZ/SECRET BOOK」でその片鱗を見ることができるかもしれませんよ! 宣伝。)

性格などは比較的すんなりいきましたが、物語の中心となるという意味でも、鷹斗の背景設定には
やはり一番時間をかけて悩んだ覚えがあります。
芯はブレずとも制作初期からホントに手がかかる子だったんですよ......。感情的になるなら
わかりやすいですが、鷹斗は頭が良いゆえに計算も速く、行動力もあります。感情的になることが
めったにありません。そこが鷹斗の物語のキーにもなってくるのですが......。

自分のことも世界のことも知りたがる(知っている)、頭の良い彼はそれ故に「迷わない」子です。


▼収録思い出話

mini_takato.jpgメインヒーローということもあって、長丁場でした。そして濃かった。
浪川さんお疲れ様です......! 収録は最初にテストでキャラ合わせを
していくんですが、鷹斗は少しキーを調整したくらいでほとんど時間が
かかりませんでした。

「明るくて素直、けれど年の割りには落ち着いた柔らかさ」というのを表現
してもらうのは大変だったと思うのですが、見事に演じてくださっています。
浪川さんからは「難しいよこいつ!」と叫ばれたんですけども(笑)
素直だけど感情的にならないってバランスが難しかったと思います。

しかし出来上がった鷹斗は、本当に「すごく......鷹斗です......!」
だったんですよ! つまりは感情的になりすぎず、子供らしさを表現すると
いう意味でも浪川さんはピンポイントで「鷹斗」を演じてくださいました。


そうそう、忘れてはならないお話も。

神賀先生の収録はけっこう大変でした......(笑)キャラ的に、というよりもホント喋るんですよ先生。
教師らしい台詞は敬語の上に長台詞が多いので、浪川さんも苦労されておりました。
さらには「教師」ではない「神賀旭」も演じてもらっていて、さらに喋り方や声のトーンもシーンごとに
微細な変化をもたせているため、浪川さんの幅の広さに脱帽しっぱなしでした。
そ、そういえば台本も三種類だったな......。


ちなみに、思い出深い収録のヒトコマ。収録が全て終わってお疲れ様でしたーっとなったとき。

浪川さん 「これ、他のキャラもこんなに甘い台詞喋るの?」
島     「もちろん喋りますけど、たぶん鷹斗がトップです。特に恥ずかしさでいったら」
浪川さん 「やっぱりー!! 多いと思ったんだよ! こいつ恥ずかしいよね!?」


......本当に頑張って頂きました(笑)


▼鷹斗のオススメポイント


mini_takato.jpgそれでは最後に、鷹斗のキーワード兼オススメポイントを。


「君が羨ましい」「将来の夢」「早熟な心」「もっと知りたい」
「この時がずっと続けばいいのに」「人間という名の生物」「傲慢」
「そばにいるよ」「世界は広い」「針の止まった懐中時計」
「ただ、幸せになりたかっただけ」「君も子供で、俺も子供」


あ、ひとつ注意しておくと、小学生たちの賑やかな日常が描かれる
物語前半だけのキーワードではありません。ゲーム全編通して
「鷹斗」というキャラクターのキーワードになります。


あ、あともうひとつ忘れてはならないキーワードがあった。


「自重しないメインヒーロー」


色んな意味で。癖はありますけど悪い子じゃ......ない、んで! 愛してもらえると嬉しいです。
困ったところもありますが、どこまでもまっすぐな鷹斗。どうぞよろしくお願いします。


▼なぜなにクロックゼロ

応援メールあざーす!! 毎度テンション上がりますホント。感謝感謝。
わくわくしてもらえて島もドキドキわくわく。そしてハラハラ......(笑)

それでは頂いたご質問にちょこちょこ反応してみますねー。
あ、攻略情報のヒントだったり、新しい情報もあったりするので、あまり知りたくない方は
薄目で見てくださいね! ......じゃなかった、さらっとスルーでよろしくです(笑)


▼現実ではない世界「夢」の世界は、やっぱり「夢」なので物質的な痛みとか、
 空腹感みたいな感覚はないのですか?


 「夢の世界」は普通に見るような夢とは違います。
 「まるで現実のような」夢の世界なのです。そのため、物質的な痛みも空腹感もあります。


▼S.Y.Kのように一人攻略するたびに物語の中身が見えてくるような感じなのですか?

S.Y.Kのときとはちょっと手法が違いますが、ひとつのルートだけでは全てを知り得ません。
「謎」というよりも「あのとき、あのキャラがどうしてそうしたのか」だったり、
イベントごとの裏事情だったりはそれぞれのルートで見ることができます。

1ルートやって終わり! ではなく、ぜひ全員攻略して頂きたいです。


▼夏目先生のミニキャラが可愛くて大好きなんですが、
 本編でもミニキャラの登場ってありますか?

 ありますよー! CZはシリアスめのお話なのでガンガン出てくるわけではありませんが
 特に下校パートや学校生活のほのぼのした部分でミニキャラも活躍します♪


▼CZのために試験勉強頑張ったら、成績が上がりました!

 この報告、本当に嬉しかったです! すげえ!(笑)
 こちらこそ感謝したいです。ありがとうございます......!
 ぜひぜひ、勉強を頑張ったごほうびとしても楽しんで頂けたら嬉しいです!



はー長い!(笑) ここまでお付き合いくださった皆さまありがとうございました......!
それでは、また来週お会いしましょうー!

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