CLOCK ZERO ~終焉一秒~ その21


みなさまこんにちは。
【CLOCK ZERO ~終焉の一秒~】担当、デザインファクトリーの島です。

さて、CZ発売まで1ヶ月を切りました!!
島といえばオロオロする期間を通りすぎて、とても楽しみになって参りました。
盛り上がってまいりました(ひとりで)。たぶんあと2週間くらいすると、
逃亡したくなるほどの緊張に襲われるんですけど。うん、それもまた醍醐味ということで……。

そうそう、発売一ヶ月前といえばS.Y.Kのときも「アレ」が届きましたね。
CZでももちろんありますが、オトモバメルマガ会員の皆さま届きましたでしょうか?
誰にしようかは悩んだのですが、あの件名を思いついてしまったので(笑)
今回も相変わらず迷惑メールです。CZをまったく知らない人からしたら、
本当に怪しい勧誘メールにしか見えないという。落ち着いてください先生。


そんなわけで! 
発売まで一ヶ月を切ったCZ、今週もお知らせあれこれいってみましょうー。
 

     
▼はっぴーはろうぃん!


かぼちゃのお祭りです。総合インフォメーションが大活躍するこのイベント(笑)
ハロウィンの時期は食べ物屋さんでもかぼちゃのメニューが増えるのでうれしいです。

スタッフブログでは他タイトルでもハロウィンならではのイラストや掛け合いが見られる記事があるので
ぜひぜひチェックしてくださいね! ちなみにイラストはオトメイトモバイルで待ち受けとして無料で
ダウンロードもできちゃいます。どの待ち受けも素敵なので必見ですよ。

そしてCZも、ハロウィン限定の特別待ち受けをご用意しています。
小ネタ+ブログ用の壁紙に関しては後ほど、最後のほうでお見せしますので、お楽しみに。


あ。そういえば前回のブログで、「お菓子くれないとイタズラするよ♪」とかのたまっている人が
いましたが、他キャラだとどうなるのか。ここで公開してみましょう。

理一郎「……お前にお菓子もらわないとイタズラしなきゃいけないとか、冗談じゃない。
    くだらないけど、これも課題の一環だとか言うし……とにかく、なんでもいいから渡せ」


円  「央のお菓子でなければ認めません。央特製のガトーショコラでお願いします。
    でなければあなにイタズラすることになりますが、いいですか」


寅之助「早いとこ出すもん出せよ。じゃねーと、痛い目見るぜ」


……なんかみんな脅迫に見えるのは気のせい? 特にトラくん、どこのチンピラだ君は!(笑)
いやいや、ビジュアルがつけばほら、可愛い小学生だから……。和むはず。……はず。
大人版? あまり考えたくないです。皆本気でやりそうだから。大人げないから。

終夜「即刻、私に菓子を差し出すのだ。でなければ【イタズラ】をされてしまうのだろう? 
   それはそれは、恐ろしい儀式と聞いたぞ……」(なにか勘違いしています)

   
央 「僕特製のお菓子をあげるよ! だからイタズラはしないでーっ!」


……相変わらずまとまりないな!


▼公式サイト更新!

・ギャラリーが更新されました。

雑誌で公開されたものを、改めてギャラリーで公開! 大きな画像で見られちゃいます。
眠っている撫子のCGはムービーでも使用しましたが、物語の象徴のようなCGです。
それからタイムカプセルを埋めているCG、これも本編では重要なイベントです。

本編にはまだまだ色んなイベントCGがありますので、ぜひお楽しみに♪


・4コマ連載の2回目が更新されました。

今週の4コマは円くん。真顔で冗談を言う子です。彼、これでもジョークのつもりです。
全力で笑いを取っているつもりです。そんな真顔で冗談を言う円との日常会話は……
慣れるとけっこうクセになります(笑)

わかりやすい問題児のはずのトラくんが、なぜかまともに見える不思議。


・連載企画~君の秘密を暴きます~ 2回目更新! ターゲットはビショップさん。

本編でのビショップさんは、けっこう妖しい得体の知れない人なんですけども。
政府側の人達は彼以上に得体が知れないので、不憫にならざるを得ない(笑)
今回はルークがパーソナリティーでしたが、ルークとビショップは政府の人間同士
なのでいちおう仲間です。作業内容が違うので直接仕事で関わっているというよりも
称号持ちの幹部同士なので喋る機会が多い。……とそんな感じになってます。

ちなみに、ビショップとの恋愛は……後半の破壊力が、すごい、です。
説明になってないのはわかってる!(笑)いや、立場的に撫子と彼は関係自体が
けっこう冷え冷えとしているんです。しかし後半になると、自重しないな大人組……と頭を抱えることに。

そして次回のゲストは放浪者です。パーソナリティーは…………
……これ、会話になるのかな。いや、なるけど脱線しまくりそうな予感がします。
ということで次回もお楽しみに。


▼キャラ紹介コーナー ~英円の日常~

キャラ紹介も3人目に差し掛かりました! 今週のご紹介は、英円くんです。
おそらく大まかな概要だと、いちばんおかしな子に見えるのですが
本編内ではちゃんとまともなところも見せますよ。ホントですよ(笑)

ちなみに円の回は、たぶん一番難しいんだろうなと思ってびくびくしてたんですよ。
……なんでかって、掛け合いの相手というか、組み合わせ的に……(笑)
それではさっそくいってみましょう。どうぞ!

  nt_madoka.jpg

名前:英円(はなぶさ まどか)
年齢:11歳
性格:物静かに見える外見に反して、性格はいたってマイペース。モノをきっぱり言う毒舌家。
   ひとつ上の兄・央のことを盲信していて、央のこととなると暴走気味。
環境:世界的に有名なレストラン「HANABUSA」総支配人の息子。合気道の達人らしい。


    ng_madoka.jpg

休日の過ごし方:央と一緒に料理(または央と一緒にアニメ鑑賞)

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@寅之助
「……だとよ。けっこーなコト言われてんのな、お前。
 マイペースも毒舌もいいことじゃねーだろ」

@円
「そんなことより、ぼくにとってはトラさんがここにいることが驚きです」

@寅之助
「ああ? いちゃ悪ぃかよ」


@円
「こういうことに付き合うようには見えませんでしたから」

@寅之助
「オレだって好きで付き合ってやってるワケじゃねえっつの」


@円
「では、なぜここにいるんですか」

@寅之助
「……これに付き合わねーと、親呼び出しとか言われたからだよ」

@円
「それでも意外です。あなたはそういう脅し文句も無視しそうです」

@寅之助
「親なんか呼び出されたら、もっとうざってえことになんだろ。
 だったら早いとこ終わらせたほーがラクだかんな」


@円
「そうですか、納得しました。思ったより理性的ですね」

@寅之助
「……ああ?」

@円
「いつも感情的でしかないイメージでした」

@寅之助
「てめぇがオレの何を知ってるってんだ。
っつーか。前から思ってたが……お前、下級生のくせに生意気だよな」


@円
「生意気だかどうかは知りません。
 ぼくは思っていることを言っているまでです」

@寅之助
「英……央だっけ? お前がいっつもうるせーの。
 あいつも騒がしくてうざってえけど、お前が持ち上げてんの見てると余計に苛つく」

 
@円
「央の騒がしさは長所です。
 ムードメーカーとして周囲の空気を盛り上げる役を買って出ています。
 時折、苛立ちを運んでくるテンションの高さも央の立派な長所なのです」
 
@寅之助
「褒めてんのかけなしてんのかわかんねーな」

@円
「央のことを悪くいうのなら、容赦はしません」
 
@寅之助
「……へえ? どう、容赦しねえってんだよ?」

@円
「………………」


――しばらくお待ちください――


@寅之助
「……っち、邪魔が入りやがった。
 早いとこ終わらせて帰るぞ、オレは」

@円
「そうしてください。
 ぼくも暇ではありません。央が待っていますので」
 
@寅之助
「マジで生意気だな、てめえ。
 ……まー、いい。ちゃっちゃとやるぞ。
 おら、【まずは自己紹介】だとよ」

@円
「英央の弟の、英円です。
 特徴は央の弟であることです」
 
@寅之助
「…………」


@円
「ちなみに、央の好きな食べ物はエビフライとハンバーグです」

@寅之助
「なぁ、お前さあ」


@円
「なんですか。央に関する極秘情報なら、話しませんよ」

@寅之助
「いらねーっつの。
……なんっつか、お前、変だよな?
なんでそんな【央】ばっかなんだよ」


@円
「……ぼくが央の弟だからです」

@寅之助
「答えになってねえな……。
わっかんねー。それじゃ、自分がないみてーじゃん」


@円
「いりません。
ぼくは央の弟であること以外に、個性を持つ必要がありませんから」

@寅之助
「…………。
あ、そ。べつにオレにゃ関係ねーけど、ひとつだけ。
とりあえず今ココじゃ【央】って言葉は禁止にしろ」


@円
「……?
あなたの指示に従う意味を見出せませんが」

@寅之助
「オレの指示じゃねーよ。
なんか知らんけど、カンペにそう書かれてんだ。
従わねーと、こっから出られないんじゃねーの?」


@円
「…………わかりました。ここから出られないのは困ります。
なるべく、気をつけます」

@寅之助
「なるべくなのかよ。
んじゃ、次の質問。【平日は何をしてるか】だとよ」

@円
「央と――」

@寅之助
「……おい」

@円
「……兄と一緒に登校します。
学校に行って、授業を受けて帰ります」

@寅之助
「言い方変えただけじゃねーか。
お前、趣味とかねえの? 好きなモンとか」


@円
「ぼくは――。
……特にありません」

@寅之助
「んじゃ、次。
【休日は何をしてるか】だと」


@円
「兄が料理をしているのを見守ったり手伝ったりしています。
それか、アニメを見る兄の隣で合いの手をいれる役をしています」

@寅之助
「…………楽しいのかよ、それ」


@円
「アニメの内容は何が楽しいのかまったくわかりませんが、楽しいです」

@寅之助
意味わかんねえよ。
 あー、次! 【撫子にメッセージを】……って、
 撫子ってあの優等生か? なんであいつにメッセージ」


@円
「撫子さんですか。
……あの人は、おせっかいな人です」

@寅之助
「あー……それは同意。
口うるせーよな、あいつ。ケンカすんなとか課題に出ろとか」


@円
「それは、あなたの生活態度が問題なのだと思います」

@寅之助
「人のこと言えんのかてめーはよ」

@円
「おせっかいですが……。
撫子さんは央やぼくのことを、遠ざけようとはしません」

@寅之助
「…………」


@円
「現実的な人であれば、ぼくたちとは関わりたくないと思うはずなのに。
……撫子さんは、少しずつでも関わろうとしてきます」

@寅之助
「たしかに頭のまともなヤツなら、
オレとかお前とかに関わろうとは思わねーな。
……けど、あいつは逃げねえんだよな」


@円
「ぼくは、それが不思議です。
最初は央に危害を加えようと企んでいるのかと思いましたが」

@寅之助
「……あいつに同情したくなったぜ」

@円
「今は……もう少し話してみてもいいと思います」

@寅之助
「……やけに上から目線なのが腹立つが、
ま、いーことなんじゃねーの。お前にとっちゃ」

@円
「? どうしてそう思うんですか」

@寅之助
「今のままじゃ、てめーはおかしいからだよ」


@円
「トラさんに言われたくはありません」

@寅之助
「ああ? オレのどこがおかしいんだよ。
たしかにあの優等生と比べたら問題児な自覚あっけどな
お前らとだけは一緒にすんな」


@円
「ぼくも周囲から浮いている自覚はありますが、
あなたとだけは一緒にされたくありません」

@寅之助
「………………」


@円
「………………」

@寅之助
「……やめだ、やめ。オレは帰る。
企画者に止められてなきゃぶん殴ってるところだぜ」

@円
「そうですか。
ぼくもあなたを倒してしまったら、この部屋から出られず
央を困らせることになるのでやめておきます」

@寅之助
「……………………」


@円
「……………………」

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はい、そんなわけで。


こいつら…………っ!!!
なんでいきなり喧嘩しだすの、もう! ばか!(八つ当たり)
この組み合わせはダメだった……手ごわすぎた……。

本編ではそれほど関わらない二人ですが、こんな険悪な雰囲気も
ちらりと垣間見えることがあったりします。似たとこあるくせにね。

しかし、円が感情的になるということは、本音を引き出せているという
ことなので、トラくんとの会話はじつは貴重なのかなとも思ったりしました。

それでは、そんな円について、語ってみましょう。


▼はじめに
     mini_madoka.jpg
円のテーマは「閉塞と解放」
わかりづらいですが、自己完結型の円はズバズバものを言うくせに、
どこか内に閉じこもっています。上の掛け合いで「なにこのおかしな子!」
と思われてしまったかもしれないのですが(笑)
表現方法が不器用なだけでちゃんと色々考えて、自分の感情も
持っている子なのですよ。

そんな円の「物語前半」
円との交流はやはり兄である「央」の話題が中心になるのですが、
央の興味の対象は少しずつ撫子へと移っていきます。円がなぜ
「央」以外と交流を持とうとしないのか、その頑なな心は、円が抱えている
問題を解消することで、少しずつ柔らかくなっていきます。


では恒例の、本編からセリフ抜粋にいってみましょー。

円「あなたのためにとは言っていません。
  あなたに似合いそうなものを考えただけです」


普段があんな感じなので、じょじょに刺の取れていく過程はホントかわいいです(笑)
子どもの可愛さ、という面では円がいちばん顕著かもしれません。
ひねくれていても、その裏にはやはり子どもらしい感情が潜んでいます。

そして「物語後半」
同じく鳥海さんが演じておられる、円と対になる存在である「ビショップ」。
彼もまた、ある「願い」を抱えたまま壊れた世界で生きています。
自分の目的のためには、余計な感傷を排除するようなそぶりを見せますが……。
彼との交流は、物語前半の「円」との会話や触れ合いを、より際立たせる物語になっています。

そして彼のルートは、わかりやすく言えばケンカップル。……かもしれません。


▼開発当初は……


mini_madoka.jpg開発当初のことを考えるときって、あのキャラはああだったなあ、と
すぐに思い出せるんですが、円はなんか最初っからあのイメージでした。
なんか最初からぶっ飛んでた気がする。

しかし企画当初の資料を見てみたら、もうちょっと柔らかめでした。
しょっぱなからデレてた(笑)資料からセリフ引っ張ってみますね。
あくまで「開発初期」のセリフなのでご注意を!

「怒っていませんよ。
 ただ、撫子さんのほうが華奢だと思います。
 女のひとなんですから」



……お前、誰だ!(笑)いやー、なるべくして、今の円になったということですね。はい。

……そして驚きの事実を思い出してしまいました。
そういえば、ビショップは当初「関西弁」だったんですよ。あれ、京都弁だったかな。
今のビショップは見る影もない感じでした。というかシナリオちょっと進んでもそれでした。
ライターさんと話して色々悩んだ結果、今の口調に戻りました。……あれは、色々な意味ですごかった。


▼収録思い出話

mini_madoka.jpg11歳役ということで、まず収録テストの際に鳥海さんから聞かれたのは
「どこまで頑張ればいいですか……」でした(笑)しかし今回はどのキャラも
小学生役といっても無理に子どもの声でお願いするつもりはなかったので、
何回かテストを頂いて、喋り方・演技の面で子どもらしさを出す方向で
固まっていきました。

円は機械的で事務的な長セリフが特徴的ですが、その喋り方のまま
ギャグを行ったり辛辣なセリフを言ったり、時には直球ストレートで
「それ口説き文句!?」のようなことを言ったりと、色々と美味しいシーンが
あります(笑)

しかしやはり、いちばん美味しいのはあの円がデレるとき。本当に貴重で
希少だからこそ、そのときの破壊力はぜひ体感して頂きたいと思います。


そしてもう一役、ビショップに関しては……もう、テスト必要ないくらいにぴったりで
ばっちりだったので、ひたすら感動していました。敬語で機械的な感じな喋り方なのに
にじみでる色気と冷たさ。プロだ……皆さんなんでそんなプロなの……!(聞かれても)

思い出深い出来事といえば、ビショップのひたすら甘いシーンで
ブース外のスタッフ全員が耐え切れなくなり、現場が混乱したことです(笑)
前もどっかで言いましたが、収録のときって台本を追わなきゃいけないのと
演技チェック、ノイズチェックなどで甘いセリフに動揺する暇があまりないんですね。

しかし。

島「こ、これは……冷静になって台本を追えない! どうしよう!」

と振り返れば。

悶絶している進行担当の石田さんと、動揺で手が震えている音響さんがいらっしゃいました(笑)


自分の感情を表に出すのは、円とビショップはすごく下手です。不器用です。
そんな円の、辛辣な言葉の裏に隠された本音や、感情を絶妙に演じてくださいました。


▼円のオススメポイント

mini_madoka.jpgそれでは最後に、円のキーワード兼オススメポイントを!

「兄弟」「小さくても、唯ひとつの願い」「従順な駒」「大切な贈り物」
「嫌われているらしい」「優しい指先」「トリカゴ」「過去に怯える」
「やり場のない怒り」「顔が近い」「被害者で加害者」「犬」



「顔が近い」に自分で笑ってしまった(笑)
ちょ、近い近い! と言いたくなると思います。

複雑なものを抱えた子に見えますが、交流を深めるうちに円なりの悩みや
想いを感じることができると思います。微笑ましいというか、ああこいつ
仕方ないなあ。と可愛く思えたら、おそらくもう抜け出せません(笑)

そんなひねくれた子ですが、どうぞよろしくお願いします!


▼もってけハロウィン!


それでは最後に、ハッピーハロウィーン! 
ということで夏目ウタお手製のミニキャラ壁紙をお目見え!

      czhw_12801024.jpg


かわいくないですか!(落ち着け)なにこれホント持って帰りたい!
ちなみに配役はこんな感じになっております。

撫子→魔女っ子
鷹斗→フランケンシュタイン
理一郎→吸血鬼
円&央→ミイラ男
寅之助→狼男
終夜→吸血鬼


【小ネタ劇場】~ある日のハロウィン~

@撫子
「ね、理一郎。
私たちも行ってみましょう」

@理一郎
「嫌だ。
こんな格好までしたんだ。もう十分――」

@鷹斗
「あ、撫子に理一郎。こっちだよー」

@央
「りったん、おそーい!
このあとかぼちゃの中でイベントやるんだから! 早く手伝ってよーっ」

@理一郎
「なんだよ、イベントって……」

@円
「りったんさんの、仮装ショーです」

@理一郎
「……はあ?」

@鷹斗
「あれ? 理一郎の歌唱ショーじゃなかったっけ」

@理一郎
「どっちもやらない。
なんでオレがそんな真似しなきゃならないんだよ。
……帰るぞ、撫子」

@撫子
「でも、これも課題なんでしょう?
不合格になるのは、困るわ」

@理一郎
「課題でもなんでもないだろ、こんなの。
ただの遊びじゃないか」

@終夜
「遊びというのは、良い学習にもなるのだぞ、理一郎。
そう、恋を【人生の勉強】と呼ぶようにな。
そなたも一回り成長することができるのだ」

@理一郎
「…………」

@円
「殿さんは、またおかしな本にはまっているようです」

@央
「だねっ。さっすが殿、わっけわかんない!」

@鷹斗
「あはは。……あれ? そういえば、西園寺くんは?」

@撫子
「かぼちゃの上で寝てるわよ。
……せっかく珍しく参加してるのに、意味ないわね」

@鷹斗
「西園寺くん、寝てちゃもったいないよ。
一緒にハロウィンパーティーしない?」

@寅之助
「ZZZZzz……」

@鷹斗
「うーん……起きないなあ。
ん? 西園寺くんのこの仮装……耳がすごくリアルだ。
どうやってついてるんだろ。特殊な素材なのかな……」

@寅之助
「いででででで! 痛ぇ!
おい、なんなんだよっ!?」

@鷹斗
「あれ? ごめん。痛かった?
あはは、もしかして直接くっついてるの?」

@寅之助
「あはは、じゃねーよ。なんなんだテメーは」

@理一郎
「騒がしい……」

@撫子
「いつものことじゃない。
たまには理一郎も見習ってみたら?」

@理一郎
「バカか。
……っていうか、なんでお前まで毒されてるんだよ。
そう言うならお前が見習ってくればいいだろ」

@撫子
「遠慮するわ。
……何かしら、巻き込まれそうだし」

@理一郎
「ほら見ろ」

@撫子
「でも、こういうのも悪くないって。
本当は最近、理一郎もそう思ってるんでしょう?

@理一郎
「……べつに。
騒がしいのは、好きじゃない」

@撫子
「相変わらず素直じゃないわね」

@理一郎
「お前もな」

@央
「あーっっ! 殿ーー!
内側からかぼちゃ食べすぎだよっ!?
皮が薄くなって崩れちゃうじゃん!」

@終夜
「うむ……美味である」

@円
「このままだと、崩れますね。
央、そこにいるトラさんを皮の少ない
部分の支えにしてください」

@央
「う、うんっ! わかったよ!
トラくん、お願いーっ!」

@寅之助
「あ? ああ……じゃ、ねーだろ!!!
なに人をつっかえ棒にしようとしてんだよ!」

@鷹斗
「うーん。
西園寺くんだと背の高さが足りないかな。
危ないよ、みんな一回出よう」

@寅之助
「てめーはなに仕切ってんだよ。
しかも人のことバカにしやがったな?」

@鷹斗
「ええっ? そんなつもりなかったんだけど」

@寅之助
「なんっか、すげーむかつく……」

@終夜
「……む!? かぼちゃが倒れるぞ」

@央
「わ、わーーーっ待ってえええええ!!」

        ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

@撫子
「…………」

@理一郎
「…………」

@撫子
「……いつも通り、ね」

@理一郎
「…………はぁ。やっぱり騒がしすぎる」

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そんな課題メンバーの日常。
ていうか今日のブログ長すぎだ……! それでは、こんなところで!
なんだか色々慌しくお贈りしてきましたが、ま、また来週ー!!




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