二世の契り その17

オトメイトブログをご覧の皆さん、こんにちは。
【二世の契り】担当、アイディアファクトリーの黒須です。

お待たせして申し訳ございませんが、まだ人気投票集計中です。
予定通りに来週には公式HPにて発表になりますのでいましばらくお待ちください。
また、投票やコメントは予想を上回りたくさんいただきました、
本当に本当にありがとうございます。コメントも一つ一つ読ませて頂いております。
発表時には何か御礼としてラフ程度ですが中村の書き下ろしが出来ないかなと思っております。
 

本日のラインナップ
・二世の契り関連情報
・バナー 鬼兵衛
・高坂弾正昌信 (越後番外編)

続きをどうぞ
 

 

【二世の契り】関連情報

■ 公式ビジュアルファンブック情報4
発売日:2010年11月1日

大体出し切った感がありますので、まとめです。
新情報としては描き下ろしA4サイズでキャラは“先代”になります!
かなり最近人気急上昇中の刀儀さんをご堪能頂ければ幸いです。
表紙は暁月/雅刀
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特典は アニメイト:勘助 中央書店:秋夜 エビテン:雅刀

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中身の他新要素としては
近藤隆さん、前田剛さんのインタビュー+お写真
未発表の設定原画やラフ
各開発者インタビュー(中村/nao/黒須)
いのまた先生ラフイラスト入りコメント

また「PSP用の画なので大きくすると粗いのでは?」
というお問い合わせを頂きましたが、もともと大きめに作成しておりますので
ゲーム以上に高解像度なスチルをご覧頂けます。

■ 雑誌情報
Cool-B
電撃Girl’s Style
上記2誌の方で5章までのキャラクター別攻略記事が掲載されています。


■ バナー 鬼兵衛

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シブメンです。

さて、本日の高坂の物語。
先週の最後高坂弾正昌信は、御屋形様(武田信玄)への忠誠心を示すため単身越後へ乗り込むことを決意します。さてどうなったのでしょうか。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ご注意ください※本物語はパロディになります。
また、本編をお楽しみ頂いたのちの閲覧を推奨致します。
「高坂弾正昌信」(番外編)
動乱!?越後の巻

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刀儀と暁月は厳しい表情をして向かい合って話をしていた。

暁月「先代、申し訳ございませんでした・・・」

刀儀「まさか、この春日山城の膝元まで敵の侵入を許しその者を取り逃がすとは・・・この兼久一生の不覚」

刀儀「何故このようなことになったのだ、暁月?」

暁月「はっ」

暁月「物見の者からの報告によりますと身なりの派手な武者装束に身を包んでおりました男が、たった一騎・・・

刀儀「一騎!?」

暁月「はっ、しかも【御屋形様の御ために】と繰り返し“奇声”をあげ近づいてくるのをみて、何かの旅芸人の一味か、祭りの催しかも知れぬと勘違いをしてしまったとのことです」

刀儀「な、なるほど・・・」

刀儀「“たったの一騎”“奇声を上げ”“派手な騎馬武者”“突っ込んでくる”」

暁月「はっ・・・」

刀儀「それは・・・おそろしい・・・

暁月「申し遅れましたが、名は高坂弾正昌信と名乗っていたそうです」

刀儀「高坂!?それはあの海津城代ではないか!?」

暁月「左様にございます」

刀儀「ふむ」

刀儀「暁月、まさかそれが真の情報と思っているのではなかろうな?」

暁月「いや、その・・・」

刀儀「修行不足じゃぞ暁月。甲斐武田にとって海津城はこの越後に対しての最重要拠点、その城代である高坂弾正昌信が直々に単身でそのような“奇行”に走るわけがなかろう」

刀儀「そんなことをすれば、甲斐武田にとって“百害あって一利なし”、そんな“間抜けな行動を取るものが城代をつとめられるわけがない”

暁月「たしかに……

刀儀「次期頭目候補と言われておるおまえが、このような事も見抜けぬとは不甲斐ない・・・」

暁月「申し訳ございません…」

刀儀「とにかくこの件はここまでだ・・・して、その後どのように甲斐に戻ったのだ?」

暁月「はっ、瑠璃丸の手によって追い返したそうです」

刀儀「瑠璃丸が?」

暁月「はい、今朝方、瑠璃丸が猪鍋を食べたいとか言って猪用の罠を仕掛けていたところ、その罠に勝手に引っかかって馬から転び落ち、走って逃げていったそうです・・・」

少し動揺する刀儀

刀儀「・・・そ、そうか」

暁月「…はっ」

刀儀「“たったの一騎”“奇声を上げ”“派手な騎馬武者が”“突っ込んできた”“そして瑠璃丸の罠にはまり”“走って逃げた”」

暁月「・・・・・・」

刀儀「・・・・・・」

刀儀「むぅ・・・、どう御屋形様に御報告すればよいのだ…」

暁月「・・・たしかに」

深いため息をつく刀儀と暁月

刀儀「甲斐はやはり油断ができぬ」


(完)

 

「理由」が「理由」なんで結局、高坂一人でいったんですね(笑)
にしても、刀儀さんの言葉のところどころで高坂をより追い込んでいませんか?
ということで、来週には公式HPでは人気投票結果発表と、ブログはいよいよ高坂弾正昌信物語「最終話」。

少し話し変わりますが、二世の契りの櫻井しゅしゅしゅ先生によるコミカライズについてのお話です。
昨日、今後の展開や構成について直接編集のH塚さんも交えてご相談させて頂いてたところ、ゲームとは少し違った表現に加えて、追加ストーリーなどのお話をお考え頂いてるそうです。
構想段階ではございますが素敵なお話ばかりでしたので是非ご一緒に頑張っていけたらなと
思います。漫画とゲームはもともと展開も表現も違いますので毎月チェックして頂けたらより【二世の契り】を楽しんでいただけるのではないでしょうか。

今後も応援宜しく御願い致します。

それではまた来週

黒須
 

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