「…………」
「ノエル、すごく落ち込んでるみたいだけど……何かあった？
偽物の魔法具なら、返品できるよう僕も一緒にお願いしに行くけど……」
「違う！ 断じて違うぞ！！」
「じゃ、じゃあどうしたの？」
「……君やルルを始め、僕が落ち込んでいるとみんな気遣ってくれる。
その心遣いは素直にうれしいと思う。思うんだが……」
「思うんだが……？」
「なぜみんな僕の落ち込んでいる原因が偽物の魔法具だと決め付けるんだ！？
声をかける人１００パーセントがそう問いかけてくるのはなぜなんだー！！」
「い、いや、だっていつもその被害にあってるから……。
……ノエル、それで落ち込んでたんだね……」
ノエル＝偽物拾い、のイメージは知らない者などいないレベルで広まっているんでしょう。
でも本人にしてみれば、そのイメージは非常に心外なんだと思います。(笑)
皆様こんにちは。【ワンド オブ フォーチュン総合】担当、デザインファクトリーのいわたです。
今週はちょっと駆け足で参りますよ！ まずはお知らせ関係からです。
▼「ワンド オブ フォーチュン２ ～時空に沈む黙示録～」公式サイト更新！
公式サイトが更新されています。今回は「キャラクター」にアミィのそっくりさんな女の子・ミラ。
「システム」に探索システム関係、そして「ギャラリー」にＣＧを３枚追加です。
ミラは古代種です。見た目がすごい勢いでお姫様なのですが(笑)、今回はルルが非常に勇ましいので
ちょうどいいんじゃないかと思います。薄葉カゲローの本気が垣間見れますね(笑)
そしていよいよシステム面も公開されてきました。まずは「探索システム」の紹介です。
何はともあれ「アドベンチャーゲーム」ですので、冒険していただきたくて入れてみました。(笑)
要はルルの杖を直すためには「結精石」という石が必要なので、その石を探してきてね、という話。
やり方はものすごく簡単なんですが、場所ごとに属性があったり、新しい場所を開くために少し
工夫が必要だったり……と、面白く進めていただける仕掛けはしています。
５０ターンという期間が定められていますが、合間にストーリーイベントなどが随時入ってくるので
意外と短く感じられるのではないでしょうか。まあ、本編よりは格段に短いですね(笑)
探索中にこそっと発生する会話イベントも、段階ごとに結構な数を作っておりますので、その辺りも
ぜひ楽しみにしていただければと思います。
ギャラリーにつきましては、今まで雑誌で露出したものを入れています。
今のうちに見ておいてください。……今のうちに。(笑)
▼「ワンド オブ フォーチュン ～未来へのプロローグ～ ポータブル」公式サイト更新！
こちらは最後の一押しモードということで、店舗特典とサンプルボイスの公開をしています。
まだ見に行ってない方は、ぜひぜひ公式サイトの方にどうぞ！
サンプルボイスにつきましては、今回は「友達としてのルル」に向けた言葉になっています。
当然、「恋人としてのルル」に向けたボイスも用意していますので、お楽しみに！
みんなそれぞれ、らしい感じでしゃべってくれてますね。恋人だとどうなることやら……(笑)
▼「B's-LOG」発売中！＋アルバロへの質問受け付け開始！
先週もお伝えしました通り、ワンド関係では１０Ｐほどいただいております。
連載企画はラギのターン！ 鎖の色が彼だけ２色なのにも注目です。燃え上がれーラギダム！
ワンド２では本日更新されましたミラの紹介や探索システムの詳細を。
ＦＤのＰＳＰ版については、アルバロのキスイベントＣＧとユリウスの痴話ゲンカＣＧを公開。
ファンコーナーでは「とびだせワンド！」の中身をチラ見せなんかもしちゃってます。
ぜひぜひ、誌面にてご確認くださいね！
そして質問コーナーはついにアルバロさんの出番です。今回もまた締切が短いです。(笑)
前回のラギにもたくさんの質問をありがとうございました！ ラギはじっちゃばっちゃネタや
ちびドラネタが多かったですね。アルバロさんは……すごいことになるんだろうなあ……(笑)
どんな質問が採用されやすいか、というのは正直私の気分次第だったりするのですが、
ワンド２の連載企画ですので、恋愛ＥＤ後にしか適用されない質問だと辛いかもです(笑)
つまりアルバロさんに関しては、いわゆるひとつの黒い何かにつきましては封印といたします。
ワンド２は全属性ＥＤ前提のお話ですので、そこのところはご了承くださいませ！
■メールのテンプレ
☆アルバロへの質問
☆雑誌掲載時のペンネーム
上記２点が書いてあれば問題ないです。ばっちりです！
メールの締め切りは10/24いっぱいまでとします。皆様、どうぞよろしくお願いいたしますね！
そんなわけで、メールはこちらからです！ たくさんの質問をお待ちしております。
▼「JAPAN 乙女♥ Festival」開催決定！
20日発売の雑誌「B's-LOG」にて発表がありました通り、
「ネオロマンス」＋「オトメイト」＋「B's-LOG」という夢のコラボイベントが実現いたします。
詳しくは、こちらの公式サイトをご覧くださいませ。
「ワンド」も参加させていただきます。ゲストについてはまだ未定ですが、非常に楽しみです。
来月の雑誌「B's-LOG」にて、より詳細な情報が発表されると思いますので、ご期待くださいませ。
▼「オトメイトモバイル」にて、「オトモバ川柳」開催中！
現在「オトメイトモバイル」にて、「オトモバ川柳」という企画を開催中です。
こちらは会員登録＋オトモバ通信（無料メルマガ）への登録にて参加できるのですが、
タイトルにちなんだ川柳を投稿していただくと、
「佐倉たくと」（薄桜鬼ちびキャラ担当絵師）
「中村龍徳」（二世の契り原画）
両絵師が描き下ろした待ち受け画像を無料でお持ち帰りいただけます。
二人とも参加しているすべてのタイトルのキャラクターを描いてくれているので、非常に貴重です。
中村さんの描くユリウスとか、興味ありませんか？ すごく普通に優等生に見えました。(笑)
参加タイトルは
「蒼黒の楔 緋色の欠片３」「薄桜鬼」「ワンド オブ フォーチュン」「S.Y.K」「二世の契り」
川柳は何度でも投稿可能で、優秀者にはサイン入りポスターがプレゼントされるそうです。
皆様、ぜひ奮ってご応募くださいませ。よろしくお願いいたします。
▼「あなたとワンド」オススメ情報！
これまでに各追加要素につきましてはすべて発表してきましたが、実は細かいところでいろいろと
改良点があったりします。そこのところを、アイディアファクトリー進行担当のSH☆T氏に解説を
お願いしておりますので、どうぞご覧くださいませ！ ではどうぞー！
* * *
皆様こんにちは、【ワンド オブ フォーチュン ～未来へのプロローグ～ ポータブル】
で進行を担当しております、SH☆Tといいます。
発売まであと約一ヵ月になりましたね。
今回は私から、「あなたとワンド」のシステムについてご紹介させていただきます。
▼「あなたとワンド」今明かされる隠された秘密(システム)
なぜいまさらシステム紹介？と疑問に思った方もおられるかも知れないですが、
実は今回、只の移植+追加要素というだけでは無く、様々な部分でPSP仕様に改良されているのです。
しかしながら追加要素というほどでは無く、だけどもしっかり変わっている。
そんな実際にプレイしてみて初めて分かる細かな改良点を一足お先にご紹介！
▽ゲームデータ保存数の大幅増加
PS2版では最大12箇所まで保存可能だったゲームデータ保存数ですが、
今回は最大99個までゲームデータを保存可能になりました。
これによって「このシーンをいつでも見られるように保存しておきたいけどセーブデータに空きがない…」
といったお悩みも解消されるはずです！
更に今回はスクリーンショット機能も追加されていますのでお気に入りのシーンを保存する他に、
その場面をスクリーンショットで撮影してPSPの壁紙にしていつでも見られるようにもできるという、
お気に入りをいつでも見たい人にとっては二つ合わせてうれしい仕様になっております。
▽設定のオートセーブ、オートロード対応。
ゲームをプレイした際に、ふとメッセージ速度や、BGMや音声の音周り等を
変更したくなる方って結構おられるんじゃないかと思います。
今回はシステムデータの保存・読込がオートセーブ、オートロードになることによって
設定を変えてからゲームに復帰する時間が短縮されて待ち時間が少なくなりました。
細かい改良点ではあるのですが、これが結構便利だったりします。
▽ゲーム中でのイベントグラフィックの比率変更が可能
PSP版ではおなじみになっているイベントグラフィックの画像比率変更。
今までですとゲーム中での画像比率変更を行うときはオプションメニューから
変更しなければいけませんでしたが、今回はゲーム中その場で比率変更が可能になりました。
これによっていつでも気軽に比率を変更が可能で、いちいちオプション画面を開くのがめんどくさい
なんてこともなくなります。
やり方は、ゲーム中イベントスチル表示されている場面で
×ボタンを押してテキストウインドウを隠した後、
Lボタンを押すことで画像比率が切り替わります。
さらに、テキストウインドウが消えている間は
Lボタンを押すことで何度でも比率を切り替えることが出来、
それぞれを交互に切り替えて見比べてみる、なんてこともできたりします。
▽映像が更に美麗、鮮明に！！
こちらは厳密にはシステムではないのですが、個人的にこだわった点にということで１つ。
せっかくの薄葉さんの美麗なグラフィック、せっかくのPSPということで、
今まで以上に高画質を目指し、プログラマーと相談し、画像なども可能な限り
元素材とほぼ遜色ない状態で表示できるようにとすべての素材をチェックし、更に
描画周りの組み込み方式を一新することで今まで以上に綺麗に表示されるようになりました。
個人的には某ノエルがノエルじゃなくなっているシーンでの場違いな美形っぷりがより緻密に
表示されたことがすごく満足だったりしています(笑)
もちろんイベントスチルだけではなく、背景やシステム周りの画像の
ほかゲーム中のテキストも、より見やすく読みやすいように改良を加えております。
これだけは言葉でいくら説明するよりも、実際目にしてもらって実感できる所ですので
発売されてたときにはぜひ手にとっていただいて、もし前作「どこでもワンド」を
持っていれば比べてもらえると違いがはっきり分かってもらえるのではないかと思います。
さて、ここまで、「あなたとワンド」に追加された仕様をご紹介しましたが、
如何だったでしょうか？
今回のご紹介で追加要素だけでは無く、システム的な意味でも只の移植とは違う！
という意気込みを感じて頂ければと思います。
それでは改めて「あなたとワンド」をよろしくお願いします。
* * *
SH☆T氏、ありがとうございました！ すごくたくさん書いていただけて助かりました(笑)
おかげさまで「あなたとワンド」は無事にマスターアップいたしまして、発売日にちゃんと出ます。
私も完成版のゲームをプレイしつつ、「あなたといっしょ！」の会話モードでニヤニヤしています(笑)
早くこの恥ずかしさを皆様にもお届けしたいです。
それでは今週はこの辺で。
あ、そうそう。来週はハロウィンウィークということで、各タイトルでハロウィンにちなんだネタを
記事内でやっていると思います。ワンドももちろんやりますが、さすがにワンド２の制作中である今、
去年のようにやりすぎることはできませんので、ほんのささやかなものです。(笑)
ちょっとだけ楽しみに、来週も覗いてみていただければと思います。
なお、オトメイトモバイルでもハロウィンイラストの待受無料配信しますので
合わせてお楽しみください。
お土産はラギダムとルルの２ショット壁紙です。
また来週もよろしくお願いいたします！
