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ミルス・クレアタイムズ　号外
ハロウィンパーティースペシャル


みんな、こんにちは！　新聞部のエドガーです。
先日行われたイヴァン先生とヴァニア先生主催の
【ミルス・クレア　ハロウィンパーティー】には、みんな参加したかな？
みんなでお菓子を食べているだけでも楽しいんだけど……このパーティーの目玉は
【パンプキン・プリンス】と【パンプキン・プリンセス】を決めることなんだ！

説明しよう！　【パンプキン・プリンス】【パンプキン・プリンセス】とは、
カボチャを取り入れた仮装をしている人の中で、最も輝いていた人に贈られる称号なんだ！
男子が【パンプキン・プリンス】、女子が【パンプキン・プリンセス】。
毎年その座をかけてたくさんの人がカボチャっぽい仮装をしているんだって！

さて、その気になる【パンプキン・プリンス】と【パンプキン・プリンセス】なんだけど……
それは、ルルの現場レポートと一緒にお届けするよ！



◆ハロウィンパーティー現場レポート！

ハロウィンパーティー、現場レポーターのルルです！
この前のハロウィンパーティーは、すごい盛り上がりをみせました！
みんなでおいしいお菓子をたくさん食べて、とっても楽しかったわ！


みんなの仮装もすごかったの！
仮装は自由参加だったんだけど、なんと、エストが仮装してきてくれたの！

「あなたの口車に乗って、こんな格好をしたことを……僕は今、人生で最も後悔しています」

エストはこんな風に言ってたけど、
伝説の魔物エキセントリックヤマネコの仮装はすっごく似合ってたわ！
ふふっ、前の日にいっぱいお願いした甲斐があったなあ！


ビラールとラギは、それはもう会場中のお菓子を
食べつくしちゃうんじゃないかってくらい、ものすごい勢いだったわ。

「ハロウィンとは、ステキなお祭りデスね。ファランバルドに持って帰りタイくらイ」
「くそっ、こんな菓子じゃ全然腹膨れねー！　おいプーペ、おかわり早く持って来いよな！」

ふたりの前にはお菓子が積み上がって、ハロウィンオブタワーができてたの！
お菓子を運んでくるプーペさんたちがとっても大変そうだったわ。
しゃべれないのに、おまえらどんだけ食うんだよって言ってるような気がしたもの！


ユリウスは、ハロウィンについていろいろ調べていたの。
ハロウィンの日には、幽霊や精霊が出てくるって聞いて、どうしたら会えるのか考えてたみたい。
そんなユリウスに、アルバロがいろんな魔法薬を勧めてたんだけど……。

「この魔法薬は、闇属性の生き物を集める効果があるんだ。幽霊は闇属性が多いし、
　どう？　使ってみない？」
「それはいいかも。アルバロ、手伝ってくれる？」
「もちろん。ハロウィンには、やっぱりイタズラは必要だしね」
「えっ？　何の話？」

幽霊とか精霊を集めようとしてたから慌てて止めたわ！
まさにハロウィン危機一髪！　って感じね！


そして、今回一番すごかったのがノエル！
ノエルは、魔法でジャック・オー・ランタンを作って見せてくれたの！

「どうだ？　僕の技術力と秀逸なセンスがあればざっとこんなもんさ！」
「うん、すごいねノエル。正確だし、丁寧だし。なかなかこんなにきれいにできないよ」
「！？　な、なんだユリウス！　貴様に褒められたところで、う、うれしくもなんともないぞ！」

ユリウスの言う通り、本当にすごかったんだから！
アルバロも、うんうんって感心してたみたい。

「ハロウィン魔法ショーとは、すごいねノエルくん。で、次は何を見せてくれるの？」
「へ……っ？」
「他にも、いろいろとハロウィンっぽい魔法を見せてくれるんじゃないの？
　……それとも、今の１つだけ？」
「そ、そんなわけがあるか！　もちろんあるに決まっているだろう！
　……ランタンは徹夜で練習したからできたとか、そんなことは一切ないしな！」

そこからのノエルはね、もっともっとすごかったの！
新しいカボチャに何か魔法をかけたんだけど……、

ぴかーっとなって

ごごごってなって

ぐしゃぐしゃってなって

びよーんってなって――

すぽんって、できたてジャック・オー・ランタンがノエルの頭にはまったの！

魔法で仮装を見せてくれるなんて、ノエルったらすごいわ！
もう拍手喝さいで、みんなの視線独り占め！

ノエルはずっと
「な、何だ？　よくわからないが頭がとてつもなく重いぞ！？」
って言いながらフラフラダンスを見せてくれたの。


ビラールとアルバロは拍手しながら
「さすがデス、ノエル。やるコトが違いマス」
「本当、期待を裏切らない男だよねえ、ノエルくんって」
って褒め称えてたわ！

ユリウスも
「うん、これはすごい。いくら焦って魔法を唱えたからって、ああはならないよ。
意味がわからない！」
って興奮してた！

ラギはなんだか生ぬるい目で見てて、エストは深いため息をついてたんだけど……
「…………」
「…………」
感動して言葉が出なかったのかも！



頭にランタンをかぶったノエルを見て、イヴァン先生とヴァニア先生も大喜び！
今年の【パンプキン・プリンス】は、満場一致でノエルに決定したの！
おめでとう、ノエル！


～パンプキン・プリンスからのコメント～

僕がパンプキン・プリンス？　……まあ、当然の結果だな！
これも僕の麗しい美顔と、スマートなスタイル、そして偶然の悲劇が――
……で、ではなく、奇跡の技が生みだした最高の結果だ！
……しかし、これはどうあがいても取れないんだが……
ま、待て！？　どうして火の魔法を唱えるんだ！？
ま、まさか燃やしてこれを外す気じゃ……、は、早まるな！
早まるんじゃないやめろユリウス――！！


ちなみに……【パンプキン・プリンセス】は私、ルルが選ばれたの！
アミィが選んでくれたカボチャドレスが良かったみたい！
みんなに選ばれてすっごくうれしいわ！　どうもありがとう！


記念にノエルと撮ったメモリスの画像を貼っておきます！
いい思い出になったね、ノエル！

ハロウィンパーティー、とっても楽しかったなあ！　ふふ、来年も楽しみ！
以上、ルルが現場レポートをお届けしました！

◆



うんうん！　ルルのレポートから、どれだけ
ハロウィンパーティーが面白くって壮絶だったか伝わってくるね！
パンプキングに選ばれたノエル、ルル、２人とも本当におめでとう！
次回のパンプキング選ばれるのはいったい誰だ！？
また来年まで楽しみに待っていようね！

以上、ハロウィンパーティースペシャルでした！


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ハロウィンでワンドが頑張らないわけにはいかないのです。ほら、制服の色的に！！
もうどんだけ忙しくてもこればっかりは仕方ないんです！！　いつものノリ的に！！

とはいえ、今回のＭＶＰはＳさんです。Ｓさんやらかしすぎた。(笑)
すごいんですよ、大まかなストーリー伝えて指定を出してあとはほったらかしにしてたら、
なんか予定外のものがいっぱい上がってきてた。なんだこれ！？と思いました。全自動ワンド製造機！

そんなＳさんが私に素材提出したときに入っていた「画伯の中の人メモ」をこっそり公開！(笑)



■マジカル画伯解説！！

最近はティーナと落描きくらべっこしたおかげか、
お絵かきが大分上達してきたルル！
しかし画伯はまだ画伯のままなのであった。
頑張れルル！　大物画伯になる日まで！！

・笑っていてほしいエストの絵はやる気に満ちて割と上出来。

・ラギとビラールは何となく描きなれてきた。ユリウスもなれてきた。

・アルバロは毎度毎度あの悪意のこもった綺麗な笑顔が上手く描けない。
　顎は力みすぎの産物。あれでも割とカッコ良く描けたと思っている。

　＜ぐにゃ！＞
　ルル　「あっ！　……えっと。大丈夫、まだ似てる似てる！！」
　アミィ「もう、ルルったら」←善悪全てを許す魔法の呪文

・ノエルは自己主張の強さを鼻でアピールするのが通例。
　悦にはいった表情は自信作。

・ジャック・オー・ランタン君
　印象に残った可愛いアイテムに関しては割と秀逸なデキになる。

・ぐしゃぐしゃかぼちゃ
　難易度が高い外見だったので勢いで描きなぐった。



私はルルとアミィのところでこらえきれずに爆笑してしまいました(笑)
そしてダメ押しに、最後のオマケとしてこっそり作られていたこんな画像も。
 

omake→最近総合インフォメーションのウィッチマンが可愛くて、
　　　「おおーっとォ！手が滑っちまったべー！！」て心の中で叫んだらなんか出来てた。


総合の西田さんはワンドの進行担当さんなのです。いつもお世話になってます。
この前お客様からのメールで、「ワンドだったらウィッチマンが紛れ込んでても不思議じゃない」と
書かれていて、私も彼女も笑ってしまいました(笑)　うん。確かにそうかも！


そんなわけで、今週はおしまい。
ハロウィンスペシャルだったので今週はなんとなく壁紙はお休みです。来週出しますね。


それと。


昨日、「薄桜鬼 黎明録」が発売になりましたね。
私も肩の荷が下りたというものです。


というわけで。


来週からワンドが本気です。


とりあえず、来週は公式サイト含めいろんなことに注目してください。よろしくお願いいたします！