CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ その23

みなさまこんにちは。
【CLOCK ZERO ~終焉の一秒~】担当、デザインファクトリーの島です。

時の流れって、無情ですよね……。楽しみだけどこう、真綿でじわじわと責められるような感覚というかね。
そういうときに限って時間の流れが遅く感じられたりね、急に早く感じられたりね……

とりあえず島、旅に出ようと思う。きっと、きっと帰ってくるから……。


完。

(要訳:発売間近で緊張してきたよ☆)


そんなわけで、皆さまにドン引きされる前にさっさと始めようと思います。
CZブログ、なんと今日をいれて発売まであと3回です。ひええ。いつの間に。
発売までと言わずに発売後まで駆け抜ける勢いで盛り上げていきますので
よろしくお願いしまーす! 清き一票、よろしくお願いしまーす!(必死)

それでは、今週もCZお知らせあれこれ、いってみましょう。
 

   
▼オトメイトモバイルにて、CZコンテンツ発信!



・原画ナガオカの描きおろし待ち受け配信!

発売を記念して、オトモバ限定の描きおろしを配信予定です。
キャラはまだ秘密ですが、オトモバ会員のみなさまは要チェックですよ!

・つぶやき日誌がはじまります!


11/11からのスタートで、一ヶ月間。
CZのキャラクターたちが日替わりで呟きます。その名も「秋霖学園つぶやき日誌」。
いやまあ、そのままのタイトルなんですが(笑)ただし、つぶやくのは秋霖学園の
生徒たちだけではありません。子供も大人も登場するので、ぜひチェックしてくださいね。

ちなみに内容は、一言で言うとポエムです。
……嘘です。でも作ってたら「これ、ポエムじゃない?」と思いはじめたんだ(笑)
主に、日常のことやキャラの想い、暗躍する人達のふとしたつぶやきが読めちゃいます。
ちなみに発売日をまたぎますので、ゲームをプレイしてから読むとまた違った楽しみ方
ができるかもしれません。ゲーム本編の時系列に沿っているので、ゲームプレイと
平行してもお楽しみ頂けます♪

あ、大きなネタバレとかはしていませんので、ご安心を。
また、ゲーム本編では主人公の名前を変更することが可能ですが、
つぶやき日誌ではデフォルト名「撫子」を使用させて頂いています。ご了承ください。

よろしければ、ぜひ毎日チェックしてくださいねー! ドキドキ!


さらに公式サイトで掲載予定のSSをモバイルでもWEB小説として配信と、
つぶやき日誌から始まり、CZのコンテンツも盛り上がっていく予定です。お楽しみに!


・閑話休題というか、ちょっと脱線。


別タイトルなのですが、同じくオトモバにて現在開催されている「オトモバ川柳」。
皆様ご参加頂けましたでしょうか? こちら、S.Y.Kも参加タイトルにありまして
ありがたくも、たくさんの素晴らしい作品をご投稿頂きました!!

S.Y.Kについては島の方で優秀作品を選定させて頂くということで、
届いた作品をじっくり読ませて頂いたのですが……ちょ、なにこれ、すごすぎる(笑)

いやほんと、クオリティがはんぱなく高いんですよ!みなさんのセンスに度肝を抜かれました。
S.Y.K全体を象徴するものから、キャラにぴったりなもの、爆笑ものまで盛りだくさん。
どれかひとつなんて選べないってくらいすごかったです。ああ……ぜんぶ公開したい(笑)

ご投稿頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
コメントもとても嬉しかったです。S.Y.K愛されてるんだなあ、とじんわりしました。
……私も好きだ! ずっとみんなでえすわいけー!(盛り上がってしまったらしい)


そんなわけで、つい長く書いてしまいました(笑)
オトモバでのえすわいけーコンテンツもぜひよろしくお願いしますね!


▼公式サイト更新!

・連載4コマ4回目が更新されました。

ゆるい……(笑)

どんどんネタがゆるくなっていきます、ミニキャラ4コマ。
というかネタ出しの段階で「うーん、終夜……うーん」と悩みながら色々書き出して
「まあ、このネタは採用されないよね」というものを夏目ウタが見事に選んでくれました。
基本はウタさんのネタセンスに頼りまくってるのですが、何が琴線に触れたんだろう(笑)

今回の4コマ、ネタ出しでウタさんに送った文章↓

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▼終夜がストールを直そうとするたびに

・理一郎の顔にぺしっとあたる(課題で隣だから)
・イラ。
・何度もあたる。ぺし。
・イラ。
・ファッション雑誌を読む理一郎
 「顔にあたらない服がないかと思って」的な

わけがわからなくなってきました。
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自分でもわけがわからなくなったらしい(笑)
次回もまたゆるーい感じですが、何が飛び出てくるかお楽しみにー。


・連載企画「~君の秘密を暴きます~」4回目が更新されました。



今回のターゲットは哲学者です。
のはずが、反逆者がターゲットみたいになってます。ドンマイ反逆者!(笑)

哲学者はかなり独特なキャラですが、意外と手がかからない子だったりします。
しかし口調が特殊なので、書くのにはちょっと時間がかかるのですが
反逆者とのコンビだとすんなりいきますね。反逆者が大変ですけどね(笑)

そんな哲学者さん。企画で見せた羞恥のない大胆さを本編でも見られます。
素でやってくるから厄介ですが、ストレートな反応は彼の純粋さゆえ。
困った子供のようで、包容力が魅力な大人でもある哲学者が、どう撫子に
関わってくるのか……? それは、本編でのお楽しみです。

さて、来週の連載企画……残っているのは、あの人ですね。神賀先生です。
えーっと、まあいつも通りの彼なんですが、相手が生徒ではないので
ちょっといつもと雰囲気が違うように思えるかもしれません。お楽しみに(笑)


▼キャラ紹介コーナー ~時田終夜の日常~

はい! 先週でキャラ紹介は終わり……なんてことはもちろんありません!
この人も当然、紹介しておかなければならないでしょう。ということで、
第5回目は「殿」こと時田終夜くんのご紹介です。

その独特な口調と言葉の内容で、既に「とっても意味がわからなそう」
発売前から変人認定されている終夜ですが(笑)もちろん、変なところばかりではありません。
本編では彼なりの信念や決意、まっすぐさを見て頂けると嬉しいです。

それでは、さっそく終夜のパーソナルデータにいってみましょう。

  nt_syuuya.jpg

名前:時田終夜(ときた しゅうや)
年齢:11歳
性格:黙っていれば儚げな美少年に見えるが、
    口を開けば殿様口調で斜め上な発言が基本。会話が噛み合わないこと多々。

環境:母親が名女優の「時田零」。本人も売れッ子のキッズモデルとして有名。

   ng_syuuya.jpg

休日の過ごし方:読書(専門書から児童書、洋書、ライトのベルまで幅広い)

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@鷹斗
「終夜は本が好きなんだよね。
今まで読んだ量はどのくらい?」

@終夜
「ふむ。暇があれば読んでおるからな。
種類にもよるが一日1~2冊は読み終えるゆえ、年間で300冊近くか」


@鷹斗
「そんなに?
すごいね……ぜひ一度、終夜の蔵書を見せてもらいたいな。
でも、モデルをやってるみたいだけど忙しくないの?」

@終夜
「学業との両立は多忙ではないといったら嘘になる。
が、モデル業は私に課せられた使命だ。苦ではない」

@鷹斗
「そっか。大変だと思わないのは、
終夜が仕事に責任を持ってる証拠だね。偉いなあ」

@終夜
「そうか、偉いか。そうであろう、そうであろう。
もっと褒め称えるがよい」

@鷹斗
「うん、本当にすごい。
なかなかできることじゃないよ。俺も見習わなきゃ」

@終夜
「苦しゅうないぞ。
私と同等の高みに到達することは困難であろうが、
努力次第ではそなたも徳を得られよう」


@鷹斗
「あはは。ホント終夜って面白いよね」

@終夜
「む、それは褒めておるのか?」


@理一郎
「……お前らさ。
噛み合ってるようで噛み合ってないんだけど、会話」

@鷹斗
「あれ? 理一郎、どうしたの?」

@終夜
「珍しいではないか。
そなたが自ら首を突っ込んでくるとは」


@理一郎
「オレも全力で避けたかったんだけど。
お前ら二人っきりの組み合わせが「きつい」って
泣かれて、なんでかオレが引っ張られたんだ


@鷹斗
「きつい……?
終夜、オレたち変な会話してなかったよね?」

@終夜
「うむ。
終始和やかに、哲学的なことを論じておったぞ」


@鷹斗
「哲学的なこと……?
えーと、うん、まあそんな感じだったかな。
とにかく普通に会話してたよね」

@理一郎
「それだろ、それ」


@鷹斗
「え、どれ?」

@理一郎
「終夜はただでさえ斜め上な発言が多いのに
お前のスルースキルが高すぎて会話にならないんだ。
……いや、なってるけど、見てて気持ち悪い」


@鷹斗
「普通に話せてるんだから、問題ないと思うけどなあ」

@終夜
「そうだぞ、理一郎。
べつに我らはそなたのように、お笑い芸人は目指しておらぬ」

@理一郎
「オレも目指してないから」

@終夜
「む……そうだったか?」


@理一郎
「……とにかく、なんか見てて薄ら寒いんだ。
和やかに会話してないで、早くキャラ紹介しろよ」


@終夜
「そなたは短気であるな。
かるしうむを摂るとよいだろう。
ふむ……鷹斗。早々に牛乳の調達が必要なようだ」

@鷹斗
「え? えーっと……家庭科室にあるかな。
あはは。持って来ようか、理一郎」

@理一郎
「……誰か、助けてくれ」

@鷹斗
「まあ、雑談はこれくらいにしておいて。
そろそろ始めようか、終夜。
まず自己紹介……は、もうじゅうぶんだよね。
【平日の一日を教えてください】だって」

@理一郎
「お前のその切り替えの早さ、どうにかならないわけ」

@終夜
「そう怒るでない、理一郎。
ふむ……平日となれば、まず起床ののち優雅に昼食を摂り、
読書を始める。息抜きに散歩に出かけることもあるし、
転寝してしまうこともままあるな」

@鷹斗
「へえ。なんだか朝から充実してるんだね。……あれ、でも昼食?」

@理一郎
「学校行く前に読書とか散歩とか、
そもそも優雅に昼食や二度寝はおかしいだろ」


@終夜
「学校? ……おお、忘れておった」


@理一郎
「……こいつ、この調子でよく生活できてるな」

@鷹斗
「でも、終夜は普段ちゃんと登校してるみたいだよ。
今のは休日の過ごし方だったんじゃないかな」

@終夜
「うむ。その通りだ。そなたは賢いな」


@理一郎
「今すぐ帰りたい」


@鷹斗
「あはは。そんなこと言わないで、頑張ってよ」

@理一郎
「今回の進行役はお前だろ。
なんで爽やかに押しつけようとしてるんだ」

@終夜
「そなたたちは、まことに良いコンビであるな。
友情とは得がたきものだ」


@理一郎
「…………かんべんしてくれ」


@鷹斗
「えっと、平日……じゃない、休日の過ごし方も
聞いちゃったから、あとは【撫子へのメッセージ】だね」

@終夜
「撫子へのメッセージ、か……
撫子、とは学園の近くに住みついておる猫のことだったな?」

@理一郎
違う。ふざけてるのかお前は」


@鷹斗
「理一郎、落ち着いて。
違うよ、終夜。課題メンバーの九楼撫子のこと」

@終夜
「ああ、課題メンバーの撫子だな。理解した。
そうだな……私は彼女に、感謝をしたい」


@理一郎
「…………感謝?」

@終夜
「彼女は、とても優しくしてくれたのだ。
私はときおり、世俗のものと心の距離を感じることも多いが……」


@理一郎
「自覚あったのか」


@終夜
「撫子は、私が落ち込んでいれば心配し、励ましてくれた。
一歩を踏み出す勇気をくれたのだ。……感謝しておる」


@鷹斗
「……撫子が、終夜の気持ちを軽くさせたんだね。
何があったかは知らないけど、彼女にとっては自然なことだったんじゃないかな」

@理一郎
「……なんか感動的な展開になってるけど、
さっきこいつ、撫子のこと猫と間違えてたんだぞ」

@終夜
「それは、すまぬ。
毛並みの良い黒猫が、学園の近くにおってな。
彼女に似ていたゆえ、撫子と名づけた記憶がある」


@理一郎
「はぁ?」


@鷹斗
「へえ、そうなんだ! その猫、見てみたいな」

@理一郎
「人の名前を勝手につけるなよ……」

@終夜
「なぜか彼女の顔が思い浮かんだのだ。
愛くるしい姿をしておったからな」


@鷹斗
「え……それって」

@理一郎
「…………」

@終夜
「む。どうしたのだ、2人とも。
おかしな顔になっておるぞ」


@鷹斗
「あ、えーっと。じゃあ、紹介はこれで終わりかな。
個人的に終夜にちょっと聞きたいことがあるんだけど、いい?」

@終夜
「よいぞ。では、あちらで話すとするか」


@理一郎
「お、おい、待て。強引に終わらせるな……!」


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誰だ鷹斗と終夜を組み合わせたのは。
きっついんですよこの2人、きっついんですよ……(笑)
2人ともある意味ボケだから、というか。いやこのコンビはそれはそれで
熱いものがあるのですが、この2人の絡みは普段の数倍気を遣います。

鷹斗と終夜の男の話し合いがどうなったのかは、永遠の謎です(笑)

というか、最近なんだか終夜のターンですね。色んなところで。
さてさて。それでは、終夜についてがっつり語っていきましょう。


▼はじめに
   mini_syuuya.jpg
終夜のテーマは「記憶の共有」

課題メンバーとの交流や、撫子との会話、触れ合い、終夜が得た
どんな思い出も、彼にとってはかけがえのない大事なものです。
思い出というのはどんな人間にとっても大事なものですが、
彼は人との触れ合いや、思いやりを大切に思う傾向にあるので
殊更、それが大事なテーマとなっていきます。

そんな終夜の「物語前半」。まあ一言で言えば「殿☆全開」で、
最初は会話になるのだろうか、この子……と心配になりそうですが(笑)
交流を深めるうち、ぼんやり俺様(殿様)風の終夜の意外な一面や
心情が垣間見えていきます。

それでは恒例の、物語前半のオススメ台詞を抜粋。

終夜「……逢瀬はふたりきりでするものであろう。
    第三者がいるのは野暮というものだ」


これが小学生の台詞かって? そうですが何か。
と、円風味の切り返しでお届けしてしまうくらい、相変わらず発言が大胆な殿。

そして「物語後半」。終夜と対になる存在は「哲学者」ですが、彼との物語は
優しさと哀しさ、それと前向きさが特徴になっているかと思います。
撫子をとりまく環境と、哲学者自身の状況、そして物語前半で終夜と過ごした
日々の思い出がどう関わってくるのか……ちょっと切なめのストーリーとなっています。


▼開発当初は……


mini_syuuya.jpg終夜のキャラクター性については、けっこう悩みました。
「殿口調」と「ぼんやり」は決まっていたのですが、当初はもっともっと
クールで落ち着いたキャラクターでした。しかし、物語の展開上、
それではちょっと足りない。クールなキャラは他にもいるし。
天然風味だけどもう少し明るくしたい、と今の終夜ができた形です。

そんな終夜の、超初期会話サンプルを引っ張ってきてみた。

「ふむ……まあ良い。
理解に鈍いのは貴様の根本的な脳が原因だ。
貴様自身の所為ではないからな」


……なんか、ちょっと毒舌?(笑)あくまで初期のものです。
すごく俺様っぽい。

そういえば、「名前づけ」について語ろうと思っていたのに全キャラすっかり忘れていた(笑)
いつか語ることにします。ちなみに、「終夜」の名前は、ほんのちょびっと本編でも由来が語られています。


▼収録思い出話

mini_syuuya.jpg終夜役の石田彰さんは、本当にイメージぴったりな上に台本のどの台詞も
こちらが想定しているものと、ニュアンスずれというものがほとんどなく、
終夜だ……終夜が喋ってる……と完全に石田さんワールドに引き込まれ
ました(笑)

シーンごとの心情変化もお見事で、終夜は意外と喜怒哀楽がはっきりして
いるので、偉そうにふんぞり帰ったり、とぼけたり、嬉しそうに笑ったり、
哀しんだり。指示も忘れそうになるほどうっかり感情移入してしまったのも
良い思い出(笑)

特に見どころのシーンは、すごいネタバレ部分なので言えないのですが!
終夜が切実に「願う」シーンです。声を荒げることはあまりない終夜が
心から、切ないほどの強い想いで願うシーン。心に迫るものがありました。


もちろんギャグシーンなどでのおとぼけ具合も必見ですが、
大胆でストレートな反応も、やっぱり見どころ&聞きどころです(笑)


▼終夜のオススメポイント


mini_syuuya.jpgそれでは最後に、終夜のオススメポイント兼キーワードを!

「花束」「よく転ぶ」「欠けたもの」「任務」「もでる」「終わらない夜」
「思い出」「母親」「留まれない」「信念」「当たり前の願い」
「1998ねん7がつ18にち」「奪ったもの」「二度目の」「失敗」



色々と語ってまいりましたが、あとは本編をご確認ください!(笑)
そんなキャラ紹介は、今週でひとくぎりです。来週は他キャラについても
ちらっと触れていきますので、よろしくお願いしますね。



▼感謝感激。


メールありがとうございます! とても嬉しく読ませて頂いています。
気づけば発売まであと半月……。ざわ……。楽しみにして頂いている
みなさまに、楽しいと思ってもらえますように!

来週からはまた頂いたメールに触れていきたいと思いますので
「もうすぐ発売だけど、ココが気になって落ち着かない!」とか
そういうのありましたら(笑)ぜひお寄せくださいませ。

ネタバレにならない範囲で、お答えします。


それでは、今週はこんなところで! また来週お会いしましょうー。

 

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