オトメイトブログをご覧の皆さん、こんにちは。
【二世の契り】担当、アイディアファクトリーの黒須です。
冒頭からですが、11月1日に【二世の契り】公式ビジュアルファンブック発売いたしましたー!!
皆さんもうご覧頂けましたか?
既にブログで何度も御紹介させて頂きましたが、ゲーム中の全スチルから立ち絵はもちろん、
描き下ろし・蔵出しのラフや初期案などの未公開画像・各種インタビュー等を色々掲載しております。
まだ、手に入れていない方いらっしゃいましたら是非ゲットしてみてくださいね。
かくいう私も完成したのを発売当日にゲットしました。
そして【二世の契り】のグラフィックを今更ですが改めて見返していたら、ふと気になることが・・・・・・
「あれ!?瑠璃丸・・・ 露出というか、〇首率、高くないですか???」
勘助もわりと服をラフにきるので自然に多くなりがちなところはあるんですが、瑠璃丸はもっと多い気がする。
「むむっ、これはなんか意図があるんではないかと気になりだしたら我慢出来なくなってきた、これは描いた本人に直接理由を聞いてみるしかないな」
(そんなこと気にする前に、おまえ仕事しろよ!!)
こんな本当に残念なネタが気になる方は
続きをどうぞ
中村は違う階で仕事しているので、てくてく階段昇って中村の背後にスライドIN。
黒須「ねえ中村さん。」
中村「?」
黒須「今更ですけど瑠璃丸ってなんで〇首率たかいんですか?」
中村「ぶ…!ちょ、急に変なコト聞いてくるから
食べてたノド飴を危うく噴き出してしまうところだったじゃないか!」
黒須「あ、”前の車を追ってくれ!※”ネタですね。
あのコーナーも先日終わっちゃったんですよね。」
※Webラジオ「もっとIをチョウダイよ!!!」の元前フリコーナー
中村「そうなのよねー。あ、そうそう、黒須君気付いてた?」
黒須「なんですか?」
中村「マエタケさんが演じてたマエタ警部のあの「前の車を追ってくれぃ」の台詞の声なんだけど」
黒須「はいはい、ありますね」
中村「この間、二世をプレイしていて気付いたんだけど、雅刀が―何て言ってたかなー」
黒須「雅刀?マエタケさんが声を当ててくださってますね??」
中村「確か雅刀で「~~ってくれ」、って語尾が同じ台詞があったんだけど、
あそこの声が、マエタ警部の「~ってくれぃ」が若干被ってる様に感じて
おお、マエタ警部の巻き舌が一瞬降臨してる??とか一人で盛り上がって―」
黒須「なるほど(笑)まあそれは分かりましたが、それより実際どうなんですか?」
中村「どう、って何が?」
黒須「〇首ですよ!〇首!?」
中村「―えっ、…ちょ、ちょ、黒須君ちょ」
黒須「瑠璃丸がやたら出してるのはなんでなんですかってさっき聞いたじゃないですか!」
中村「あ、ああ!そういう事か、アレね…。
いきなり乳○がどうなんですか、って聞かれてるかと思ってびっくりしたよ。」
黒須「…何か(ブログ記事に出来そうなネタとか)あるんでしょう?あの出現率の高さは異常。」
中村「…無くも、ありませぬかな。」
黒須「何で今度は勘助口調なんですか。私は真面目に聞いているんです!
真相が知りたいだけなんです!」
中村「…瑠璃丸は―…」
黒須「瑠璃丸は…?(ゴクリ」
中村「可愛いすなぁ。」
黒須「何ですかそれは、答えになってないじゃないですか!」
中村「ダメですか?」
黒須「駄目に決まってるじゃないですか、そこで(´・ω・`)みたいな顔されても許しませんよ」
中村「黒須殿…」
黒須「今度は何ですか、誰なんですか」
中村「この天と地の間に満ちているもの、それは何だったかな。」
黒須「ここでまさかの御屋形様ですか。勿論知ってますよ、人の祈り、人の願い、ですよね?」
中村「まさにそれだよ黒須君」
黒須「えっ!?どういう事なんですか??」
中村「瑠璃丸も然り、人の祈りや願いとしてああしてポロリだってしてるんだよ!!」
黒須「!!!11!!1!!」
中村「そうか!わかってくれたかい!!はっはっは、いやぁよかったよかった!!!(だしだし」
その後、何か話していた気はするのだが何を話したのかは記憶にない。
ハッと気が付いたら私は階下の自分の席に戻っていた。
まるで白昼夢でも見ていたかの様な、キツネに化かされたかの様な。
私でした。
(二世開発のヒミツ 第一部・完)
本来の開発ブログのコンセプトに基づき、開発裏話???的なやつをお届けしてみました。
さてお次はこちら
◇新コーナー 【二世の契り番外物語】
さてさて、時期展開も早く発表したいのですがまだまだ準備中なことも多々あり、すぐには発表できなさそうなので、高坂弾正物語に続くパロSSでも始めてみようかと思います。
またチラ裏程度のしょうもない感じですが適当にお付き合いくださいませ。
特にパロディであればなんでもOKというコンセプトのSSになりますのであまり期待しないでくださいね。
ということで今週はこちら
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ご注意:本物語は本編とは関係のないパロディです。
第一話「暁月、翠炎先生に教えを請うの巻」
翠炎_自宅
暁月「なぁ翠、もういいだろこんな勉強なんて・・・」
翠炎「駄目ですよ暁月、最後までやらずここでやめたら、何も得ることは出来ませんよ」
翠炎「というより、もともとあなたが御使い様に勉学について少し馬鹿にされたから教えて欲しいと願い出たのでしょうに・・・」
暁月「なっ!そ、それは違う!俺自身日頃から先代に勉学についても軒猿として・・・もっと学ぶべきだと指示されてだな・・・」
翠炎「・・・・・・」
暁月の目をじっと見る翠炎
暁月「ま、まあ、確かになくはない・・・でもこの状況は・・・」
暁月は嫌気がさした感じで周囲を見渡す。
子供達「あはははっ」
手習いを受ける子供達の声が響き渡る
翠炎の家にはところ構わず走りまわったり、手習いをせずにじゃれあっている子供達が大勢いた。
暁月「なんでこんな奴らと一緒に勉強しなくちゃならねえんだよ」
翠炎「ふう、私も軒猿です、手習いを教える以外にも他にも任務がありますし暁月だけに時間を割くわけにもいきませんから」
暁月「・・・まあ、そうだとは思うけどよ他に方法はなかったのか・・・」
子供A「あははは、暁月、翠炎先生に怒られてやんの!!」
子供B「あ、本当だ、本当だ」
暁月「うっせぇ馬鹿、静かにしてろ!というかなんで俺だけ呼び捨てなんだよ!」
翠炎「こらこら暁月、子供相手に何をむきになっているのですか、大人げない」
暁月「ふん、まあいいんだけどさ」
暁月「ああ、ところで、今日は瑠璃丸もくるんじゃなかったのか?あいつまだ見かけてないんだが、なんかあったのか?」
翠炎「ああ瑠璃丸ですか・・・」
翠炎「今朝方、急に連絡がありまして今日は御使い様と“でぇと”とか言う予定が入ってしまったのでこれないと聞きました」
暁月「御使い様と“でぇと”なんだそりゃ?」
翠炎「さあ、私も詳しいことは分からないのですが、我々の時代でいう“逢瀬”のこととか、御使い様からそんな意味だと聞いたことがあります」
暁月「なっ!なんだとー!あんのませガキぃ・・・」
翠炎「まあ、万が一にも瑠璃丸ですし、警護も兼ねているわけだから仕方ないでしょう」
暁月「ああ、分かっているよ、たくっ、ちなみに御使いと瑠璃丸はどこいったんだ?」
翠炎「えっと確か、御使い様が今日は暑いので水浴びをするといって“裏山の川”に出かけられるとか」
暁月「“裏山の川”?」
翠炎「はい、そうです」
少し考えたこむ暁月だったが突然大声をあげる
暁月「ああああああ、思い出した!」
翠炎だけでなく、周囲の子供達を含めて暁月に視線が集まる
翠炎「はい?そんな大声をあげてどうかしましたか暁月?」
暁月「いや、そういえばさっきここに来る時に小島様と雅刀に会って、どこにいくのか聞いたんだが」
翠炎「はい」
暁月「鍛錬のために“裏山の川”に行くと言っていた、いつもは遠くてもせいぜい裏山のすぐ近くの森までなのに可笑しいと思ったんだが・・・絶対に御使いを見に行ったに違いない」
翠炎「あはははっ、まあ小島様もいらっしゃるということはそうかも知れませんね」
翠炎「あっ」
暁月「ん?どうかしたのか翠?」
翠炎「いえ、そういえば私も先ほど秋夜にあったとき、裏山の川に生える薬草を取るとかであっちに向かった気がします」
暁月「秋夜までもか・・・」
翠炎「まぁ、秋夜のことだからそこまでは考えてはいなさそうですが・・・」
暁月「まったく、小島様は何時ものことだが、軒猿の連中と来たら先代以外まともな連中はいないのか・・・」
翠炎「ふふ、そうですね先代はまさに文字通りそういったところは非常にお堅い方ですからね」
暁月「そうだな」
暁月「にしても、あの御使いはやたらと無防備なやつだから何かあったら大変だ」
翠炎「はい?」
暁月「俺も少し警護をしてくる」
翠炎「えっ、突然何を言い出すのですか?まだ今日の手習いは終わっておりませんよ」
暁月「まあ、そういうなって何かあってからでは遅いし俺は行くと決めたんだ」
そういうと暁月は外に出ようと玄関に向かって歩き始めた
翠炎「暁月」
暁月「なんだ?おまえが止めても俺は警護に行くからな」
翠炎「別にこれ以上私は止めませんが、無理に行くと言うのであれば先代に“さぼった”と言いつけますよ」
暁月「げっ、そんなことするのかよ」
翠炎「何を言っているのですが・・・あなたのためですよ」
暁月「先代だけは勘弁してくれよ翠、あの硬い先代に言いつけられたらまた厳しいお仕置きをされる、後で絶対戻ってくるから見逃してくれよ」
翠炎「いいえ、駄目です」
暁月「そんな事言わずにさ、なっ、翠、頼む!この通り!」
懇願する暁月を目に翠炎は玄関の外に目をやると意外な声をあげる
翠炎「あっ」
暁月「うん?どうしたんだ翠?」
翠炎「いえっ、あの・・・あの後ろ姿は」
翠炎が指差す方向を暁月も見る
暁月「お、おい、まじかよっ!」
翠炎の指差す先に居たのは、“裏山の川”へ続く道へ歩く
“心なしか浮き足だった先代の後ろ姿であった”
―終―
ということで【二世の契り番外物語】第一話でした。
ということで今週のブログはここまで。
最後になりますが、オトモバにて【二世の契り】キャラメールの配信が開始致しました!
是非チェックしてみてくださいね!!
それではまた 黒須