オトメイトスタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは。
【華鬼 ~恋い初める刻 永久の印~】担当、デザインファクトリーの麻倉りょうです。
オトメイトタイトルが日々続々と発売されておりますが、
明日は新作タイトルである【アーメン・ノワール】の発売日ですねー。
この修羅場が終わったら発売されている新作をやるんだ……!
と、同じことをずいぶん前から思いつつ、オトメイト新作がたまっていくわけですが、
今は華鬼に全ての力を注いでいきたいと思います!!
先週から始まった新企画は今週も元気に継続中です~。
今回は水羽が鬼の花嫁について教えてくれますので、要チェックですよ!
ではでは、今週の華鬼情報を紹介していきましょう。
▼公式サイト更新
更新その1:登場人物に相関図追加
相関図を更新しましたー。これで、登場人物たちの関係もばっちりですね!
2人ほどシルエットになっている人物がいますが、原作をお読みの方は誰かわかるのでは……?
2人のうち1人はゲームオリジナルデザインですので、公開をお楽しみに~。
更新その2:画廊にシナリオ追加
画廊にあるイベントCGのシナリオが閲覧できるようになりました~。
これで、ゲームになった華鬼のイメージが更に伝わると思います。
小説の文章が原作者である梨沙さんの手によって、どう生まれ変わっているのか、
原作をお持ちの方は比べてみると、また楽しめるかもしれません。
更新その3:スペシャルと主題歌解禁
主題歌が発表されました!
オープニングテーマとエンディングテーマのダブル主題歌ということで、
どちらも華鬼のイメージにあわせて歌っていただいております。
それとあわせ、スペシャルにオープニングムービーが公開されています。
・オープニングテーマ「運命の華」
華鬼の激しい部分、主人公である神無の過酷な境遇や、鬼たちの戦い、
その中にある恋愛模様を和風ロックなテイストで歌い上げていただきました。
出来上がったものをいただいた瞬間に、あまりのかっこよさに絶句してしまったくらいカッコイイ曲なので、
ぜひ公式サイトに足を運んでくださいね。
・エンディングテーマ「華」
こちらはオープニングテーマと違い、しっとりと神無の心情を歌い上げた
エンディングにふさわしい曲に仕上がっています。
華鬼ではゲームをプレイして、幸せなエンディングを迎えたときに聞くことが出来ますので、
こちらはゲームが発売してからのお楽しみということで!
本日の華鬼情報は以上でーす。
画廊のシナリオ、主題歌にオープニングと今回の更新は、なんと公式サイト限定のものばかり!
公式サイトとしてのお得感満載でお送りいたしました~。
続いて! ブログ企画の第二回目!!
今日の先生は水羽、生徒は国一になります。
それでは! 水羽先生、ヨロシクお願いいたします~。
「水羽先生の予習復習用語説明~鬼の花嫁ってなあに?~」
水羽先生
「それじゃあ、今日は僕が【鬼の花嫁】について教えていくね!
今日の生徒は~……ってなんで貢がいるの!?」
貢国一
「お前が【鬼の花嫁】について説明すると聞いてな、
三翼の先輩である、俺が直接指導をしてやろうと、来たわけだ」
水羽先生
「ぜっっっっっんぜんいらないんだけど、そういうの。
それに、光晴や麗二も三翼でしょ? 何でわざわざ僕の回に来るのさ」
貢国一
「お前は三翼としても鬼としてもまだ若いからな。
俺が前三翼として教えなければ、三翼の威厳が損なわれてしまう。
俺や他の三翼が築いてきた信頼を、お前たちの代で崩されては困る」
水羽先生
「光晴ならともかく、僕がそんな失態するわけないでしょ。
大体、貢って【敵】でしょ?
こんなところで仲良く会話してるのおかしいと思うんだけど……?」
貢国一
「【敵】……? お前の敵になった覚えはないが?
ただ、お前が俺の目的を邪魔するなら、排除するまでだ」
水羽先生
「邪魔してるのはそっちでしょ。
僕は主人とその花嫁を守ってるだけ。
って、こんなこと言ってたら日が暮れちゃうよ、とりあえず授業を始めます!」
貢国一
「ああ、いいだろう。
早咲水羽、お前の三翼としての実力を見せてもらう」
水羽先生
「なんか主旨違うけど……、まあいっか。
それじゃあ、まずは鬼の花嫁がどういう存在か、からね」
貢国一
「ああ、鬼の花嫁というのはだな――」
水羽先生
「みーつーぎーくーん、先生は僕ってわかってるよねえ?」
貢国一
「すまない、癖だ」
水羽先生
「なんだよ、人の話をさえぎる癖って!
もういいよ、勝手に進めていくから。
えーっと、鬼の花嫁っていうのは、鬼の子どもを生むことができる女の子のことね」
貢国一
「ずいぶん、あいまいだな」
水羽先生
「これから説明するの!
鬼には男児しか生まれないっていうのは前回の用語説明で説明したよね?
いくら長命でも、そのままじゃ鬼の一族がなくなっちゃうんだ。
だからあらゆる研究を重ね――」
貢国一
「研究とは?」
水羽先生
「……僕、それ専門分野じゃないからわからないんだけど」
貢国一
「頼りない先生だな」
水羽先生
「い、今は用語説明だから細かいことはいいんだったら!
それで、まだお母さんのお腹の中にいる女の子に、
自分の血を混ぜて自分の花嫁にしちゃうの」
貢国一
「どうやって?」
水羽先生
「ぼ、僕、まだしたことがなくて具体的には……」
貢国一
「……俺が説明した方がスムーズにいきそうだな。
ではまず女児を身ごもった女の見分け方からだ。
鬼の嗅覚を――」
水羽先生
「ちょっと! そういう具体的な説明はいいんだったら!
話がややこしくなるでしょ!!
だからね、鬼の花嫁としての遺伝子を持つ女の子の胸元には
花の形の痣――【刻印】が浮かび上がるんだ。
こうすることを【印を刻む】って言うの」
貢国一
「…………。
そうだな。
とりあえず要点をまとめるか」
水羽先生
「うん。それで、その花嫁が16歳になったとき、
【庇護翼】が鬼ヶ里に連れていくんだ。
ここで花嫁の説得に失敗する場合があって誘拐犯と間違われるわけだけど」
貢国一
「情けないな」
水羽先生
「うーん。否定はしないけど、でもさあ、
あなたは鬼の花嫁です、これから鬼ヶ里に行って祝言を挙げてもらいます、
なんて言われたら普通は頭おかしいと思うよね!」
貢国一
「……そ、それもそうだな」
水羽先生
「そーそー。主人のもとまで花嫁を連れて行くのが仕事とはいえ、
庇護翼も大変なわけ。って、貢も経験あるか」
貢国一
「…………」
水羽先生
「あ。花嫁に断りもなく印を刻んで無理に鬼ヶ里に連れて行って
式を挙げちゃうって聞くとすごく強引に聞こえるけど、
そういうのはちゃんと両親の了承を得てる場合がほとんどなんだ。
なんだか生まれる前に親御さんに【僕に娘さんをください!】って挨拶して、
プロポーズを済ませちゃう感じだよね」
貢国一
「……プロポーズか、確かにそれに近いところはあるかもしれんな。
鬼はもともと情が深い生き物だ。
そして、自分の印のある花嫁は無条件に受け入れて愛する」
水羽先生
「そうなんだよね……、そのはずなんだ」
貢国一
「だが、鬼頭の行為は目に余るものがある」
水羽先生
「それは僕も思ってる……
って、こんな暗い話ししてても仕方ないし、続きの説明しちゃうね。
次は花嫁の特徴いってみよー!!」
貢国一
「ああ、花嫁の特徴はだな――」
水羽先生
「貢くん、3度目はないよ?」
貢国一
「……すまない、続けてくれ」
水羽先生
「貢、もしかして本っっ当に先生やりたいの?」
貢国一
「いや、別にそういうわけでは……っ」
水羽先生
「……それじゃあ続きからいくね。
次は――っと、花嫁の特徴だね。
さっき言ってた【刻印】についてもそうだけど、
花嫁には自身がまとう、独特の芳香がある」
貢国一
「これはどちらかというと、マイナス面の特徴だな」
水羽先生
「うん。マイナスだと思う。
人間にはわかんない芳香なんだけど、その芳香には異性を魅了する効果があって、
そのせいでどうしてもとトラブルに巻き込まれやすい。
その芳香にも強さがあって、強い鬼の花嫁ほどより強く異性を魅了するんだ」
貢国一
「あれはとても厄介な特徴の代表だな。
だから、庇護翼という存在がいる」
水羽先生
「そうだね、そういったトラブルを守るために庇護翼がいる。
でも、庇護翼の詳しい話しは次の機会に……。
ほかの特徴としては……、そーだな~、
鬼は自分の花嫁の声は聞き取りやすいってことかな?」
貢国一
「どちらかというと、鬼の特徴に入ってくる部分だが、
鬼の説明では出てこなかったところだからな」
水羽先生
「うん。花嫁の説明した後の方がわかりやすいしね。
鬼は自分の花嫁を守るために自分の花嫁の位置がだいたいならわかるし、
遠くにいる花嫁の声も聞こえるんだ。
聞こえるっていっても感覚的なものだけど」
貢国一
「まあ、自分の花嫁でなくとも、
鬼の花嫁が近くにいるかどうかは匂いでわかるが、な。
ただ、芳香の強さは印を刻んだ鬼の強さにもよるから、
弱い鬼の花嫁などは近くにいてもあまりわからん」
水羽先生
「あと、見た目でもなんとなく鬼の花嫁ってわかるかな?
鬼の花嫁は美人って言われる人たちが本当に多いし」
貢国一
「そうだな、そのせいか鬼は美醜にこだわる節がある」
水羽先生
「よくない習慣だよね。
でも、自分好みの妊婦さん見つけてその娘を花嫁にするんだから
自動的に花嫁が美人に育つ確率が高くなっちゃうんだよね。
それを繰り返してたら、そりゃ花嫁も鬼も美形ぞろいになっちゃうよねえ」
貢国一
「だからこそ、花嫁は普通の容姿でも蔑まれる。
――鬼頭の花嫁は、容姿、所作、知識、全てそろってこそだが」
水羽先生
「え、なにそれ偏見?
僕はあんまりそういうの気にしないけどな。
鬼頭の花嫁だからふさわしいふさわしくないって、変だよ。
……もしかして、貢もそういう基準で花嫁選ぶわけ?」
貢国一
「お、俺は……!
――俺の話はいいだろ。
鬼の花嫁についての説明はこれで終了だ」
水羽先生
「んー、そうだね。これで終わりかな。
って、なんか最後の方はまた生徒が説明に加わってなかった?」
貢国一
「俺の心遣いだ。
まあ、今回の説明は三翼としては及第点だったな」
水羽先生
「……貢に評価されてもあんまり嬉しくないなあ。
でも、まあ終わったことだしー。
とりあえず、次は
【国一先生の予習復習用語説明~庇護翼ってなあに?~】
をお送りいたします!」
貢国一
「ああ、次は俺が説明をする。
前三翼として、名に恥じない説明をするから、楽しみにしていてくれ」
と、敵と味方が入り乱れての不思議な用語説明でしたが、
国一は元々こういう性格です。
少し、正義感が強くて、思い込みが激しくて、真面目なので、
主人公の敵という立場になってしまっただけなんです。
攻略対象のお話は、またオトメイトスタッフブログにて紹介していきますので、
そちらもお楽しみに~。
それでは、今日の華鬼ブログはここまで、ということで!
来週もお楽しみにしてくださいね。