華鬼 ~恋い初める刻 永久の印~ その10


オトメイトスタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは。
【華鬼 ~恋い初める刻 永久の印~】担当、デザインファクトリーの麻倉です。

こつこつと続けてきたブログもやっと二桁、10回目を迎えました!!
最初は一人相撲になっていやしないかとドキドキしていましたが、
たくさんの応援メールをいただき、感無量でございます!!!

新年に続いて、ブログが大台? の二桁に突入、とおめでたいこと続き!?
なので、今回は華鬼スタッフブログをご覧の皆さんにお礼の気持ちを込めて、
お土産をご用意いたしました!
詳細は続きをご覧ください!!!

 

 

 ▼お土産その1:華鬼ツイッターアイコン!

みなさん、お待たせいたしました。
メールフォームにてリクエストしていただきましたツイッターのアイコンですが、
CZスタッフブログでもツンデレで有名なT.Sさんに作っていただきました!!!
華鬼でもことごとくツンデレっぷりを発揮していただいたわけですが、
T.Sさん、本当にありがとうございます!!

kaki.jpg reizi.jpg mituaki.jpg

minaha.jpg hibiki.jpg kuni.jpg  


▼お土産その2:華鬼ツイッター壁紙!

今日はT.Sさんのターン! ということで、リクエストいただいたのはアイコンでしたが、
せっかくなので、ツイッター用の壁紙も作っていただきました!
もうこれはT.Sさんに足を向けて寝られませんね……。
壁紙の方もあわせてお使いくださいませ~。

wall_kaki.jpg wall_reizi.jpg

  

wall_hibiki.jpg 

と、いうことで、ダウンロードしてじゃんじゃんご利用くださいませ!!


▼お土産?その3:特報ムービーを見られなかった方へ……!

特報ムービーを見られなかった方から、
「ボイスとCGはゲームでも見ること(聞くこと)ができるのでしょうか?」とご質問をいただきました。
CGはもちろんゲーム内のものですので、ゲームでご覧いただくことが出来ます!
ですが、ごめんなさい、ボイスは特報ムービー限定なんです。

しかーし! 今回は特報ムービーで登場した華鬼ともえぎの掛け合い会話を大放出!!
文字だけで、申し訳ないですが、こんな会話をしておりました~。

佐原もえぎ
「こんにちは、職員宿舎別棟管理人の佐原もえぎです。
こちらが、鬼の頭木籐華鬼さんです。
ご挨拶されます?」

木籐華鬼
「いや、いい」

佐原もえぎ
「ゲーム内のシナリオは原作者、梨沙さんが全て書かれます」

木籐華鬼
「ほう……。
それで、絵はどうなんだ?」

佐原もえぎ
「絵はこちらです。
そして、ゲームでは華鬼さん以外の鬼とも結ばれることができます」

木籐華鬼
「あいつには、俺以外必要ない」

ここで初公開CG!

佐原もえぎ
「あら」

木籐華鬼
「あれはなんだ?」

佐原もえぎ
「気にしないでください」

木籐華鬼
「くだらん……」

佐原もえぎ
「新刊、ゲーム共々よろしくお願いいたします」


ではでは、お土産は以上になります。
次は乱闘騒ぎのせいで教室が壊滅したためにお休みさせていただいた用語説明です。
鬼は本当に加減と言うものを知りませんね……。
今回は教室だけでも無事であることを願って、用語説明スタートです!

【麗二先生の予習復習用語説明~鬼ヶ里ってどういうところ?~】

0105_yukino.jpg

士都麻光晴
「はあはあはあはあ………、な、なあ、麗ちゃん」

麗二先生
「なんですか、士都麻くん?」

士都麻光晴
「はあはあ、……なんで俺、走らされたん?
それも20kmも……………」

麗二先生
「保健体育の先生なので、仕方ありませんよ。
さ、授業を始めましょうか」

士都麻光晴
「ちょおまちぃ!!!!
どう考えても走らされ損やん!!!」

麗二先生
「今回は【鬼ヶ里】について説明するため私が先生として選ばれたんですから、
私に従っていただきますよ」

士都麻光晴
「職権乱用や…………」

麗二先生
「なんとでも言ってください。
今は私が【先生】なのですから否が応でも従っていただきます」

士都麻光晴
「……もうええわ、はよ授業はじめたって」

麗二先生
「おほん、それでは、授業を始めさせていただきますね。
今日の用語は【鬼ヶ里】です」

士都麻光晴
「なんや【鬼ヶ里】なんておおざっぱやな」

麗二先生
「批判は一切受け付けませんよ」

士都麻光晴
「うわぁ、絶対王政や……」

麗二先生
「【鬼ヶ里】についてですが、鬼ヶ里高等学校一帯の土地が鬼ヶ里と呼ばれています」

士都麻光晴
「あー、そやったっけ?
俺、高校のことを【鬼ヶ里】って呼んでるもんやと思ってたわ」

麗二先生
「そんないい加減な認識でどうするんですか?
それでは、花嫁を迎えたとしてもまともに説明できませんよ」

士都麻光晴
「い、今、覚えたからええやん……!
でも俺、鬼ヶ里って地名、見たことないんやけど。
ちゃんと地図に載っとるんか?」

麗二先生
「誠に残念ながら、記載漏れのため地図上にはありませんね。
本当にほんとーーーーーに残念なのですが」

士都麻光晴
「……絶対、麗ちゃんが一枚も二枚もかんどるな」

麗二先生
「何かおっしゃいましたか?」

士都麻光晴
「いやいやいや、なんもありません!
先生、説明の続きよろしゅう」

麗二先生
「……まあ、いいでしょう。
地図に載っていない鬼ヶ里ですが、そうですね――方角的には北の方とだけ言っておきましょうか……。
北の山奥にありますから、冬は積雪がすごくてとても寒いんですよね」

士都麻光晴
「せやなー。
でも、夏はその分涼しくて快適やけどな!」

麗二先生
「まあ、快適な夏はすぐ過ぎ去ってしまいますけどね。
そのせいで、衣替えが早く、夏休み終わりの9月には半数近くの学生が冬服に着替えてしまいますね」

士都麻光晴
「9月とは思えん温度やからなー。
11月の頭くらいには雪が降ってまうし、積雪量も半端ないから12月に入ったら
すぐ冬休みってときも珍しくない」

麗二先生
「……そういえば冬休みは執行部が決めますよね」

士都麻光晴
「な、なんやその目は!?」

麗二先生
「いえ。相変わらず型破りだと思いまして」

士都麻光晴
「考案は執行部やけど、あれはちゃんと先生に了承取っとる!
生徒にも好評やし、雪で身動き取れんようになる前に休みに入るほうがええやろ?
除雪の費用とかバカにならんのや」

麗二先生
「光晴さん、お金持ちじゃないですか」

士都麻光晴
「いやいやいや、お金持ちちゃうから。
っていうかさりげなく俺に資金繰りの話をふらんといて。
そういうんは学校でなんとかせんとあかんやろ」

麗二先生
「そうですねぇ。
でも、私はただのしがない保健医ですからあんまり関係ないというか」

士都麻光晴
「麗ちゃん、あっさり話投げよるな。
ああいう予算管理って話し合いで決めるんやないのか?
麗ちゃんかて教員の一人やろ?」

麗二先生
「私はしがない保健医ですから!」

士都麻光晴
「……麗ちゃん、それ免罪符ちゃうよ?」

麗二先生
「どうせ鬼ヶ里高等学校の教職員は全員鬼なんですから、身内も同然です。
私一人が抜けたところで問題ありませんよ」

士都麻光晴
「身内たって――、教職員から麗ちゃんのいい噂あんまり聞かんで……?
休み時間毎に保健室で女子生徒をはべらせとるー、とか、
自分の花嫁を麗ちゃんに盗られたー、とか――」

麗二先生
「そんな真っ赤な嘘を信じてらっしゃるんですか?
私は保健医として、誠心誠意、治療をしているだけです。
それなのに諸先生方にあれこれ言われるなんて心外ですね。
……ところでなんでこんな話になったんでしょうか?」

士都麻光晴
「予算大変って話から」

麗二先生
「ああ、光晴さんがケチって話からでしたね」

士都麻光晴
「…………」

麗二先生
「金遣いが荒いのも問題ですが、細かいのも嫌われますよね」

士都麻光晴
「れ、麗二先生、話戻してもええ?」

麗二先生
「もちろんかまいませんよ」

士都麻光晴
「お……おおきに」

麗二先生
「それでは、続いて鬼ヶ里高等学校についてですね。
今年で創立100周年を迎えた私立の全寮制高校です。
格式を重んじながら、自然の中でのびのびとした感性をはぐくみ、自主自立を目指す、という
理念がかかげられています」

士都麻光晴
「うわー、それってむっちゃ表向きの文句やん……。
なんか実態とかけ離れとる気が――」

麗二先生
「かけ離れてはいませんよ。
ただ、鬼にとってはこの高校が別の意味を持っているっていうだけです」

士都麻光晴
「どう考えてもその【別の意味】のために創られた学校やけどな……。
まあ、こうやって言っとっても伝わらんから、【別の意味】を説明したって」

麗二先生
「そうですね、別の意味についてお話しましょうか。
――以前、鬼の花嫁は16歳になると鬼ヶ里につれてこられると説明しましたが、
連れてこられたまま閉じ込めてしまうわけではありません。
この鬼ヶ里高等学校に転入という形で処理し、そのまま学校に通っていただきます」

士都麻光晴
「そうそう、それで鬼は卒業までの間に花嫁説得するんやな。
期間は約3年、お互いにわかり合い、ちゃんと愛をはぐくんでもらおう!
っちゅーのが鬼ヶ里のもう一つの目的」

麗二先生
「そうですね。
鬼ヶ里に来る前に庇護翼からも説明がありますが、それはあくまで簡易的なものです。
あなたは鬼の花嫁です、これから婚礼を挙げる鬼と一緒になってください、
そうお願いして、すんなり受け入れる花嫁の方が少ないのは当然です」

士都麻光晴
「まず鬼の存在そのものからつまづくわな。
からかわれとるって思う花嫁も多いし、印を刻んだ鬼に引き合わせるのも大変じゃ」

麗二先生
「私の庇護翼は優秀ですからそんなにもめることはありませんが、
説得が失敗するパターンの方がはるかに多いですねぇ。
そういう場合は伴侶になった鬼自らが説得にあたるんですよね。
……そういえば光晴さん、あなた鬼ヶ里に来る前にちゃんと花嫁を説得したんですか?」

士都麻光晴
「え!? ちゃ、ちゃんと話したに決まっとるやろ!」

麗二先生
「嘘おっしゃい。
目が泳いでますよ」

士都麻光晴
「せ、説明は軽く……し、しようと思ったんやけど、
なんや上の空で聞こえ取るか心配で……すんません」

麗二先生
「……と、こういうヘタレた理由で説得を断念する場合もあります。
まったく、庇護翼失格ですね」

士都麻光晴
「返す言葉もございません……」

麗二先生
「いい例にもなりましたし、今回は大目に見ますよ。
こうした場合に伴侶となった鬼が花嫁を説得するわけですね。
そして、誠意をもって接し普通にお付き合いをして……卒業と同時に改めて花嫁の意志を訊くんです。
花嫁が鬼を受け入れれば、そこでようやく正式に夫婦となる。
このパターンが一番多いんじゃないでしょうか?」

士都麻光晴
「そやなー、でも、花嫁を大事にしすぎた結果、
他の鬼に求愛されて掻っ攫われとる話もよー聞くけど……?」

麗二先生
「花嫁が女子生徒の3分の1なのに対し、鬼は男子生徒の3分の1に加えて教職員全員と用務員全員ですから」

士都麻光晴
「……数が合わん」

麗二先生
「純粋に勉学に励む鬼もいますが、余った人数が他人の花嫁を狙ってる鬼の数と考えて問題ないかと」

士都麻光晴
「自分の花嫁やないんやろ?
なんでそんな真似するんじゃ」

麗二先生
「自分の花嫁でない場合は、単純に“恋愛対象となる娘”ですからねぇ。
横恋慕する感覚と大差ないんじゃないんですか?
鬼の婚礼は形式的なお披露目ですから、夫婦という意味合いはありませんし……。
それに、求愛されて奪われるのは、その鬼に魅力がなかったからです。
不甲斐ない自分を棚に上げて他人を非難するほど惨めなことはありませんよ」

士都麻光晴
「……花嫁を奪われたら?」

麗二先生
「奪い返すくらいの男になりなさい。
本当に大切な花嫁なら、そのくらいの気概は見せなければ」

士都麻光晴
「弱肉強食の世界やな……」

麗二先生
「何年もこの学校で保健医をやっていますが、年に数回はそれ関係の修羅場がありますからね……。
――このままでは、殺伐としたお話になってしまいそうなので、今回はここで終わりにしますね」

士都麻光晴
「鬼ヶ里については鬼ヶ里高等学校についての話も入ってくるからなー。
高校について詳しく話ししてたら日がくれてまう……。
と、いうことで、麗ちゃん、次回予告したって!」

麗二先生
「はい、それでは次回は
【光晴先生の予習復習用語説明 ~選定ってなあに?~】です。
最後の用語説明になりますから、気を引き締めてくださいね?」

士都麻光晴
「おぅ! まかせとき!! めっさ解りやすく教えたるで!
ほなら、俺の講義、楽しみにまっとってな~~」

 

前回が前回だっただけに、久しぶりにまともな用語説明を見た気がします……。
やっぱり組み合わせって大事ですねー。
次回は回りまわって生徒が…………、華鬼……………!?
響先生の回と同じ匂いがします。
今からでも遅くないので、別の人を……!

それでは! 次回のスタッフブログもお楽しみに~。


 

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