二世の契り その32

オトメイトブログをご覧の皆さん、こんにちは。
【二世の契り】担当、アイディアファクトリーの黒須です。

先週発表致しました、ファンディスク【二世の契り 想い出の先へ】の公式サイトが 2 / 2 公開予定です。お楽しみに!!
そして、人物紹介であの人はいったいどうなっているのか……。ご期待ください!!


それでは続きをどうぞ

 

■二世の契り コミック第一巻
3 / 7(月)発売決定
ARIAで連載中の【二世の契り】 コミック第一巻が3月7日に発売することが決定いたしました。通常版と同時に特装版も発売いたします。
通常版は暁月が表紙、特装版は山本勘助が表紙となっています。
特装版には、スペシャルドラマCD付きです。
そしてそのドラマCDには初出演になります、瑠璃丸が登場致します!!ご期待ください。
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ARIA コミックス 情報


■二世の契り ドラマCD ~IT戦国時代~
NOW ON SALE
【二世の契り】公式ドラマCDがついに先日発売致しました。
今までとは一味違う世界観の中で【二世の契り】のキャラクター達が動き回ります!
CDの収録時間なんと77分44秒!普通に限界まで詰めてみました。
いやあ、入るんですね77分・・・私、CDは74分が限界だと思ってました。


■【二世の契り 想い出の先へ】
夏発売予定!
本編を補完するストーリーと、エンディング後のストーリーの2本を軸にしたファンディスク【二世の契り 想い出の先へ】、夏発売予定。
公式サイトは2 / 2に公開予定です! 新情報など、随時更新していきますのでチェックしてみてください。
それまで待てないという方はB’s-LOG1月20日発売号にてキービジュアルや新スチルなどの公開を行っていますのでそちらをご覧になってください。                   ⇒【二世の契り 想い出の先へ】ティザーサイト

※【二世の契り 想い出の先へ】は【二世の契り】のファンディスクとなります。
【二世の契り】をまだ知らない方はこちらをチェックしてください。  ⇒【二世の契り】公式サイト



■Japan 乙女 Festival
2 / 12・13開催 【二世の契り】は12日(土)夜の部 13日(日)昼の部に参加いたします。

【二世の契り】初イベント参加! 楽しい時間と素敵なグッズをご用意して、皆さんの参加をお待ちしております。

 


◇【二世の契り番外物語12】
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                ご注意:本物語は本編とは全く関係のないパロディです。

                 第十二話「悩める日々」

blog_32.jpg                                 海津城

勘助が海津城に戻ってくる。


勘助「……」


海津城を見ながら城門前で佇む勘助。


勘助「……」


勘助は海津城に背を向け──


勘助「まぁ良いか」

高坂
「良くない!」


──立ち去ろうとしたところを高坂に止められる。


勘助「どうしたのだ?」
高坂「どうしたのではない、帰りに必ず寄ると言ったのはそなたであろう!」
勘助「はて、そうであったかな……」
高坂「とぼけおって……」

勘助「やつれたな……高坂」
高坂「あのことが気になって、ここ数日まともに寝ておらんからな……」
勘助「ほぅ」
高坂「……」
勘助「……」


沈黙する二人。


高坂「……それで、どうなのだ?」
勘助「どうとは?」
高坂「例の件、調べてきたのであろう?」
勘助「ああ、そのことか、もちろん調べてきたぞ」
高坂「おお、そうか」
勘助「相変わらず息災であった」

高坂「違う!」

高坂「何故、私が貴様の気にかけている女のことを聞かねばならんのだ!」
勘助「・・・そうか」


表情を曇らせる高坂。


高坂「私が聞きたいのは……その……前回の話の続きをだな……」
勘助「おぬしの日記のことか?」
高坂「違う!それもあるのだが違う・・・あああ、ああ、思い出してしまった…」
高坂「とにかく、私が聞いているのは人物紹介ページの事だ!」
勘助「なんだ、そのことか」
高坂「ふん、どうせ覚えておったのだろう? ……それで、なにかわかったのか?」
勘助「そうだな……」


勘助は懐から書物を取り出す。


高坂「なんだそれは?」
勘助「『構成案』だ」
高坂「構成案? ………………まさかっ、HPの構成案なのか!?」
勘助「ああ」
高坂「おぬしいったいどこからそのようなものを! 極秘事項であろう!?」
勘助「気にするな」
高坂「気になるわ!」
勘助「そのような些細なことどうでもよいではないか」
高坂「っく、確かに出所を問いただすよりも、今は確認する方が先か……」
勘助「それがいいだろう」


そう言うと勘助は高坂に書物を渡す。


高坂「かたじけない…」
勘助「礼など言わなくても良い」
高坂「そうか・・・しかし礼は言わねばならんだろう、感謝しておる」
勘助「いやなに、礼を言われるほどの事をしていないからな」
高坂「そなたにしては謙虚だな……」
勘助「いつも謙虚だぞ」
高坂「ふん、ぬかせ」

勘助「それより、早く中を確認したいであろう、オレはこれで失礼させてもらおう」
高坂「ああ、苦労をかけたな」
勘助「気にするな…」


その場から去る勘助。
高坂は書物を確認し始める。


高坂「ふむふむ……これは仕様……これは物語……登場人物は…………これだな!」


高坂は表題が「登場人物」となっているページを開き、文字に目を走らせる。


『登場人物のページのみなくしてしまったようだ。悪い。  勘助』


高坂「あぁ…なるほど」

─ 終 ─

以上、【二世の契り番外物語】第12弾でした。

今回のブログはここまで
それでは、また
黒須

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