▼モフきゅん★ぬいぐるみ　うさぎ＆かえるマスコットセット発売決定！

乙女のための奇跡のコラボイベント「JAPAN 乙女♥Festival」にて、
ＣＺのウサギさん＆カエルくんのマスコットセットが販売されますー！！

 

まさかの展開です！（笑）ありがたや……リアルＣＺごっこができちゃいます。
完成品は島もまだ確認していないのですが、サンプルを見せてもらったときに
手のひらサイズのちょうどいい造形で可愛かったですよ。

ちょこんと手のひらに乗せて、そしてタイムカプセルに埋めてあげてください。


……あなたの思い出と共に……



いや、ダメだそれＢＡＤＥＮＤだ。


ということで、イベントにお越しの方はぜひチェックしてみてくださいね。
詳細はこちらをどうぞ。



▼ＣＺ小話劇場　～ある日、ある時間の可能性～


      


有心会４コマボツラフ第２弾。有心会だといつも若がツッコミ兼苦労人に（笑）
本編を見るとそうとは言い切れないんですけどね。いや、哲学者といるといつも
ツッコミばっかしてる気がするけど。

ちなみにツッコミで苦労人と化しているせいで撫子は騙されていますが
彼はどう考えても地味な子ではありません……（笑）

ということで、４コマとは関係ありませんが今週の小話にいってみましょう。



 


＠理一郎
「……い。おい、鷹斗。聞いてるのか」

＠鷹斗
「えっ！？　な、なに。理一郎」

＠理一郎
「……どうしたんだ。なんか反応がおかしいぞ」

＠鷹斗
「あ、あはは。ううん、大丈夫。なんでもないよ」

＠理一郎
「……なら、いいけど」

＠央
「鷹斗くん、りったーん！　
 ねえねえ、バレンタインはなにが食べたいっ！？」

＠鷹斗
「…………！」

＠理一郎
「……は？」

＠円
「央のお菓子が食べられるなんて、この世でいちばん光栄なことです。
 人生に感謝し、むせび泣いてリクエストしてください」

＠理一郎
「また、唐突だな……。
っていうか、なんだよバレンタインって」

＠終夜
「ふむ、知っておるぞ。
女子が好む相手に心を込めた贈り物をする日であろう」

＠寅之助
「ちげーだろ！　
って、いつもの調子で突っ込んだが間違ってねえな。
奇跡じゃねえの？　お前たまにはボケずにいられたんか」

＠終夜
「すごいであろう。もっと褒めるがよい」

＠寅之助
「ヒトとしての最低基準値に達したくらいで褒めるかよ」

＠鷹斗
「え、えーっと。それで、央。
どうしてバレンタインのリクエストを募集してるの？」

＠央
「もちろんっ、せっかくだから僕も何か作ろうかなーって」

＠寅之助
「男が作ってどーすんだ。普通逆だろ」

＠円
「央に普通という言葉は当てはまりません。
勝手に央を凡人に仕立て上げないでください。
央の頭は普通ではないのです」

＠寅之助
「……お前はもちっと普通の言い方できねえのか？」

＠央
「っていうか、みんなもうすぐバレンタインだっていうのに
なんにも準備してないの？　えー？　まさか、だよねー」

＠理一郎
「まさかもなにも。
バレンタインに準備なんて必要ないだろ。女子じゃないんだ」

＠央
「必要ありますー！　だって、一大イベントじゃん！」

＠寅之助
「っつっても、てめーはバレンタインだからっつーか
　イベントだからはしゃいでるだけだろ」

＠央
「うんっ、とーぜん！　イベントははしゃがなきゃ損でしょ！」

＠終夜
「一大イベント……、アレか。心の準備というものだな。
もらえるかもわからぬものに期待を寄せ、
そして青い春と共に心の翼が散っていくのだな……」

＠円
「ぼくは興味ありませんので。殿さんのように心の翼も散りません」

＠終夜
「なにっ！？　私の心の翼こそ、散るわけがなかろう！」

＠寅之助
「……くだらねー。バレンタインとかどうでもいいぜ」

＠央
「もー。みんなノリ悪いよー。ね？　鷹斗くん」

＠鷹斗
「…………」

＠理一郎
「おい、鷹斗」

＠鷹斗
「えっ？　なに？」

＠理一郎
「……お前、やっぱりおかしいぞ」

＠央
「うんうんっ、鷹斗くんにしては珍しくぼーっとしてるよね。
どうしたのー？」

＠寅之助
「バレンタインのコトでも考えてたんじゃねえの？
好きなヤツにもらえるかーとかか？」

＠円
「鷹斗さんはそういうことで気を散らす人では――」

＠鷹斗
「…………」

＠理一郎
「……おい、鷹斗。
こっちがいたたまれなくなるから赤面するのはやめてくれ」

＠終夜
「おお、見事なゆでたこであるな」

＠寅之助
「意外っちゃ意外だな……お前、いっつも余裕なくせに」

＠鷹斗
「だって、気にならない？
西園寺くんが言ったみたいに自分がもらえるか、じゃなくて。
……好きな子が、誰に本命を渡すんだろうって、さ」

＠終夜
「ふむ。
たしかに美味な菓子がもらえぬとは、由々しき事態であるな」

＠寅之助
「好きなヤツが誰かに渡したら、ねえ……。
まー、普通は面白くねえんじゃねえの」

＠央
「恋のサンカクカンケイってやつだね！」

＠理一郎
「っていうか、気にしたって仕方ないだろ、そんなの。
当日になってみないとわからないんだから」

＠央
「りったん、それは勝者の余裕ってヤツだよ！　わかってない！」

＠理一郎
「はぁ？　なんだよ勝者って」

＠円
「りったんさんは、バレンタインにおける心配はしなくて良さそうですね」

＠理一郎
「だから、なん――」

＠鷹斗
「いいなあ、理一郎」

＠終夜
「うむ。私に横長してくれてもいいのだぞ」

＠寅之助
「むなしくねーのかよ、それ」

＠理一郎
「はぁ……。
……いいなあ、とか言うけど。こっちは苦労が多いんだぞ」

＠鷹斗
「理一郎？」

＠理一郎
「……なんでもない。帰るぞ」


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はい、今回の小話は「バレンタイン前哨戦」でした。ついに来週ですね！
ＣＺもオトメイトモバイルでバレンタイイベントが行われますが、
きっと当日が近づくに連れて男の子たちもそわそわしだすんだろうなあという。
全員そろうといつも通りな流れになりますが（笑）ちょっと珍しく緊張してる子も。

ちなみにせっかくなので、大人verの前哨戦もチラっと。本番はオトメイトモバイルにて！
（こちらは、あくまでブログ用のパラレルです。壊れた世界verで）


【ある組織のひとたち】

キング
「…………来週、か」

ビショップ
「そわそわウロウロしないでください。目障りです。
　あとこっち見て顔を輝かせないでください。まー、もらえるんじゃないですか？　
　むしろあなたがもらえなかった時のことを考えると面倒なんで、頼みますからもらってください」

ルーク
「彼女は律儀ですからねー。たぶん皆に配ると思いますよー。ビショップくん、君にもね」

ビショップ
「……ぼくはべつに。いりませんけど。
　――だから、キング。そわそわしながら笑顔で睨むとか器用なことやめてくれませんか」


【ある組織のひとたち】

哲学者
「若。私にチョコの作り方を教えるがよい」

反逆者
「なにいきなりワケわかんねえこと言ってやがる。
　逆チョコどころか、お前が作ったモンなんざ好感度下げることにしか効果発揮しねえだろ」

放浪者
「バレンタイン、か……懐かしいな」

反逆者
「で、空気が暗くなるからお前はイチイチ回想すんな。現実を見ろ」



それでは、みなさまよいバレンタインを～。


▼なぜなにクロックゼロ

なんか久しぶりにこのコーナー名を書いた気がするぞ（笑）
ＣＺの小ネタや設定についてちょっと語ってみるこのコーナー（だったらしい）。
今回はちょろっと小ネタを公開しましょう。


・政府と反政府のシンボルマークについて

ＣＺ本編の壊れた世界で対立している組織、政府と反政府。
それぞれの組織には象徴となるシンボルマークが存在します。
雑誌などでも露出したことはありますが、ここでも公開してみましょう。


【政府（CLOCK ZERO）】




政府側のシンボルマークは、【三日月時計】。
その名の通り三日月＋時計がモチーフです。時計だけでは寂しかったので
キングの部屋から見える「月」をイメージしてデザインしてもらいました。



これは、案出しの段階でのデザイン。時計の針がいい感じにデザインされています。


【反政府（有心会）】



反政府組織、有心会のシンボルマークは【蝶紋】。
これはモチーフに悩みましたが、和風の組織だったので蝶がキレイかなあ、と。
こちらもいくつか案出ししてもらって、最終的にこの形になりました。

……しかし、じつはこのシンボルマークに決まるまで、
島の脳内では有心会のマークは【あるデザイン】で固まっていました。


このマークじゃギャグになってしまう……。
というのは頭ではわかっているのにどうしても離れなかったモチーフがあります。


それが、これ。


 


これはない。

グラフィッカーの名誉のために言っておくと、これは島の脳内にあっただけの
なんちゃってシンボルマークです。ちなみにこれは島画です。ごめん。今回限りだよ！
冗談だと思われそうだったので、これを提案したことももちろんありませんよ！（笑）

でもどうしてもコレをいつか公開したかったんだ……。

くだらないコネタですみません（笑）
ちなみに「有心会」という名称は、「心ない方針を掲げる政府へのアンチテーゼ」
という設定になっています。名づけたときはポンっとただ浮かんだ名前でしたが、
仮のはずなのに意外としっくりきてしまったのでそのまま決定した経緯があります。

荒くれ者が揃った団体なのに、あんなエ○マークみたいなデザインでいっていたら
確実に怪しい組織になっていましたね。いろんな意味でギャグでしたね……。


それでは、今週はこんなところで。また来週、お会いしましょうー。