二世の契り その39

オトメイトブログをご覧の皆さん、こんにちは。
【二世の契り】担当、アイディアファクトリーの黒須です。

約1ヶ月ぶりの【二世の契り】ブログの更新です。
いつの間にか、すっかり暖かくなってしまいましたね。
そして【二世の契り 想い出の先へ】でも進展がありましたので御紹介させて頂きます。


それでは続きをどうぞ


【二世の契り 想い出の先へ】の発売日が2011年7月21日に決定しました。
そして、主題歌ですが、今作では、OPをカンノユウキさんに、EDを吉岡亜衣加さんに歌って頂くことになりました。どんな曲になるのか、皆さんご期待下さい。
                    ⇒吉岡亜衣加公式ブログ
                  ⇒カンノユウキ公式ブログ
                  ⇒カンノユウキの折れラジ!!
 
 
3/16に兼久と勘助の新規立ち絵の公開と壁紙の配信。
そして先週の3/30にはマップイベントの仕様と主題歌が公開されました。
マップイベントの仕様では、可愛いチビキャラとなった秋夜が動いています。もちろんゲーム本編では、その他のキャラクターのミニキャラも登場いたしますよ。
またその他にもチビキャラや新規スチルを元にした壁紙が配信されています。
そして、発売日が決定しましたので、バナーの日付を変更しました。
よろしければどちらもお持ち帰りください。
 
 
※【二世の契り 想い出の先へ】は【二世の契り】のファンディスクとなります。
【二世の契り】をまだご存知ない方はこちらをチェックしてください。     ⇒【二世の契り】公式サイト
 
 
 
発売中
3月19日に発売しました、B’s-Log 5月号にて、秋夜と弥太郎の新規スチル、新規立ち絵が公開されました。
また、新システム『マップイベント』についての紹介や開発スタッフのコメントなど、新しい情報盛りだくさんなので、是非ご覧下さい。
 
 
 
4月9日(土) 発売
電撃Girl’s Styleの5月号が明日発売となります。
新規スチルや新規立ち絵と共に【二世の契り 想い出の先へ】の紹介もされていますので、こちらもチェックしてみてください。
 
 
■バナー配信
今週の追加バナー配信は怪力の錫杖使い、傀儡丸です。
どうぞ、お持ち帰りください。
(正式なサイズにするには、画像をクリックしてください)
 
   kugutsu_long.jpgkugutsu_middle.jpgkugutsu_short.jpg
  160×600    80×150          200×40
 
公式サイトのバナーキャンペーンをまだご覧になってない方はそちらもチェックしてみてください。  
                                    ⇒【二世の契り 想い出の先へ】バナーキャンペーン
 
◇【二世の契り番外物語19】
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ご注意:本物語は本編とは全く関係のないパロディです。
第十九話「誤解」
 
blog_39.jpg
春日山城の道
 
弥太郎「くそっ、これはたまらん……」
 
弥太郎がブツブツ言いながら歩いている。
 
翠炎「これは、小島様ではないですか」
弥太郎「おお、翠炎。どうした、これから任務か?」
翠炎「はい、御使い様の警護に向かうところなのですが…………どうかなさいましたか?」
 
翠炎は弥太郎がしきりに腕を掻いていることに気付く。
 
弥太郎「ん? なに大したことじゃない、ただちょっと虫に刺されたってだけだ」
翠炎「虫にですか?」
弥太郎「ああ、そのせいで体のあちこちが痒いのなんの……」
翠炎「それは災難でしたね。よろしければ後で秋夜に薬を届けるようにお伝えしておきましょう」
弥太郎「おお、そいつはありがてえ。すまんが頼めるか?」
翠炎「はい、お任せ下さい。なるべく早くお届けするようにお伝えしておきますね」
弥太郎「悪いな」
 
 
~その後~
弥太郎が小島家の居間で休んでいた。
 
弥太郎「まったくひでぇ目にあったぜ……」
秋夜「小島様!」
 
慌てた様子で駆け込んでくる秋夜。
 
弥太郎「おお、秋夜か待ってた──」
 秋夜「動いてはなりません!」
弥太郎「は?」
秋夜「話は聞きました。動けば毒のまわりが早くなります。さぁ横になってください」
弥太郎「毒って、そんな大げさな。ちょっと虫に刺されただけだぞ」
秋夜「毒虫をあなどってはいけません。場合によっては命に関わることもあります」
弥太郎「毒虫って……、お前翠炎からなんて聞いたんだ?」
 
秋夜「はい、小島様が虫に刺されて辛そうにされているから薬を届けて欲しいと……」
 
弥太郎「それでか……」
秋夜「薬を用意いたします。さあ、横になってください」
 
弥太郎をその場に寝かせようとする秋夜
 
秋夜「ご安心ください、すぐに良くなります」
弥太郎「違うんだって、これは──」
刀儀「小島様!」
 
慌てた様子で駆け込んでくる刀儀。
 
弥太郎「兼久か、いいところに来た。頼む、秋夜を止め──」
刀儀「いけません、喋ってはなりませぬ!」
弥太郎「へ?」
刀儀「刺されたのはどちらでございますか? さぁ早くお見せ下され」
弥太郎「いや、見せるほどのもんでも……」
刀儀「何を言っているのですか、早くしなければ手遅れになるやもしれませぬぞ」
弥太郎「手遅れって、そんな……」
 
刀儀「武田の者に刺されたのでございましょう?」
 
弥太郎「なんでそうなる!?」
秋夜「なっ、それはまことですか!?」
弥太郎「信じるな、おい!」
弥太郎「どこでそんな話しを聞いたんだ?」
刀儀「翠炎がそう言っていたのを聞いた者からでございます」
弥太郎「それは聞き間違いだ!」
 
秋夜「とにかく、横になってください」
弥太郎「だから勘違いなんだって」
刀儀「いけません、そのように動かれては傷口が……!」
弥太郎「人の話を聞け、お前ら!」
 
秋夜と刀儀が弥太郎を押さえつけようとする。
 
 綾姫「兄上! どういうことですか!」 
 
そこに綾が肩を怒らせながら弥太郎に近づいてくる。 
 
弥太郎「今度は綾か!? いったい何を聞いてきたんだ!?」
 
 綾姫は弥太郎に近づくと襟首を掴み── 
 
綾姫「隠し子が居ると言うのは本当ですか!」 
 
弥太郎「おいおい、さすがにそれは無理が……」 
秋夜刀儀「それはまことにございますか!?」
 弥太郎「信じるのかよ!」
 
─ 終 ─ 
 
以上、【二世の契り番外物語】第19弾でした。
 
今回のブログはここまで
それでは、また
黒須 

 

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