二世の契り その54

 オトメイトブログをご覧の皆さん、こんにちは。
【二世の契り】担当、アイディアファクトリーの黒須です。
 
本日はコミック版【二世の契り】第2巻の発売日となります。
特装版ドラマCDは60分の大ボリュームです。
また、今回のブログで各店舗の特典ペーパーについての情報も公開していますよ。
 
 
それでは、続きをどうぞ
 
 
■【二世の契り 想い出の先へ】関連商品
(講談社)
本日発売
コミック版【二世の契り】第2巻が本日発売となりました。
通常版表紙の秋夜も、特装版表紙の雅刀も、どちらもそれぞれ素敵なイラストとなっています。
また下記の店舗では通常版、そして初版限定で特典ペーパーがついてきますよ。
店舗によって絵柄が違いますので、お気をつけ下さい。
 
アニメイトさま:浴衣着用、躍動感あふれる金魚すくい勘助!
とらのあなさま:甚平姿でスイカを食べる爽やか暁月!
ARIA応援書店さま:節電対策で脱ぐ決意をした!?雅刀!
 
ARIA応援書店は、ARIA本誌、またはこちらにてご確認ください
 
(ティームエンターテインメント)
8月24日 発売予定 
(エンターブレイン)
8月31日 発売予定
 
 
 
 
現在、【二世の契り】のキャラクター人気投票が行なわれています。
お気に入りのキャラクターに是非コメントと清き一票を入れてあげてください。
投票期間は2011年8月22日までとなります。
 
 
オトメイトモバイルにて、【二世の契り】キャラメール シーズン2が配信されています。
お申し込みから配信終了までの間に誕生日を迎えられた方には、誕生日メールも届きますので、お楽しみに。
 
 
■バナー配信
今週のバナー配信は、チビ弥太郎です。
どうぞお持ち帰りください。
(正式なサイズにするには、画像をクリックしてください)
 
miniyata_long.jpgminiyata_middle.jpgminiyata_short.jpg
  160×600            180×150                   200×40
 
 
 
◇【二世の契り番外物語34】
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ご注意:本物語は本編とは全く関係のないパロディです。
第三十四話「肝試し」
 
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瑠璃丸「ねぇ、秋夜……」
秋夜「どうした、瑠璃丸?」
瑠璃丸「……そろそろ、帰らない?」
秋夜「駄目だ、まだ目的を果たしていない」
瑠璃丸「でもさぁ……」
 
二人は真奈が言い出した『肝試し』のために、暗い山道を歩いている。
 
瑠璃丸「ほら、もう御使い様もいないよ?」
秋夜「途中で帰られてしまったからな。無事に戻れていればいいのだが……」
瑠璃丸「暁月も一緒だったから大丈夫だと思うけど、心配なら俺達も帰ろうよ」
秋夜「いや、この先に置いてある物を持ち帰らなくてはならない」
瑠璃丸「駄目か……」
秋夜「しかし、御使い様は何がそんなに怖かったのだろう」
瑠璃丸「そ、そうだよね。明かりは少ないけど、ただの山道なのに」
秋夜「体調でも崩されたのだろうか?」
瑠璃丸「それはないと思うけど……」
秋夜「もしかして、道中にいた子供と何か関係しているのだろうか?」
瑠璃丸「そうだね、子供────」
 
瑠璃丸の動きが止まる。
 
瑠璃丸「…………子供が…………なんだって?」
秋夜「いや、御使い様が帰る少し前、子供を見て怖がっていたんだ。何をあんなに────」
 
瑠璃丸「えええぇぇぇーーー!!」
 
秋夜「どうしたんだ、瑠璃丸?」
瑠璃丸「どうしたじゃないよ! おかしいでしょ、子供がいるなんて!」
秋夜「何がだ?」
瑠璃丸「何がって、こんな遅い時間に子供が一人で出歩くなんて普通じゃないよ!」
秋夜「確かにそうかもしれない……」
瑠璃丸「そうでしょ!? ということは、その子はきっと────」
秋夜「そうか、新入りの軒猿か。 ならば夜道を歩いていたことにも説明がつく」
瑠璃丸「違うよ!」
秋夜「違うのか?」
瑠璃丸「よく考えてよ! こんな時間に子供が一人で山道に立ってたら、もうあれしかないでしょ!」
秋夜「甲斐の忍びか!? 確かに、それは恐ろしい……」
瑠璃丸「忍びから離れてよ! 幽霊だよ、幽霊! もういいでしょ、早く帰ろう?」
秋夜「だが、まだ目的の物を手に入れていない」
瑠璃丸「そんなことより、今は早く逃げなきゃ!」
秋夜「逃げる? 何故だ?」
瑠璃丸「だって相手は幽霊だよ! 早くしないと何があるかわからないじゃないか!」
秋夜「だが、そう言う割りには仲が良さそうじゃないか」
瑠璃丸「なんで……そうなるの……?」
秋夜「それは……瑠璃丸が先程からずっと、その子供と手を繋いでいるからなのだが……」
 
瑠璃丸「うわあああぁぁぁーーー!!!」
 
 
瑠璃丸は絶叫をあげ、慌てて来た道を走り去っていく。
 
秋夜「少し怖がらせすぎただろうか? 肝試しにも加減は必要なのだな……」
 
 
─ 終 ─
 
以上、【二世の契り番外物語】第34話でした。
 
今回のブログはここまで
それでは、また
黒須
 

 

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